2022年11月11日に公開が決まった、『君の名は。』、『天気の子』に次ぐ作品『すずめの戸締り』。
今や、宮崎駿、細田守に次ぐ、日本が世界に誇るアニメ・クリエイターとして世界の映画シーンでも注目の存在となった映画監督、新海誠の2022年の最新作となる本作『すずめの戸締り』。
この1作を詳しく紹介するとともに、本記事ではヒロインに抜擢された原菜乃華に着目して、彼女を紐解く。
そして、これまで新鋭の女優を抜擢し、発掘してきた過去の新海誠作品でヒロインを務めた女優なども合わせて紹介していきます!
『すずめの戸締り』11月11日に公開決定!ヒロインは原菜乃華!
2022年11月11日に公開が決定した、新海誠監督の映画『すずめの戸締り』。
『君の名は。』『天気の子』に次ぐ2022年の新作映画となる。
物語は、全国各地の廃墟をにある扉を閉める為、奮闘する主人公すずめの冒険の旅を描く。
新海誠作品らしい情景のすばらしは今回も健在。
むしろ、廃墟という新しい観点からさらにパワーアップしていると言っても過言ではない1作。
そんな本作『すずめの戸締り』は、現時点(2022年8月上旬)ではまだ、主要スタッフ陣、主演の原菜乃華しか発表はありません。
新海誠監督の作品では、音楽も大きく注目されるだけあって、主題歌なども気になるところです。
登場キャラクターも明らかになっているのは4人。
主人公は岩戸 鈴芽(いわと すずめ)、九州で叔母と暮らす17歳の女子高生。
物語の鍵を握る謎の旅人、宗像 草太(むなかた そうた)。
そして、スタジオジブリの『魔女の宅急便』に影響を受けたと語っている通り、猫の相棒的存在も。
それがダイジン。
すずめが戸締りをしていく扉で現れる謎の白猫。
喋れるらしい。
もうひとつ明らかになっているのは、すずめの椅子。
幼い頃に座っていたその椅子は、3本脚。
ある出来事をきっかけに動けるようになるとの事、喋れるのかは不明。
そんな2人と1匹と1脚の椅子、そんなキャラクターが織りなす物語、それが『すずめの戸締り』という作品。
映画の公式Twitterでは、スペースにて進捗情報を配信しており、近況報告を聞くことができる。
『すずめの戸締り』の作品情報
タイトル 英題 | すずめの戸締り Suzume |
原作 監督 脚本 | 新海誠 |
キャラクターデザイン | 田中将賀 |
作画監督 | 土屋堅一 |
美術監督 | 丹治匠 |
出演 | 原菜乃華 |
公開 | 2022年11月11日 |
世界公開 | 2023年初頭 |
『すずめの戸締り』のあらすじ
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、
「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。
彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、
まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、
古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
その向こう側からは災いが訪れてしまうため、
開いた扉は閉めなければいけないのだという。
―――星と、夕陽と、朝の空と。
迷い込んだその場所には、
すべての時間が溶けあったような、空があった―――不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。
出典元:https://suzume-tojimari-movie.jp/
原菜乃華って、どんな人物?
『すずめの戸締り』のヒロイン、主人公のすずめは、18歳の新鋭の女優原菜乃華に決定しました。
そのオーディション合格の様子は、東宝の公式YouTubeで公開になっており、新海誠監督からの言葉、この配役決定で原菜乃華が思わず涙を流す場面も。
そんな原菜乃華について、彼女はどんな人物なのかを深掘りしていきます。
おそらく、この映画公開後、原菜乃華は一躍ブレイクを果たす可能性が非常に高く、注目の存在になるであろう彼女をいち早くチェックします!
原菜乃華のプロフィール
氏名 | 原 菜乃華 はら なのか |
生年月日 | 2003年8月26日 |
出身地 | 日本・東京 |
身長 | 161cm |
血液型 | A型 |
活動期間 | 2009年〜 |
趣味 | ドラマ・映画鑑賞 |
特技 | 水泳(10年) |
原菜乃華のキャリアは子役としてスタート!
原菜乃華は、まだティーンで非常に若い女優ではありますが、実はそのキャリアはとても早くから活動をしています。
2003年生まれの原菜乃華は、2009年の頃にオーディションに合格し、事務所に所属。
その年の2009年には既に、デビューを果たしていました。
そこからほぼ毎年に近く、俳優活動を行なうなどキャリアを重ねています。
2015年以降、一旦仕事量が減った印象ですが、その後2019年以降再び勢力的に研鑽を重ね、18歳を迎えた2022年に、この『すずめの戸締り』のオーディションで、1700人を超える参加者の中から主演の座を勝ち取っています。
2023年には、この活躍からブレイク女優になれるのか…
いま注目を最も集める存在です。
原菜乃華出演の注目映画は『罪の声』
原菜乃華の女優として出演作、筆者の個人的なおすすめは『罪の声』です。
主要キャラクターではありませんが、彼女の演技は目を引くものを持っており、存在感を示しています。
『罪の声』の登場シーンは、回想シーンとなり、過去の場面で登場します。
生島望 役を務め、悲惨な状況の中希望を捨てずにもがこうとする女の子を演じています。
彼女の存在は、少なからず印象に残るでしょう。
ぜひ、チェックしてみて下さい!
新海誠監督は、発掘の天才!?
新海誠監督の作品では、主演もしくはヒロインを務める女性はここ近年、無名とまではいきませんが、若き新鋭の俳優を抜擢する傾向が見られます。
2013年の『言の葉の庭』までは、比較的、本職の声優さんをキャスティングしていました。
とはいえ、作品によってはこれまでに俳優さんが務めた作品もあります。
『雲のむこう、約束の場所』など俳優さんをメインに起用した作品もありますが、ベテランであり、新鋭とはいえません。
そんな新海誠作品における新鋭の起用は、大ヒット作『君の名は。』以降に如実にその傾向が見られています。
そんな新海誠作品の過去の起用を振り返ってみましょう!
過去に発掘された人はこんな人達!
- 『君の名は。』:上白石萌音 / 宮水 三葉 役
- 『天気の子』:森七菜 / 天野陽菜 役
- 最新作『すずめの戸締り』:原菜乃華 / 岩戸 鈴芽 役
新海誠作品に抜擢され、一気に飛躍して行ったのは、『君の名は。』では上白石萌音。
『天気の子』は森七菜。
新海誠作品に抜擢されるまで、全くの無名だったという訳ではなく、それまでにもしっかりキャリアを詰んで、どのみちいずれ有名な存在になるであろう…
そんな将来有望な若手を、ここ最近の映画では積極的に起用しています。
そして、全てにおいて、広く知れ渡るきっかけとなったのは、この新海誠作品への出演がきっかけといっても過言ではありません。
来年以降の原菜乃華に注目!
今回の原菜乃華の抜擢、果たして見事ブレイクを果たすのか…
注目となる所ですが…
おそらく、間違いなく2023年以降…いや、正確にいえば、この『すずめの戸締り』公開以降、原菜乃華の名前はしっかりと全国区になるはずです。
しっかりと今のうち、チェックしておくと、今後、ドヤれるかもしれませんよ。
おそらく今後、この『すずめの戸締り』の告知キャンペーンなどにより露出が増え、自然と画面で見る機会は増えていくはずです。
そんな彼女の頑張りを、是非とも応援して見守っていきましょう!