出典元:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame/talk-session.html
世界No1ヒットを記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
これまでのMCUの歴史を見事なまでにまとめあげた本作のあらすじをネタバレ解説します。
本記事ではがっつりあらすじをネタバレしていますので、まだ未見の方などは注意してご覧ください。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の概要
To celebrate #AvengersEndgame coming to Digital 7/30 & Blu-ray 8/13, we’re giving fans a chance to win 1 of 100 commemorative boxes at #SDCC2019! To enter, go to the @Marvel booth, take a selfie holding the Sweeps flyer & Tweet it with #AvengersEndgameSweeps + #WeLoveYou3000 pic.twitter.com/VeN61EXxxs
— Marvel Studios (@MarvelStudios) July 20, 2019
2019年最大級のヒットを記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
監督は、MCUシリーズではお馴染みのコンビ、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。
アイアンマンを演じた、ロバート・ダウニーJr.とキャップのクリス・エヴァンスなどこれまでのMCUを支えてきた主要キャラクターがこの作品をもって卒業を表明しています。
そんな彼らの雄姿が見られる、最後の作品です。
更には映画ファンとしては、かの名優、ロバート・レッドフォードの最後の劇場公開作となったことでも知られています。
マーベルばかりが注目されていますが、それぞれの俳優にとっても節目となる作品です。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の作品情報
- 原題:Avengers: Endgame
- 監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
- 脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
- 原作:スタン・リー、ジャック・カービー
- 出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、ポール・ラッド、カレン・ギラン、ブラッドリー・クーパー、ブリー・ラーソン
- 公開:2019年4月26日
- 時間:181分
『アベンジャーズ/エンドゲーム』あらすじをネタバレ
以下より『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじを紹介します。
ネタバレたっぷりですので、これから映画を観ようとしている方などは読み飛ばし推奨です。
マーベル愛を感じたい方などは是非読んでいってくださいませ!
サノスの影響
インフィニティ・ウォーからの戦いが終わり、人類は半分に減った。
キャロル・ダンヴァースがニック・フューリーの知らせを聞いて、地球に駆けつける。道中で発見したトニーの宇宙船を担いで。
トニーはかなり衰弱していたが、残りの面々でサノスにリベンジを決行する。
が、野望を果たし終えたサノスに闘争心はなく、いとも簡単に首を取ってしまうのだった。
これで本当に終わったのか…それから5年が経過する。
世界の人々は、心に大きな穴が空いているようだった。
その穴を埋めるために、みんな苦労している。スティーブ・ロジャースはグループセラピーに参加し、人々を励まし共に人生を歩んでいる。
しかしナターシャ・ロマノフは、この5年間の穴は埋まっていない。彼女に安息は訪れていないのだ。
スコットの計画
アベンジャーズ本部に1人の男が現れる。スコット・ラング、アントマンだ。
スコット・ラングは、量子世界に居たままハンク・ピムやホープがサノスの影響で居なくなってしまった為、取り残されていたのだった。
しかしスコットは、5年の時間経過ではなく5時間ほどにしか感じていなかったのだ。
そこに鍵を見出し、量子世界を利用して過去に戻るという計画を発案する。
その計画を実行に移すために頭脳が必要である。トニー・スタークの元にアイデアを説明に行く、スティーブとナターシャ、スコットだった。
トニーは、この5年の間にペッパー・ポッツとの間に娘のモーガンを授かり、家庭を築いていたのだ。
この5年の間にしっかり自分の人生を取り戻していたトニーは、彼らの提案を無下にする。
次にアベンジャーズが頼ったのはブルース・バナー博士、ハルクだ。
ブルースはこの5年間でハルクの存在を受け入れ、見た目が大きく変化していた。
ハルクの姿でブルースの人格でいることに成功していたのだ。
そこでスコットの提案を聞いたブルースが参加し、タイムスリップを実現させるため計画を実行に移すのだった。
実験をするも上手くいかない。そんな時、トニー・スタークがスコットの理論の実現させるアイデアを思いつく。
トニー自身もピーター・パーカー(スパイダーマン)の存在がずっと心残りだった事もあり、アベンジャーズの計画に参加することを決意する。
タイム泥棒大作戦
作戦実行にあたって、アベンジャーズは残りの面々を招集することにした。
ロケットとネビュラが地球へとやってくる。ナターシャは日本にいるとの情報を頼りに、クリント・バートン…ホークアイを探し当てる。
ソーは、ロケットとハルクが誘い出すことに成功する、そしてウォーマシンことローディもやって来てみんな集結するのだった。
作戦内容は、インフィニティ・ストーンを各時代に行って手に入れる。そして現代で再びデシメーション(指パッチン)をするというもの。
それで、サノスによって消えたものたちを取り戻そうというもの。
どの時代に行くか…の議論をするアベンジャーズ。
2012年のNY決戦時には、サンクタムでタイムストーンが、ロキによってマインドストーン、シールドが所有している四次元キューブことスペースストーンの3つが同じ街に存在していた。
NY決戦には、ブルース、スティーブ、トニーとスコットが向かう。
2013年のアスガルドでエーテル(リアリティストーン)を手に入れるべく、ファット・ソーとロケットが向かうのだった。
2014年では、惑星モラグでオーブことパワーストーンを手に入れるピーター・クイルの前に強奪を計画。それはローディとネビュラが担当する。一方、ナターシャとクリントは、惑星ヴォーミアに行きソウルストーンを手に入れる。
失われた5年間を取り戻すべくタイム泥棒大作戦が幕をあける!
