【MCUフェイズ5・フェイズ6新情報まとめ】今後の展開をおさらい!

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ディズニー・マーベルのMCUに関する映画の、最新情報を随時更新していきます!
本記事では、マーベル・シネマティック・ユニバースフェイズ4とフェイズ5、フェイズ6のMCUの今後の展開に関しての最新情報など、これまでに発表されたニュースをまとめています。

MCU/マーベル・シネマティック・ユニバース

マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)は、2008年に公開したロバート・ダウニーJr.主演の『アイアンマン』からスタートしたシリーズ作品です。
マーベル・コミックスを原作としたのスーパーヒーローの単独実写映画が、同じ世界観の中展開するユニバース構想を映画の世界に定着させたのがMCU。
2008年から2021年までに、延べ31作が劇場公開されており、これまで世界的にも有名ではなかったマーベルキャラクターなども実写化され、広く知れ渡る様になりました。
代表的なところでは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などはMCUで実写映画化されたことで、世界的ブレイクを果たしています。
映画化する前と後では、世界的知名度が大きく異なる代表的な作品です。
2020年は新型コロナウィルスの影響で劇場公開はされずに、新作のお目見えがない年になっています。
ちなみに2020年以前には、2009年がマーベル映画未公開の年となっており、11年ぶりの出来事。
MCUには章立てがされており、フェイズ1からフェイズ3(詳しくはこちら)までを”インフィニティ・サーガ”という括りがされています。
フェイズ4は2021年の1月、ディズニープラスの配信作品より幕開けになり、順次公開に。
フェイズ4からフェイズ6は、”マルチバース・サーガ”という括りになり、新たな展開、様々なキャラクターが目まぐるしく登場し拡大し続けています。

フェイズ1~3は?

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MCUのフェイズ1〜3の物語に関しては、上記リンク先 をチェック!
フェイズ4、フェイズ5、フェイズ6に登場するキャラクターのおさらいなども含めて、今一度チェックをしてみてはいかがでしょう。

『マルチバース・サーガ』について

新型コロナウィルスが広がる以前では2020年5月公開予定の映画『ブラック・ウィドウ』で幕を開けるはずだったMCUフェイズ4。
しかし、劇場公開作品はほぼ1年ほど公開が先延ばしになっています。
2021年に『ワンダヴィジョン』で、フェイズ4が幕開け。
2019年に発表されていた最初のスケジュールでは、『ワンダヴィジョン』はフェイズ4の3作目にあたる位置でした。
これまでは、2019年に開催されたサンディエゴ・コミコンでの発表をベースに、更なる新情報を網羅してきましたが、2022年のコミコンでついにフェイズ4以降の全貌が明らかとなっています。
そこで、新たに”マルチバース・サーガ”と名称が決定し、フェイズ4からフェイズ6の作品がお目見え。
マルチバースは、『ロキ』で初登場し、その後『スパイダーマン:NWH』、『ドクター・ストレンジ:MoM』で発展した形で描かれています。
しかし、まだ物語の一片でしかなく、今後どの様にマルチバースが各ヒーロー達に関わっていくのか…
フェイズ5、フェイズ6で大きな展開を見せていくであろうと思われます。
そんな”マルチバース・サーガ”の各作品たちを、詳しく紐解いていきます。
さらには、今回の新たに発表されていた情報の中に、アニメ作品がフェイズから無くなっていました。
今後MCUアニメはスピンオフ的作品として、題材はMCUをベースにした物語ではあるものの、フェイズの中には組み込まれていかないのかもしれません。
それ故、本記事でもアニメ作品に関しては特に言及しませんので、悪しからず。
さらには、ガーディアンズ・オブ・ギャクシーのホリデースペシャルなども、フェイズから除外されており、マルチバース・サーガとは深く関わらないことが予測できます。
ですので、これらの作品も除外しますので、ご了承を。
改めて、フェイズの中に組み込まれると判明したのち、再掲載します。

