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【劇場版 ルパンの娘】原作ネタバレ!華は誰の子なのか?

ルパン原作

出典:映画【ルパンの娘】公式HP

映画【劇場版 ルパンの娘】が2021年10月15日(金)に公開されます。
ドラマ版から引き続き、泥棒一家に産まれてしまい波乱万丈な人生を送る主人公・華を深田恭子さんが演じます。他に夫役の瀬戸康史さんやおなじみのキャストに新しく、観月ありささんや岡田義徳さんも加わり豪華キャストが脇を固めています。

どの登場人物もキャラが濃くて面白すぎる(笑)

本記事では、【劇場版 ルパンの娘】の原作ネタバレ、華は誰の子なのかについて書いていきます。

映画【劇場版 ルパンの娘】の概要

原作 横関大
監督 武内英樹(テルマエロマエ、翔んで埼玉など)
脚本 徳永友一(翔んで埼玉など)

ドラマシリーズと動画配信

2019年にフジテレビでドラマ化され、第2シリーズまで放送された大人気シリーズです。

2019年7月~9月 ドラマ『ルパンの娘』第1シリーズ
2020年10月~12月 ドラマ『ルパンの娘』第2シリーズ
ドラマ『ルパンの娘』シリーズはFODで見ることができます!
配信サービス  動画視聴
FOD 今なら初回2週間無料トライアル
※キャリア決済を除く
月額976円(税込)

※2121年9月現在。配信状況は各VODにてご確認ください。

キャスト

ルパン原作ネタキャスト

出典:映画【ルパンの娘】公式HP

三雲家

  • 三雲華(三雲家の娘):深田恭子
  • 三雲悦子(華の母):小沢真珠
  • 三雲渉(華の兄):栗原類
  • 三雲マツ(華の祖母):どんぐり
  • 三雲巌(華の祖父):麿赤兒
  • 三雲尊(華の父): 渡部篤郎
  • 三雲杏(華と和馬の子ども・少額3年生): 小畑乃々

桜庭家

  • 桜庭和馬(華の夫・狛江署の警部):瀬戸康史
  • 桜庭美佐子(和馬の母・鑑識課非常勤職員):マルシア
  • 桜庭典和(和馬の父・警視庁警備部SAT隊長):信太昌之
  • 桜庭和一(和馬の祖父・元警視庁捜査三課課長):藤岡弘、

北条家

  • 北条美雲(警視庁狛江署刑事):橋本環奈
  • 山本猿彦(北条家の執事):我修院達也

その他

  • 円城寺輝(華の幼馴染の泥棒): 大貫勇輔
  • 円城寺豪(輝の父)市村正親
  • 三雲玲(尊の妹・元「Lの一族」): 観月ありさ
  • 月島俊也(謎の大道芸人):岡田義徳
  • ナターシャ(ナイフ遣いの殺し屋)):太田莉菜
  • JOKER(謎の敵):三雲玲(観月ありさ

映画【劇場版 ルパンの娘】原作ネタバレ!

これまでのあらすじ

泥棒一家“Lの一族”の娘として生まれた三雲華(深田恭子)は、泥棒をやることを嫌がり、普通の人生を求め、図書館司書として働いていた。運命的な出会いから代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)と恋に落ちた華は、いくつもの障害を乗り越えて、和馬と結ばれる。2人の結婚は事実婚だ。和馬は職場では独身としてふるまい、華の存在はないことにされていた。
それでも2人は、最愛の娘・杏(小畑乃々)を授かり、幸せな毎日を送っていた。

