映画【フォールガイ】あらすじ・ネタバレを解説!贅沢すぎるカメオ出演で映画ファン歓喜!

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2024年8月16日に日本で公開されたアクション映画「フォールガイ」。公開されるやいなや、映画ファンからは「今年度最高のヒット作!」と呼ばれる盛り上がりを見せています。ギネス認定のド迫力アクションからクスっと笑える小ネタまで楽しめる要素がてんこ盛り!そんな「フォールガイ」のあらすじやネタバレを解説します!

出典:「フォールガイ」公式サイト

【フォールガイ】あらすじ

超一流スタントマンのコルト・シーバースは大けがを負い、一線を退いていた。復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、元カノのジョディ・モレノと再会。復帰作の監督は映画監督として活躍するジョディだったのだ。彼女の気を引こうと必死なコルトは、熱のこもったスタントを披露する。そんな中、過去にスタントを担当していた因縁の看板俳優トム・ライダーが突然いなくなってしまう。コルトは行方不明のトムを追ううちに、危険な陰謀に巻き込まれていく―。

【フォールガイ】ネタバレ

コルトの過去

コルト・シーパーズ(ライアン・ゴズリング)はスタントマンとして映画撮影の現場で活躍していた。その日も、人気俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)のスタントとして撮影に参加。カメラアシスタントである恋人のジョディ・モレノ(エミリー・ブラント)と撮影後にバカンスに行く約束をする。安全器具を装備し、高所から落下するスタントの準備をするコルト。いつものようにスタントシーンの撮影を開始したが、器具がうまく作動せずコルトは大けがを負ってしまう。

スタントの失敗により自信を喪失したコルトは、スタントを辞めジュディの前からも姿を消してしまう。

再びスタントの世界へ

18ヶ月後。飲食店の駐車場係として働いていたコルトの元に1本の電話がかかってくる。トム・ライダーのアシスタント、ゲイル・メイヤー(ハンナ・ワディンガム)からだ。再びトムが出演する映画「メタル・ストーム」でスタントを行って欲しいと言うゲイル。コルトは一度は断るものの、今回の映画の監督がジョディだと知り、スタントマンとして復帰することを決意する。

撮影現場につくやいなや、コルトは熱いスタントを披露。ジョディに呼ばれたと思い撮影に参加したコルトだったが、ジョディに再会すると帰るように言われてしまう。事故のあと、連絡もなく姿を消したコルトのことをジョディは許していなかったのだ。

トムの失踪

フォールガイ

出典:「フォールガイ」公式サイト

一方、ゲイルからトムと連絡が取れないという相談を受ける。「トムが戻るまでスタントとして撮影を続けながら、トムを探して欲しい」と懇願するゲイル。気乗りしなかったが、ジョディの初監督作品が失敗に終わらないよう、トムを探すことに同意する。

手がかりを探すためトムが泊っているホテルを訪れたところ、そこにはトムの彼女であり、「メタル・ストーム」の主演女優イギー(テリーサ・パーマー)がいた。イギーは、トムがクスリ漬けで、とあるクラブに出入りしていることをコルトに伝える。

早速トムが出入りするクラブを訪れたコルトだったが、クスリ入りの酒を飲まされてしまう。朦朧とする意識の中、クスリの受け渡しに使われているホテルを聞き出したコルトはホテルに向かう。指定された部屋に入ると、なんと浴槽の中には氷漬けにされた男性の遺体が。コルトは慌てて警察に通報する。しかし警察が到着し、再度部屋を訪れると男性の死体は消えていた。

失踪の真相

出典:「フォールガイ」公式サイト

その頃、ジュディはコルトとの久しぶりの再会に困惑していた。自分を忘れられない様子のコルトを目の前にし、吹っ切ろうとしていたコルトへの想いを抑えきれずにいたのだ。また監督として、ブランクがあっても完璧なコルトのスタントを見て、創作意欲が掻き立てられていた。

トム不在の中、コルトを代役としアクションシーンの撮影を行うジョディたち。ジョディの指導にも熱が入る。撮影を終えたコルトは、アクション監督のダン・タッカー(ウィンストン・デューク)に昨晩の死体について相談する。しかしダンはクスリのせいで幻覚が見えたのだと一蹴する。

トムのアシスタントのアルマ・ミラン(ステファニー・スー)は、トムが現れずに撮影が滞っていることを嘆いていた。仕事がないため、仕方なくトムの愛犬の散歩に出かける。アルマを見かけたコルトがトムを探していることを告げると、アルマはトムの携帯をコルトに託す。

その時、突然清掃車から男たちが現れ、アルマと携帯を奪って逃亡してしまう。清掃車を追うコルト。清掃車の荷台の上で激しいもみ合いとなるが、アルマの助けもありなんとか携帯を奪い返すことに成功する。ダンの力を借り、ロックを解除して携帯の中身を確認すると、トムがふざけている最中にスタントマンのヘンリーを殺してしまう様子が映し出された動画が残されていた。

