2019年12月20日に公開となった年末最大の話題作、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。
その話題性、ビッグコンテンツとされているスターウォーズの完結編となる最新作は、興行収入、観客動員ともに大きなものになると予想されていました。
しかし蓋を開けてみるとその結果は、公開前の予想を大きく下回る結果になってしまいました。
果たして今後の伸びはあるのか…
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の現状を徹底解明!
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の初動スタート、順調とは行かず…
出典元:https://www.starwars.com/films/star-wars-episode-ix-the-rise-of-skywalker
公開初週末を迎えた映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、”フォースの覚醒”、”最後のジェダイ”に及ばず…
アメリカでは内容も賛否両論となっており、最終的な興行収入は10億ドルにも届かないのでは、と見られています。
2019年には、興行収入の新記録を樹立した『アベンジャーズ/エンドゲーム』は27億ドルを超えたことを考えると、MCUに匹敵するはずのビッグコンテンツであるスター・ウォーズが、大台とされている2桁に届かないとなると、今後のプロジェクトにも暗雲が立ち込める。
公開前の段階で映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、2億5,000万ドルを見込みで出していました。
世界全体で見ると4億5,000万ドルの大ヒットになることが予測されていたのです。
その結果、実際の数字は1億9,800万ドルが世界興収、アメリカでは1億7,600万ドルという結果に。
予想の半分にも満たないという事態に、アメリカでは大きな下方修正を余儀なくされていると言いいます。
微妙な結果となった原因は?
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この結果に落ち着いた要因としては、やはり根強い”スター・ウォーズ”ファンはディズニーに移ったことが、期待を裏切る結果になってしまったことにあります。
さらには前作”最後のジェダイ”で起きた、炎上騒動にも起因します。
その炎上騒動とは、ローズを演じたケリー・マリー・トラン。
アジア系女優が初めてメインキャラクターを演じたことで大きな話題となっていましたが、それがそぐわないと、ケリーのインスタグラムに否定的なヘイトコメントが寄せられ大きな騒動となり、インスタグラムアカウントを閉鎖するという事態にまでなっていたのでした。
その結果、”スカイウォーカーの夜明け”ではケリー・マリー・トラン演じるローズの出番が激減。
ディズニーはその世論の動きに大きく影響されすぎたとの意見も出ており、「守りに入った」などの批判も見られていました。
その昨今の流れから、ディズニー産スターウォーズの印象が悪いこともあり、このような結果になったことが予想されているのです。
その一方で、11月12日に新たにローンチされた「Disney+」が大好評となっているなどが起因し、今作もロケットスタートが見込まれていました。
ディズニーは微動だにせず?
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しかしディズニーにとっては、スター・ウォーズが仮に大コケをしたとしても、ダメージは微々たるものであるとされています。
何故ならば、言わずもがなMCU作品の好調、その他でも今年は『アラジン』、『ライオン・キング』、『アナと雪の女王2』など大ヒットを記録した作品が軒並みあることで、スター・ウォーズの興行的失敗はそこまでダメージはない模様。
一方で国内興収は?
出典元:https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker/about.html
アメリカでは、ロケットスタートに失敗し下方修正が世なくされている一方で、日本国内の興行収入はどうなのでしょうか?
それは、全く逆であり日本国内ではかなりの好調をキープ。
2019年内ディズニー映画NO.1ヒットになるであろうことが予想されるほど。
それではここからは、その詳細を紐解いていきましょう!
ムビチケ前売り券で新記録!
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デジタル映画鑑賞券「ムビチケ前売券(オンライン)」が、 「ムビチケ前売券(オンライン)一般券の最高販売枚数」の新記録を映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が打ち立てています。
12月19日まで販売していた、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の「ムビチケ前売券(オンライン)」。
売り上げ記録は、 43,802枚。
これまで最高記録を保持していたのは、同じくディズニー映画である『トイ・ストーリー4』の42,538枚となり、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の話題性を裏付ける結果に。
国内初週は絶好調!
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日本国内で映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、2019年の実写映画のオープニング記録No.1を記録。
大ヒットとなり、絶好調となるスタートとなっています。
オープニング3日間で興行収入が15億7,046万円、動員数は101万8,851人煮物ぼりいわゆる大台とされている10億円に100万人を突破する記録を打ち立てていました。
この勢いを保っていけば、おそらくこ2019年のNo.1興行収入記録となるであろう作品になることが予想されているほどの大ヒットとなっています。(公式記録としては、劇場公開が終了となるのは年明けになるので、興行収入の公式記録は2020年にカウントされます。)
日本では『アラジン』が120億円超えとなっており、2019年のディズニー映画の興収No.1ですが、このままの勢いを保つとそれすらも超えるのでは、と見られています。
結果として、本国アメリカとは大きく異なる滑り出しとなった映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。
果たして最終的な世界興収はどうなるのか…
その動向に、注目していきましょう!
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