実話に基づくノンフィクション映画おすすめ18選!【洋画編】

「あの映画の脚本って、実際に起きた事件がベースなんだよ」

映画とは脚色されたエンタメ・・・と日頃は思っていても、こんな情報を聞くと途端に「えっ、そうなの?」とワクワクして、共感が増してしまうことはないでしょうか。

”事実は小説よりも奇なり”
この言葉通り、実際に起きた出来事をベースにしている映画はとても沢山あります。そして偉人モノから犯罪伝記まで、ジャンルは実に様々です。
そして中には、実話ベースであることがあまり知られていない映画もあったりします。

本記事では『実話をもとにした映画作品』のおすすめ18選をご紹介していきます!

Contents

”歴史系”実話をベースにしたおすすめ映画

歴史上に実在する人物を主人公とした映画を”歴史系”としてご紹介します!
歴史上の人物を中心にした物語は膨大な数があります。
たとえば日本の大河ドラマなんかも毎回そうですし、芸術家やロックスターの半生を描いた作品も近年度々ヒットしていますよね。

【チェ 39歳別れの手紙】革命の失敗とゲバラの最期を描く

チェ・ゲバラ

出典:IMDb

監督:スティーブン・ソダーバーグ
公開:2009年
時間:133分

キューバの革命家、チェ・ゲバラの半生を描いた2部作の後編である今作。
前編である『チェ 28歳の革命』もそうですが、キューバ革命の知識がないとなんだか少し難しい内容に感じるかもしれません。

ドキュメンタリー手法が得意な監督”スティーブン・ソダーバーグ”による演出はかなり淡々としていて、ただ史実に基づいた出来事が粛々と進んでいきます。そのため中盤からは伝記を読んでいるような感覚に陥りがち。
しかし、チェ・ゲバラのカリスマ性が場面の随所に感じられ、ついつい惹きつけられるうちに処刑シーンまで観入ってしまう・・という、不思議な映画です。

歴史モノの映画のほとんどに言えることですが、『結末はわかっている』んですよね。でも見届けたくなる。
鑑賞後は「ダテにTシャツにプリントされている訳ではないな」と感じること請け合いです・・・!

【英国王のスピーチ】完全にフィクション超え

ジョージ6世

出典:IMDb

監督:トム・フーパー
公開:2010年
時間:118分

子供の頃から吃音に悩まされ、国民の前でスピーチをすることができなかったイギリス王”ジョージ6世”が、平民の言語療法士と出会い、吃音を克服するまでの実話を元にした物語。
この作品、もちろんジョージ6世が吃音を克服するまでの苦悩と変化が最大の見どころではあるのですが、パートナーとなった言語療法士ローグとのやりとりにも注目です。
先にローグは平民と書きました。医師免許もなく、当時民間療法と言われていた言語療法士である彼は、とてもイギリス王のトレーニングに当たれるような身分ではありませんでした。
これ以上詳細は書きませんが、これは『身分を超えた熱い友情の物語』であると言えます・・・!

今作は、ローグが当時つけていた日記をイギリス王室から借りてエピソードを作ったとのこと。
王妃が自分が生きている間の日記の公表を拒み、製作までに30年もの時間がかかったということからも、実話に近いエピソードであることがうかがえます!

”戦争系”実話をベースにしたおすすめ映画

戦争を題材にした映画にも、実話ベースの作品は多くあります。
ただ戦争映画でよく批判の対象になるのが、映画をうまくまとめるためか最終的に『好戦映画』になってしまうことでしょう。
実際に戦い亡くなっていった人たちの尊厳を踏みにじらずとも、反戦・平和を訴えている戦争映画はたくさんあります。

【アメリカン・スナイパー】狙撃手が英雄?ぜひ最後まで観て

クリスカイル

出典:IMDb

監督: クリント・イーストウッド
公開:2014年
時間:132分

アメリカ海軍特殊部隊に実在した、伝説の狙撃手クリス・カイルの自伝を原作にした映画で、イーストウッド監督の最大ヒット作品でもあります。
狙撃手、つまり暗殺者を英雄化した物語であるとして『好戦映画だ』と批判されることも少なくありません。
しかし、カイルが狙撃手として賞賛されていく裏側で、凄惨な戦いによって倒れていく友人や兄弟の姿は悲劇的に描かれています。そしてこれらのエピソードはほとんど事実に忠実で、実際にカイルも帰国後PTSDに苦しめられます。

日本版のキャッチコピーは「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」。
戦争で深く傷ついたカイルと暖かい家族との溝はどんどん広がり、悲痛なラストにつながります。
ちなみにPTSDというのは、「自分が殺されるかもしれない」というトラウマ以上に「戦場で人を殺した罪悪感」によるものの方が大きいそうです。これ、絶対に反戦映画だと思いますよ・・・。

【ホース・ソルジャー】誰も馬に乗ったことがないって!え?!