フェイズ4

作品タイトル(●=ディズニープラス配信作品 公開日
ワンダヴィジョン 2021年1月15日配信
ファルコン&ウィンター・ソルジャー 2021年3月19日配信
ブラック・ウィドウ 2021年7月8日公開
ロキ 2021年6月9日配信
●ホワット・イフ…? 2021年8月11日配信
シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日公開
エターナルズ 2021年11月5日公開
●ホークアイ 2021年11月24日配信
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム 2022年1月7日公開
●ムーン・ナイト 2022年3月30日配信
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日公開
Ms.マーベル 2022年6月8日配信
ソー:ラブ&サンダー 2022年7月8日公開
シー・ハルク:ザ・アトーニー 2022年8月18日公開
ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日公開

フェイズ4は、『ワンダヴィジョン』からスタートし、『ブラック・パンサー:ワカンダ・フォーエバー』で幕を閉じています。
これらの物語は、”マルチバース・サーガ”と題され、さまざまな別世界について言及されたのがフェイズ4です。

フェイズ4の特徴

これまでのフェイズ1〜3は、大きな筋があってそこに各作品が集まっていく様な、そんなスタイルでした。
『アベンジャーズ』シリーズでみんなが集まり、そこに向けて各作品で少なからず伏線が張られていく…
しかしフェイズ4では、その様相とは大きく異なっています。
『ワンダヴィジョン』は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』へ。
『ロキ』は、他作品と関わりなくシーズン2へ。
『ブラック・ウィドウ』は、『ホークアイ』へ。
など、作品から作品へと繋がっていき、まだフェイズ4ではヒーロー達がそれぞれに紡がれていく異なるストーリーが描かれています。
主に、大きなストーリーに向けてではなく、新しいキャラクターの登場、そのオリジンという部分に着目して展開していったのも大きな特徴です。
古参のキャラクターの単独作品であっても、そこには今後につながる新しいキャラクターが常に描かれていたのも特徴です。
『ブラック・ウィドウ』であれば、エレーナ。
『ホークアイ』は、ケイト・ビショップ。
『ドクター・ストレンジ:MoM』では、アメリカ・チャベス。
と言ったように、”インフィニティ・サーガ”で登場したヒーローの単独作品であっても、そこには必ず新ヒーローがいました。

ワンダビジョン

2021年の1月に配信がスタートした、1話30分前後の短編ドラマが全9話となった『ワンダヴィジョン』。
物語としては、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』へと続いていきます。
1〜3話目は、シットコムの様相で展開していき、4話目以降にその謎に迫る本当のストーリーが明らかになりました。
新ヒーローに、『キャプテン・マーベル』では子供だったモニカ・ランボーが登場。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のワンダ・マキシモフを中心に描きながらも、彼女がヴィランとしてどういう心情になっていくのか…
ある意味で、ヴィランとしてのスカーレット・ウィッチ誕生のオリジンともいうべき作品です。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー

2021年3月19日にディズニープラスでの配信がスタート。
これまでのMCUと同様にファルコン(サム・ウィルソン)をアンソニー・マッキーが、ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズをセバスチャン・スタンが演じます。
映画同様のコンビが、再び縦横無尽に活躍する姿がお目見え!
物語の重要なポイントは、盾を受け継いだ2代目キャプテン・アメリカ。
サムは、スティーブから受け継いだ盾をまさか、国へ返還する決断をする。
しかしそれをよく思わないバッキーだったが…
黒人という立場で、国の代表になる事に躊躇するサム。
一方バッキーは、かつての暗殺者としての以前の自分自身と向き合うストーリーが描かれる。
メタファーとしては、コンプレックスを受け入れ、自分自身と向き合う事の大切さを描いています。

ロキ

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の冒頭で、サノスに殺されてしまったロキ。
殺されたロキは、兄であるソーと共にサノスたちと戦う姿勢を見せ、改心し良き心を持っていました。
しかしこのロキは、2012年の『アベンジャーズ』でチタウリ軍を率いて地球を滅ぼそうとしていた邪悪なロキ。
物語としては、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にて、四次元キューブで逃げた直後から始まる。
本来ならば、この後にアスガルドに連れて行かれ、ソーと共にダークエルフやヘラとの戦闘を経て、サノスと対峙するはずだったロキ。
しかしその運命から逸脱した事で、時間軸を管理するTVAへと連行されてしまう。
そこでロキは、今まで生きてきた神聖時間軸とは異なる世界があることを知る。
そして、運命を新たに切り開くべく、孤独な戦いを強いられる…
配信は、ディズニープラスで2021年6月11日にスタートしました
MCU実写ドラマ初のシーズン2への更新が、最終話にて明らかにされています。

