映画『さんかく窓の外側は夜』は、2020年1月22日に公開した、サスペンス・スリラー作品。
人気漫画家ヤマシタトモコ原作による、同名漫画の実写映画化作品。
主演は二人、岡田将生と志尊淳。
ヒロインは元欅坂46の平手友梨奈。
そんな本作のあらすじや見どころを紹介!
映画『さんかく窓の外側は夜』の概要
人気漫画家ヤマシタトモコによる漫画、『さんかく窓の外側は夜』の実写映画化作品。
当初2020年10月公開でしたが、新型コロナウィルスの影響で公開が延期となっていた作品。
20201年1月22日に公開を迎え、直前に北川景子がサプライズ出演していることが発表され話題になっていました。
本作は、サスペンス・ホラーで霊が「視える男」と「祓える男」のバディ・ムービー。
映画『響 -HIBIKI-』で注目を集めた平手友梨奈が、物語の鍵を握るヒロイン非浦英莉可(ひうら えりか)を演じます。
原作はBL漫画としても人気で、映画でも人気俳優の起用で注目となる。
そんな映画『さんかく窓の外側は夜』は、刑事から持ちかけられたある殺人事件の調査を始める。
ホラー映画の要素と、ミステリーを融合させた新しいジャンルの作品。
映画『さんかく窓の外側は夜』の作品情報
監督:森ガキ侑大
脚本:相沢友子
原作:ヤマシタトモコ
出演:岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見、筒井道隆、滝藤賢一、北川景子
公開:2020年1月22日
配給:松竹
公式ウェブサイト:https://movies.shochiku.co.jp/sankakumado/
関連記事
映画『さんかく窓の外側は夜』のあらすじ・キャストをチェック!
あらすじ
書店で働く三角康介は、一見普通の青年だが、幼い頃から幽霊が見える特異体質に悩まされていた。ある日、書店に除霊師・冷川理人がやってくる。「私といれば怖くなくなりますよ」の一言で、三角は冷川と除霊作業の仕事を共にすることになる。そんな中、ふたりは刑事・半澤より一年前に起きた連続殺人事件の話を持ち掛けられる。調査をはじめたふたりは、やがて遺体を発見するが、その遺体には呪いがかけられていたのだ。真相を探るふたりに度々聴こえてくる死んだ殺人犯の声。そしてふたりはある言葉にたどりつく―――。
https://www.shochiku.co.jp/cinema/lineup/sankakumadoeiga/
「 ヒ ウ ラ エ リ カ に....だ ま さ れ た.... 」。それはふたりがこれまでの除霊作業で度々耳にしてきた名前だった。彼女は何者なのか?彼女の目的は?ふたりはこの事件を解明できるのか…?
主演の2人
映画『さんかく窓の外側は夜』は岡田将生と志尊淳のW主演。
岡田将生は、冷川理人(ひやかわ りひと)を演じます。
役どころは、刑事にも助力する除霊師。
霊を祓う能力を持つ。
岡田将生は、2007年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で映画デビューを果たすと、映画『告白』など、それ以降は様々な作品で活躍をする実力派俳優。
一方、志尊淳は書店員・三角康介(みかど こうすけ)。
霊が視えるという役柄。
志尊淳は、戦隊モノから徐々に実力をつけ近年注目の若手俳優。
そんな2人がバディを組み、不可解な殺人事件を追っていく…
ヒロイン:平手友梨奈
本作『さんかく窓の外側は夜』の中でも、最注目となるのは今最もその動向に注目が注がれる若手女優、平手友梨奈。
彼女は、元欅坂46の筆頭株だった存在で、ダークな雰囲気を纏いながらも正統派のアイドルとして活躍。
平手友梨奈が演じるのは、非浦英莉可(ひうら えりか)。
ベールに包まれた謎の少女。
登場シーンも、とても衝撃的に鮮烈と恐怖を与えるシーンとなり、こんな少女がどの様にこの物語にさようしていくのか…
非常に重要なポイントになっていきます。
いぶし銀・滝藤賢一
本作におけるキーキャラクターは、平手友梨奈演じる非浦英莉可(ひうら えりか)意外にももう1人存在します。
それが、滝藤賢一演じる半澤日路輝(はんざわひろき)。
刑事役で、岡田将生演じる冷川にとある殺人事件の調査を持ってくる。
その他でも、志尊淳の三角の相談を受けるなど、浮世離れした霊の話の中に魅せる人情、人の温かさをぶっきらぼうながらも魅せていく…
この物語の中でも、よりわかりやすく人間らしい人物。
早川たちが、目に見えない霊を扱うものに対して、半澤は目に見える人間を扱う職業、というある意味で対極の位置にいるのも、注目です。
ただ、キャラクターそれぞれに心の闇があり、この半澤にもその部分は強く描かれています。
早川曰く、それが良いとのこと。
北川景子のサプライズ出演
映画公開の直前近くに、北川景子が出演していることがサプライズ的に発表されました。
北川景子に関して、あまり多くを語ってしまうのはつまらないので、ここでは冒頭付近に出てくる、ということだけ明かしておきます。
映画『さんかく窓の外側は夜』の見どころに注目!
