今や世界で1番稼ぐ女優として、トップの位置に君臨する女優のひとりである”スカーレット・ヨハンソン”。
第92回アカデミー賞で主演、助演共に女優賞にノミネートを果たすなど、大作映画からドラマ映画までこなし、人気、実力を兼ね備えている女優です。
そんなスカヨハの演技が際立つ、象徴的な活躍をする出演映画を10作品選出しました。
スカーレット・ヨハンソンという女優
古くからは1992年頃からキャリアをスタートし1994年に映画デビューを飾っています。
現在では、マーベル作品のイメージが完全についていますが、それまでは演技派女優として若手注目株として認められている存在でした。
その中でもスカーレット・ヨハンソンの存在が大きくなったとされるのが2003年公開の『真珠の耳飾りの少女』です。
そこでの演技などが絶賛され、それまでは容姿に任せてアイドル的存在だった扱いが大きく変わっていくことになります。
特に重要なのがウディ・アレンに見出された事。
2005年に『マッチポイント』で出演すると、その後2作ほどウディ・アレン作品に参加します。
そして『アイアンマン2』へと繋がっていくのでした。
そこからスカーレット・ヨハンソンはさらなる階段を上り続け、現在では世界で最も稼ぐ女優としてNo.1の頂きに君臨すると言っても過言ではない存在です。
その証拠に2019年度のアメリカ映画の最高を決める2020年2月のアカデミー賞では、主演女優賞、助演女優賞の両方にノミネートされるという偉業を達成!
まさに人気、実力の両方を兼ね備えている女優、それがスカーレット・ヨハンソンなのです。
スカーレット・ヨハンソンのプロフィール
・本名:Scarlett Ingrid Johansson
・生年月日:1984年11月22日
・出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク
・職業:女優
・身長:160cm
・活動期間:1992年〜
・代表作:『アベンジャーズ』シリーズなど
スカーレット・ヨハンソンの魅力
まずスカーレット・ヨハンソンの魅力といって1番に上がるのは、やはりその容姿と言えるでしょう。
そしてグラマラスな身体。その印象通り、スカーレット・ヨハンソンはセクシーさを武器に度々話題になることもあったのだとか。
過去にはセミヌードもファッション誌で披露しており、話題になったこともありました。
しかし現在のスカーレット・ヨハンソンは、MCU作品でも度々見せるアクション、に加えこれまで培ってきた高い演技力に、独特なかすれたセクシーな声など、どれを取っても素晴らしい女優です。
そしてアカデミー賞に主演と助演の2部門ノミネートを果たす演技力も伴っており、今現在で最高の女優と言っても過言ではありません。
人気と実力の両方を兼ね備えており、まさしくパーフェクトな存在。
そんな女優が、スカーレット・ヨハンソンです。
もはや彼女は常に注目が注がれている、存在自体が魅力的である、そんな女優です。
スカーレット・ヨハンソンが出演する、面白いおすすめ映画10選
ここからはスカーレット・ヨハンソンといえば、マーベル作品のイメージがついてしまった彼女の本当の魅力を垣間見ることができる、マーベル作品以外の出演作を紹介していきます。
演技や声、身体などスカーレット・ヨハンソンの魅力を存分に楽しむことができる作品をとくとご覧あれ!
No.1:タロットカード殺人事件
・原題:Scoop
・監督:ウディ・アレン
・脚本:ウディ・アレン
・出演:スカーレット・ヨハンソン、ウディ・アレン、ヒュー・ジャックマン
・公開:2007年10月27日
・時間:96分
・製作国:アメリカ・イギリス
ブレイクを果たし、ウディ・アレンに見出されたスカーレット・ヨハンソンは『マッチポイント』に引き続き、次作でも出演を果たします。
それが『タロットカード殺人事件』。
共演は、ヒュー・ジャックマンで、いわゆる典型的なミステリ要素で進行するコメディ作品。
なんとも滑稽なシーンからスタートする本作は、死後の世界を旅するジャーナリストが世間を賑わす連続殺人事件の容疑者の情報を手にするというところから始まります。
そして何故かウディ・アレン演じるマジシャンの人体消失の演目の最中にジャーナリストの卵である主人公サンドラの元に、事件の情報が亡霊となって表れ持たされる、という物語。
物語の展開は、ミステリー的に進みますが、オチはなんとも滑稽で拍子抜けする見事なウディ・アレンワールドです。
No.2:her/世界でひとつの彼女
・原題:Her
・監督:スパイク・ジョーンズ
・脚本:スパイク・ジョーンズ
・出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、スカーレット・ヨハンソン
・公開:2014年6月28日
・時間:120分
・製作:アメリカ
スカーレット・ヨハンソンが声の演技のみで、アカデミー賞にノミネートするというとても素晴らしい存在感を発揮している作品です。
まさしく、スカーレット・ヨハンソンのポテンシャルの高さを、まざまざと見せつけています。
監督は スパイク・ジョーンズ、主演はホアキン・フェニックスが務め、エイミー・アダムスなどが脇を固めます。
スカーレット・ヨハンソンは姿こそ登場しませんが、ホアキン扮するライター職のセオドアと恋に落ちる人工知能、サマンサを魅力たっぷりにセクシーな声で演じています。
声だけでもこれだけ魅力的で官能的なのは、スカーレット・ヨハンソンだからこそ成せる技!
