『シー・ハルク/ザ・アトーニー』第2話を中心にネタバレ含み解説!
2022年8月18日にディズニー・プラスで配信がスタートした、1話30分ほどの連続ドラマとなる本作。
『シー・ハルク/ザ・アトーニー』は、MCUフェイズ4のドラマ作品としては最終作になる。
そんな本作は、とにかくこれまでのMCU作品をいじりまくるのが特徴で、MCUドラマの中でもとにかくコメディ色が強い1作。
そんな『シー・ハルク/ザ・アトーニー』の第2話を解説しながら、このエピソードに登場するMCUいじりを紹介!
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『シー・ハルク/ザ・アトーニー』第2話「超人の訴訟」
主人公は、ジェニファー・ウォルターズ。
超人専門の弁護士となった彼女の、シー・ハルクとしての活躍を描く本作『シー・ハルク:ザ・アトーニー』。
第1話では、ジェニファー・ウォルターズが何故ハルク化してしまったのかが描かれました。
第2話「超人の訴訟」では、新たに超人部門の責任者として、弁護士シー・ハルクになるまでを描く。
『シー・ハルク/ザ・アトーニー』第2話「超人の訴訟」あらすじ
第1話のラストでタイタニアを沈めて以降、シーハルクとして世間に認知されたジェニファー・ウォルターズ。
しかし所属していた事務所に、それが原因で解雇されてしまう。
再就職先は、まさかの前回の裁判で敵側だった事務所。
ジェニファーは、ハルク化してしまっていても自身はヒーローとしてではなく、普通の生活、弁護士としての日常を望んでいる。
しかし新しい職場で求められたのは…
ハルクとして、超人専門の新部門の責任者だったのだ…
『シー・ハルク/ザ・アトーニー』の”いじり”って?
第1話ではキャプテン・アメリカをいじっていたジェニファー。
『シー・ハルク/ザ・アトーニー』では、新しいハルクの物語であると同時に、超人専門の弁護士として様々なヒーローの問題を取り上げています。
その中で、シー・ハルクことジェニファー・ウォルターズは、これまでのヒーロー達をネタにすることも…
2話では、家族ディナーで話題に…
シー・ハルクでは、これまでのヒーローたちの活躍の中で、描かれていないほんの小さな疑問にも言及しています。
職場をクビになってしまい、家族ディナーに参加するジェニファー。
まずは父親がホークアイについて、ある議題を定義します。
ホークアイといえば、百発百中の矢を放ち、特別な力がなくても超人たちと遜色ない活躍をしている見事なヒーローです。
しかし一般社会の目線で見れば…
あの放った矢は、戦いの後どうしているのだろうか…?
そして、その話題はジェニファーの家族でもあるブルース・バナーについても。
大量に人を殺したという、とんでもない一言が…
家族だからこそ、身内のした行いについて辛辣な話題となっていました。
そんな葉に衣も着せぬ会話の中うんざりするジェニファーが、なんとも愛らしい一面です。
第2話最高の”いじり”は?
『シー・ハルク/ザ・アトーニー』第2話の最高の”いじり”は、やはりメインの議題となるアボミネーションの再登場です。
初登場はフェイズ1の初期、エドワード・ノートンが主演した『インクレディブル・ハルク』。
その後、10数年ぶりに再登場となった『シャン・チー/テン・リングスの伝説』も対象に。
第2話の最大の議題となるのは、アボミネーションの仮釈放について。
第1話では、あくまでも小ネタでしかなかった過去作品の題材が、いきなり第2話ではメインの議題にとなるのでした。
アボミネーションの再登場
アボミネーションの再登場…
エミル・ブロンスキー…
『インクレディブル・ハルク』でNY大決戦とも言えるハルク同士の戦い。
ブルースにとっては、最大の敵だった相手です。
どんな凶悪な奴か…
何が待ち受けるのか…
その先は、是非ドラマをご覧ください!
そしてここでは、このエミル・ブロンスキーの再登場について述べていきましょう!
熱い!ティム・ロス!
エミル・ブロンスキー…アボミネーションを演じるのはティム・ロスというイギリス出身の俳優です。
昨今ではあまり代表作もなく、かつて『インクレディブル・ハルク』に出演していたことでも知られているというのが概ねのイメージになるかもしれません。
ここ10年の代表作と言えるのは…ドラマになる『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』で演じた気難しいカル・ライトマン博士。
微表情から犯人の意図を見抜く、ミステリードラマです。
しかしこのティム・ロス、90年代からの映画ファンならば、久々に大きな作品へと帰ってきたのは、とても喜ばしく久々にその姿を見たことで一瞬胸熱になった人も多いのではないでしょうか?
ティム・ロスと言えば、90年代…いや、世界の映画史という中でも随一の人気映画監督、クエンティン・タランティーノを世に知らしめた名作映画『レザボア・ドッグス』と『パルプフィクション』、この2作品に出演し一気にその知名度を高めた、往年の名俳優。
そして1998年の映画『海の上のピアニスト』で世界での地位を確固たるものにしました。
そんな名優の姿が、まさかここで見られるなんて…
しかも前回の『インクレディブル・ハルク』の様な典型的なヴィランではなく、同じ役でも長年の時を経て、よりティム・ロスらしい一癖も二癖もある、いい味のあるキャラクターに変貌を遂げています。
もう、これだけで大満足!
まさしくそれが最高の白眉となる『シー・ハルク/ザ・アトーニー』の最大の見どころです!
次回、第3話ではこのティム・ロス演じるエミル・ブロンスキーの1件がついに決着!
第3話解説も乞うご期待!