2022年8月18日にディズニープラスで配信されるMCUの通算36作品目となる『シー・ハルク:ザ・アトーニー』。
ブルース・バナー/ハルクの待望の単独作品かと思いきや、ハルクのMCU初(ディズニー配給)の単独作品は、新しいキャラクターが主人公となります。
ブルース・バナーは、主人公ジェニファー・ウォルターズのメンター的ポジションになる模様。
そんな本作『シー・ハルク:ザ・アトーニー』に登場するキャスト、更にはサプライズ登場するであろうキャストを徹底考察!
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』について
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』はMCUの通算36作品目(劇場作品、配信作品合わせて。スピンオフ除く)、フェイズ4では13作品目となるディズニープラスの配信ドラマ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のハルクのその後のを描くとともに、新しいキャラクター、シー・ハルクことジェニファー・ウォルターズのオリジンとなる作品。
作風は、MCUで初の法廷コメディに。
原作のマーベル・こむっくすでは1980年に初登場。
その時点で既に、単独作品となる『Savage She-Hulk #1』で描かれています。
主人公のシー・ハルクことジェニファー・ウォルターズは、カナダ出身のタチアナ・マスラニーが演じます。
ジェニファーのメンター的ポジションには、MCUではお馴染み、マーク・ラファロ演じるブルース・バナーもメインキャストに。
この他にもMCUからは、ベネディクト・ウォンやティム・ロスなどが、これまでに演じてきた役で再登場を果たします。
本作『シー・ハルク:ザ・アトーニー』は、ディズニープラス作品としては、フェイズ4最後の作品。
今後、フェイズ5へと繋がる伏線など、サプライズが隠されているのか…
大きな注目を集める1作。
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』のあらすじ
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ、天下無双のマーベル・ヒーロー<シー・ハルク>
彼女の願いは「ただ普通に仕事して恋をする」こと。
けれども、そんな願いも空しく、超人専門弁護士に抜擢されてしまい、あのマーベル・ヒーローやヴィランたちによる騒動や、最強の<ハルク>の力を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく…前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷!
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『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の作品情報
原題 | She-Hulk:Attorney at Law |
監督 | カット・コイロ |
脚本 | ジェシカ・ガオ |
出演 | タチアナ・マスラニー マーク・ラファロ ティム・ロス ベネディクト・ウォン |
公開 | 2022年8月18日 |
話数 | 1話30分/全9話 |
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』のキャスト一覧
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』に登場するキャストを一覧にて紹介。
主演のタチアナ・マスラニーは、2010年には日本映画にも出演歴があります。
荻上直子監督・脚本の異色の日本映画『トイレット』に出演し、もたいまさこと共演。
その他、MCUではお馴染みのマーク・ラファロやベネディクト・ウォンなど、2022年のディズニープラス作品では、あまりこれまでのMCU俳優との絡みは少ないキャラクターばかりでしたが、今回はガッツリと共にするだけあり、大きな注目が注がれています。
- ジェニファー・ウォルターズ / シー・ハルク
演:タチアナ・マスラニー
スーパーヒーロの存在が当たり前となった世界で、超人法を扱う専門のGLK&H事務所の弁護士。ブルース・バナーの従兄弟で、ある事故によって血液交配が行われ、シー・ハルクとして覚醒する。 - ブルース・バナー / スマート・ハルク
演:マーク・ラファロ
アベンジャーズのメンバーで、超人血清の実験によって大量のガンマ線を浴びてハルクとなってしまう。当初コントロールは難しかったが、現在ではハルクとブルース・バナーの人格の融合に成功し、スマート・ハルクとなっている。従兄弟のジェニファーのメンターとして彼女をヒーローへと育てる。 - エミル・ブロンスキー / アボミネーション
演:ティム・ロス
超人血清を過剰投与しハルクに似た姿アボミネーションに変貌する。
MCU2作目の『インクレディブル・ハルク』のメインヴィランで、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で再登場する。
それ以来となる3度目の登場。 - ウォン
演:ベネディクト・ウォン
現・至高の魔術師(ソーサラースプリーム)。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でアボミネーションと仲良さげだった経緯が明らかになる‥か? - ニッキ・ラモス
演:ジンジャー・ゴンザーガ
ジェニファー・ウォルターズの親友。 - アメリア
演:レネイ・エリース・ゴールズベリイ
ジェニファーのライバルの弁護士。 - ティターニア
演:ジャミーラ・ジャミル
SNSのインフルエンサーにして、シー・ハルク並の能力を有する。 - フロッグ
演:ブランドン・スタンリー
蛙のスーツに身を包んだ謎の存在。 - マット・マードック / デアデビル
演:チャーリー・コックス
MCUでは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』で登場。
盲目の弁護士にして、悪を粛清するヒーロー。 - マディソン・キング
演;パティ・グッゲンハイム
第4話に登場。ウォンの親友になる。
シー・ハルクの原作は?
