映画『フェアウェル』が傑作の予感!オークワフィナ主演の注目作品!

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映画『フェアウェル』オークワフィナ

出典元:https://twitter.com/thefarewell/status/1204087337325608960?s=20

ゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得し、俄然注目度が増した映画『フェアウェル』
あのオバマ米元大統領も2019年に印象深かったお気に入り作品に挙げているなど、アメリカでも注目度の高い作品です。
主演は、2018年に『オーシャンズ8』に出演し印象を残したことで世界で注目を集める様になった新鋭のアジア系アメリカ人女優、オークワフィナ。
彼女と共にこの映画に注目し、紐解いていきます!

映画『フェアウェル』の概要

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アメリカでは2019年夏に公開を迎えている映画、『フェアウェル』。
2020年1月5日に行われたアカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞のコメディ部門の主演女優賞を獲得した、オークワフィナが主演する作品。
監督はルル・ワン。
この映画『フェアウェル』は、ルル・ワン監督が体験した実在の嘘にまつわる作品として、全米公開時たった4館という小規模ながらも口コミで約900館近くも公開規模を広げた傑作とも言われる作品です。
アメリカのバラク・オバマ元大統領も2019年のお気に入り映画のリストにも加わっている、アメリカと中国の文化の違いを題材にあるひとつの嘘から、ある家族の出来事を中心に描いたコメディベースのドラマ映画。

映画『フェアウェル』の作品情報

原題:The Farewell
監督:ルル・ワン
脚本:ルル・ワン
原作:ルル・ワン「What You Don’t Know」
出演:オークワフィナ、ツィー・マ、ダイアナ・リン、チャオ・シューチェン
公開:2020年春
時間:100分
製作:アメリカ合衆国

映画『フェアウェル』のあらすじ

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ニューヨークで暮らすビリー(オークワフィナ)は、物書きを目指すチャイニーズ系のアメリカ人だ。
そんな折、ビリーは両親から中国で暮らす祖母の余命が少ないことを知らされる。
しかし祖母本人には、嘘をついており良性の癌だったと伝えられていた。
ビリーはその事実を知った上で、従兄弟の結婚式が中国で行われ、参列のために両親と参列しに行こうとするが、祖母に本当のことを伝えるべきとの葛藤があり、中国行きを反対されていた。
しかし、真実を伝えないということを約束に祖母との最後の思い出に中国へと向かうが、やはりその嘘を突き通すことに疑問が湧くのだった。
祖母に本当のことを伝え、残りの時間を意義あるものにするのか…
それとも祖母にはいつもの生活を送ってもらい嘘を突き通すのか…
中国とアメリカの文化の違い、家族にとって、祖母にとって、何が本当に正しいことなのか…
ビリーは、その答えを見つけようと奮闘する。

映画『フェアウェル』の見どころ

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ゴールデングローブ賞の主演優賞を獲得したことで、アカデミー賞も手に届くいちになったとされる本作、『フェアウェル』。
もしアカデミー賞を獲得したとなれば、その後に日本公開となることから、さらに大きな話題となる作品です。
そんな映画『フェアウェル』の見どころを紹介します。

ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得したオークワフィナ

この作品の主演女優であるオークワフィナは、アメリカでは今、とても人気を集める新鋭の女優です。
彼女は、とても面白い経歴の持ち主で、広く知れ渡る様になったのは、YouTubeがきっかけ。
というのもオークワフィナのキャリアの始まりは、演技ではなく音楽です。
オークワフィナは、知る人ぞ知る存在でラッパーとして活動を開始していました。
自分のアソコ、という際どい内容の曲をYouTubeでUPし注目を集めます。
現在は、内容的にも際どい為、その動画は本人のアカウントでは非公開になっていますが、ラッパーとしてアイコニックな存在で人気を博していました。
しかしその頃は、まだ普通に働きながら活動をしていたとのこと。
そして彼女は、2018年に女優業も脚光を浴びます。
『オーシャンズ8』に抜擢され広く知れ渡り、その後活躍を続けています。
現在では、マーベル映画にもキャスティングされるほどに人気を獲得し、それが発表されたコミコンの場では大歓声を浴びていました。
そんなオークワフィナは、これまで人気だけが先行していましたがしっかり実力も伴っていることを、本作『フェアウェル』の主演でゴールデングローブ賞を獲得したことで、見事に証明しています。

アメリカ映画ながらも中国に焦点を当てる

この映画がここまで話題に上がっている要因の一つとして、中国を題材にしているにもかかわらずアメリカ製作の映画だということ。
マーベル映画で『ブラックパンサー』がやったことの、アジア版とも言えるもの。
近年ハリウッドで大きな波の一つになっている、異文化を描くこと。
これまではハリウッドがマイノリティになりがちと避けていた題材が、多様性を受け入れる様になって大きな転換期を迎えているその波に見事に乗ったともされています。
『クレイジー・リッチ!』でも、同様な理由でヒットした経緯があります。
もちろん、内容もしっかり伴っている必要がありますが。
そして本作の『フェアウェル』は、この文化の違いをうまく描いていることでより共感を集めるストーリーもヒットの要因共されています。
文化の違いを題材にしているものの、幅広い共感を得られる巧みなストーリーが評価にも繋がっているのです。
この作品は、単純に文化の違いというものだけではなく、普段あまり描かれることが少ないとても細かい違いにも焦点が当たっていることも大きな共感を得ている部分です。
中国自体でも広い土地の国なので、そこで生じる違いや、言葉やカルチャーなど、細い部分で違いを描いています。

家族の死

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この映画『フェアウェル』が、異文化を描きながらもアメリカで受け入れられた理由の大きな理由とされるのが、家族の死というものを描いている点です。
これをアメリカの家族で描いてしまうと”ただのお涙頂戴”の感動を誘うだけのストーリーに飽き飽きすることでしょう。
事実昨今こういう形の作品は、ヒットしたものが少ないのが現状です。
しかしながら『フェアウェル』は監督自身の体験談ともいうべき作品で、とてもリアルに描かれています。
さらにはアメリカでは、新鮮な異文化を主として描いており共感しやすい題材の中にもとても深い物語が秘められているのです。
そんな経緯から、今後日本でも大きな話題になっていくことが予想される映画『フェアウェル』は、2020年春に公開予定!

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