MCUのフェイズ4〜6の『マルチバース・サーガ』におけるメインヴィランとして、征服者カーンを演じ、今後のMCUにおける重要人物であるジョナサン・メジャース。
しかしそのジョナサン・メジャースは、いま、大きな渦中の最中にいる。
それは2023年3月に起きた、女性への暴行容疑である。
そしてこの事件以降、事態は大きく転がっており、情報が錯綜。
現在、ジョナサン・メジャースがどの様な状況なのか…ことの経緯をまとめていく。
そしてもし、このまま追放された場合、ジョナサン・メジャースが務める征服者カーン役はどうなるのか…今後の顛末を予想する。
ジョナサン・メジャースの逮捕報道の経緯
報道されたのは、アメリカ。
2023年3月。
現地時間では3月26日。
発表したのは、ニューヨーク警察。
33歳の男性と30歳の女性が口論の末、男性が女性に暴行を働いたとのこと。
この33歳男性が、すでにジョナサン・メジャースであると特定がされている。
警察は、女性の言い分を信じ、男性を逮捕。
女性は暴行を受けたと言っており、頭部や首を損傷、病院で軽傷だった。
タクシーで男女が口論し、携帯電話を取られた事に激昂した男性が女性に対して暴行を働いた。
しかしこれは言うなれば、行き過ぎた痴話喧嘩の延長の様なもので、女性側もすぐに起訴を取り下げている。
ジョナサン・メジャースの弁護士側も、一貫して無罪を主張しており、女性側にも問題があったとして、逮捕は形式的なもので、一方的にジョナサン・メジャースに非があるわけではないという状況だ。
しかしこの逮捕という報道は、センセーショナルに報じられている。
そのため、ジョナサン・メジャースは所属していたプロダクションから解雇通達を受け、決まっていた仕事も次々と降板している状況だ。
2023年、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の征服者カーン、『クリード 過去の逆襲』など大作映画に立て続けに重要な役どころで出演し、ブレイクを果たした矢先の出来事だっただけに、完全に出る杭は打たれたという状態になっている。
ジョナサン・メジャースの現在
現在、ジョナサン・メジャースに暴行を受けたという女性は、訴えを取り下げ精神的な問題があるとされ、入院したと報じられている。
この問題を深く掘り下げれば、ジョナサン・メジャースは悪くない可能性が高い。
弁護士側は、暴行の事実は無いと一貫して無罪を主張しており、既にその証拠も提出済みだという。
しかし、事態は好転する事なく、現在は悪化の一途をたどっている。
他にも、ジョナサン・メジャースから暴行を受けたという被害報告が上がる様になったのだ。
その被害報告が上がったと報じたアメリカのメディアは、その事実があったのかは懐疑的に見ている。
ジョナサン・メジャースの進退に関することは、5月に開かれる裁判の結果次第と見られている。
ここで暴行の事実が発覚すれば、現在静観しているディズニー側も何らかの判断は下すだろう…
しかしすでにMCU『ロキ』シーズン2など撮影済みの作品もあるため、ジョナサン・メジャースの進退は連日進展があり次第、アメリカでは常に報じられている状況である。
征服者カーン役を降板するなら‥?
ジョナサン・メジャースの今後に関して、現在はまだはっきりと決まっていない。
5月に行われる裁判次第が大方の見方だ。
しかし、すでに大きな仕事は幾つか外され、降板している。
イメージが先行しやすい芸能界なら、アメリカならずとも敏感になるのは納得である。
MCUを含めたディズニーは、未だこの事態を静観している。
その判断は、5月の裁判次第だ。
以前ディズニーは、ジェームズ・ガンの過去の不適切な発言を理由に袂を分けた経緯がある。
それだけ敏感に早急に動いていただけに、ジョナサン・メジャースがMCUの未来において非常に大きな存在である事が伺える。
結果的にジェームズ・ガンは復帰したものの、早急に判断を下したのは映画1本(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME3)の監督作だけの影響だ。
一方で、ジョナサン・メジャースは、既に撮影済みの作品も含め、今後大きな作品への出演も決定している。
むしろ、MCUにおける今後の展開を大きく左右するメインヴィランの征服者カーンである。
もし、この役が降板にでもなったりしたら…
おそらく今後の公開スケジュールも変更になる可能性だってあるのだ。
果たして、ジョナサン・メジャースの進退はどう転ぶのか…
今後の展開に、注目が集まっている。
征服者カーンの代役は?
もし、万が一…
ジョナサン・メジャースがMCU降板になった場合…
征服者カーンは誰が務めるのか…?
現段階では妄想全開で、予想をしてみよう。
ジョン・デヴィッド・ワシントン
そもそも、まだMCUに出た事がない黒人俳優を探すのも至難である。
そんな中で、知名度という部分で最有力なのは、ジョン・デヴィッド・ワシントンはかなりあり得る話ではないだろうか?
とはいえ、売れっ子俳優の1人で今後のMCUのスケジュールに組み込むのはとても難しそうなので、そういった部分では可能性が低いとも言える。
ジョン・デヴィッド・ワシントンは、デンゼル・ワシントンの子供で、スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』でその名を世界へと広めた。
その後、クリストファー・ノーラン監督の『テネット』などの主演でも知られている。
MCU出演歴が無い黒人俳優を探すとまず最初に上がる名前と言ってもいいのかもしれない。
ジョン・ボイエガ
スター・ウォーズの続三部作のフィン役で一躍世界的ブレイクを果たしたジョン・ボイエガ。
俳優として、世界的な存在にはなったものの…
未だ、スター・ウォーズ以降の当たり役がなかったり、もしかすると征服者カーン役の代役で再びヒットを狙う事を目論んでいるのかもしれない。
スター・ウォーズで長年ディズニーと仕事した経験も、高いアドバンテージと言えるかもしれない。
ケルヴィン・ハリソン・Jr
ケルヴィン・ハリソン・Jrは、A24の映画『WAVES/ウェイブス』で知られる若手俳優。
この『WAVES/ウェイブス』での演技を見れば、征服者カーンにはピッタリとも言える人選かもしれない。
危なっかしく、ひとつの目的に没頭する征服者カーンを思い描いた時には見事にハマる予感がする。
若手俳優と言っても、年齢はアラサーでキャリアも申し分なく、いつかどこかで、ヒーロー役など他のキャラクターでMCU入りする事も期待が出来るかもしれない俳優だ。
まとめ
まだ、ジョナサン・メジャースの進退に関する情報ははっきりとしていない。
5月に開かれる裁判次第といったところ。
果たして、この騒動はどう決着するのか…
そして、ディズニーはジョナサン・メジャースを降板させるのか…
その動向は今も多くの注目を集めている最中である。
そして、もし仮に降板したとしても、代役には様々な俳優が沢山おり、今回挙げたのはその中の氷山の一角に過ぎない。
もしかすると、全く無名の俳優を抜擢し、代役を見事に務め上げたことで大ブレイクを果たすニュースターが生まれるかもしれない…
また、新たな情報が入り次第、ジョナサン・メジャースに関してはお届けする。