6話「ハロウィーンの不気味な夜に」をネタバレ！
『ワンダヴィジョン』6話のネタバレ解説になります。
まずは、あらすじを紹介！
あらすじをネタバレ！
1990年代を舞台に、ビリーとトミー（ワンダとヴィジョンの双子の息子）を中心にホームビデオ風のオープニングが始まる。
そこには、ワンダ弟のピエトロもいる。
ハロウィーンの日。
ピエトロは大人ではあるが、子供のような青年で、双子のビリーとトミーとの相性も良さげ。
ワンダとヴィジョンは、古いヒーローの格好をしている。（ワンダとヴィジョン、クイック・シルバーことピエトロは、原作のコスチュームをハロウィン用に纏っている）
ハロウィーンの夜に、賑わう街の中を家族で楽しむはずだったがヴィジョンは単独行動をし始める。
ワンダとピエトロ、ビリーとトミーは、4人でハロウィーンの街を楽しんでいた…
と言うよりも、楽しんでいたのはピエトロとビリーとトミーで、いたずらして遊んでおり、ワンダは困っている。
一方、モニカとダーシー、ジミー・ウーは、S.W.O.R.D.の長官タイラー・ヘイワードのやり方に憤慨し衝突する。
その結果、3人はタイラーにこの件からの離脱を宣言されてしまう。
3人は、力技でワンダが作り出していたヘックス（街を囲う六角形のエネルギー場）の調査を独自で進めていく。
モニカは何やら救援を頼んでいた様子で、何かを受け取りにジミー・ウーと車で出ていく。
ダーシーは、タイラー・ヘイワードのやり方に疑問を抱き、裏の企みを探るためその場に残りタイラーの個人フォルダを探す。
単独行動をしていたヴィジョンも、この状況の把握を独自に進める。
ヴィジョンはどうやら、以前の記憶はなく、このヘックス内の出来事しか覚えていない。
自分が何者で、今まで何をしてきたのか…
アベンジャーズの記憶を失っていたのだ。
ワンダを中心に、街の人々は動きを失っていた。
人形の様に、一定の動きしかしない者、さらに街外れに行くともはや、人は動きすらしていなかった。
この異変にヴィジョンは、空を飛んで上空から更に街の様子を確認する。
すると、街の外に出ようとする1台の車を見つける。
その車には、隣人アグネスが乗っていた。
アグネスの様子は少しおかしい。
ヴィジョンはアグネスの顔を触り正気に戻すと、ヴィジョンのことを喋り始める。
アベンジャーズのヴィジョン、死んだはずだと。
死んだはずのヴィジョンがいることで、自分の死んだのでは？
と勘違いしたアグネスは、取り乱してしまう。
そんアグネスを見て、これ以上の会話は無理だと判断したヴィジョンは、再びアグネスの顔を触り、元の状態に戻す。
すると、アグネスはUターンして街の中へと戻っていく。
ヴィジョンはそのまま街の外れへと足を運び、ワンダが貼っている結界の外へ出ようとする。
外ではヴィジョンが出てくると、S.W.O.R.D.の面々が待ち構える。
その奥には、ダーシーも駆けつける。
ヴィジョンが、ヘックスの外へと出ようともがいている。
しかし、ヴィジョンはやはり1度死んだ存在。
ワンダによって生かされているのは、ヘックス内だけのこと。
そして、その異変に気がついたワンダは、ヘックスの結界を更に広げる。
S.W.O.R.D.の仮設基地も全てヘックスに収められることになり、ダーシーも遂にヘックスの中に…
ワンダの力は圧倒的であり、今後の展開がよくない方向に向かっていくことを予感させ、第6話は幕を閉じる。
ワンダヴィジョンの深まる謎6つのポイント
ここでは、主に第6話「ハロウィーンの不気味な夜に」の謎のポイントを解説していきます。
MCUフェイズ4の今後の展開にもつながっていく内容で、ネタバレが含まれる可能性が高い情報です。
今後の展開を知りたくない方は、注意してご覧ください。
深まる謎その1：ピエトロ
前エピソード5話の「問題エピソード」のラストに登場したピエトロ。
最大の謎でしたが、今回ではさも当然にシットコム”ワンダヴィジョン”のキャスト入りを果たしています。
彼がこの”ワンダヴィジョン”に来た理由、それはこのシットコムでは定番のポジションを担うため。
ファミリードラマとしてのシットコムでは、突然やってきた肉親の兄弟がトラブルを引き起こすと言うのは、ストーリーとしては定番すぎる展開です。
その一環として、ワンダの深層心理でピエトロを別の姿で呼び起こしたものだったのです。
しかしこれは、あくまで劇中で語られたもので、本当は違う組織の差金、なんて展開も大いにありうるため、真相はまだ最後まで見てみないと何もわかりません。
事実、ワンダが呼んだにしてはふたりの記憶も微妙に異なり、ピエトロが執拗にワンダの目的などを探ろうとしていました。