ホースソルジャー

出典:IMDb

監督:ニコライ・フルシー
公開:2017年
時間:129分

9.11後に起きた、アフガニスタン戦争が題材になっている映画です。
5万人のタリバン軍に対して、わずか12人で敵地に乗り込んだ実際の部隊による反撃を描いています。
この人数だけでも嘘みたいですが、加えてアフガニスタンの山岳地帯を移動するには”馬”でないと勝機はないと将軍に言い渡されます。
なんとこの12人の隊員たちは乗馬経験がほとんど無いというオマケ付き。

絶体絶命の特攻映画の要素がたっぷりですが、エンターテイメント風の演出でアクション映画ぽく仕上がっています。
完全に「やっつけてやる!」という感じの映画ですが、『アメリカ製作』『9.11の敵討ちの出撃がベース』である時点で・・・!
重苦しくなく、史劇を見るような感覚で戦争映画を観たい方にオススメです。

【戦場のピアニスト】極限の戦時下での芸術の行き場

シュピルマン

出典:IMDb

監督: ロマン・ポランスキー
公開:2002年
時間:150分

第二次世界大戦中のホロコーストを題材にした大変有名な映画です。
実在したポーランドのピアニスト”シュピルマン”は、命の保証のないゲットーでの強制労働に駆り出され、そこで次々と死んでいく同胞たちを目の当たりにします。
殺害の描写は徹底的に残酷に再現されていますが、今作の監督ロマン・ポランスキーは、母親を強制収容所で殺され、実際に当時のゲットーでの暮らしを経験しています。紛れもない実体験の記憶ということですね・・。

中盤以降、シュピルマンはドイツ軍から逃れるため、廃墟でたった一人、飢えと恐怖に耐えながら潜伏生活をすることになります。
時折ピアノの引き真似をして(音を立てたら見つかって、殺されてしまう!)、自分が誰であるのかを確かめながら・・・。

”ホラー系”実話をベースにしたおすすめ映画

ホラー映画といえば、オカルト要素は外せません。どうしても、脚色メインになりがちなこのジャンルにも実話ベースの作品は存在します。
月並みですが、『一番怖いのは人間』というテーマに行き着く”ホラー系実話映画”を紹介します!

【SHOT/ショット】全編ワンショットのB級ホラー

ショット

出典:IMDb

監督:グスタボ・エルナンデス
公開:2010年
時間:86分

1940年代にウルグアイの村に住む父と娘に起きた事件をもとに製作されたB級ホラー映画です。
少女を主人公にした、よくある”館探検モノ”ではありますが、POV(ポイント・オブ・ビュー)と呼ばれる、主観映像で撮影されているのが特徴で、少女の視点で恐怖体験ができるような作りになっています。(画面酔い注意!)

ストーリー自体は『白黒つけない』感じですが、とにかくカメラワークが抜群で、怖い演出に長けています。
ホラーに慣れた方でも結構ビクッとするはずなので、シンプルに怖い映画を見たい方におすすめです。

【エミリー・ローズ】悪魔払いの犠牲者になった少女

エミリーローズ

出典:IMDb

監督:スコット・デリクソン
公開:2005年
時間:120分

ドイツで実際に起こった、少女への10ヶ月に渡る悪魔払いを題材にした作品です。
当時は精神疾患は悪魔憑きによるものだと考えられていて、霊媒によって治療するのはポピュラーなことでした。
しかし、体内の悪魔を追い出すためには、身体に相当苦しい思いをさせる必要があるんですね。これがなかなか祓えない、となれば次第にエスカレートさせるという選択肢しか無い訳で・・・。

実話ベースである上にかなり悲惨な結末なので、ぜひ心に余裕のあるときに見ていただきたい映画です。劇中、主人公のエミリーが悪魔憑きの演技をするのですが、特撮なしの相当鬼気迫るものです。
しかし、この時代同じように悪魔払いが原因で亡くなった方って沢山いたんだろうと推察できます。「悪魔に取り殺された」ということで、誰も疑わないのでしょうから。

破傷風を題材にした日本映画『震える舌』で、発作に苦しむ子役の演技が「見ていられないほどリアル」であるのが有名ですが、それに似た雰囲気を感じます。苦しむ女の子を見たくない方には注意勧告します!