黒幕の正体

出典:「フォールガイ」公式サイト

コルトが事件の真相を知った頃、ダンの元に「ニュースを見るように」と連絡が入る。テレビをつけると、ホテルで発見された死体はトムのスタントマン・ヘンリーであり、コルトが容疑者だというニュースが流れる。トムを守りたいゲイルによってコルトは嵌められたのだ。同時に刺客たちが現れ、コルトとダンの命を狙おうとする。そこにトムも現れる。「これまで命懸けでスタントを行ってきた自分にどんな恨みがあるのか」と問うコルトに、目立ちすぎたのが気にくわないと言うトム。なんと18ヶ月前の事故もトムが仕組んだものだったのだ。トムの手下に殺されそうになり船で逃げるコルトだったが追い詰められ、船もろとも爆発してしまう。

ニュースでは、事件の容疑者コルトが死亡したニュースが報じられる。逃亡劇の直前、コルトから無実だというメッセージを受け取っていたジョディはコルトの死を信じることが出来ない。

決死のスタント

コルトに罪を着せることに成功したトムは撮影現場に戻ってくる。撮影は再開したが、ジョディはコルトのことが気がかりで仕方ない。控え室でひとり思い悩んでいると、撮影用の着ぐるみを来た人物が突然部屋に入ってくる。不審者だと思い攻撃するジュディだったが、その人物はなんとコルトだった。爆発の中から逃げ出しており、生きていたのだ。

コルトはトムとゲイルが黒幕であることをジョディに明かす。コルトとジョディは撮影をするふりをして、2人を捕まえる作戦を企てる。トム本人にスタントをさせ、恐怖に負けたトムに真実を吐かせて録音する作戦だ。ダンや他のスタッフも巻き込み、スタント大作戦が始まった。

撮影のために車に乗り込むトム。すると助手席に死んだはずのコルトが乗り込んでくる。トムが驚いていると、動かないはずの車が発進し、爆発する道の間を進んでいく。危険なことが嫌いなトムは恐怖に怯え、ヘンリー殺害を自白。録音もばっちりだ。

しかし、作戦に気づいたゲイルが、トムの自白を録音したデータを奪い、ヘリコプターでトムと共に逃亡をはかる。コルトはヘリコプターに飛び乗り、トムともみ合いになったのちにデータを奪い返す。スタッフたちはコルトが落ちても良いように、ヘリコプターの下にクッションを用意。スタッフたちを信じ、コルトは遥か下のクッションに向かってダイブする。トムとゲイルは逮捕され、事件は幕を閉じる。

後日。コルトとジョディはよりを戻していた。事故の前に約束した、リゾートでのバカンスを楽しむ2人だった。

【フォールガイ】のみどころ

スタントマンへの愛が深い!

出典:「フォールガイ」公式サイト

この映画の魅力の1つはスタントマンという職業を最大限魅力的に描き、スタントマンへの愛が溢れている点です。何を隠そう、監督のデヴィット・リーチはスタントマン出身。「オーシャンズ11」(2001)や「Mr.&Mrs.スミス」(2005)など過去にブラッド・ピットのスタントを何度も務めています。

本作の主人公は普段スポットが当たることのないスタントマン。何度も火だるまにされたり、高所から落下したり、車に乗って何回転もしたりと、まさに命がけのスタントシーンがふんだんに楽しめます。主人公のライアン・ゴズリングには4人のスタントマンが立てられ、キャノンロールと言われる車の横転シーンでは8回転半というギネス記録も飛び出しました(これまでのギネス記録は「007/カジノ・ロワイヤル」(2006))

スタントマンたちがどのような想いで、どのような技術を駆使しながら映画を盛り上げてくれているか、その裏側を知ることができる映画になっています!

驚きのカメオ出演!登場したのはジェイソン・モモア

劇中、映画監督であるジョディの初監督作品として登場するのが映画「メタル・ストーム」です。アーロン・テイラー=ジョンソン演じるトム・ライダーが主人公を演じる予定でしたが、トムは逮捕。映画の撮影は中止かと思われましたが、その後、映画がきちんと製作されたことが分かりました。

トムに変わって主人公を演じたのは、なんと「アクアマン」(2018)で知られるジェイソン・モモア!本人役で出演し、観客を驚かせました。中盤に、メモにモモアの名前が書いてあるというシーンが登場します。実はヒントなのですが、その時点では観客は何のことだか分かりません。最後の最後にジェイソン・モモアが登場し、あのメモの意味が分かる仕掛けとなっています。

エンドロールまで楽しめる!今夏最大級のエンタメ作品

SNSでは映画ファンから「今年一おもしろい!!」「アクション映画好きのための映画!」などと称賛の声が多数寄せられている「フォールガイ」。アクションもラブもライアン・ゴズリングの魅力も何から何まで楽しめる映画になっています。

エンドロールでは、実際にこの作品でスタントを務めたメンバーの活躍ぶりが紹介されます。本編を見たあとにこの映像を見てしまったら、グッと来ること間違いなし。是非、劇場に足を運んでみてくださいね。

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