No.3:アンダー・ザ・スキン 種の捕食
・原題:Under the Skin
・監督:ジョナサン・グレイザー
・脚本:ウォルター・キャンベル
・出演:スカーレット・ヨハンソン
・公開:2014年10月4日
・時間:108分
・製作:アメリカ・イギリス・スイス
スカーレット・ヨハンソンといえば、やはりグラマラスな身体も大きな魅力の一つです。
その体を惜しげも無く披露するのが本作、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』。
作品自体の評価はとても素晴らしい評価を獲得し賞なども取っているにも関わらず、芸術性を求めすぎたのか興行収入という点では全く振るわず、制作費の回収すらできなかったいわゆる失敗作の部類になってしまった作品。
しかしそれでも、内容よりもスカーレット・ヨハンソンが惜しげも無く素っ裸を披露しているという点で、非常に注目を集めた作品です。
内容は、単純に謎の女が人間を捕食していくという話。
しかしとにかく難解。
むしろそれがこの映画の魅力の一つ。訳わからん。
そう、まさにこの作品は訳わからん映画なのです。それが美徳のとにかく芸術性が高い作品です。
スカーレット・ヨハンソンだからこそ成立する作品。
No.4:LUCY/ルーシー
・原題:LUCY
・監督:リュック・ベッソン
・脚本:リュック・ベッソン
・出演:スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン、アムール・ワケド、チェ・ミンシク
・公開:2014年8月29日
・時間:89分
・製作:フランス
スカーレット・ヨハンソンを迎えて、ハリウッド顔負けのクオリティで製作されたリュック・ベッソンによるフランス映画である『LUCY』。
モーガン・フリーマンに、韓国で絶大なる支持を得ているゲキ渋俳優、チェ・ミンシクが脇を固める作品。
スカーレット・ヨハンソンの魅力がふんだんにフォーカスされており、冒頭のイマドキの至って普通の女の子から、覚醒して凛とした姿まで振り幅がとても魅力的なキャラクターを演じています。
人の脳は、10%までしか使ってない。
それがもし100%使うとしたら…
人はどういう風に変化、または進化するのだろう?
その謎を見事にスーパーパワーに差し替えて描いた、SFアクション。
ラストに待つ、100%の解放は必見!