狙われた王冠

テレビのニュースではハプスブルク家の王冠が盗まれたとニュースになっている。
華は杏を学校に送り出すと休みのはずの和馬が起きてくる。王冠が盗まれたことにより仕事になったのだ。「尊さんたちだと思う」と言う和馬。2人で秘密の抜け道でつながっている華の実家に行くと、父の尊(渡部篤郎)、母の悦子(小沢真珠)、祖母のマツ(どんぐり)がいる。
華が王冠を盗んだことを問い詰めるとあれは贋作だったと言う尊。王冠はゴミ箱に捨てられていた。その時、新しく開発したてんとう虫3号の力で透明になった、兄の渉(栗原類)が自分の部屋から出てくる。そして開発した媚薬スプレーをマツにかけた。すると和馬を見てメロメロになり迫るマツ。続いて華にもスプレーすると2人で和馬に「ハァン」と言いながらキスしようと迫った。
スプレーの効果を確認した渉は自分が好きな北条美雲(橋本環奈)のボロアパートに向かう。
美雲はLの一族に祖父を殺されたと恨みを持っていて和馬の後輩でもある。早速スプレーを試すと効果てきめん「うちとちゃぷちゃぷしまひょ~」と迫ってきた。さすがにいきなりそういうのは無理と思った渉は逃げてきてしまう。家では華とマツがまだ和馬に迫っていたので解毒スプレーをかけて元に戻す。華たちは部屋に戻り、渉に王冠のありかを探すよう言う尊。もう見つかってるけど他にも狙っている人がいる。と動画を見せる渉。そこには衝撃の人物が写っていた。渉と悦子とマツに「Lの一族の未来に関する大事な話がある」と話し始める尊。

泥棒引退宣言

週末、尊と悦子とマツ、華と和馬も、和馬の実家・桜庭家に向かう。
警視庁鑑識課非常勤職員の母・美佐子(マルシア)と警視庁警備部SAT隊長の父・典和(信太昌之)が王冠を盗んだことを確認しあきれる。そして尊が「泥棒は引退する」と宣言。みなびっくりして、華も喜ぶ。

初めての海外旅行

後日泥棒引退記念パーティーを開く三雲家。
そこで尊が華たち夫婦に新婚旅行をプレゼントすると言い出す。
ディーベンブルグ王国への旅行を家族3人にプレゼントしてくれた。
3人はとても喜び旅行を満喫していた。するとそこへ、白塗りしたマツや華の祖父・巌(麿赤兒)、尊や悦子も現れる。事情を聞くとハプスブルク家の王冠の本物を盗みに来たと言うのだ。尊は「俺たちLの一族の最後の雄姿を見届けてもらおうと思ってな」と言った。「慰安旅行やな」と言うマツにあきれる華。
そして王冠を盗む会議をするためレストランに入る。「本当にこれで最後にしてくれるんだよね?」と尊に念を押す華。こんな話杏には聞かれたくないので、和馬と杏は外に出てもらった。

さらわれた杏ともう一人のLの一族

一方、渉は美雲のアパートに行き、美雲が知っているLの一族の秘密を聞き出す。渉は、尊が秘密兵器を作れと指示してくるし明らかに何か隠していると思っていた。Lの1族は実はもう1人いて「三雲れい」という名前だと言う。

杏は店を出て2人を探すと、「きゃあああ」という杏の声が聞こえる。
急いで探すと前にも狙われた殺し屋のナターシャ(太田莉菜)がいて、杏をボートで連れ去ってしまった。
尊たちと合流した華。
尊は王冠が目的なら見つかるまで杏を殺さないだろうと言いまずは王冠を探すことに。場所は分かっていると言う尊。そして協力者の円城寺豪(市村正親)が来る。円城寺家も泥棒一家で息子の円城寺輝(大貫勇輔)は華の幼なじみだ。そして親子2人ともミュージカル調に会話をする。王冠はディーベンブルグ城の中にある。豪は巌と一緒に先に城に入り、巌は舞踏家として、豪は踊り手として王に取り入っていたのだ。急いで城に向かう一行。

一方ナターシャは杏を、ディーベンブルグ城の一室に連れて行く。「お待たせしました。玲様」と言うと玲(観月ありさ)が振り返った。

城へ侵入

夜になるのを待ち、華たちは城に忍び込む。
泥棒スーツをまた着ることに抵抗を感じるが娘を助けるため仕方ないと赤紫色のスーツを着る華。これを着ると気持ちが引き締まる。
華たちは城に入るため、各自別れて行動する計画を立てた。
城の中は複雑で中に入ると出るのも難しいと言う尊。アクロバティックな動きが必要なため、悦子が豪に輝くんは?と聞くと、「すまんが、今泥棒ワールドカップに出場している最中だ」と言う豪。バチカンの会場で輝は歌い踊りまくっていた。
城の中に入るため尊と悦子が入口に行くと護衛がいる。
そこに「てんとう虫型飛行船」をマツが操縦し空を飛ぶ。護衛が気を取られている間に尊と悦子は城に入った。飛行船は和馬にお願いし、華とマツも城に入る。飛行船を着陸させた和馬がぐったりしているとそこに銃をつきつけられる。その人物を見て和馬は驚いた。

