映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』がきっかけで、”スターウォーズ”の今後の計画が大きく変更するきっかけとなってしまい、世界的に炎上する事になってしまった作品でもあります。
その炎上となる要因や、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の評価はどうだったのか、この作品について集まった批判や声などを中心に紐解いていきます。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の概要
出典元:https://www.starwars.com/films/star-wars-the-last-jedi-story-gallery
2017年12月に公開を迎えたスター・ウォーズシリーズのエピソード8となる作品。
1977年に公開を迎えたシリーズ1作目から続く正史を中心とした物語では第8作目に当たり、現在ではスピンオフなども含めると膨大な世界観が展開するジョージ・ルーカスが生み出した一大SF作品。
現在は、ルーカス・フィルムをディズニーが買収したことで、スター・ウォーズの権利は全てディズニーが保有するスペース・オペラ。
主人公にレイをすえた続・三部作と呼ばれるシリーズの2作目に当たるのが”最後のジェダイ”
本作からルークが本格的に復帰し、様々な事実が明らかになり衝撃を与えた作品。
スカイウォーカー・サーガ
これまでスター・ウォーズが紡いできた物語は、共和国軍と帝国の戦いをベースにスカイウォーカーの地を中心に描いてきたもの。
その全ての劇場公開作品をまとめたものが上記リンク先にありますので、合わせてチェックしてみてください。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の作品情報
原題:Star Wars: The Last Jedi
監督:ライアン・ジョンソン
脚本:ライアン・ジョンソン
出演:マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ドーナル・グリーソン、ケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーン、ベニチオ・デル・トロ、フランク・オズ
公開:2017年12月15日
時間:152分
製作:アメリカ合衆国
公式ウェブサイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/lastjedi.html
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のあらすじ
出典元:https://www.starwars.com/films/star-wars-the-last-jedi-story-gallery
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でついに登場した伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー。
彼の出現は銀河に何をもたらすのか?眠っていたフォースが覚醒したレイは彼のもとで修行を重ね、やがてダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンとの決戦に挑んでいく。
二人は“光”と“闇”のせめぎ合いの中で揺れ動き、互いに苦悩する。そんな中、銀河を二分する戦闘はますます激化。銀河の支配をもくろむ組織ファースト・オーダーを率いるのはスノーク。それに立ち向かう同盟軍レジスタンスを指揮するのはレイア・オーガナ。激戦の末、しだいに窮地に追い詰められていくレジスタンス。そこで彼らが目にしたものとはいったい…?それぞれの運命に立ち向かいながら、銀河を舞台にした壮絶なバトルがいよいよ始まる!
そして、ジェダイは受け継がれるのか…!?引用元:https://starwars.disney.co.jp/movie/lastjedi/about.html
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が炎上した原因とは?
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ここからは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が炎上した原因を紐解いていきます。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、世界中のファンを落胆させた物語として以上に、様々な面から批判を受けています。
しかし興味深い点としては、スター・ウォーズの根強いファンからは批判の嵐を受け炎上しているものの、専門家たちの批評家からは概ね高評価を獲得しているという点です。
そういう意味でもチグハグな評価で、歪な作品ともいえるものになっています。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の炎上騒動
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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』において1番論争となっているのが、ストーリー上の問題です。
エピソード7の”フォースの覚醒”で、カイロ・レン、ルーク、そしてレイと、とても象徴的なキャラクターで、彼らの背景を軸にうまく含みを持して終わらしていました。
その複線改修を期待して『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観ていると…
悪い意味で、その全ての伏線の期待を裏切る形で回収していきます。
まさにその全てをファンを裏切る様な形で、伏線を回収するのでした。
その騒動はついに、世界中のファンを巻き込んで大炎上に発展。
エピソード8の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をスカイウォーカー・サーガから、スターウォーズの正史から外すべきだ、などの署名運動まで起きていたのです。
さらにはこの炎上騒動に便乗し、レイシストによる攻撃までにも発展。
ローズ役を演じたケリー・マリー・トランが、人種差別的発言を受けるなどの批判も巻き起こっており、その炎上の余波は止まることを知らずに大きなものとなって行ったのでした。
炎上の原因
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その全ての炎上の原因は、ストーリーです。
具体的なものを挙げるのであれば、1番大きなものとしてはレイの出生の秘密。
前作の”フォースの覚醒”で、絶対に何か秘密があると煽っておきながら、その出自はまさかのなんでもない両親にお金目当てで売られていたというファンの期待を大きく裏切ったものでした。
ルークの扱いもひどく、旧3部作におけるルークの行動を蔑ろにするものでした。
こうしたストーリー上の細かい設定を見事に全て裏切ったことで、大きな炎上へと発展していくのです。
専門家の声
出典元:https://www.starwars.com/films/star-wars-the-last-jedi-story-gallery
しかし、これだけの炎上騒動を巻き起こしていても、批評家は高い評価を挙げています。
Rotten Tomatoesでは200件以上のレビューが寄せられているにもかかわらず、90%超えの指標を獲得。
批評家たちからは、絶賛を受けている作品でもあったのです。
一方で、一般のレビュアーで構成されるオーディエンススコアでは50%を下回る低評価となっており、そのチグハグな評価が如実に現れています。
みんなの声
最後のジェダイだと・・・最高指導者スノークとはなんだったのかほんと #フォースの覚醒 pic.twitter.com/DKBILsp6OQ
— 術式 (@zyutusiki00) December 13, 2019
ここからは、日本のスター・ウォーズファンの声をTwitterを中心に集めてみました。
やはり批判が多く集まっていて、ベタ褒めしている人もチラホラとはいるものの、概ねがっかりした、などの意見が集中したものです。
そんなTwitterでの、皆様の意見をご覧ください。
みんなの意見に批判が集中していても、本作の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、これまでになかった新たなスター・ウォーズとして、とても高い評価を得ているのは間違いない作品。
これもひとつの参考として、楽しんでいただけたら、幸いです。
最後のジェダイ、父親をダークサイドから救えると信じ続けたルークがまだ堕ちてすらいない弟子を謎の直感で殺そうとし、反乱軍兵士がヴェイダーに斬られまくった直後に澄ました顔で「希望です」って言えたあのレイアが爆撃機を数機失った事めちゃくちゃ引きずるしでホントに同一人物かよってなる。 pic.twitter.com/hvAs7xXAzP
— くたぽでぃ (@Warmachinesaiko) December 8, 2019
#金曜ロードショー
これなぁ…最高な演出なのに『最後のジェダイ』でなぁ…. pic.twitter.com/ZfmdfyQNrz— シン・ゴジライアンさん (@555godzilla) December 13, 2019
「フォースの覚醒」観てると、
それらしい伏線大量にあるのに、
全部無視・一部ぶっ壊した「最後のジェダイ」ホントなんなの?
って思っちゃう派— はんぺら (@hanpela_) December 13, 2019