No.5:ゴースト・イン・ザ・シェル
・原題:Ghost in the Shell
・監督:ルパート・サンダース
・脚本:ジェイミー・モス、ウィリアム・ウィーラー、アーレン・クルーガー
・出演:スカーレット・ヨハンソン、ピルー・アスベック、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・カルメン・ピット、チン・ハン、ダヌーシャ・サマル、ラザルス・ラトゥーエル
・公開:2017年4月7日
・時間:107分
・製作:アメリカ
日本の漫画「攻殻機動隊」を原作にする実写映画化作品。
北野武や桃井かおりなども出演する、ブレードランナーに匹敵する、サイザーパンクSF作品である『ゴースト・イン・ザ・シェル』。
スカーレット・ヨハンソンが主人公のミラ・キリアン少佐を演じます。
圧倒的世界観で、吹き替え版もテレビアニメ版の声優が起用され、こだわりを感じさせるキャスト起用が絶妙な作品です。
人類は皆、義体化といって体の一部を機械化するようになった世界で、脳みそ以外体の全てが義体化しているミラ・キリアン少佐がテロ組織の操作を仲間たち公安9課と共に始める。
しかしその最中で、自身のルーツとなる記憶の断片が見えてくるのだった…
No.6:アイアンマン2
・原題:Iron Man 2
・監督:ジョン・ファブロー
・脚本:ジャスティン・セロウ
・出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン
・公開:2010年6月11日
・時間:124分
・製作:アメリカ
スカーレット・ヨハンソンを語る上で、絶対に外せないであろう作品、それがMCU初参戦となった『アイアンマン2』。
ナターシャ・ロマノフとしてではなく、最初は”ナタリー・ラッシュマン”という仮名でスターク・インダストリーズに秘書として潜入していました。
しかしそれはニック・フューリーからの匿名で、不穏な動きがあったイワン・ヴァンコの黒幕を暴く為。
スパイとしての腕を振るう最初の作品、それが『アイアンマン2』でした。
No.7:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
・原題:Captain America: The Winter Soldier
・監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
・脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
・出演:クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、コビー・スマルダーズ、フランク・グリロ、エミリー・ヴァンキャンプ、ヘイリー・アトウェル、ロバート・レッドフォード、サミュエル・L・ジャクソン
・公開:2014年4月19日
・時間:136分
・製作:アメリカ
筆者が個人的に思う、スカーレット・ヨハンソン扮するナターシャ・ロマノフの1番魅力的な作品、それがこの『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』だと感じています。
約70年ぶりに復活を遂げたキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースと逃亡劇を繰り広げるナターシャ。
その際に、ふたりの関係がとても面白いのです。
シールドのエージェントというよりは、普通に職場での男女の会話なのです。
「プライベートどうなの?」、「彼女作ればいいじゃない?」
など、息がつまった敵との戦闘がメインな物語に対して、このふたりは凄くナチュラルな会話をしているそのギャップ、そして凄腕のスパイとしてのイメージを覆す、思いの外普通の感覚を持っているという意外な側面を描いています。
そんなナターシャを演じるスカーレット・ヨハンソンに注目してご覧になるのも、また違った楽しみ方ができる作品です。
No.8:ドン・ジョン
・原題:Don Jon
・監督:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
・脚本:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
・主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、スカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーア
・公開:2014年3月15日
・時間:90分
珍しく少し嫌な女役というか、型にハマったステレオタイプな女を演じ、物語的には悪役に位置するキャスティングとなったスカーレット・ヨハンソン。
主役のジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるジョンがいつになくマジになる美女バーバラを演じたスカヨハは、いわゆる世間一般で言うちょっと過剰でうざい女を自然かつナチュラルに演じていました。
すぐに友達や家族を紹介させたがったり、男を自分の常識や価値観に嵌め込もうとしてくるのです。
もちろんそれが悪いと言うわけではなく…
物語は、単純にそんな女性と付き合う男が感じる窮屈感、本当の自分を出せないストレスによる鬱憤を描いた作品です。
No.9:ジョジョ・ラビット
・原題:Jojo Rabbit
・監督:タイカ・ワイティティ
・脚本:タイカ・ワイティティ
・主演:ローマン・グリフィン・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン
・公開:2020年1月17日
・時間:108分
第92回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートしているのは、この『ジョジョ・ラビット』でのスカーレット・ヨハンソン。
物語は空想の友達が何故かアドルフ・ヒトラーという主人公ジョジョの母親役を務めています。
その母親は、ジョジョの成長のきっかけとなるユダヤ人の女の子を匿っており、大きく物語が動き出すことになります。
そんなジョジョとの絆などスカーレット・ヨハンソンは、これまでのイメージを覆す大きな評価を獲得していました。
No.10:マリッジ・ストーリー
・原題:Jojo Rabbit
・監督:ノア・バームバック
・脚本:ノア・バームバック
・主演:アダム・ドライヴァー、スカーレット・ヨハンソン、アラン・アルダ、ローラ・ダーン、レイ・リオッタ
・公開:2019年12月6日
・時間:136分
こちらも第92回アカデミー賞主演女優賞でノミネートをしているスカーレット・ヨハンソン。
中でも作品自体も、とても高評価を獲得している作品です。
この映画の概ねの高評価を獲得している理由の大きなものとしては、基本的に離婚をベースに話が進んでいく物語なのに、この映画を観た後には、何故か”結婚をしたくなる”というものすごくポジティブな感想が多く寄せられ、批評家ならずとも見た人のほとんどの人達から絶賛を受けています。
その他、物語に関しては上記リンク先の記事にてご確認を!
スカーレット・ヨハンソンが出演する映画は、U-NEXTなどで視聴可能。
本ページの情報は2020年1月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。