深まる謎その2：ヴィジョン
今回の第6話で、ヴィジョンの存在がどういったものか、完全に明らかにされないものの、その行動や出来事などで、大部分を紐解くことができます。
ヴィジョンは、ワンダによってヘックス内でなら存在でき、アベンジャーズだった頃の記憶はありませんでした。
この『ワンダヴィジョン』での、全ての鍵はヴィジョンのこの過去の記憶にあり、もしこの記憶を取り戻したときにどういう行動に出るのか…
それがきっとこのドラマの最大のクライマックスに設定されているでしょう。
みんなを救うため、ヴィジョンはワンダと衝突するのか…
大きな注目を集めます。
深まる謎その3：ヘックス（ウェストビューの人々）
ヘックスは、このウェストビューの街の中に六角形に作られたワンダによる結界。
ワンダの強力な能力で、街の人々を操っており、S.W.O.R.D.の見解では人質にとっているという形で判断されていました。
事実、ワンダを中心に街のハズレに位置する人々は動いてすらいませんでした。
当然街の人の意思を完全に無視しており、ワンダの強行を強制的に従わせています。
これはまさしく、ワンダの強い意思を描くもので、その能力の強力さも描いていました。
ワンダは、この行いでどうなっていくのか…
もはや、アベンジャーズとしてヒーローの行いとして、その是非が問われます。
深まる謎その４：S.W.O.R.D.
S.W.O.R.D.は、モニカ・ランボーの母親マリア・ランボーによって設立された、宇宙からの脅威を監視する機関です。
その長官であるタイラー・ヘイワードは、執拗にワンダを敵視しています。
街の人を強制的に操っており、それは当然の判断だと思われました。
しかしダーシーは、決めつけて強行策に出始めるS.W.O.R.D.または長官のタイラー・ヘイワードに疑問を抱き、更なる調査を始めていました。
これが今後の展開でどうなっていくのか…
これまでにも、シールドが実はヒドラになっていた事実などを垣間見て、またその歴史を辿るのか…
ヒドラではなくとも、S.W.O.R.D.が必ずしも現在も良い組織である可能性もなくはありません。
S.W.O.R.D.の今後の展開も、非常に疑問と感じる場面でしょう。
深まる謎その5：ダーシー
もはや『ワンダヴィジョン』における、第二の主人公と言っても過言ではないダーシー・ルイス。
この『ワンダヴィジョン』において、謎を解明していく重要なポジションを担っています。
S.W.O.R.D.長官のタイラーの思惑にも勘付き、今後の展開において鍵となる場面も描かれていました。
第1話のシットコム”ワンダヴィジョン”を観ていたのもこのダーシーで、MCUにおいても今後は更なる登場が示唆されています。
事実、ダーシー役を演じているカット・デニングスは、作品名を明かしてはいませんが、今後公開予定のいくつかのマーベル作品の撮影を終えている事を明らかにしていました。
まだまだ、ダーシーの活躍が今後も観れる事が判明しています。
深まる謎その6：モニカ
第6話で、モニカの身体の異変が描かれています。
シーンとしては、ほんのひと場面でした。
今後の大きな展開として、ネタバレにも繋がりますが、モニカ・ランボーは、実は2代目キャプテン・マーベルです。
原作でも、エネルギーに長く晒されたことでスーパーパワーを持つ存在になり、2代目キャプテン・マーベルとして活躍した人物として描かれています。
この第6話で描かれた伏線で、MCUでも新たなヒーローになることは間違い無いでしょう。
事実モニカ・ランボーを演じたテヨナ・パリスは、『キャプテン・マーベル』の続編にもキャスティングされており、MCUに継続して登場していくことが決定。
次なる世代のヒーローとして、今後のマーベルでは重要な存在になっていくであろうモニカ・ランボー。
果たして、そのヒーローになる瞬間がこの『ワンダヴィジョン』で描かれるのか、そんな彼女に注目です！
『ワンダヴィジョン』6話ネタバレ・まとめ
以上、『ワンダヴィジョン』の6話のネタバレでした。
5話の衝撃から意外な展開を予期していましたが、意外と普通に”ワンダヴィジョン”がスタートし、再び観客たちを裏切っていきました。
そして、新たなヒーロー誕生に向けての伏線や、モニカが救援を頼んだ相手は誰なのか…
もしかすると、キャロルの姿も？
『ワンダヴィジョン』がMCUファンの熱狂が感じられる最高潮は、第7話から迎えるとの事もあり、今後の展開からますます目が離せなくなります。
もはや、MCUファンにとって、全ては毎週金曜日を中心に回っていることは、事実と言っても過言では無いでしょう！