兄と妹の再会

一行は王冠がある、謁見の間に到着。そこへ豪と和馬が来る。
和馬は豪に捕まってしまったのだ。「ご苦労だった」とナターシャが現れる。豪はナターシャとお宝と引き換えにLの一族を連れてくるという取引をしていたのだ。豪は華麗なステップを踏みながら立ち去っていく。
ナターシャと一緒にいる女性は誰か華は分からなかった。するとその女が杏の首を絞めようとする。「その薄汚い手を離しな」華が言うと、
「お前たちは私のすべてを奪った。次は私が奪う」と女性は低い声で言った。
「やっぱり生きていたんだな…玲」尊が言った。
「お前ら一族は皆殺しだ」と言う玲。
華が杏と和馬のところに行こうとした瞬間、床がパかっと開いて、尊、悦子、マツと下に落ちてしまう。華が尊に玲のことを問い詰めると、「三雲玲、私の妹だ」と言った。
そして過去のことを話し始める尊。

Lの一族の秘密

玲が20代のころ、Lの一族の泥棒として活躍していた。
そんな中、月島俊哉(岡田義徳)という大道芸人と出会い恋に落ちる。2人は結婚し子供も産まれ、幸せに暮らしていた。しかし俊哉が大道芸をしていた時、男女のカップルに絡まれもみ合いになり、男にナイフで刺されて亡くなってしまう。
玲は復讐するため男女の居場所を探し当てた。Lの一族では殺しはご法度なため、尊はやめるよう説得したが玲は聞く耳を持たない。そして、俊哉の遺品の大道芸人のメイクをして幼い子供を残し復讐に向かった。しかし尊が警察に連絡していたため、男も殺人の罪で、玲は殺人未遂で警察に逮捕された。しかし玲は護送の途中でいなくなってしまった。
「それから数年たって聞いたのよ。風の噂で三雲玲は死んだって…」と悦子が言った。しかし美雲の祖父から玲は生きていて人殺しもいとわない大泥棒になっていると聞いた。
三雲玲が生きている…これがLの一族の秘密だ。

円城寺輝登場!

城の中の玲は鏡に向かって大道芸のメイクを始める。そして何かのスイッチを押した。そばにいた杏と和馬は恐怖を感じる。
玲は自分の復讐を邪魔したLの一族を憎んでいて、全員殺すことが目的なのだ。
地下では何かのスイッチが入る音が聞こえ、体がどんどん寒くなり、みんなの体が凍り始める。すぐ近くにはこの国の本当の王も凍らされて転がっていた。全員が凍りそうになったその時、小窓が割れて輝が入ってきた。「待たせたね、華」と言ってさわやかな笑顔を華に向ける輝。そばにあるかがり火台に火をつけ、みんなを温める。そして全員でミュージカルのように歌って踊った。

渉と美雲はあるマシーンに乗って移動している。
渉は操縦しながら「父さんに妹がいたなんて…」とつぶやく。美雲は「本当に三雲玲がディーベンブルグ国にいるの?」と聞くと、「うん、いる」と言う渉。「北条家を焼き払ったのもその女…」玲は美雲にとって因縁の相手だった。

タイムマシーンで過去へ

無事脱出した華たち。助けてくれた輝はワールドカップの決勝があるからと去っていった。
華は早く2人を助けに行こうとするが尊がそれを止める。そして渉と無線で連絡を取る。渉が乗ってきたマシーンに乗り込む4人。美雲は「桜庭先輩を助けに行きます!」と言うので、渉はてんとう虫3号の透明人間を彼女に渡した。
渉が開発した秘密兵器はタイムマシーンだった。それで1991年に向かう4人。しかしバグってしまいマシーンは小さくなってしまう。
そして玲と俊哉のアパートに到着。中に入るとちょうど俊哉が出かける時で、そばでは1歳くらいの女の子が大道芸に使うディアボロで遊んでいた。
「今夜は早く帰ってくるよ。クリスマスだからな」
「またそれで遊んでるの?本当にそのおもちゃが好きね。華は」と玲が女の子見て言った。

