1992年に公開した名作日本映画に数えられている、映画の題材としてもとても珍しい相撲を取り上げて製作された周防監督の『シコふんじゃった。』。
当時は本木雅弘が主演し、大ヒットを記録し高い評価を獲得した1作。
この映画が、30年の時を経て蘇るドラマについて、詳しく紹介していきます!
『シコふんじゃった。』がドラマ化!ディズニープラスで配信へ!
『シコふんじゃった。』は、1992年に公開した国内作品で、相撲を題材とした青春映画。
監督は、周防正行で1996年公開の「Shall we ダンス?」で、その名を世界へと広めた日本映画の指折りの名匠。
主演は、本木雅弘。
ヒロインに清水美沙が務め、大学の相撲部を舞台にそれまでチャランポランだった主人公山本秋平が成長を遂げていく様を描く、熱血青春ストーリー。
その当時も含め、今現在も映画の題材として相撲は採用されづらい中、高い評価を獲得。
そんな『シコふんじゃった。』の続編が、30年ぶりに復活となり、それがディズニープラスで配信となる。
今回新たにディズニープラスのSTAR日本オリジナル作品として、3作品の制作が発表されています。
それが『シコふんじゃった。』を含め『すべて忘れてしまうから』、『ガンニバル』の3作品。
すでに撮影は開始されているとされており、この2022年の秋から順次配信と発表されています。
ディズニープラス版の『シコふんじゃった。』はどうなる?
ディズニープラスの『シコふんじゃった。』は、当時の監督である周防正行は、総監督という立場に回ります。
周防監督が学生相撲を見た時に思いついたという本作『シコふんじゃった。』は、映画の方では監督に加え、脚本も務めています。
そこから30年、作品の中でも本木雅弘演じる山本秋平がいた時代から30年が経過した同じ大学の相撲部が舞台となる。
今の若者たちが、相撲に対してどう向き合うのか…
個性的な面々がオーディションに集ったという。
周防正行も毎週同様に250回シコを踏むというほど、今回のドラマ版には力が入っていることを伺わせています。
ドラマ版の監督は、片島章三。
周防監督作品にも参加し、信頼を寄せる人物です。
製作は、日本映画の雄、アルタミラピクチャーズが務めます。
現在の若者が30年ぶりに蘇った『シコふんじゃった。』で、どのような魅力を引き出すのか…
注目のオリジナル作品です。
ディズニープラスで、秋以降に配信予定。
タイトルは、『シコふんじゃった。』から『シコふんじゃった!』に変わる。