【おすすめカルト映画15選】今も根強く人気がある熱狂的作品傑作選!

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デロリアン

カルト映画とは、簡潔に言うなれば…一部ファンから熱狂的に愛されている作品のことばりに指します。
本記事でも、代表的なカルト映画の選出ではなく、幅広くカルト的人気を誇る作品を中心にセレクトしています。
なので、これは違うだろ!?とか明確な違いは主に分類しておらず、とにかく一部ファンから熱狂的に愛され続けている、そんな映画を選んでみました!

カルト映画って何?

カルト映画の代表的作品といえば、『ロッキー・ホラー・ショー』が最も有名です。
『ロッキー・ホラー・ショー』はミュージカル映画で、興行的には大失敗に陥ります。
しかしその後、若者達から支持され世界へとカルト映画というジャンルが形成されていきました。
カルトという言葉の語源は、宗教的なものなどの派生で「カルト映画」というジャンルが『ロッキー・ホラー・ショー』によって形成されていったのです。
『ロッキー・ホラー・ショー』の人気は、劇中の言葉遣いや衣装などを若者達が真似る様になり局地的な人気を獲得していきます。
この同様の流れは、日本の怪獣映画なども世界ではカルト映画として支持されており、いわゆるB級映画などを中心に広がっていきました。
現在ではこの「カルト映画」というジャンルは、様々な広がりを見せており、局地的な人気や一部の熱狂的ファンによる支持によって、かつてのB級映画だけにはとどまらず、様々な作品で用いられる様になっています。
そんな今の時代に見ておくべき、カルト映画を選出しています。

レザボア・ドッグス

原題:Reservoir Dogs
監督:クエンティン・タランティーノ
公開:1993年4月24日

映画史に残るカルト的作品!

レンタルビデオ店に勤める青年の初監督作品となり、低予算ながら大ヒットし映画界ならずとも大きな影響を与えたカルト的1本に数えられるクエンティン・タランティーノのデビュー作。
大きな仕事をする犯罪組織の一連の物語となる本作は、コードネームに色の名前、仕事をする時には真っ黒なスーツ、ハーヴェイ・カイテルのZIPPO。
などなど、細かい部分で支持を集め続けています。
現在でも、タランティーノ監督の代表作に挙げられるほど熱狂的なファンがいる、まさしくカルト映画というに相応しい1作!

パルプフィクション

原題:Pulp Fiction
監督:クエンティン・タランティーノ
公開:1994年10月8日

監督2作目にしてパルム・ドールを獲得!

クエンティン・タランティーノを語るには、こちらも忘れてはならない。
監督2作目となった『パルプ・フィクション』は、よりアンダーグラウンドな世界を描いた事で、1作目の『レザボア・ドッグス』と二分する人気を分かつ。
ユマ・サーマン、ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン。
ギャングの一団をベースに、様々なキャラクターの群像劇となる。
スタイリッシュで、スリリングで、とにかくカッコイイ!
映画史に残る、最高な1本と言える作品です。

セブン

セブンのDVDパッケージ
出典元:Amazon.co.jp

原題:SE7EN
監督:デヴィッド・フィンチャー
公開:1996年1月27日

カルト的人気を誇るミステリー映画

今でもその衝撃は忘れられない。
劇中の犯人が言っていた通り、衝撃的なラストは今でも多くの人の記憶に残るミステリー映画『セブン』。
7つの大罪を扱った奇妙なストーリー、猟奇的殺人、しかしそれを追う刑事は老齢ベテランと若手という昔ながらのコンビで展開していく…
この無骨ながらもどこか感じるスタイリッシュさが、今も多くの映画ファンの心を多く掴んでいるデヴィッド・フィンチャー色作品の中でも特に支持を集める1作です。

ファイトクラブ

原題:Fight Club
監督:デヴィッド・フィンチャー
公開:1999年12月11日

漢臭さで、No.1のカルト的支持を集める!

デヴィッド・フィンチャーのカルト映画で、必ずと言ってもいいほどにあがる代表的な1本となる『ファイト・クラブ』。
エドワード・ノートンとブラッド・ピットが主演で、奇妙な男2人の奇妙なストーリーが大ヒットとなった作品。
タイトルの『ファイト・クラブ』から、地下格闘技系の物語かと思いきや、このストーリーもまさしくカルト的な展開を迎える。
バイオレンス&ミステリー、ラストに待つサプライズは必見!

バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2

原題:Back to the Future Part II
監督:ロバート・ゼメキス
公開:1989年12月9日

時代を超えた、2015年のシーンは今も伝説!