「華…?ちょっとまってどういうこと?」と動揺する華。
そして尊から華が三雲玲の娘だと聞かされる。尊は、警察に連絡した後、1人なる娘を不憫に思いアパートから盗んだのだ。
尊と悦子が本当の両親じゃないなんて、ショックで華はすぐには受け入れられない。
「彼が殺されるまであと30分よ」悦子が言うと焦り出す一同。
俊哉が家を出て追いかける華たち。しかし、彼を助けて未来を変えるということは、和馬にも出会えず杏も産まれてこないということになる。それを考えると悩む華。

そのころ、和馬と杏のところに美雲が助けにやってくる。しかし、中からドアが開かないことを知らず、美雲も一緒に閉じ込められる。和馬と杏のロープを持っていた短剣でほどきながら、三雲玲が華の本当の母親だという事実を伝える。華たちが過去に行っていることも伝えると「タイムマシーン?」と和馬が大きい声を出してしまい、たくさんの手下たちが入ってきてしまう。

杏が消えた?

過去では俊哉が男に襲われそうになっている。悩む華が「ごめん。やっぱりできない…」と言うも、尊が「できないじゃない。助けるんだ!」と言って男の周りをマシーンでうろちょろして邪魔をする。男が気を取られているうちに俊哉は逃げた。
複雑な表情で俊哉が逃げるのを見ながら、華はスマホの中に写っている家族写真を見る。すると杏がスーッと消えていく。マツは「未来が変わってきてるんや!」と叫んだ。

城にいる杏も姿が消えて行った。ナターシャの手下たちと格闘していた和馬は驚き、動揺する。そして羽交い絞めにされたまま倒れてしまい、頭を打ち意識をなくした。

タイムマシーンの中で「お兄ちゃんやめて!」と言う華に、尊は手刀を食らわせ眠らせる。
「未来は変わった。これでLの一族は安泰だ」と尊が言った。そしてタイムマシーンは無事現代に戻り、尊は王冠を盗みに行くと言う。悦子もマツも「華がこんな時に…」と乗り気じゃない。渉も「マジ最低…」と尊につかみかかる。「渉もうええ…」とマツが言い尊が1人で城に入っていった。

華が目を覚まし「和くんと杏は…?」と聞くと悦子が「まだ覚えてるのね」と言った。「彼を助けたことでじきに和馬と杏の記憶も薄れて消えてなくなる…俺たち家族の思い出も全部…」を渉は言って鼻をすすった。華は和馬と杏だけではなく、家族みんなとの記憶がなくなるのがとても辛かった。「おれ父さんには失望した。ずっと育ててきた娘や孫を捨てるなんて」と渉が言った。
「それはちゃうで。尊はくるしんでいたんや」
「そうよ。泥棒を引退すると決めたのも、華のためなんだから…」とマツと悦子が話し始める。

尊の想い

尊が引退を決めたのは玲が生きていて、ハプスブルクの王冠を狙っていると知ったからだ。
「俺の選択は間違っていたのかもしれない…玲から華を奪い、必死に育ててきた。しかし俺たちだけではなく華をも危険な目にあわせている。」尊は泥棒を引退すると決めた時、未来を変えてしまうことについて腹をくくっていた。だから最後に華たち家族に思い出を作ってほしくてこの旅行に誘ったのだ。
「王冠だってそうや。あの王冠があれば華の記憶がなくなっても何か思い出すかもしれん。そう思って盗りに行ったんや。」「過去を変えることで華が本当の両親のもとで育てられることを願ったのよ…泥棒一族の娘じゃなければ、華も和馬くんも杏も普通の生活を送ることができるって…」
マツと悦子はそう語った。
さらに尊は未来に戻る前にてんとう虫3号を放ち、1991年の自分に「2018年7月7日、姪っ子の華を中央区のひまわり図書館に連れ出してほしい。そこで華は運命の男と出会う。」とメッセージを残した。その日は華と和馬が出会った日。尊は2人が出会う運命を信じたのだ。
「お父さん…。」尊の気持ちを知りそう呼びかける華。

記憶喪失?

