これまでのMCUにおける最強のヒーロチームであるアベンジャーズの秘密がついに明かされた作品である『キャプテン・マーベル』。2019年3月に公開を迎え、アベンジャーズにおける救世主になるヒーロー”キャプテンマーベル”の物語を徹底解説!
映画『キャプテン・マーベル』の概要
出典元:Marvel Studios’ CAPTAIN MARVEL©Marvel Studios 2019
2019年3月に公開した、MCUの第21作品目にあたる映画『キャプテン・マーベル』。
監督は、アンナ・ボーデンとライアン・フレックが務めています。
このふたりは前作に、『ワイルド・ギャンブル』という作品の監督で高評価を得ています。
『ワイルド・ギャンブル』は、『キャプテン・マーベル』のタロス役のベンメンデル・ソーンとライアン・レイノルズが主演したロード・ムービーです。
主演は、2016年のアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最後に、ニック・フューリーが助けを求めた相手としてキャプテン・マーベルの起源が描かれる。
映画『キャプテン・マーベル』の作品情報
原題:Captain Marvel
監督:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
脚本:メグ・レフォーヴ、ニコール・パールマン、ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット、リズ・フラハイヴ、カーリー・メンチ、アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
原作:ロイ・トーマス、ジーン・コラン『キャロル・ダンヴァース』
出演:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、ラシャーナ・リンチ、ジェンマ・チャン、アネット・ベニング、クラーク・グレッグ、ジュード・ロウ
公開:2019年3月15日
時間:124分
製作:アメリカ合衆国
MCU作品のラインナップ
MCUの他の22作品のラインナップは、上記リンク先で確認ができます。
『キャプテン・マーベル』がどんな作品の、どんな場面と関連性があるのか…
この記事で改めてご確認を!
映画『キャプテン・マーベル』を無料で観る方法
公開から1年も経っていない作品ながらも、この映画『キャプテン・マーベル』を無料で視聴する方法を暴露しています!
マーベル作品はどの配信サービスでも、その殆どが有料になっており、無料で観ることが出来ません。
その中でも、たった一つの抜け道とも言える無料で観る方法を掲載している記事です。
映画『キャプテン・マーベル』のあらすじ解説!
出典元:Marvel Studios’ CAPTAIN MARVEL©Marvel Studios 2019
以下より、映画『キャプテン・マーベル』のあらすじを中心に、物語の見どころを紹介していきます。
あらすじを解説と言っても全てのネタバレはしませんので、安心してご覧ください。
あらすじ
出典元:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel/about.html
主人公は、ヴァースという女性。
彼女の記憶は6年前が最も古いもので、記憶喪失だったのだ。
ヴァースの記憶では、スクラル人に襲われる所でクリー人に助けられていた。
現在ヴァースは、その助けられたクリー人と共に特殊部隊スターフォースに所属し、新たな任務に出ようとしていた。
クリー人は長年戦争状態で争っている相手、スクラル人がいた。
スクラル人は、擬態を得意とし変幻自在に変身する事ができる特殊能力を有している。
そんな中、同志を救うためとある惑星に訪れるも、それはスクラル人の罠でヴァースは囚われの身になってしまう。
スクラル人の目的は分からずじまいだが、命辛々ヴァースは惑星C-53に不時着をするのだった。
出典元:Marvel Studios’ CAPTAIN MARVEL©Marvel Studios 2019
惑星C-53は地球、時は1955年。
ヴァースは、レンタルビデオ店に落下していた。
翌朝、シールドのニック・フューリーが接触してくるも、その最中スクラル人の急襲にやられる。
ヴァースはスクラル人を追い、ニック・フューリーは、スクラル人を追うヴァースを部下のコールソンと共に追いかける。
フューリーの隣にいたコールソンはスクラル人が化ており、格闘の末事故で志望したスクラル人を解剖して、地球外生命体の存在を信じざるを得ない状況になるのだった。
上司のケラーに単独でヴァースを追うように依頼されるが、そのケラーはなんと、スクラル人のタロスが化ていた。
フューリーは、盗難バイクの届けからヴァースの位置を掴み接触する。