1作目からの続きで、過去に行った前作で今回の2作目は未来に行くというストーリーの『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』。
特にカルト的人気を集めるのは、2015年(公開当時)の未来に行った場面。
もはや、時代を超えてしまい現在では過去となってしまう2015年。
世界の実際の企業では、この映画の中で描かれたテクノロジーを実現させようと様々な試みが展開された。
中でもカルト的人気を誇る大きな理由はやはり、自動靴紐調整があるスニーカー。
特にスニーカーマニアの中では伝説の1速となっている”NIKE AIR MAG”
NIKEは、レプリカ含め記念イヤーには限定でオークション出品を行っているこのスニーカーは、軽く数百万を超える額に…
実際に限定で、自動靴紐調整がついたAIR MAGが販売された事も記憶に新しい。
スニーカーヘッズにとっては、永遠のカルト作品と言える。

マイ・プライベート・アイダホ

原題:My Own Private Idaho
監督:ガス・ヴァン・サント
公開:1991年7月20日

主演の2人、キアヌとリバーがとにかくセクシー!

今は亡き伝説的俳優、リバー・フェニックスとすっかりおじさんになってしまったキアヌ・リーヴス主演の青春映画『マイ・プライベート・アイダホ』。
アメリカのアンダーグラウンドなストリートを中心に、バイクに乗ったり、綺麗な映像美から、映画ファンにとっても、多くの影響を与えた1作。
後に監督のガス・ヴァン・サントは、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー賞を獲得するなど高い評価を受けた事でも、この『マイ・プライベート・アイダホ』の評価を再確認させています。

トレマーズ

トレマーズ
出典元:Amazon.co.jp

原題:Tremors
監督:ロン・アンダーウッド
公開:1990年6月15日

B級パニック映画、これぞカルト的1作!

1990年に公開した、ケビン・ベーコン主演のモンスターパニックホラー『トレマーズ』。
これぞ、カルト映画の源流を辿る1作。
公開当初の興行的には振るわず、B級作品として扱われていましたが…
時代の経過と共に、TVなどで放映されるなどして密かに人気を獲得。
カルト映画として、一部ファンから支持を得てカルト映画の代表的1本に数えられています。
物語は、地中に潜る謎の生物との対決を描く。
その怪物は地中に潜るため、音だけを頼りに人を襲い、主人公達はそれに気がつき、音を利用して戦っていく。
このカルト的人気から、シリーズ化して続編なども製作されています。

グーニーズ

グーニーズDVDパッケージ
出典元:Amazon.co.jp

原題:The Goonies
監督:リチャード・ドナー
公開:1985年12月7日

今も多くの映画の源流となる、超人気のカルト作!

子供を主人公にした映画だと、この年代だと『スタンド・バイ・ミー』と人気を分けますが、よりカルト的1本となると、こちらの『グーニーズ』を選出。
わかりやすい正義と悪というポジションだけでは終わらないフラッテリー一家のロトニーの存在はまさしくカルト作らしい展開です。
主人公マイキーは、この作品のオマージュという意味合いで、『ストレンジャー・シングス』シーズン2にも登場するなど、80年台を代表する冒険映画のひとつ。

ビッグ・リボウスキ

原題:The Big Lebowski
監督:ジョエル・コーエン
公開:1998年9月24日

コーエン兄弟が映画化を熱望した作品

この映画は、公開後熱狂的なファンを獲得し、公開後にも多くのファンの活動が目立つほどに人気を誇る1作。
物語はジェフ・ブリッジス演じるデュードが、同姓同名の男に間違われた事で起きる騒動を描いています。
主人公デュードは、いつもウォッカベースの甘いカクテル、ホワイトルシアンを飲んでおり、のらりくらりとヒッピー的ないい加減な男。
そんな男を評して、映画好きが集まるお祭り、「リボウスキ・フェスティバル」なんて催しが開催。
これは世界にも飛び火します。
その内容は、ホワイトルシアンを飲みながらボウリングする大会。
まさしく映画さながら。
この他にも、公開から20年以上が経過した2020年に『ジーザス・ロールズ』という映画も公開しています。
劇中にも登場するジョン・タトゥーロ演じるジーザス・クインターナを主人公にした作品です。
今でも多くの映画ファンを魅了し続けている『ビッグ・リボウスキ』は、まさしくカルト映画の代表格のひとつです。

グレムリン

原題:Gremlins
監督:ジョー・ダンテ
公開:1984年12月8日

ギズモは今も愛され続ける人気キャラクター!

