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【2020年国内興行収入ランキング】日本で1番観られた映画TOP10!

パラサイト劇中画像
出典元:IMDb

2020年に国内で最も観られた映画をランキング!
国内の興行収入を基に(2020年12月28日時点)、現時点で調べられる情報を基に算出したランキングです。
2020年は大変な年となり、映画だけでなくエンタメ業界は大きな打撃を受けた1年となりました。
しかし、そんな事態にも負けず映画界ではヒット作も生まれています。
2020年を象徴する興行収入ランキングを紹介します!

2020年国内興行収入ランキングTOP10

2020年は、新型コロナウィルスの世界的パンデミックにより、多くのエンタメ業界が活動できない状況に追い込まれました。
しかし2020年末に、それまで『千と千尋の神隠し』が保持していた日本の映画興行収入記録を破るなど、大きく変動をもたらした一年でもありました。
そんな2020年劇場公開作品の中から、国内での興行収入ランキングを掲載!
調査は、2020年12月28日時点で調べたものを参照しますので、ご了承ください。

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第10位:STAND BY ME ドラえもん2

監督:山崎貴、八木竜一
公開:2020年11月20日
時間:96分
配給:東宝

興行収入|21億円

ドラえもん50周年記念作品として、6年ぶりに公開した”STAND BY ME”シリーズの続編となる『STAND BY ME ドラえもん2』。
6年前に公開した前作からの地続きとなる物語は、ベースにドラえもんの中でもナンバーワンのリメイク数を誇る「おばあちゃんの思い出」をベースにしたストーリー。
木村昴や水田わさびのいつもの声優キャストから、青年時代ののび太の声は、TVCMでも大人になったのび太を演じていた妻夫木聡が続投。
おばあちゃんとの約束を果たすためにのび太とドラえもんが奔走する姿が、再びドラ泣きを誘う2020年のメモリアルを祝う作品です。

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第9位:新解釈・三國志

監督:福田雄一
公開:2020年12月11日
時間:113分
配給:東宝

興行収入|22億円

『勇者ヨシヒコ』シリーズや『今日から俺は!!』など、ドラマの世界に日本のバラエティ的要素を巧みに取り入れ、日本のコメディ作品を牽引する存在となった福田雄一監督の2020年最新作となる『新解釈・三国志』。
福田雄一の笑いが好きな方であればマストとも言える作品で、映画だからこそ集う豪華なキャスト陣がお馴染みの空気感を出しながらも三国志という舞台で華やかに舞う映画です。

第8位:糸

監督:瀬々敬久
公開:2020年8月21日
時間:130分
配給:東宝

興行収入|22.4億円

2020年春の公開予定だった作品ですが、新型コロナウィルスの影響で夏に延期となり劇場公開を迎えた話題の恋愛映画『糸』。
中島みゆきの同名曲からインスパイアを受けて制作された本作は、壮大なストーリーが展開する恋愛作品。
菅田将暉と小松菜奈が主演で、2人は『溺れるナイフ』などで共演歴がある。
運命の2人が、それぞれの人生で交差していく様を18年かけて描いていく、壮大な物語。

第7位:事故物件 恐い間取り

監督:中田秀夫
公開:2020年8月28日
時間:111分
配給:松竹

興行収入|23.5億円

亀梨和也主演のホラー映画『事故物件 恐い間取り』。
TVで亀梨和也がさまざまなプロモーションを行っていた甲斐もあり、20億円を超えるヒットを記録した作品。
実際に事故物件ばかり住んで実体験を執筆した芸人、松原タニシの本を原作に採用した異色の映画となっています。
監督も、中田秀夫が務めホラー映画として秀逸な作品として2020年を象徴する映画のひとつになりました。
その一方で、主人公が芸人ということもあり、様々なお笑い芸人が出演していることで、怖いものが苦手な人でも観られることができたこともヒットの要因のひとつ。

第6位:TENET テネット

監督:クリストファー・ノーラン
公開:2020年9月18日
時間:151分
配給:ワーナー・ブラザース映画

興行収入|27.2億円

2020年、最大の話題作となったクリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』。
時間が逆行するという複雑な解釈のもと展開するストーリーは、リピート必須でスマッシュヒットを記録。
しかしコロナ禍の最中に公開に踏み切った思い切った戦略が採用されたため、大ヒットには至らずに、この後に続く話題作はそのほとんどが、公開延期となってしまいました。
それでも大きな話題を提供し、2020年を象徴する作品のひとつです。

