『アナと雪の女王』は、ディズニーアニメの大ヒット作で、劇場公開作品は2作、その他ディズニープラスで短編など、大きな世界観を形成している作品です。
主人公のアナとエルサの姉妹、オラフにクリストフとスヴェンの5人がメインキャラクター。
北欧のアレンデール王国を舞台に、アナと不思議な氷の魔法を扱う姉、エルサの姉妹をベースに壮大な物語が展開する名作です。
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『アナと雪の女王』のあらすじ
『アナと雪の女王』は、アンデルセンの童話、「雪の女王」を原作にした物語です。
とはいうものの、原型はあまり留めておらず、着想という形に近い作品。
ディズニー・スタジオは当初の計画では「雪の女王」をベースにアニメ映画化を画策していましたが、製作を手掛けていく初期段階で、「雪の女王」のプロットの変更に舵を切り直します。
キャラクター創造は「雪の女王」 が悪という方向で進んでいたものの、同時進行で進んでいた楽曲製作で「レット・イット・ゴー」の草案が出来たことで、大きな舵取りの変更となるのでした。
この曲によって、物語が「雪の女王」から『アナと雪の女王』へと変わっていったのです。
アナとエルサの姉妹の物語。
天真爛漫なアナ、唯一自分だけが持つ氷の魔法、これによってアナを傷つけてしまったことで深い闇に囚われることになってしまう姉のエルサ。
その呪縛からようやく解き離れた時に流れるのが、「レット・イット・ゴー」。
これはエルサの歌であり、『アナと雪の女王』の代表曲と言えるもの。
この曲によって、北欧を舞台にしたただのディズニーアニメから、アナとエルサを描いた名作へと大きく羽ばたいていったのです。
『アナと雪の女王』のキャスト
キャストには、クリステン・ベルが主演のアナを声優を務めます。
しかし吹き替え版でも大きな脚光を集めたのは、エルサを務めたイディナ・メンゼルと松たか子。
当然ながら、歌の存在によって、大きな影響を与えています。
事実、アカデミー賞では各国の吹き替え担当声優が集結し、『イントゥ・ジ・アンノウン』の生歌を披露していました。
オラフ役にじゃジョシュ・ギャッドが務め、彼の功績によりアナ雪は広く愛される様になっていきました。9
ジョシュ・ギャッドは、”アナ雪”以外にも実写版美女と野獣』で、ル・フウ役を演じるなどディズニーとは深い関係を保っています。
そして現在ではハリウッドでも指折りのコメディ俳優として大きな役割を担う存在です。
その他、メインキャストは以下を参照のこと。
『アナと雪の女王』のユニバース
『アナと雪の女王』は、劇場公開作品こそ2作品しかありませんが、実は様々な広がりを見せるユニバースとして、多くのスピンオフ作品が生み出されています。
それだけ多くの人に愛されているが故、様々な広がりが存在しているのです。
『アナと雪の女王』
劇場版第1弾作品。
アナとエルサのオリジンが描かれる始まりの物語。
アレンデール王国の王と妃の娘であるアナとエルサ。
仲のいい姉妹が、ある出来事により閉塞的な関係になってしまい、それに伴い王国も閉じてしまう。
アナとエルサ、アレンデール王国に訪れる危機を描いた映画です。
世界的に大ブームを巻き起こし、ディズニーの底力を見せつけた1作。
『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』
劇場公開後、最初に作られたスピンオフ作品となる本作『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』。
2015年に公開した映画実写版『シンデレラ』と、同時公開された作品。
7分30秒ほどの短編です。
エルサがアナのために計画した誕生日パーティーの準備を描きます。
映画では蟠りのあった姉妹たちが、雪解けして仲睦まじい関係になっていく過程を描いるかのようで、とても微笑ましいストーリーです。
実は、この作品が『アナと雪の女王2』のあのシーンに繋がっていたり…
なんてサプライズも隠されている作品でもあります。
『アナと雪の女王/家族の思い出』
シリーズ3作目の作品となる『アナと雪の女王/家族の思い出』。
30分弱の短編作品で、ピクサー作品『リメンバー・ミー』との同時上映で公開されました。
当初はTV用の作品として製作されますが、あまりの出来の良さから、劇場公開へと切り替わった1作。
アレンデール王国に訪れた、クリスマスのサプライズパーティーを題材としたストーリー。
アナとエルサが、王国の人々の為に計画したクリスマスの模様を描く本作。
短編作品とはいえ、クオリティは変わらず。
素晴らしい楽曲に、アナとエルサ、オラフとお馴染みの面々が最高な1作です。
『アナと雪の女王2』
2019年11月に公開した劇場長編作品2作目となる『アナと雪の女王2』。
2人の姉妹と、オラフ、クリストフ、スヴェンがちゃんと家族となっている情景を映し出すなど、順風満帆な時の経過が感じられる。
しかしエルサの元に、不穏な知らせが届く…
それが、エルサ誕生の秘密を暴き、アレンデール王国最大の危機を描いたストーリー。
主題歌『イントゥ・ジ・アンノウン』は、前作に負けじ劣らずの大ヒットを記録。
アナとエルサの母親の声優には、吉田羊が務め大きなサプライズとなっていました。
『オラフの生まれた日』
惜しくも、神田沙也加最後のアナの声となった作品、『オラフの生まれた日』。
2020年10月23日にディズニープラスで配信された1作。
『アナと雪の女王』の名場面と言えば…
もちろん、エルサの歌う「レット・イット・ゴー」。
ここで生み出されたオラフが、どの様にして自我が芽生え、アナやクリストフ、スヴェンと出会うのか…
その過程に起きたオラフの冒険を描いた10分ほどの短編作品です。
アナ雪ファンならば、絶対にチェックしておきたいスピンオフ作品。
その他
この他にも、”アナ雪”ワールドを描いた作品はまだまだあります。
しかしながら、エルサやアナを題材にしたものではないので、「その他」という項目にて紹介します。
まずは、オラフが主人公となった作品で、『オラフが贈る物語』というものがあります。
これは、オラフやスヴェンなどがディズニーの名作の再現をした短編集。
『ライオン・キング』や『アラジン』の名場面の再現をオラフたちアナ雪のサブキャラたちが贈ります。
全5話で、最後の6話はまとめという構成です。
これ以外にも、ディズニープラスではいわゆる作業用BGMとして『アレンデール城のクリスマスの薪』という、ただただ暖炉で燃える薪を3時間届けるだけのスピンオフ作品も登場します。
当然作業用BGMなので、何も起きないと思いきや…
オラフがどこかに登場するなんて、サプライズもあります。
この他にも『アナと雪の女王 秘められた神話』というアート短編作品もあります。
アレンデール王国の子供たちに、『アナと雪の女王2』で登場した精霊たちにまつわる神話を語るという作品です。
影絵で描きよりアート色が強い1作です。
『アナと雪の女王』の最新ニュース
ここからは、『アナと雪の女王』に関するニュースなどをお届け!
様々な”アナ雪”関連のニュースをひとまとめにしています。