シー・ハルクの原作では、おそらくドラマとは様相がかなり異なると観られます。
主人公ジェニファー・ウォルターズは、原作では基礎に追い込んだ犯人に、お礼参りで瀕死に陥ってしまいます。
そこで、従兄弟のブルース・バナーから輸血を受け、シー・ハルクへと覚醒するのでした。
しかし当初は、ハルク同様に凶暴化しており、この状況を好転させるのに頼ったのが、モービウスでした。
モービウスから血清を打ってもらい、ハルクの状態をどうにか制御する方法を得て、ヒーローへと変わっていきます。
それ以降の展開は、おそらくMCUでも描かれる通り、超人専門の弁護士として、ヒーローたちと大きく関わるようになり、自身もその戦いに身を投じることになります。
さて、ジェニファー・ウォルターズにはもうひとつ、原作での大きな特徴が存在します。
それが「第4の壁の突破」(第4の壁とは、映画の中のキャラクターがスクリーンのこちら側に話しかけてくる行為のことを指します)。
これまで、MCUで「第4の壁を突破」したキャラクターは、存在しません。
しかし「第4の壁を突破」する代名詞的キャラクターが、マーベルには存在するのです。
それが、MCUに参戦が決定している”デッドプール”。
事実、過去の映画作品ではちゃんと第4の壁を突破していました。
これが、MCUにおけるデッドプールへの伏線となるのか…それとも?
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』に隠されたサプライズとは?
2022年のディズニープラス作品のMCUでは新キャラクターのオリジンとなるドラマばかりで、大々的なこれまでの既存キャラクターの登場はあまりありません。
しかし今回の『シー・ハルク:ザ・アトーニー』では、ブルース・バナー、ベネディクト・ウォンらが登場することが発表済みで、フェイズ5への伏線が隠されている可能性が高そうです。
そして予告編でも明らかになっている通り、デアデビルの登場。
同じ弁護士ということもあり、これは自然な流れなのかもしれません。
今回、この『シー・ハルク:ザ・アトーニー』は法廷コメディとマーベルの融合がテーマでもある作品です。
過去のスーパーヒーローたち、もしくはヴィランがサプライズ登場する事もあるかもしれません。
そして、おそらく今後…
既に発表済みの『アベンジャーズ』の第5作、6作目に向かって集約していく事もしされています。
さらに、このシー・ハルクはこのドラマ以後、映画にも再登場が予告されており、サプライズがいくつも隠されている可能性が高そうです。
事実、今回の予告編でのサプライズ予告は、『ホークアイ』でも同じ展開が見られました。
予告編で、エレーナ・ペロワの姿を登場させておいて、本来のサプライズであるキングピンの登場を隠していた経緯があります。
そんなサプライズが、今回も隠されている可能性は非常に高いと見られます。
果たして、どんなキャラクターが登場するのか…
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の最新ニュース
ここでは、『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の続報となる最新のニュース記事をまとめていきます。
以下にて一覧で掲載するので、今後のMCUの将来にも繋がるニュースをぜひチェックしてみてください!