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【天間荘の三姉妹】原作ネタバレ!著者が主人公にのんをイメージしていた!その理由とは?

天間荘原作トップ

出典:映画【天間荘の三姉妹】公式HP

映画【天間荘の三姉妹】が2022年10月28日(金)に公開されます。
天界と地上の間にある街、三ツ瀬にある老舗旅館「天間荘」を舞台に、三姉妹が繰り広げる「人が生きること」についてのヒューマンファンタジーです。

「天間荘」に連れてこられる三女 小川たまえ:のん
イルカトレーナーで次女 天間かなえ:門脇麦
「天間荘」の若女将で長女 天間のぞみ:大島優子

泣けるって評判がすごいみたい!

作者は主人公にのんさんをイメージして描いてたらしいよ!

本記事では、【天間荘の三姉妹】原作ネタバレについて書いていきます。

【天間荘の三姉妹】の原作は?

原作者 髙橋ツトム
出版社 集英社
発売日 2014年4月~10月にかけ全4巻発売

原作は、髙橋ツトムさんの漫画「スカイハイ」のスピンオフ作品で、2013年から2014年にかけ、ジャンプでも連載され、単行本も発売されている人気漫画です。

【天間荘の三姉妹】の原作ネタバレ!

天間荘原作

出典:映画【天間荘の三姉妹】公式HP

ここからは【天間荘の三姉妹】の原作あらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

三姉妹が揃う

天間荘の若女将・天間のぞみ(大島優子)は緊張していた。
今日は客として、腹違いの妹である、小川たまえ(のん)がやってくるのだ。
妹は天間荘で料理を担当する、天間かなえ(門脇麦)
魚を配達にきた、「魚堂」の若大将・魚堂一馬(高良健吾)にかなえは状況を愚痴る。
一馬が近々引っ越すと言っていたので、今度飲みながら話すことにする2人。
タクシーに乗って、臨死状態の魂を天間荘にいざなう天界の門番・イズコ(柴咲コウ)と共にたまえはやってきた。

天間荘とは?

父親は、のぞみが9歳の時にいなくなっている。
たまえは12年前に母を病気で亡くし、父も出て行ったきりで、1人だった。
また事故にあった彼女は、記憶をなくし自分が臨死状態ということを分かっていない。

天間荘は、現世で臨死状態にある魂がここへ来て、現世へ戻るか天へ旅立つかを決める場所。
それを決める手伝いをするのがのぞみたちの役目だ。

のぞみとかなえは、たまえに料理でおもてなしをする。
そこへ2人の母で、天間荘の大女将である恵子(寺島しのぶ)が来る。
出て行った旦那が他で作った子供ということもあり、たまえに悪態をつく恵子。
たまえは、コンビニでバイトをしていて、アイスを万引きした子供を捕まえようと追いかけている時に事故にあった。
のぞみは、自分たちが戻れない現世でもう一度生きて欲しいという思いがあるが、恵子はあんな父親のところに戻るくらいなら成仏した方がいいと言った。

働くたまえ

たまえは翌日から宿の仕事を手伝うことに。
まずは毎日魚をさばいた。
ある日、川上智というサラリーマンの客がくる。
彼は現世に戻っても自分には何もないと卑下していたが、たまえに誘われ一緒に魚をさばくようになり、彼女の一生懸命さと前向きさに癒され、現世へ戻っていった。

天間荘がある三ツ瀬町に暮らす人々は、みんな亡くなっているが、自分たちが魂の状態であることに気付いていない。天間荘の関係者以外は。
イズコが、亡くなったのぞみたちに天間荘で臨死状態の魂を癒す仕事をさせるため、街をそのまま残した。

海咲との出会い

川上がいなくなってから2週間。
たまえはバイクで魚堂に買い出しに出かけたり外に出るようになっていた。
その帰り、三ツ瀬水族館のトラックとぶつかりそうになる。
トラックからは、イルカトレーナーの大矢海咲が出てきた。
たまえは震えていたが、大丈夫と答え、海咲から名刺を受け取った。

財前玲子という客

次の客は、財前玲子(三田佳子)だ。
嫌な態度をとる玲子にイライラするのぞみ。
ある夜、海を見ているとイルカがジャンプするのを見つけるたまえ。
翌日、玲子は景色がきれいな場所に連れていけと言うので、のぞみは案内するが、納得いかない様子の玲子。
一方、たまえは餌を用意してイルカが出るのを待つ。そこへ玲子が来て、背びれを見た!と言うがたまえはみつけられなかった。
のぞみは、現世録という客の人生の書いた紙を見直す。
すると玲子が白内障で7年視力を失っていたことに気付く。
自分がそれを見逃してミスしていたと玲子に謝った。

