2022年3月4日(金)に、映画【余命10年】が公開されます。
主演は、多数の映画に出演し、切ない演技に定評のある小松菜奈さん。そして朝ドラヒロインの相手役で「菅波沼」という言葉も生み出した、坂口健太郎さんのお2人です。
山田裕貴さん、奈緒さん、黒木華さん、松重豊さん、原日出子さんなど、個性的な俳優陣が脇を固めます。
タイトル見ただけで絶対泣けそう…。
本記事では、映画【余命10年】のキャストと相関図、山田裕貴さんのアドリブに小松菜奈さんが爆笑した理由について書いていきます。
映画【余命10年】について
⠀⠀⠀⠀映画『#余命10年』
🌸 2022年3月4日(金)公開 🌸—— 本 予 告 解 禁 ——
恋だけはしないと、心に誓った茉莉。
生きる理由なんて、どこにも無かった和人。
2人の毎日が輝き出す―映画にあたたかく寄り添う主題歌#RADWIMPS「#うるうびと」解禁✨#小松菜奈 #坂口健太郎 pic.twitter.com/0o6MArWsgO
— 映画『余命10年』公式 (@yomei10movie) December 14, 2021
原作・スタッフ
監督 | 藤井道人 |
脚本 | 岡田惠和・渡邉真子 |
原作 | 小坂流加 |
監督はアカデミー賞を受賞した【新聞記者】などのメガホンを取ってきた藤井道人さん。
脚本は、90年代から多数のドラマの脚本を手掛けた岡田惠和さんと大ヒットドラマ『恋はつづくよどこまでも』など脚本手掛けた渡邉真子さんが担当します。
原作は自身も主人公と同じく難病を患っていた、小坂流加さんによる小説です。小坂さんは小説の発売3か月前に逝去されています。
あらすじ
数万人に一人という不治の病で自分の余命が10年であることを知った20歳の高林茉莉(小松菜奈)。それを知った時、恋だけはしないと心に決めて生きていた。
ある日、同窓会でかつて同級生だった真部和人(坂口健太郎)と再会し、急接近する2人。
もう会ってはいけないと思いながら、自らの病気を隠し、どこにでもいる男女のように和人と楽しい日々を重ねる茉莉。
「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」
失われていく残された茉莉の時間。二人が最後に選んだ道とは…?
映画【余命10年】のキャスト
高林茉莉(小松菜奈)
小松菜奈さんは、昨年菅田将暉さんと結婚されて話題になりましたね!これまで多数の映画に出演し、切ない演技がとても素晴らしい女優さんです。筆者は【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】での愛美という役が、かわいくて優しくてだけど大人っぽく、好きな人と年月がすれ違っていく切ない演技に引き込まれ好きになりました。
この映画では、不治の病で、余命が10年。もう恋はしないと決めているが恋に落ちてしまうという役どころで、彼女の切ない演技に泣かされること間違いないと思っています!
真部和人(坂口健太郎)
坂口健太郎さんは、昨年の朝ドラ『おかえりモネ』でヒロインの相手役で話題になりました。筆者も見ていましたが、ぶっきらぼうで冷たそうだけど実は優しい、医者の菅沼先生は彼にピッタリの役でした。
この映画では、人生の目的が見いだせないまま、茉莉と同窓会で再会し恋に落ちるという役どころです。坂口さんがちょっと自暴自棄?という感じの役は珍しいと思います。また、茉莉との楽しい日々でキュンキュンさせてくれるのではないかと期待しています!
富田タケル(山田裕貴)
山田裕貴さんは、多数の映画ドラマに出演されています。筆者はコメディをやっている時が一番イキイキとしているように感じます(笑)先日放送された、ドリフのスペシャルドラマで志村けんさんを演じられたのは、素晴らしかったです。感情の表現やコント部分の再現が完璧で感動しました!
この映画では、茉莉と和人の中学の同級生で2人の良き理解者という役どころです。2人を優しく見守る好青年を想像しています。明るいのか優しくて穏やかなのか、どんなキャラかも楽しみです。
藤崎沙苗(奈緒)
奈緒さんは、ドラマ『あなたの番です』の怪演が評価され、今やあちこちのドラマ、映画でひっぱりだこの人気女優です。『あなたの番です』でストーカーっぽい雰囲気が初めは怖かったですが、スペシャルドラマでは、エレベーターのドアにバタンバタンと挟まれながら「わたしこんな捨てられ方したら許さないから」と言ってるシーンには爆笑しました。そしてかわいくすら見えてきました(笑)
この映画では、茉莉の大学時代の親友で茉莉に本の執筆を勧めるという役どころです。最近は優しい姉など明るい優しい役も板についてきたので彼女にぴったりの役だと思います。
三浦アキラ(井口理)
井口理さんは、バンド「King Gnu」のボーカルで俳優としても最近活動されています。「三文小説」という曲は最初男性が歌ってるとは思えないほどキーが高くて、崇高ささえ感じました。俳優としては、ドラマ『#家族募集します』に出演し、岸井ゆきのさん演じるめいくが好きになる路上ミュージシャンの仲間として登場し、自然な演技を見せていました。そして筆者は彼が井口さんだとは全く気付かず見ていました(笑)
この映画では、茉莉と沙苗が大学時代の友人と通う店の店長という役どころです。今回もいい存在感を出してくれると期待しています。
個性派なその他キャスト
茉莉の姉・桔梗(黒木華)
茉莉が通院する病院の主治医・平田先生(田中哲司)
和人のバイト先の店長・梶原(リリー・フランキー)
茉莉を優しく支える、茉莉と桔梗の母・百合子(原日出子)
無口で、茉莉に対し少し過保護気味な茉莉と桔梗の父・明久(松重豊)
映画【余命10年】の相関図
茉莉自身の辛さもありますが、家族や周りの人たちもみんな優しそうで、その人たちの辛さを考えるだけで泣けてきます。
映画館には間違いなくハンカチを持参しましょう。
山田裕貴のアドリブに小松菜奈が爆笑!
1月24日(月)にジャパンプレミアが行われ、試写後にキャストのみなさんが登壇されました。
小松菜奈さんが、初めの挨拶で1年茉莉として過ごした大変さを想い、感極まって涙。
茉莉の親友役の奈緒さんも、小松さんの様子を思い出し言葉に詰まっていました。
また、原日出子さんも小松さんがどんどん痩せていく姿を見て辛かったと涙ぐんだり、それぞれにいろんな想いがあったことを語っていました。
その中で、小松さん、坂口さん、奈緒さん、山田さん4人のシーンは楽しいシーンが多かったそうです。お花見のシーンでは、山田さんが「桜が満開、俺も満開(笑)」とアドリブで言ったのを聞いて、小松さんは爆笑したとのこと。
山田さんはここでもみんなを盛り上げるムードメーカーなんだと実感しました。辛い話の中にも山田さんが楽しませてくれるシーンがあるのは救いかもしれません。
4人の和気あいあいとした場面も映画館で観られるのを楽しみにしたいと思います!