映画【笑いのカイブツ】は、あの伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキの同名私小説を原作とした実話ベースの衝撃作。さまざまなテレビ・ラジオ番組に投稿をし続け、大喜利とお笑いに全てを懸けた怒涛の日々が、滝本憲吾監督によりついに映像化!
出演者は主演の岡山天音のほか、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香など。
今回は映画【笑いのカイブツ】のキャストとあらすじなどについて!
【笑いのカイブツ】のキャスト
映画【笑いのカイブツ】のキャストをまとめてご紹介!
キャスト: 岡山天音 (ツチヤタカユキ)
キャスト: 岡山天音、役:ツチヤタカユキ…作家。「伝説のハガキ職人」として広く知られる。
伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキを演じるのは、俳優の岡山天音さん。
1994年生まれ・29歳の岡山天音さんは東京都出身。個性的な顔立ちと高い演技力が認められ、俳優としてテレビドラマや映画など多くの場で活躍中。
2017年、主演を務めた映画『ポエトリーエンジェル』にて第32回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を受賞。代表作はテレビドラマ『ひよっこ』『同期のサクラ』や映画『ディストラクション・ベイビーズ』『新聞記者』『キングダム 運命の炎」』など。
■岡山天音さんコメント
出典:映画【笑いのカイブツ】公式サイト
原作者であり、僕が演じた役でもあるツチヤタカユキの渦は苛烈で、引き裂かれそうになる日々でした。なんとか生き延びて今日にいます。チームの皆様のおかげです。キャストの中にはこれまで間近で背中を見て来た方もいらっしゃり、今作でご一緒できたこと、言葉にならない感慨でいっぱいです。そして滝本監督の初長編監督作品という一度しかない事件を共に出来た事が、誇りです。皆様のもとに届く日を楽しみにしております。
キャスト: 仲野太賀 (ベーコンズ・西寺)
キャスト: 仲野太賀、役:ベーコンズ・西寺…人気芸人ベーコンズの一人。ツチヤの才能を見出し、東京へと呼び寄せる。
人気芸人ベーコンズ・西寺を演じるのは、俳優の仲野太賀さん。1993年生まれ・30歳の仲野太賀さんは東京都出身。2006年、テレビドラマ『新宿の母物語』にて俳優デビュー。出演映画は『すばらしき世界』『さんかく』『桐島、部活やめるってよ』『私の男』など多数。
キャスト: 菅田将暉 (ピンク)
キャスト: 菅田将暉、役:ピンク…ツチヤと大坂で出会い、全く違う境遇ながら意気投合する。
ツチヤの友人・ピンクを演じるのは、俳優の菅田将暉さん。1993年生まれ・30歳の菅田将暉さんは大阪府出身。近年の出演映画は『糸』『浅田家!』『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』『百花』など多数。
キャスト: 松本穂香 (ミカコ)
キャスト: 松本穂香、役:ミカコ…ツチヤが想いを寄せるヒロイン。
本作のヒロイン・ミカコを演じるのは、女優・松本穂香さん。1997年生まれ・26歳の松本穂香さんは大阪府出身。2016年、テレビドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』にて連続ドラマ初出演。代表作はテレビドラマ『この世界の片隅に』『ひよっこ』や映画『わたしは光をにぎっている』『君が世界のはじまり』『”それ”がいる森』など多数。
キャスト: 片岡礼子 (おかん)
キャスト: 片岡礼子、役:おかん…ツチヤの母親。不器用で猪突猛進な息子を心配しつつも温かく見守る。
ツチヤの母・おかんを演じるのは、女優・片岡礼子さん。1971年生まれの片岡礼子さんは愛媛県出身。1993年、橋口亮輔監督の『二十才の微熱』にてスクリーンデビュー。近年の出演映画は『恋のいばら』『銀平町シネマブルース』『コーポ・ア・コーポ』など。
その他キャスト
キャスト:前原滉 (役:氏家)