恵子が玲子に話をする。
玲子が7年ぶりに視力を取り戻し、自分の老いた姿にショックを受けていることを指摘する。
そして、恵子は現在の現世での玲子の様子を見せると、生き別れた娘と孫が病床に来てくれていた。
それを見て涙を流し、玲子はこの子たちには迷惑はかけられないと成仏することを決め天間荘を去った。

たまえは海で見たイルカをタクトと名付け、出てくるのを待った。
玲子が去る前に、イルカを見たかったというので、海咲からもらった水族館のチケットを使って一緒にイルカショーを見に行った。

芹沢優那という客

次の客は、17歳の女子高生で摂食障害で昏睡状態になっている、芦沢優那(山谷花純)
彼女がくるにゃんと呼ぶ、三城胡桃という友達も一緒だった。
2人はかなえの料理に手をつけずお菓子ばかり食べて自由に過ごす。
同じ年のたまえは彼女たちに付き合わされ出かけたりしていた。
水族館にイルカを見に行ったときはチョコをあげて海咲に怒られた。
3人で水族館から帰る途中、雨が降ったので小屋で雨宿りをした。
寒くてたき火をして、誤って小屋を燃やしてしまう。

いなくなったくるちゃん

のぞみは、胡桃が実は優那の強い思いからついてきた生霊だと知り、イズコに頼んで消してもらう。
翌日、胡桃がいなくなり、優那は探しまくる。
たまえと一緒に水族館も探すがいない。
子供にぶつかったのを謝るよう海咲から言われ、謝らずに海咲からビンタされ、優那は叫んでいなくなった。
たまえはそのまま水族館に残り、餌の準備を手伝った。
その帰り、たまえと海咲がが仲良さそうに歩いているのを見て、怒った優那は、天間荘の温泉に火をつけ燃やしてしまう。
イズコが現れ、そのまま成仏するか、このまま誰かが呼んでくれるまで待つか選択を迫られた優那は待つことにした。

優那は3日たっても目を覚まさない。
恵子は自分たちと違ってまだ生きている優那とたまえは一緒に現世に戻るべきだと言うが、のぞみはたまえに愛情を持っていて、全部を話して別れる勇気はなかった。
3月11日の震災の日に、三ツ瀬町は全て流されみんな命を失った。
そこへイズコが現れ、天間荘で魂を癒す役割を与えてくれた。

たまえが優那を一生懸命呼んだおかげで彼女は目を覚ました。
優那はたまえを親友と思い、2人は仲良くなった。
そしてたまえは優那と2人でタクトを見つけ、タクトの家も分かった。

海咲の運命

一方、海咲は現世で遺体の一部が見つかり、三ツ瀬にはいられないとイズコから告げられる。
自分は死んでしまったことに気付く海咲。
そこへ、魚堂の一馬が来る。
彼も3か月前に遺体の一部が見つかり、イズコから旅立ちを迫られていたのだ。
三ツ瀬の果てという場所に一馬に連れて行ってもらうと、三ツ瀬の町が浮かんでいて、その下に東京があった。

真実を知るたまえ

ある夜、たまえはのぞみとかなえに呼び出され、未来のあるたまえは天間荘には長くいられない。と告げられ倒れてしまう。1人になってしまうと不安になるたまえ。
優那はたまえに何をするんだと2人に怒った。
のぞみとかなえは臨死状態であることを伝えられなかったため、恵子がたまえ、そして優那にそれを伝える。
優那は私も一緒とたまえを励まし、一緒に現世の様子を見る。
すると、病院で包帯を巻いて臨死状態のたまえを見つける。

たまえは海咲にタクトを見せたいと思い、タクトの家に呼ぶ。
のぞみと優那もいた。
たまえと優那にはタクトが見えるが、死んでいる海咲たちにはタクトは見えなかった。
優那がまだ死んでない私たちには見えると気づいた時、海咲はたまえたちに怒り、もう関わりたくないと言って去った。

一馬の決意

翌日、天間荘に一馬が来た。
自分は旅立つと言う、一馬をかなえは泣きながら迎えた。
海咲は三ツ瀬に残ることに決めたとたまえに告げ、現世に戻るようたまえと優那に言った。

たまえと優那は水族館に行くと、海咲がイルカトレーナーの仕事を教えてくれると言う。
優那はまた自分が1人になった気がした。

一馬とかなえは最後の時間を一緒に過ごす中で、かなえが自分も一緒に逝くと言い出した。
それを一馬はいったん了承するが、翌朝、かなえには何も言わず1人で旅立った。

優那は、たまえがトレーナーの訓練に夢中なのを見て嫉妬し、三ツ瀬の果てから飛び降り、たまえの体をやっつけるため、現世に戻った。
それを知ったたまえは、優那を傷つけたと後悔するが、もう現世には戻りたくない。ずっとここにいたいと思った。