可愛いキャラクターの中でも長い歴史と人気を誇るギズモ。
しかしその代表的1作となる本作『グレムリン』は、ホラー映画で恐ろしいモンスター、ストライプを産んでしまう。
ギズモには、一緒にいるにはルールがあり、それを破ってしまうと凶暴なグレムリンに変身してしまう。
現在は、このギズモ人気が衰えないことから、リメイク作品などの噂が立ち上がるも現在まで具体的な進行具合が報じられたことはありません。
今現在、ギズも走ってるけど、映画を見たことがないなんて人も多いのでは!?
そのくらい代表的なキャラクターとなっています。

AKIRA

監督:大友克洋
公開:1988年7月16日

日本を代表する、世界で最も有名なアニメ映画

1988年に公開した大友克洋によるアニメ映画『AKIRA』。
SFとして、アニメーションとして、どの部分をとっても革新的。
さらには、2020年の東京五輪など、アニメの世界を実現させた事でも昨今再び脚光を集めています。
中でも、世界的にこの映画がカルト的1作と呼ばれている要因は、やはり”金田のバイク”の存在。
世界のバイク好きからは、この映画に登場する真っ赤なバイクを実現させようとカスタムを試みるなど、熱狂的ファンを産み続けています。
映画は見たことなくても、このバイクは知っている、なんて人も今では多い。

レディ・プレイヤー1

原題:Ready Player One
監督:スティーブン・スピルバーグ
公開:2018年4月20日

オタク文化を世界に発信!

2018年に映画化された、有名な小説『ゲームウォーズ』の実写映画化作品。
この映画は、そのままカルト映画やサブカルチャーを題材に、ゲームの世界の仮想現実を舞台に展開する作品。
そもそもカルト作品を多く扱うだけあり、もはや展覧会的1作。
目を凝らして、細かい部分に注力すれば、ありとあらゆるキャラクターの存在を見つけられる。
サブカルチャーをメインとし、オタク文化を随所に散りばめられているカルト作。

メメント

原題:Memento
監督:クリストファー・ノーラン
公開:2001年11月3日

ノーラン節炸裂の出世作!

とにかく難解な解釈が必要となるクリストファー・ノーランらしさが爆発する、出世作ともなるガイ・ピアース主演の『メメント』。
この映画は、ある結末を描き、そこから遡るように各場面時系列を逆に展開していく、頭がとにかくこんがらがる難解なストーリーが肝となる作品。
ある事故を経験して以降、記憶が1日しか保てない男が妻を殺した犯人を追うという物語。
メモやポラロイドカメラに写真を収めてメモし覚えていく、しかし更に重要なことは身体に刻みタトゥーとして残していくという作品。
物語の鍵がタトゥーで、昨今日本でも徐々に増えているタトゥー文化のアンダーグラウンド層から強い支持を集める作品。
タトゥーの格好良さ、物語の難解さがカルト的人気を集める1作。

mid90s/ミッド90ズ

原題:mid90s
監督:ジョナ・ヒル
公開:2020年9月4日

90年代文化をリアルに描いた最高傑作!

スケート、ミクスチャー、スーファミ。
90年代を象徴する文化を全てと言ってもいいほどに網羅している、カルチャーの博物館的1作と言っても過言では無いほどの映画『ミッドナインティーズ』。
俳優のジョナ・ヒルが初監督作として、高い評価を獲得している青春映画。
13歳の主人公が、子供から大人になる過程での思春期のはざまを描く。
この年頃に出会う友達によって起きる身の回りの変化が、とてもリアルにアラフォー世代にとってはとても懐かしさを感じさせる1作。
現代のヒップホップカルチャー、ストリートカルチャーの源流とも言える1作。

ミッドサマー

原題:Midsommer
監督:アリ・アスター
公開:2020年2月21日

現代のカルト映画の源流を辿る1作!

カルト映画とはわかりやすく言えば、マイナーな映画や全くヒットしなかった駄作的映画が、クチコミやある一定の層が熱狂的になり、メジャー映画並みの知名度を得ていく作品を大まかな範囲で俗にいうカルト映画と指します。
大体ヒットしなかったB級映画に多く該当する言葉で、主にホラー映画などに多く適用されていました。
まさしくそんな源流を辿って、有名な1作になったのがこの『ミッドサマー』。
マイナーな…
というよりもむしろ、見たら後悔するという触れ込みが口コミで広がっていき、怖いもの見たさ的な雰囲気でヒットに繋がります。
このホラー映画は、純粋なるカルト的な映画として、おそらくこの先何十年も語り継がれるであろう作品です。

まとめ

以上、カルト映画をまとめてきましたが、昔ながらの作品や現代にもしっかりと根付いているジャンルである、その片鱗が見えたのでは無いでしょうか。
まだまだ今回のラインナップでも、当然のことながら、氷山の一角。
まだまだ紹介しきれない奥深いカルト映画の世界…
様々なニッチな世界から支持を集める、そんな映画を今後も紹介していく予定です。
乞うご期待!

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