キャスト:板橋駿谷 (役:ベーコンズ・水木)
キャスト:淡梨
キャスト:前田旺志郎
キャスト:管勇毅
キャスト:松角洋平
原作は伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキ
映画【笑いのカイブツ】のあらすじ
主人公は、お笑いに自分の全てを捧げてきた青年・ツチヤタカユキ。
気が狂うほどひたすらネタを考え続ける毎日が続き、ついに念願かなってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになることに。
しかし、人間関係を築くのが不得手な彼は、周囲の人から全く理解されなかった。失望し、自暴自棄になりながらも笑いを諦めきれず、ラジオ番組へネタを送るハガキ職人として新たな道を切り開こうとするツチヤ。
するとその投稿がしだいに注目を集め、ついに尊敬する人気芸人・ベーコンズの西寺から東京へ来ないかと声が掛かる。
上京したツチヤを待っていたのは、多くの人との出会い、そして新たな世界だった…。
これは「伝説のハガキ職人」として知られる作家・ツチヤタカユキの同名私小説を原作とした、至極のヒューマンストーリー。
笑いに取り憑かれた男・ツチヤタカユキ
本作の原作者であるツチヤタカユキさんは、15歳の頃からさまざまなテレビやラジオ番組などに大喜利を投稿してきた「伝説のハガキ職人」として広く知られています。
そして、大喜利とお笑いに全てを賭けた半生を描いた私小説【笑いのカイブツ】が出版されたのが2017年のこと。
映画【笑いのカイブツ】の劇中では、自身の持てる力全てをお笑いに捧げるツチヤタカユキさんの生のエネルギーがありのまま、臨場感たっぷりに描き出されています。
主演・岡山天音さんの、純朴さと狂気が同居した圧巻の演技も必見です。
”今”を全身全霊で駆け抜ける男・ツチヤタカユキの半生、そして彼を取り巻く人々との心温まる関わりを、ぜひ劇場にてご覧ください。
■ツチヤタカユキさんコメント
この映画は、走馬灯だ。色んな事を思い出す。何度も、堕ちる所まで堕ちた。あの頃は、毎日、泣いていた。この世界を辞めたい夜は、何度もあった。書いても書いても、全く報われねえ。ゴミ捨て場に廃棄された食品、ゴミ箱から漁って食ってた日々。誰からも理解されず、人間扱いすらされなかった。
だけど、この映画の試写会で、たくさんの人が涙を流してくれた。それはあの頃、僕が流した涙が、他の誰かから流れた瞬間。岡山天音さんが、誰からも理解されなかった男を、世界と繋げてくれた瞬間。 それはずっと「死ね」と言われ続けてきた男が、初めて誰かと、心が通じ合えた瞬間。
そんな奇跡が起こる時、こんな事を思った。必要じゃなかったものなんか、一つも無かった。
出典:映画【笑いのカイブツ】公式サイト
そして、こうも思う。必要じゃないものなんか、一つも無い。
あの頃の僕のような、どん底の日々を生きる、全てのカイブツ達に、この映画を捧ぐ。
監督は滝本憲吾
本作の監督を務めるのは、映画監督・ドラマディレクターの滝本憲吾さん。
1979年生まれの滝本憲吾さんは大阪府出身。2007年に「Sadistic Mica Band (映画)」(監修:井筒和幸)にて監督デビュー。近年は「ポイズンドーター・ホーリーマザー」や「サワコ 〜それは、果てなき復讐」など多くのテレビドラマの演出を手掛けています。
■滝本憲吾さんコメント
出典:映画【笑いのカイブツ】公式サイト
カイブツと呼ぶなら呼べばいい
破壊なくして創造なし
そんな一人の人間の物語です。
是非とも映画館で笑ってください。
その他スタッフ
脚本:滝本憲吾 足立紳 山口智之 成宏基
エグゼクティブプロデューサー:成宏基
プロデューサー:前原美野里
撮影:鎌苅洋一
照明:神野宏賢 秋山恵二郎
録音:齋藤泰陽 藤本賢一
美術:安藤秀敏 菊地実幸
装飾:岩井健志
衣装:馬場恭子
ヘアメイク:楮山理恵
編集:村上雅樹
音楽:村山☆潤
助監督:齊藤勇起
制作担当:後藤一郎
宣伝写真:三宅英文
【笑いのカイブツ】の公開日
劇場公開日は2024年1月15日 (金)です!
*記事内画像出典:映画【笑いのカイブツ】公式サイト