”事件系”実話をベースにしたおすすめ映画

実際に起きた事件(刑事事件)を題材にした映画は、大きくふたつに分けられます。
あまりにも主人公が悪すぎて次第に興味が湧いてきてしまう”犯罪伝記”と、解決困難な事件に立ち向かう”ヒーロー系”の2パターンです。

【アルゴ】映画製作を口実に異国の人質を救え!

アルゴ

出典:IMDb

監督: ベン・アフレック
公開:2012年
時間:120分

1979年にイランで起きた、アメリカ大使館人質事件を題材にしている作品。CIAは人質の救出のために”イランでの偽のSF映画の製作”をでっち上げ、救出作戦を敢行するというトンデモな内容ですが、実話です。

この人質事件そのものが、イランとアメリカの複雑な関係によって起きた事件であり、どちらかに肩入れして観るのが難しい作品であるといえます。

しかしながらコミカルなシーンとシリアスなシーンが交互に展開されるので飽きることなく、実話であることを忘れて楽しく観てしまいます。監督は主演も兼任するベン・アフレック!

【バリー・シール/アメリカをはめた男】はめたんじゃなくて嵌められた

トム・クルーズ

出典:IMDb

監督: ダグ・リーマン
公開:2017年
時間:115分

実際に『麻薬の密輸』を行なっていたCIAのパイロット”バリー・シール”の犯罪伝記をもとにした映画です。

「CIAが悪いことしたら誰が捕まえるんだよ!」と怒りたくなるのですが、トム・クルーズの主演によってかなり格好いい感じに仕上がってしまっています。しかもこのバリー・シール『アメリカをはめた』とありますが、とんでもない。実際は捨て駒として組織に使われた人間として描かれています。
物語は淡々と進行していきますが、徐々に笑えなくなってくる作品です。

綾野剛主演『日本で一番悪い奴ら』という警察の不祥事を題材にした日本映画がありますが、組織ぐるみの感じが少し似ています。最初は良くてもだんだん不穏になっていくんですよね。

【モンスター】こういう壊れ方する人って意外と沢山いると思う

シャリーズ・セロン

出典:IMDb

監督:パティ・ジェンキンス
公開:2003年
時間:109分

フロリダ州で7人の男性を殺害した娼婦の事件をもとにした作品です。
主人公である娼婦”アイリーン”の生い立ちから丁寧に描かれていて、何故彼女が大量殺人鬼になってしまったのかそこまでの経緯が語られます。
こういう不遇な生い立ちから犯罪者になってしまうパターンは大変多いと思うのですが、こう最初から見せられると「こうなるしかなかった」と思わざるをえません・・・。

シャーリーズ・セロンが”逆”肉体改造を経て、主役を演じたことでも話題になりました。
「誰?」と思ってしまうような、荒れきった肌に虚ろな表情は、まさに自暴自棄な殺人鬼。
シャーリーズ・セロンは、今作でアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞を受賞しています。

【シャーリーズ・セロンのおすすめ映画】美人女優が体重増&丸坊主で大化け!

【15時17分 パリ行き】事件の当事者の青年たちが本人役を演じる

15時17分パリ行きの青年

出典:IMDb

監督: クリント・イーストウッド
公開:2018年
時間:94分

パリ行きの高速鉄道の走行中の車内で起きたテロ、そこに乗り合わせた旅行中の3人の青年たち。
彼らがテロリストに立ち向かったという実話が題材の作品です。

今作、注目すべきなのが勇敢な若者3人の役を当事者本人が演じているということ!さらに犯人以外は全員本人が本人役を演じているという異質な作品です。
テロリストの銃弾に倒れる老紳士も、実際に事件で瀕死の重傷を負った本人だというのですから驚きです。彼にしがみついて泣く奥様ももちろんご本人。

この映画、ノンフィクション作品ではあるのですが、映画のほとんどの尺を3人の青年の生い立ちに当てています。
突然事件のシーンになるもので疑問を抱くレビューも多いのですが、イーストウッドが今作で描きたかったのは青年の英雄譚ではなく、何故彼らが行動を起こすことができたのか。

その人間性はどうやって構成されたのかという本質に迫っているのです・・・!