第5位:映画ドラえもん のび太の新恐竜

監督:今井一暁
公開:2020年8月7日
時間:110分
配給:東宝

興行収入|33.5億円

毎年、春に公開するのが通例となっているアニメドラえもんの新作映画ですが、コロナ禍の影響で夏に延期され公開された映画『ドラえもん のび太の新恐竜』。
通算3作目となる『のび太の恐竜』をベースとした作品ではありますが、本作は劇場オリジナル作品。
タイトルだけが同じものとなるも、ストーリーは全く新しいオリジナルストーリー。
今回のゲスト声優には、木村拓哉や渡辺直美などが参加している2020年のメモリアル作品です。

第4位:コンフィデンスマンJP プリンセス編

監督:田中亮
公開:2020年7月23日
時間:124分
配給:東宝

興行収入|38.4億円

前作のロマンス編でスマッシュヒットを記録し、劇場版2さく目である本作で30億円超えの大ヒットを記録した人気ドラマ『コンディフェンスマンJP』の劇場版となるプリンス編。
長澤まさみ主演で、東出昌大や三浦春馬などの大きな事件が起きた中で、逆にそれがより大きなプロモーションとなった面もあり、コロナ禍の状況下でも大台となる30億円超えは、素晴らしい数字を残しています。
それだけの数字を残しているだけあって、豪華な出演陣が話題となっているだけではなく、ビビアン・スーなどの懐かしいキャスティングも話題に。
ドラマからの劇場版という、日本らしい展開の映画ですが信用詐欺というスカッと大どんでん返しがお馴染みのストーリーが受けて、第3作の製作も決定している人気シリーズ。
さらには、韓国版や中国版の製作も行われる予定で、世界に飛び出す事で、今後にも期待がかかる作品です。

第3位:パラサイト 半地下の家族

監督:ポン・ジュノ
公開:2020年1月10日
時間:132分
配給:ビターズ・エンド

興行収入|47.4億円

ハリウッドに匹敵するアジア映画として、一気に飛び抜けた存在となった韓国映画の筆頭『パラサイト 半地下の家族』。
NETFLIXの『オクジャ』や『スノーピアサー』などですでにハリウッドでの監督経験も豊富なポン・ジュノ監督のスペクタクル作品。
カンヌでグランプリを獲得して、その勢いのまま、アカデミー賞まで席巻した作品。
もはや内容に関しては、説明不要の名作。
製作年でいくと2019年の映画ではありますが、日本公開は2020年。
コロナ禍に陥る直前の2020年1月に公開を迎え、年明け直後はこの映画の話題でもちきりだったのも、懐かしい思い出です。

第2位:今日から俺は!!劇場版

監督:福田雄一
公開:2020年7月17日
時間:114分
配給:東宝

興行収入|53.7億円

2020年に日本で2番目に大ヒットしたのは、人気ドラマの劇場版作品。
名作不良漫画の実写化で、日本テレビで高視聴率を記録した事でも話題の『今日から俺は!!劇場版』。
賀来賢人と伊藤健太郎がW主演に加え、ヒロインを務める清野菜名と橋本環奈の可愛さも圧倒的人気の要因となるコメディ作品。
キャストと監督の福田雄一の相性が抜群で、TVドラマの人気がそのまま映画の興行成績にも反映されている大ヒット作品。
コロナ禍の影響で自粛ムードが強く残る夏の公開の中でも、50億円超えは凄まじい数字と言えるでしょう。

第1位:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

監督:外崎春雄
公開:2020年10月16日
時間:117分
配給:東宝/アニプレックス

興行収入|324.7億円

漫画にアニメと、大人気を博した作品『鬼滅の刃』の劇場版となり、ついに日本の劇場公開作品の中で、ナンバーワンの記録を樹立した映画となった『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。
これまでの日本興行収入記録は、316.8億円の『千と千尋の神隠し』。
2020年には、再上映を迎えて記録を伸ばしたにも関わらず、それを軽く超える記録を叩き出し、2020年末の時点でもまだ伸ばし続けている、モンスター作品となりました。
あらゆる商店では、グッズや主題歌となる『紅蓮華』が鳴り響き2020年下半期は、『鬼滅の刃』一色となりつつあります。
鬼滅を見ない人からは、ハラスメントだと”キメハラ”なんて言葉も飛び出し、社会現象とも言える第ブームに発展している、2020年を象徴するアニメ作品。
2021年には世界公開を多く控え、世界的ブームも間近に控える超話題作!
納得の1位です。

まとめ

以上、2020年の興行収入ランキングTOP10でした。
2020年は、コロナ禍の影響で非常に苦しい一年だったのが、興行収入の数字からも伝わります。
関連にある2019年の興行収入ランキングと見比べてみると、その違いは一目瞭然です。
それでも1位の『鬼滅の刃』が、興行収入の新記録を達成したのは大きなニュースで、2020年最大のトピックかもしれません。
2021年には、2020年公開予定の大作映画が軒並み公開になるので、この記録もどうなることか…
大きな期待を抱いて、来年も楽しい映画ライフを送っていきましょう!!

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