そこへナターシャの手下が入ってくる。そして、全員がディーベンブルグ城の処刑室に入れられてしまう。
背後から聞いたことのある声がした。美雲と倒れた和馬がいる。
急いで駆けより和馬に声をかける華。「和くん、杏はどこ?」
目を覚ました和馬は「杏?誰の事?君は誰?」と言った。未来が変わり記憶がなくなったと思った。
華は全身の力が抜けめまいがして倒れそうになる。華は涙をぽろぽろ流し、美雲が持っている短剣を自分の首に当てた。必死に止める悦子たち。
しかし和馬が華のことを思い出し、2人は抱き合う。そこへ処刑室の扉が開き、消えたと思っていた杏が入ってくる。みんなが混乱していると美雲が「これを使ったんです」とてんとう虫3号の透明人間を見せる。和馬が手下と闘っている間に美雲がこれを渡して杏を先に逃がしたのだ。和馬は頭を打って一時的に記憶をなくしていただけだった。そして「ジイジがあの怖い女の人に捕まっちゃったの」と杏が言う。過去を変えたはずなのになぜ玲が尊と対峙しているのか華には分からなかった。
華は尊を助けに、杏は外に逃げ、和馬と渉と美雲は過去に何があったかを確認しに行くことになる。悦子とマツは手下たちと闘った。

尊と玲どちらを殺すか?

華は尊を探しながら、過去を思い出していた。いつも華のことを一番に考えてくれた。絶対にお父さんを助けると誓う華。
そしてついに尊を見つける。ナターシャや手下とともに玲がいた。尊は痛めつけられボロボロになっていた。玲は尊に「お前は娘を奪い憎きLの一族として育ててきた。殺す。そう決めたんだ」と言った。玲はナイフを華に渡し、尊を助けたければ一族の掟を破り私の喉を切ってみろ。私を殺すか、こいつを殺すかだと言った。「お父さんを傷つけたら絶対許さない!」華が玲をにらみつける。「やめろ華!」と言う尊。そこへ手下に連れられ悦子とマツが来る。

過去に戻った3人は俊哉が逃げるところを見ていた。しかし、俊哉は立ち止まり男の元へ戻る。「お金はあげますからそのカバンだけは返してください」と必死に頼む俊哉。渉は2度のタイムスリップで力を使い果たし、和馬が助けに向かう。

華は玲に震えながらナイフを近づけていたが結局落としてしまう。
「お前には殺せない。生ぬるいLのもとで育ったお前には」と言いながら玲は華の首を絞める。尊が「お前の娘を奪ったことは謝る。すまなかった。お前がどれほど孤独の中で生きてきたか…。でも華をこの手で育てたことに後悔はない」と言う。悦子も尊もマツも自分たちはどうなってもいいから華たちは助けてくれるよう懇願する。しかし玲は「はははは」と笑い、首を絞めていた手を離し今度はナイフを持って華に振り下ろそうとする。尊はその瞬間ナターシャを振り払い飛び出した。

和馬が俊哉のところに向かうと、しつこくカバンを返せと言われ怒った男に腹を刺されていた。和馬は俊哉に駆け寄り助けを呼んだ。

家族を守る

広場では尊が玲に飛び込み、ナイフが飛んだ。玲はナイフを拾い上げ、尊に向ける。その瞬間「待て!」という声がする。和馬の祖父・和一(藤岡弘、)がいた。ナターシャが飛ばしたナイフも鉄扇で弾き飛ばす。巌が「来るなと言っただろうこれはLの一族の問題だ」と言うと、「愛するものを守る。それが桜庭家の男だ。泥棒である前にお前たち三雲家は家族。ならば命を懸けて守る」と和一は言った。この隙に手下から逃げたマツと悦子が尊に駆け寄ろうとすると、玲が尊の首に爆弾を付けた。10分後に爆発する。全員が息をのんだ。巌から制御装置が処刑室にあると聞き、向かう華。手下たちが追ってくる。そこへ輝が現れ華を助ける。また廊下を進むと今度は和馬が追いかけてきた。2人はあっという間に手下に囲まれる。そこへ透明になっていた杏がくる。「ママを助けにきた」と言いそこは和馬と杏に任せることに。