デシメーション再び
2012年では、アイアンマンとアントマンが組んで、ストーン奪還を計画。しかしシールド長官アレクサンダー・ピアースが現れ事態が急変。ロキにストーンを奪われ消えてしまうのだった。
ハルクは、サンクタムに行きストレンジに会うことに。しかし2012年にドクター・ストレンジはまだ外科医として働いており、サンクタムにはいないのだった。そこにいたのは、エンシェント・ワン。ストレンジがサノスにタイムストーンを渡していることを聞いたワンは、ハルクの提案を承諾しストーンを預けるのだった。
キャプテンは、2012年当時の自分にロキと間違われ決闘するが辛うじてストーン奪取に成功する。
その結果、失敗に終わった4次元キューブの確保と帰りの分のピム粒子を手に入れるため、ハンク・ピムがシールドにいた頃の時代である1970年までさかのぼり手に入れるのだった。
2013年では、ソーが母親との再会を果たし言えなかった想いを伝えている間にロケットがエーテルを奪取に成功。
2014年では、ナターシャを犠牲にしてクリントがストーンを手に入れる。
一方、ローディとネビュラも問題なくオーブを手に入れるも、2014年のネビュラとリンクしてしまい、アベンジャーズの計画やこれまでの経緯全てを、この時代のサノスに知られてしまうのだった。
サノス側のネビュラが潜入し、元の時代へと行ってしまう。
そして全てのストーンが集まり、ハルクがデシメーションを発動。クリントの携帯に妻からの着信があり、成功したことが分かる。
サノス再び!
出典元:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame/talk-session.html
突如としてアベンジャーズ基地が大破する。
潜入していたネビュラの手引きによって、2014年のサノスが時を超えやってきたのだ。
サノス軍との戦争が開始される!
トニー、ソー、スティーブの3人は何が起きたかわからなかったが、その姿を確認し全てを理解するのだった。
そしてサノスは、均衡を保った結果が今に至るのであれば、全てを滅ぼしゼロから世界を作り直すと、インフィニティ・ガントレットを手に入れようとする。
サノスの強さは誰にも敵わない。圧倒的強さのサノスはソー、キャプテン、トニーの3人でも太刀打ちができないのだった。
窮地に陥りサノス軍によってピンチを迎えるアベンジャーズだったが、そこに突如ワカンダ軍が現れる。
スパイダーマンやストレンジ、様々なヒーローたちが蘇り集結し、全面戦争が大詰めを迎える!
キャプテン・アメリカが言う「アベンジャーズ・アッセンブル!」。
ストーンを各時代に返すために、タイムトンネルへとインフィニティ・ガントレットを運ぶアベンジャーズ面々。
これまでのヒーロー全てがリレーをしガントレットを運ぶが、サノスがそれを阻止する。
激しい取り合いの最中、トニーがガントレットをはめデシメーションを発動。サノス軍が消滅、ついにアベンジャーズが完全勝利を収めた瞬間だった。
しかしその代償はあまりにも大きく、トニー・スタークが帰らぬ人になってしまった…
アベンジャーズのその後
トニーの葬儀に皆が参列し、弔う。
その後ソーは、ヴァルキリーにアスガルドを任して、自身はアスガーディアンズとして、ロケットやピーター・クイルたちガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々と共に宇宙へと旅立つのだった。
スティーブは、インフィニティ・ストーンを各時代に戻す為、再び過去へと戻る。
数秒後、スティーブを戻そうとするが…その姿はそこには居なかった…
しかし代わりに、近くのベンチに座る老人がいる。
スティーブは過去に戻り、全ての仕事を終え、ペギーと自分の人生を送っていたのだ。
満足げに遠くを見つめるスティーブに、サムとバッキーは彼の表情に全てを悟る。
そして、ファルコンことサム・ウィルソンは、スティーブ老人からキャプテン・アメリカの象徴である盾を譲り受けるのだった…
まとめ解説
以上『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじネタバレでした。
この後のフェイズ4のまとめ記事などもありますので、合わせてそちらの記事もご覧になってみてください。
ちなみに、マーベル映画では毎度お馴染みのエンドクレジットに本作は、映像などはありません。
その代わり、MCUの全ての始まりであるトニー・スタークがアイアンスーツを作るシーンのカンカンという音のみが聞こえてきます。
アイアンマンの死を、偲んでいるのです。制作側の粋な演出というやつですね。
マーベル愛を1番持っているのは、他でもない作り手側である俺たちなんだ!というメッセージがひしひしと伝わってくる『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
やっぱり何度見ても、素晴らしい作品なのでした。