2024年4月5日に日本公開が決まったアメリカ映画「ブルックリンでオペラを」。「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイと「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジが送るロマンティックコメディです。散歩の出会いで、ニューヨークで暮らす精神科医のパトリシアとオペラ作曲家のスティーヴン夫婦の人生が大きく変わっていく様子を描いた本作。一体どんな映画なのか気になりますね。
この記事では「ブルックリンでオペラを」のあらすじやキャストをご紹介します。アン・ハサウェイが脚本に惚れ込み、自らプロデュースも行うこの映画の魅力をチェックしていきましょう。
【ブルックリンでオペラを】とは？
【ブルックリンでオペラを】基本情報
原題：She Came to Me
製作国：アメリカ合衆国
監督：レベッカ・ミラー
脚本：レベッカ・ミラー
出演：アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイ、ヨアンナ・クーリグ、ブライアン・ダーシー・ジェームズ
上映時間：102分
監督は「50歳の恋愛白書」のレベッカ・ミラー
監督を務めたレベッカ・ミラーは、アメリカの女優兼監督です。舞台女優としてデビューしたレベッカ・ミラーは、映画界に進出し、女優として活躍しました。その後、1995年に初の監督作品「アンジェラ」を製作。2009年にはロビン・ライト・ペン、キアヌ・リーヴス、ブレイク・ライブラリーなどが出演した「50歳の恋愛白書」でメガホンを取りました。私生活では俳優のダニエル・デイ＝ルイスと結婚しています。
主題歌がゴールデングローブ賞ノミネート！
主題歌「Addicted to Romance」は第81回ゴールデングローブ賞の主題歌賞にノミネート！ロック界の重鎮であるブルース・スプリングスティーンが書き下ろしたその音楽は必聴の価値ありです。ピーター・ディンクレイジが演じるスティーブンは現代オペラ作曲家という役どころであるため、映画の中では現代オペラの楽曲も登場。これらの音楽はグラミー賞を過去に２度受賞したブライス・デスナーが手掛けました。
【ブルックリンでオペラを】あらすじ
精神科医のパトリシアと現代オペラ作曲家のスティーブンはアメリカ・ニューヨークのブルックリンで暮らす夫婦。人生最大のスランプに陥っているスティーブンは、ある日愛犬の散歩をしていたところ、風変りな船長カトリーナと出会う。カトリーナに誘われ、船に乗船したスティーブンが遭遇したある事態に、夫婦の人生は大きく変化していく。
【ブルックリンでオペラを】キャスト
パトリシア（演：アン・ハサウェイ）
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精神科医パトリシアを演じたのは、アン・ハサウェイです。
アン・ハサウェイは1982年、アメリカ合衆国出身の女優です。アン・ハサウェイと言えば大きな目とはっきりした美しい顔立ちが印象的で、「プリティ・プリンセス」（2001）や「プラダを着た悪魔」（2006）などの代表作を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。お姫様の役から、「ダークナイト ライジング」（2012）のキャットウーマンのようなアクションを必要とする役まで幅広い役柄をこなしています。2012年に出演したミュージカル映画「レ・ミゼラブル」では娼婦ファンティーヌを演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。
スティーブン（演：ピーター・ディンクレイジ）
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スランプに陥っている現代オペラ作曲家のスティーブンを演じたのは、ピータ―・ディンクレイジです。
ピータ―・ディンクレイジは1969年、アメリカ合衆国出身の俳優です。生まれつき小人症を患っており、その体形を活かしてこれまでに様々な映画に出演。「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」（2018）で武器職人エイトリを演じたことでも有名です。「シラノ」（2021）では、剣豪で詩人の主人公シラノを演じ、高い評価を得ました。2023年には「ハンガー・ゲーム」シリーズの最新作「ハンガー・ゲーム0」に出演。ハンガー・ゲームの考案者であるキャスカ・ハイボトムを演じています。
カトリーナ（演：マリサ・トメイ）
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スティーブンが出会った船長カトリーナを演じたのはマリサ・トメイです。
マリサ・トメイは1964年、アメリカ合衆国出身の女優です。映画のタイトルにもなっているニューヨークのブルックリン出身ということで、まさにこの映画ぴったりの配役ですね。「いとこのビニー」（1992）でアカデミー賞助演女優賞を受賞。それ以外にもアカデミー賞助演女優賞に複数回ノミネートされています。近年では、トム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズでメイ・パーカーを演じたことで有名です。
その他のキャスト
役名ははっきりしていませんが、以下の俳優が出演しています。
- ヨアンナ・クーリグ
- ブライアン・ダーシー・ジェイムズ
- ハーロウ・ジェーン
- エバン・エリソン
まとめ
特報の映像では「とんでもない出会いから、人生が劇的に変わる、驚きのハッピーストーリー」と紹介されているこの映画。一体どんな驚きが用意されているのでしょうか。船長カトリーナの「私、恋愛依存症なの」というセリフも気になるところ。第73回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映されており、その面白さはお墨付きです。ロマコメの名匠と言われるレベッカ・ミラー監督の新作は、どんなハッピーストーリーなのか、今からとても楽しみですね！