最後の決戦

処刑室に着くと玲が先回りしていた。
自分は実の母親と闘っている。玲が夫さえ殺されなければこんなに憎しみを抱えて生きることはなかったのにと思い涙を流す華。
玲の蹴りをよけふらつくが尊を助けることを考え玲を殴る。驚く玲。
「私は泥棒一家の娘として悩んだこともあった。でもたくさんの愛をもらった。あなたにもそんな愛してくれる家族がいたはずだよ」
玲は「黙れ!」と言って力任せに殴ろうとするが華はそれをかわし、「私は泥棒一家の娘として生きていく」と言い仮面を外した。
「あんたが犯した罪、悔い改めな!」と言って手刀を食らわせ、玲は倒れ意識を失った。
そして華は制御スイッチを止めた。

やっと渡せたクリスマスプレゼント

巌とマツが処刑室に入ってきた。
マツは「玲…すまんかったな」巌も「生きていてくれたんだな、玲…」と言って彼女を抱きしめた。2人にとって玲は大事な娘。ずっと心配していたのだろう。
そしてみんなも処刑室に入ってくる。
玲が目を覚まし、和馬が持っているバッグを見てはっとする。それは俊哉が亡くなった日に持って出かけたものだ。中にはサンタの長靴が入っていた。その中には玲が華へのクリスマスプレゼントに用意した手編みの手袋があった。俊哉に帰ったら華の枕元に置いてくれるよう頼んだのだった。俊哉はそれを取りに戻って返してもらおうとして殺された。
「その手袋もらっていい?」華が聞くと玲は無言のまま手袋を華に渡す。
「ありがとう…」華が手袋を受け取ると、玲の目から涙があふれた。

美雲は玲に復讐するためにやってきたが、その場から動けなかった。そして城を抜け出し丘に登る。あとから渉がついてきた。
「必ずこの手で復讐してやると思って生きてきたのに、何もできなかった…。あの人も家族を失った寂しい人だったから…」
「美雲もう1人じゃない。俺がいる」と渉が言うと、美雲は子供のように泣いた。

「さあ、あとは王冠だ」と尊が言うと、みんなあきれた。
そして裏切ったと思われた豪が入ってきて、そう見せかけて実は尊に協力していたことも分かる。そこへディーベンブルグ王国の王が入ってきて、命を救ってくれたと王冠をくれると言うのだ。しかし尊はそれを受け取らなかった。ぷりぷり怒る悦子に、あの王冠で玲の刑を軽くしてもらうため交渉すると言う尊。

スペシャルサプライズ

そこへ杏と一緒に和馬の父・典和と母・美佐子も来る。
尊が華たちへのサプライズとして結婚式をしてくれた。
お礼を言う華に、衣装もここにあるものすべていただきものやとマツが言う。「もう泥棒はやらないって言いましたよね?」と怒る典和と美佐子。
結局三雲家と桜庭家は言い合いを始めてしまう。
そして最後は全員でミュージカルのように華と和馬を祝福し歌い、踊った。
華と和馬はみんなが祝福する中長いキスを交わした。

華は誰の子なのか?

ルパンネタバレ華

出典:映画【ルパンの娘】公式HP

【劇場版 ルパンの娘】の特報動画の最後に、上記のテロップが出ます。

これってどういう意味?

華の親は別にいるってこと?

筆者もこれを見た時、華は尊と悦子の本当の娘じゃないと思いました。
実は尊の妹の三雲玲の娘だったんですね。
それにしても2人とも泥棒をやりながらではありますが(笑)、華を大事にいい子に育てたと思います。

JOKERの行動が理解できない

この物語での華のメンタルを思うと、私ならついていけないです…

  • 楽しく旅行していたと思ったら自分の娘がさらわれる
  • 今まで両親だと思っていた人が実は違った
  • 最愛の夫が記憶をなくす
  • 実の母親にナイフを向けられ殺されそうになり、手刀を食らわす

最後が一番辛いですね。
玲も、あんなに愛していた自分の娘に、なぜナイフを向けて殺そうとしたのか?
これは筆者も理解できません。
想像するとすれば、自分は1人寂しく過ごしてきたのに、自分だけ尊と悦子の娘として、結婚して子供もいて妬ましく思ったのかもしれません。
予告動画ではメイクが濃すぎて、あれが観月ありささんだとは全く分かりませんでした。
劇場で見るとハッキリするのかなと思います。
ぜひ映画館に行きましょう!!

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