ここからは、映画『さんかく窓の外側は夜』の見どころを解説していきます。
ストーリーの気になるポイントを紹介!
除霊師という職業
主人公冷川の職業、除霊師。
冒頭に登場する霊を払える力を持つ冷川。
彼はおそらく個人事業主、でも個人事務所が存在。
すると、冷静に疑問に思います。
そんな除霊師っていう職業、家賃払えるほどに稼げるのか?
でも、実際に考えてみると…
実は結構、需要あるのかも?
なんて疑問が湧きました。
まず、除霊が必要になる場面の代表例として…
不動産。いわゆる事故物件。
この鑑定や除霊。
あとは病院関係、鉄道会社、etc…
と考えると、結構細々とやって行く位は稼げるのか…
人が死ぬ場面には、必ずと言って良いほど関係してくるので、除霊に限らず霊による問題を扱えば、食ってくことは出来そうです。
実際に劇中でもお金の問題に関しては、少しだけ触れられているので、そんな現実問題もちょっと気になってしまいました。
霊の表現は、とにかく不気味
そんな本作の、1番の肝となるのはやはり霊の表現方法。
本作は当然”霊”という存在が出てくるので、ホラー映画というジャンルに分類されています。
とは言うものの、本作のベースはあくまでもミステリー映画です。
事件の概要を追って行くのが、本質的なストーリー。
なので、ホラーが苦手な方でも、全然大丈夫。
霊の表現も、いわゆるザ・ホラー的な表現よりも若干独特なものになっているので、そこまで怖くはありません。
怖いと言うよりも、不気味な存在。
それが本作における霊という存在の、立ち位置です。
後半のたたみかける様な展開は必見!
ミステリー映画、と聞くと犯人がいて、追い詰めて行くというのが典型的なストーリー。
でも本作は、登場人物たちの過去が巧妙に絡み合い事件の真相につながって行くという、ミステリーの中でも、想像もつかない展開を魅せて行くのが肝となります。
クライマックスは、これまでに体験したことがないおぞましさとスリリングさが白眉となります。
BL好きは胸キュン必須!?
BL漫画好きなあなた。
やはり気になるのは、この映画にもその部分が反映されているのか…
ぶっちゃけ筆者は、BL漫画をそこまで読んだ事はない(過去に数回ほどはあります)ので、期待値がどこにあるのかは定かではありませんが…
志尊淳と岡田将生が顔を近づけて…
なんて場面は、別にマイノリティではない自分ですら、少しドキドキしてしまいました。
なので、風味だけはしっかりあるとだけ、お伝えしておきましょう!
映画『さんかく窓の外側は夜』の解説・まとめ
以上、映画『さんかく窓の外側は夜』の解説でした。
本作が気になる方は、是非とも劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
コロナ禍の影響で、いつまた映画館が閉鎖になるかもしれないこの状況。
要チェック作品は、見逃すべらからず!!
この映画のBL風味や、一風変わったミステリーを、是非とも体験してみてはいかがでしょうか?