【ゼロ・ダーク・サーティ】ビンラディン射殺の真実

ゼロ・ダーク・サーティ

出典:IMDb

監督:キャスリン・ビグロー
公開:2012年
時間:158分

今作は、9.11の首謀組織である『アルカイダ』を追い詰め、首謀者のウサマ・ビンラディンを暗殺するまでのCIAの捜査の様子を描いた作品です。

主人公であるCIA女性捜査官も実在するモデルがおり、実際彼女の勇気ある行動によってウサマ・ビンラディンを確保することに成功しています。
9.11テロが起きてすぐに首謀者であるウサマ・ビンラディンの名前と顔は公開されました。しかしその後10年間、捕まることなく逃げ通していたんですね。射殺された時にはニュース速報を観たことを筆者はよく覚えています。
その後、日本ではあまり深掘りした特番やニュースは放送されませんでした。強いていえば、大統領のお手柄・・くらいの報道だったと記憶しています。

まさか、その裏にこんなストーリーがあったとは・・・!

今作の製作にあたり、CIAが全面協力し関係者の証言をもとに脚本が作られており、まさに『事件の全貌をついに白日のもとに晒した』という感じです。

”さわやか系”実話をベースにしたおすすめ映画

悲惨な事件の裏でなくとも、名作映画のような実話は存在します。
続いて、苦難と葛藤の末に、爽やかなラストにつながる『さわやか系実話映画』を紹介します!

【幸せのちから】息子さんですか!可愛いですね!!

ウィル・スミス

出典:IMDb

監督:ガブリエレ・ムッチーノ
公開:2006年
時間:117分

ウィル・スミス主演、さらにウィル・スミスの実の息子が主人公の息子役で出演し、その可愛らしい姿も話題となった作品。
主人公はアメリカの実業家である”クリス・ガードナー”という方がモデルになっています。

妻や友人に見捨てられ、一度はホームレスにまで転落。しかしその後、無一文から再就職するまでの物語です。
社会人経験がある方、または挫折の渦中にいる方にとってはとても共感できるストーリーだと思います。
可愛い子供が出ていて、貧しいながら楽しげな雰囲気の絵面なのですが、作中では黒人差別を受けたり困窮のためにふたりして駅のトイレで夜を明かしたりと、結構シビアな内容で観ていて胸が苦しくなります。

【LION ライオン/25年目のただいま】25年経ってもずっと覚えている

25年目のただいま

出典:IMDb

監督:ガース・デイヴィス
公開:2016年
時間:129分

インドの貧しい農村で生まれた少年が、ふざけて長距離列車に乗り込んでしまったことで知らない土地に運ばれて、そのまま迷子になってしまう・・。
誰でも子供の頃に「迷子になって二度と帰れなかったらどうしよう」という不安を感じたことがあるのではないでしょうか。

今作は、5歳のときに迷子になって以来、孤児院から里親へと”遠い異国の土地”で暮らしてきた青年が主人公です。
5歳って案外、物心がついていて、彼も例に漏れず大好きなお母さんや兄弟のことをずーっと覚えているのです。人徳のある養父に引き取られ、不自由ない生活を送りながらも、貧しいながら愛されて育った本当の家族のことをいつも思っている青年。
25年の年月を経て、文明の利器”Google Earth”を使い、故郷の家族を探し出そうとするのですが・・・!

【42/世界を変えた男】観ていて悔しくなるくらい”やり返さない”

ジャッキー・ロビンソン

出典:IMDb

監督: ブライアン・ヘルゲランド
公開:2013年
時間:128分

爽やかなスポーツ映画!という一筋縄ではいかない今作。
1947年に黒人で唯一初めてメジャーリーガーに選出された”ジャッキー・ロビンソン”の伝記映画です。

ジャッキーは他の選手からもマスコミからも黒人であるというだけで糾弾され、試合中にも平気でヤジを飛ばされます。露骨な黒人差別がされた時代があることは承知ですが、まさかこんなに失礼とは・・・!
しかしジャッキー、これがやり返さない。絶対に言い返さないので観ていてこちらが悔しくなってきます。
そして、ジャッキーのその忍耐強い態度、野球に向き合う真摯な態度は次第に周囲の風当たりを変えていきます。

初めて観る方は「逆境に対して、こんな風に打ち勝つ方法があったんだ!」と感動されること請け合いです。
今作には『世界を変えた男』という邦題がついていますが、まさに観た人の世界を変える作品として、自信を持ってお勧めします!