父と三姉妹

恵子は顔中ホータイの男を見つけ、その男がたまえ達、三姉妹の父・小川清志(永瀬正敏)であることを暴く。
父は、自分の生活が厳しいため、3月11日に天間荘にたまえを引き取ってもらおうとお願いするために向かっていた。その途中で震災にあい、亡くなっていた。
天間荘に来て、娘たちに会って成仏するよう恵子は清志に言った。

翌日、清志が天間荘に来て、三姉妹は驚く。
たまえは海咲に状況を話した。その際に、イルカショーでデビューして欲しいと頼まれ、驚くが引き受けた。
天間荘に戻り、三姉妹で清志の元へ行く。
清志は、涙を流しながらのぞみたちに土下座した。

イズコはここでたまえとイルカたちと一緒に生きていくと言う海咲に、現世のたまえの肉体を優那が壊そうとしていることを伝える。
そして、イルカトレーナーの技術をたまえに託し現世に残して自分はここからいなくなろうとしている海咲の想いを言い当てる。

たまえのデビュー

ついにたまえのトレーナーデビューの日。
大勢の客の前で、たまえは失敗する。
笑いが起きる中、恵子が前に出て、彼女をかばった。
この街はたまえが生きているからある。彼女がいなくなってしまったらなくなる。彼女の私たちは生かされている。私の自慢の娘だ。と叫んだ。

イズコにこの街を背負うのは荷が思いと言うたまえ。
イズコは3つ、たまえにしてあげたかったことを話す。

  1. 父親や姉妹たちに会わせてあげたかった
  2. 生きる希望をもってもらいたかった
  3. 不慮の死を遂げた人たちの魂を救ってあげてほしかった

3番目については、たまえがこの街の人の想いを現世の人に伝えてあげて欲しいとイズコは頼んだ。
翌日から天間荘にはたくさんの予約が入り、みんながたまえに現世にいる人に伝えて欲しいことを話し、彼女は全てをメモした。
そしてみんなが旅立っていった。

そんな中、海咲からも伝言を頼まれる。
妹に私のことを気にせず幸せになって両親に孫を見せてあげて欲しい。両親には海咲のために貯めてくれていたお金は自分たちのために使って欲しい。というものだった。

別れと使命

その夜、がんばったたまえにと、かなえたちが豪勢な料理を用意してくれた。
街にはもう、たまえの家族と海咲しかいない。
お別れパーティーと知り、泣きじゃくって寝てしまうたまえ。
彼女を残し、家族たちはみんな旅立った。

翌朝、ほとんどなくなった三ツ瀬の街からたまえは現世へ飛び降りた。
今の自分にはやるべきことがあるという使命感もあった。

たまえが入院している病院を優那が探し当て、ナイフを持ってやってきた。
部屋に入ると、たまえが起きて待っていた。
そして、たまえが優那にお願いし、三ツ瀬で聞いたみんなの思いを現世の人に伝える旅に出た。
行く先々でみんな喜んでくれて楽しかった。
ついに、三ツ瀬に向かうと、だいぶ復興が進んでいた。
そして、水族館を見つけ入ると、そこには海咲の妹の和美がいた。
そして海咲の想いを伝え、2人で働かせてもらうようお願いした。
また、三ツ瀬にいたタクトも一緒に入れてもらった。

たまえは天間荘に連れて行ってくれたイズコに感謝した。

著者が主人公にのんをイメージしていた!その理由とは?

原作者の髙橋ツトムさんが、のんさんをモデルとして原作を描いたそうです。
髙橋さんからすると、彼女がたまえを演じてくれて、相当嬉しかったようで、試写会でこの映画を観て涙されたようです。
のんさんをたまえにイメージしていた理由について、髙橋さんは「シリアスな題材だからこそ、それを感じさせないのんのキャラクター性が必要だと感じた」とコメントされています。
この漫画が連載されていたころ、朝ドラで『あまちゃん』が放送されていたので、それを見て、髙橋さんがビビッときたのかもしれませんね!

漫画でも泣ける部分けっこうあったので、映像で見るとより泣けるはずです!
映画館で観るのを楽しみにしましょう!

キャスト情報はこちらから

映画【天間荘の三姉妹】キャストと相関図!一番難しい役!監督が演技を絶賛した出演者は?
出典:映画【天間荘の三姉妹】公式HP 2022年10月28日(金)に、映画【天間荘の三姉妹】が公開されます。 物語の軸となる三姉妹の三女・たまえをのんさん、次女かなえを門脇麦さん、長女のぞみを大島優子さんが演じます。 また、寺島しのぶさん、...

 

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