【マイ・ブロークン・マリコ】あらすじ・キャスト解説!永野芽郁主演で映画化!

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『マイ・ブロークン・マリコ』扉絵

2022年9月30日に劇場公開が予定されている、映画『マイ・ブロークン・マリコ』。
『百万円と苦虫女』の監督、タナダユキが映画化を熱望した話題作となる。
主演は永野芽郁。
虐待をテーマに、主人公シイノと亡くなった親友マリコと過ごした時間の回想部分で展開する、心を鷲掴みされるヒューマンドラマ。
そんな本作のキャストやあらすじを徹底解説していきます!

『マイ・ブロークン・マリコ』の実写映画化について

『マイ・ブロークン・マリコ』は、『Comic BRIDGE online』にて2019年に、全4話で連載された漫画作品。
その実写映画化作品となる本作。
連載が終わった後の2020年1月に単行本として発売になると、即重版がかかるなど、大きな反響を呼んだ1作。
漫画は、単行本としてリリースされる以前からも既に反響を呼んでおり、毎話配信後にはTwitterで数千リツイートされるなど、話題作として脚光を集めていました。
本作の監督、タナダユキもそんな読者の1人であり、この作品を読んだ時点で映画化に向いて動き出そうと思ったくらいに衝撃を与えている作品です。
そんな本作は、主演には永野芽郁を起用。
本作は、主要となる登場人物もとても少ないのが特徴。
原作の漫画でも、全4話の為、非常に少ない。
出演者は、奈緒がマリコ。窪田正孝がマキオ。マリコの家族は、尾美としのりと吉田羊が務めます。
冒頭からおそらく、衝撃的な展開を迎えるであろう『マイ・ブロークン・マリコ』。
この展開を永野芽郁がどの様に演じるのか…
是非ともこの目で確認しておきたい!
そんな本作『マイ・ブロークン・マリコ』の劇場公開は、2022年9月30日に全国公開がスタート!

『マイ・ブロークン・マリコ』の作品情報

原作平庫ワカ
監督タナダユキ
脚本向井康介
タナダユキ
出演永野芽郁
奈緒
窪田正孝
尾美としのり
吉田羊
主題歌The ピーズ「生きのばし」
公開2022年9月30日
時間85分
公式サイトhttps://happinet-phantom.com/mariko/

『マイ・ブロークン・マリコ』の原作について

『マイ・ブロークン・マリコ』の原作は、全4話の漫画作品です。
作者は、平庫ワカ
連載は、角川のコミックオンラインサイト『Comic BRIDGE online』に掲載されていました。
2019年の7月から12月までの連載期間で、その後2020年1月に単行本として発売されています。
その他、原作について詳しい情報は下記リンク先の記事にて紹介していますので、是非合わせてチェックしてみてください。

『マイ・ブロークン・マリコ』のあらすじ

『マイ・ブロークン・マリコ』のあらすじを紹介。
物語は、主人公シイノの逃避行を描いたもの。
親友マリコの死をニュースで知り、包丁片手にマリコの家を襲撃。
遺骨を奪い去り、マリコとシイノの最初で最後の旅が始まる。
この物語の鍵は、マリコの境遇。
マリコは、幼い頃から虐待を受けています。
しかしこの『マイ・ブロークン・マリコ』では、虐待を当事者として描くのではなく、第三者視点で描いている点が非常に共感性の高い作品です。
マリコの親友、シイノの視点で。
第三者の視点ではあるものの、親友といいう部分で、介入したいけど、どこまで介入すべきなのか…
そういった難しさを、シイノの粗暴さがとても心地いい、そんな作品です。
果たして、この物語が映像でどんな風に展開するのか…
そして、原作のあのラストをどう描くのか…
最後の手紙を手にした時、止まらなかった涙をどう再現するのか…
監督タナダユキの手腕に、注目が集まります。

公式サイトあらすじ

ある日、ブラック企業勤めのシイノトモヨ(永野芽郁)を襲った衝撃的な事件。

それは、親友のイカガワマリコ(奈緒)がマンションから転落死したという報せだった――。

彼女の死を受け入れられないまま茫然自失するシイノだったが、大切なダチの遺骨が毒親の手に渡ったと知り、居ても立っても居られず行動を開始。
包丁を片手に単身“敵地”へと乗り込み、マリコの遺骨を奪取する。

幼い頃から父親や恋人に暴力を振るわれ、人生を奪われ続けた親友に自分ができることはないのか…。

シイノがたどり着いた答えは、学生時代にマリコが行きたがっていた海へと彼女の遺骨を連れていくことだった。
道中で出会った男・マキオ(窪田正孝)も巻き込み、最初で最後の“二人旅”がいま、始まる。

https://happinet-phantom.com/mariko/

『マイ・ブロークン・マリコ』のキャスト

『マイ・ブロークン・マリコ』シイノ役永野芽郁

『マイ・ブロークン・マリコ』の主人公、シイノを務めるのは、永野芽郁。
普段の永野芽郁のイメージから、シイノ役は正直懐疑的な部分があります。
しかし監督のタナダユキは、この人しかいないと永野芽郁を抜擢。
事実、このシイノと言うキャラクターを演じるには、相当の演技力が必要とされる事は容易に想像がつきます。
粗暴なキャラクターで、感情の赴くままに行動するような…
それでいて親友のマリコに対しては、とても愛情深く接する一面もある。
そんなシイノを、永野芽郁が演じるシイノを、予告編で初めて見た時…
思わず、「あ、シイノだ。」と感じてしまいました。
このキャスティングにあーだこーだ感じる前に、この映像を初めて見た時、漫画の椎野がフラッシュバックするほど、永野芽郁のシイノはシイノだったのです。
キャラクターの力強さを、見事に体現していました。
そんなシイノを中心に、マリコとの過去、マリコの遺骨を抱いて旅に出る姿を、是非ともスクリーンで見てみたい!
そんな思いに駆られました。
本作『マイ・ブロークン・マリコ』は、シイノと言うキャクターを通して魅せられる、女優永野芽郁の生き様なのかも知れない。
そして、そんな永野芽郁演じるシイノの周りの人物たちも、個性豊かでより一層楽しみに感じさせるキャストたちです。
一覧は下記にて。

キャスト一覧

  • シイノトモヨ:永野芽郁
    主人公、シイノトモヨは、タバコを吸ってガラの悪いOL。お昼休憩中の定食屋で親友マリコの死を知る。
  • イカガワマリコ:奈緒
    シイノの親友マリコ。幼い頃からの父親の虐待で、自己肯定感がとても低く、生き甲斐はマリコの存在だけだった。
  • マキオ:窪田正孝
    シイノがマリコとの二人旅の最中に出会う男。
  • マリコの実父:尾美としのり
    マリコの父親、今回の一件の元凶。
  • タムラキョウコ:吉田羊
    マリコの実父の再婚相手。マリコの産みの母親は、幼くして出ていく。

※原作の設定です。映画では、改変の可能性もあるので悪しからず。

画像出典:『マイ・ブロークン・マリコ』公式サイトより

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