2020年12月10日に、NETFLIXで配信がスタートした作品『今際の国のアリス』。
主演は山崎賢人と土屋太鳳が務める。
監督は、日本を代表するアクション監督、佐藤信介。
山崎賢人とは、2019年の映画『キングダム』以来のタッグ。
本作は、殺し合いのゲームをいき述べるべく奮闘する主人公を中心に描いたアクション作品。
この作品の見どころとなる部分を、徹底解説します！
NETFLIX作品『今際の国のアリス』について
NETFLIXがオリジナル作品として製作する、アクションスリラー『今際の国のアリス』。
原作は、週刊少年サンデー系列で連載されていた麻生羽呂による同名漫画。
現在では『今際の国のアリス RETRY』として、続編が連載中。
作り込まれたストーリーや設定が好評を受け、実写作品としてNETFLIXが製作・配信を担当し、世界190カ国で視聴可能となります。
主演は、山崎賢人と土屋太鳳。
2人は、『orange -オレンジ-』などで共演をするお馴染みのコンビでもある。
監督は佐藤信介。
『GANTZ』 、『いぬやしき』、『ブリーチ』など、人気漫画の実写化では、お馴染みともなるアクション映画を得意とする映画監督。
山崎賢人とは『キングダム』の実写映画でコンビを組んでおり、これまたお馴染みのコンビ。
共演も、NETFLIXらしく豪華な出演人が集います。
金子ノブアキや、三吉彩花、村上虹郎など個性豊かな共演者たちも話題。
原作をベースに、大掛かりな渋谷のオープンセットを作成し、日本作品とは思えないスケールの大きさが最大の見どころのアクションスリラー作品。
『今際の国のアリス』の作品情報
原題：Alice in Borderland
監督：佐藤信介
脚本：渡部辰城、倉光泰子、佐藤信介
原作：麻生羽呂
出演：山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、仲里依紗、栁俊太郎、桜田通、金子ノブアキ
公開：2020年12月10日
時間：1話あたり約50分
話数：シーズン1/全8話
配給：NETFLIX
『今際の国のアリス』のあらすじ
アリスは、家でゲーム三昧をする青年。
父親はエリートで、弟はそんな父親に目をかけられている。
一方、アリスは家では厄介者扱い。
挙げ句の果てには、父親に弟の邪魔だけはするなと言われる始末。
こんな家に飽き飽きして、家出を決意するのだった。
アリスの心の拠り所、それは2人の親友。
チョータとカルベ。
チョータは、サラリーマン。
カルベはバーで働いている。
そんな3人は、一緒にいる時だけが幸せなひとときだった。
その日も、3人で渋谷で落ち合う。
スクランブル交差点でふざけていると、車が事故に遭うきっかけを作ってしまい急いで逃げる3人。
その最中、何故か花火を見かけるも、急いで駅構内のトイレに逃げ込む。
すると、突然停電になる…
そしてあたりに異様な静けさが漂う。
そろりと、外に出てみるとそれまで人手ごった返していた渋谷の街に、誰もいなくなっていた。
アリスたち3人は、誰もいない渋谷の街で途方に暮れる…
夜になると突然、電光掲示板の明かりが灯る。
【GAME】の始まり。
アリスたちは、訳もわからぬまま、とある雑居ビルの中へと誘われるのだった…
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NETFLIX作品『今際の国のアリス』の魅力
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『今際の国のアリス』の最大の魅力は、やはり劇中で登場する様々なゲームです。
この作品は、言うなれば異世界SFともいうべきテイストの作品。
突如、訳もわからず、現実世界とは違う場所に行きます。
とはいえ、アリスたち登場人物たちは、どこかに転送されるというわけではなく、突如周りの人間が消えた状態になるため、自分たちがどこかに飛ばされたという概念ではなく、周りの人達がいなくなったという状況を維持したまま物語が進んでいきます。
そんな中で、訳もわからぬまま【GAME】に挑戦していくのです。
それがこの『今際の国のアリス』の最大の見どころです。
【GAME】とはなんなのか？
【GAME】とは、アリスたちが誰もいない渋谷の街で、突如として強制的に参加され行われれる、自分の命をかけて行われるもの。