”困難に立ち向かう系”実話をベースにしたおすすめ映画

最後に、爽やか系とは異なる、『逃れようのない困難』に対峙した実話をベースに作られた映画を紹介します。

【オンリー・ザ・ブレイブ】盛り上がり不足?最後まで観て!

オンリーザブレイブ

出典:IMDb

監督: ジョセフ・コシンスキー
公開:2017年
時間:134分

実際に起きた大規模な山火事に立ち向かう、消防団員たちの活躍をベースにした作品。
アメリカの消防隊には”ホットショット”と呼ばれる森林火災のエリート精鋭部隊が存在します。中盤まではホットショットに入隊するまでの鍛錬や、日々の消火活動を丁寧に淡々と描写しています。

たまにはジョークも飛ばしつつ、勤務にあたる消防士達。
「特に盛り上がらないな」と感じて鑑賞を止めるのは、はっきり言って勿体無い!
単なるヒーローもので片付かないのがこの映画の最大の特徴で、最後まで観て演出の意味がわかるタイプの映画です。なので終盤の大山火事の結末まで、ぜひとも観ていただきたいのです・・・!

 

【ハドソン川の奇跡】英雄から一転、乗客155名を危険に晒した容疑者に

ハドソン川の奇跡

出典:IMDb

監督:クリント・イーストウッド
公開:2016年
時間:96分

大型旅客機がニューヨークの上空でエンジン停止・・・。
「このまま市街に落ちてしまえば、甚大な被害が出る」というところを、機長チェスリー・サレンバーガーの機転によりハドソン川に不時着させ、死者は1人も出なかった・・・という実話から、ストーリーは始まります。

機長のチェスリーは、奇跡の生還の英雄として賞賛された直後、専門家達によって容疑をかけられてしまいます。

なんでも理論的には、水面着陸させなくても空港に引き返すことで安全にことを収めることができたのだと。事故のデータを試算した結果、やはり空港に引き返すことは可能だったという結果に。

マスコミに書き立てられ、吊し上げられる機長。いや違うんですよね、助けなきゃって思ったんですよ彼は・・・。この事件を映画化させたということ自体が素晴らしく、最後の機長によるスピーチの演出は必見です。

【ソウルサーファー】これが本当の”ありのまま”

べサニー・ハミルトン

出典:IMDb

監督:ショーン・マクナマラ
公開:2011年
時間:105分

サーフィン中に鮫に片腕を食いちぎられてしまった、13歳の少女べサニー・ハミルトンの実話を基にしたストーリー。
彼女は13歳ながら企業のスポンサーがつくほどの腕前のサーファーで、プロになることを夢見ていました。

彼女は事故で腕を失った後トラウマに苦しめられ、さらに”片腕でのサーフィン”の現実に自暴自棄になります。
トラウマを乗り越えて一歩踏み出すまでのストーリーなのですが、彼女が生き方を変えるまでの心の動きが丁寧に描かれています。

べサニー・ハミルトンは日本のテレビ番組でも取り上げられたことがありますが、遠い海の向こうの勇気のある”特別な”少女の話という認識でした。しかし実際そんなことはなく普通の少女のように恐怖に震え、夢を諦める経緯があったことを改めて映画として観せてくれる作品です。

普通の女の子であったことが伝わる分、彼女の不屈の闘志に感動します!

まとめ

映画の見どころというのは、きっと派手な演出だけではないでしょう。

困難に立ち向かうリアルな姿は、いつの時代でも普遍的な人間の姿であり観る人の心に届くものだと思います。
実話をベースにした映画には実際に困難に立ち向った人達、また映画化しようと行動した人達のリアルが息づいています。

ぜひピックアップを参考に、実話映画から発せられるパワーを味わってみてくださいね。

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