そして共に、タロスたちスクラル人の企みを阻止するべく、記憶の断片にある過去を追い求め空軍基地のペガサスについて調べ始める…
この映画を楽しむために
この映画を存分に楽しむために、幾つかのポイントを紹介します。
この作品は、過去のMCU作品をしっかり観ているか、観ていないかで楽しみ方が大きく変わる映画です。
過去作品と大きく関わる設定や共通するキャラクターがいますので、そのポイントを解説します。
ここから先は、あらすじで紹介した以降の話を前提に描いていきます。
なので、これから鑑賞予定の方などはネタバレが含まれますのでご注意ください。
MCUの共通するもの
出典元:Marvel Studios’ CAPTAIN MARVEL©Marvel Studios 2019
この映画をただ観ても、いくつか分からないものが登場すると思います。
MCUを観ていたとしても、しっかり過去の設定などを細かく理解しておく必要があるのです。
まずこの物語の1番重要なヴァースの能力についてです。
ヴァースの能力は、テッセラクト、いわゆる四次元キューブの力を使って作られたライトスピードエンジンが暴発して、そのままエネルギーが移ったもの。
なので彼女の能力は間接的に四次元キューブのエネルギーが源で、その技術はマー・ベルによって生み出されたものなのです。
この他にはクリー人。
これは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場します。
この作品を見ていると、早い段階でクリー人が敵だと気づく事が可能です。
四次元キューブの行方
簡単に説明しますが、本作で登場する四次元キューブのMCU初登場は、フェイズ1の『キャプテン・アメリカ/ファーストアベンジャー』。
スティーブ・ロジャースと共に海の底で眠っていたものを、アイアンマンことトニー・スタークの父親であるハワード・スタークが探し当てていたのです。
その後四次元キューブは、軍が管理しています。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で明らかになっています。
そしてその後の経過が、この『キャプテン・マーベル』で描かれている描写です。
この後は、軍管理からニック・フューリーがシールドで管理しています。
そして2012年の『アベンジャーズ』へと繋がっていくのです。
ニック・フューリーの目
出典元:Marvel Studios’ CAPTAIN MARVEL©Marvel Studios 2019
ニック・フューリーの目は、いつも眼帯をしていることでお馴染みでしたが、今回は初めて両眼が見える状態で登場します。
そして、眼帯をするきっかけが描かれています。
ニック・フューリーの目に関しては、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で語っていました。
ある男に、裏切られたのだと。
そして、そのある男とは…
この映画に登場するあの男だったのです。
アベンジャーズの秘密
この時点で、ニック・フューリーはアベンジャーズ計画を企てていました。
しかしこの時は、アベンジャーズという名前ではありません。
その全てがアベンジャーズ計画として指導したきっかけが、ニック・フューリーとキャロル・ダンヴァースとの出会いから始まったのです。
そしてこのヒーロー計画がアベンジャーズというながついたのが、このキャロルが乗っていた戦闘機から名前がつけられています。
それは、この映画の最後に明らかになるので、しっかり最後までご覧になってみてください。
キャロルが現代に!
これはAudiという外国の車のCMです。
しかしAudiは『アベンジャーズ/エンドゲーム』とタイアップしており、そのキャンペーンの一環でキャプテン・マーベルが登場します。
映画『キャプテン・マーベル』のストーリーでしばらく地球から離れ、約20年ぶりくらいに地球にやってきます。
その20年の間の変化を、キャロルに説明するというもの。
車のCEOなのですがスピンオフ的なものになっている短編作品でもありますので、日本語字幕はないもののご覧になってみてください。
アベンジャーズの説明や、時代の変化を説明しそのリアクションがとても面白く作られています。
MCUの今後
MCUのこれからの動きについては、上記リンク先の記事にて紹介しています。
その他にもフェイズ5の公開時期などをまとめた記事もありますので、合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか?
映画『キャプテン・マーベル』はU-NEXTなどでレンタル可能。
※本ページの情報は2020年1月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。