ある一定のエリアに入った瞬間に、強制的に参加メンバーになり、クリアしなければ死んでしまうような危険なもの。
アリスたちがいる世界では、この【GAME】にクリアすることで、滞在日数が付与されます。
滞在日数が0になってしまうと、レーザーで撃ち抜かれて、絶命してしまうサバイバルを毎回行かなくてはならない。
それだけ、重要なものとなっています。
そして、この【GAME】 の種類が毎回、壮絶なドラマを生み出すのです。
『今際の国のアリス』シーズン1では、ドラマ版オリジナルGAMEなども存在。
特にアリスたちが最初に挑むゲームは、今後の展開をよりわかりやすくするために、オリジナル版の採用がされています。
それらのGAMEに挑むことが、このドラマの最大の魅力です。
スケールの違い
本作は、東京の街が舞台となっています。
新宿や、渋谷、お台場など様々な街が出て来るので、1土でも行ったことがある人はより身近な光景が広がる作品です。
特に渋谷の光景などでは、全く人がいないシーンなどが存在します。
しかし絶えず人がいる渋谷で、そんな場面を撮影するわけにもいきません。
もし、本当に渋谷で、誰もいないシーンを撮影する場合、街の一角を封鎖しなくてはならない。
特に渋谷です。そんなことができる訳もありません。
ということは、このドラマに登場する死ぬやは全て、セットとということになるのです。
精巧に細部まで再現され、ドラマで、映像としてみる分には本当の渋谷で撮っているのかと、容易に見間違うほどに、壮大なオープンセットの上で撮影されているのです。
この大規模なスケールで送るのが、『今際の国のアリス』。
日本の作品とは思えない規模で展開するのも、最大の魅力といってもいいでしょう！
『今際の国のアリス』原作との相違点
ここで、このドラマの原作との違いについて解説します。
原作に知らない人にとっては興味ないかもしれませんが、原作ではこうなっていた、という知識を持っておくと、より作品の深みを知ることができるかもしれませんよ。
アリスたちの年齢
原作では、アリスとカルベとチョータは高校生でした。
これは、単純に演じる役者とのギャップを考えても妥当な改変と言えるもの。
それにアリスたちが、現実世界で燻っている感じなど、社会人の年齢で描いた方が今どきっぽい感じが出せていたので、より感情移入がしやすかった部分でした。
最初のゲームまで
冒頭は、原作とは大きく異なっていました。
アリスたちが社会人以外にも、今際の国に行った場面や最初のゲームまでなど、冒頭はかなり変えられています。
まず、アリスたちが今際の国にいく場面も、原作では駅のホームでしたがドラマでは渋谷の駅構内のトイレの中でした。
そこで、最初のゲームへの誘いは、そのまま渋谷の駅前で行われ、新宿の雑居ビルで行われるなど、原作では大きく異なります。
原作では、神社で最初のゲームは「おみくじ」でしたがかなり異なるスタートとなっています。
ゲームの内容
ゲームのプレイの仕方も、原作とは大きく異なっています。
まずドラマではスマホを用いるなど、かなりテクノロジーが使われています。
原作では、もっとシンプルなものでした。
あと、大きな違いでは、原作では”げぇむ”など、全てひらがな表記でしたが、ドラマでは単純にローマ字表記など、細かい違いも存在しています。
ドラマでは、GAME会場に着くとスマホを1人1台持たされるなど、より現代的な解釈が採用されているのも大きな特徴です。
気になるシーズン1の展開は？
シーズン1は、原作でいうところの”ふぁあすとすてえじ”の部分までです。
もしシーズン2の製作がされるのであれば、”ねくすとすてぇじ”から物語が始まります。
しかし現在では、シーズン2の製作は決定していません。
しかしNETFLIXの総合でも1位になっていることなどから、順当に行けばシーズン2への更新が発表されるでしょう。
NETFLIXは配信開始からの初動の視聴数で、シーズン更新の判断がされることがほとんどですので、そう遠くない未来に発表されるはず。
アリスたちの置かれた状況についての真相が、これから明らかになっていくので、是非ともシーズン2が望まれる作品です。
なので、『今際の国のアリス』の続きを見たい！と思った方は、早い段階で一気見するのが推奨とされています。
現在、『今際の国のアリス』は、NETFLIXで軒並みの話題作を抑えての総合ランキング1位です。
近々発表されるであろうシーズン更新の一報が届き次第、新情報を更新します。