ブラック・ウィドウ

2021年7月8日に劇場公開、その翌日となる7月9日にディズニープラスで有料配信となった映画『ブラック・ウィドウ』。
スカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフの、知られざる”もうひとつの家族”の物語。
本来ならば、フェイズ4の1作目であった作品ですが、結果として4作目となる。
フェイズ4の1作目の劇場公開作品、と位置付けられるも内容としてはしっかり、フェイズ4の4作目と言えるもので、エンドクレジット・シーンで2度目の登場となった謎の女性は、今後の展開の鍵を握る非常に重要な場面となる。
ナターシャ・ロマノフの意外な過去まで明らかになる、MCUファンにとっては重要すぎる1作。
時系列は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の直後から始まり、国の機関から追われるナターシャがどの様にして過去と対峙していくのか…
突如現れたタスクマスターとの戦闘も必見!
物語は、この後ディズニープラスの『ホークアイ』へと続いていく。
そしてフェイズ5の大詰めとなる『サンダーボルツ』にも繋がる。

シャン・チー/テン・リングスの伝説

MCU初登場となるアジアン・ヒーロー、シャン・チー。
シャン・チーの家族の問題を描く本作は、シャン・チーのオリジンとなる作品。
演じるのは、カナダ人シム・リウ。
ヴィランはアジアン・スター、トニー・レオン。
ミシェル・ヨー、オークワフィナなど、新旧のアジアンスターが揃い踏み!
これまでのMCUからは、『ドクター・ストレンジ』からウォンが登場する。
ポストクレジットシーンでは、更なるサプライズ出演も!
現在では、続編製作が決定しています。
ここからどう物語が発展していくのか…
それはまだ、何も明らかになっていない。

エターナルズ

アベンジャーズにつぐ、大勢が所属するヒーローチームを描く『エターナルズ』。
公開は、2021年11月5日。
チーム全員が、何かしらのスーパーパワーを持っており、非常に協力。
しかし、サノスなどこれまでのアベンジャーズの戦いに介入できなかったのには、ちゃんとした納得の理由があった!
新たなヒーローチーム『エターナルズ』を紐解く、オリジンストーリーは必見!
ポストクレジットシーンでは、更なる衝撃が待つ!
アベンジャーズたちとはまた異なる戦いを、古の地球より繰り広げてきたエターナルズ。
彼らの秘密は、まさかのサプライズが隠されていた!
ここから物語が今後どう展開するのか、謎に包まれている。
まだ噂段階ではありますが、監督クロエ・ジャオが続投で、続編企画も進行中だという。

ホークアイ

クリント・バートンを主人公に据えた、単独作品『ホークアイ』。
2021年11月24日のホリデーシーズン(アメリカで言うところのクリスマスシーズン)を彩る作品。
クリントの新たな相棒、ケイト・ビショップとの出会いから相棒となるまでを描いた作品。
物語の主題となるのは、クリントが空白の5年間の間に行っていたローニンの活動。
いわゆる過去の精算。
ナターシャ亡き後、ブラック・ウィドウを継ぐ者であるエレーナ・ペロワも映画以来の再登場を果たす。
クリント・バートンの秘密から、ケイト・ビショップのオリジン、この『ホークアイ』から派生する『エコー』、マヤ・ロペスの登場など、盛りだくさんとなるディズニープラスの配信作品。
ケイト・ビショップとエレーナ、ヘイリー・スタインフェルドとフローレンス・ピューの息の合ったやりとりも必見!
エレーナは、この後に『サンダーボルツ』に登場予定。

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

2022年1月7日に劇場公開を迎えた、MCU通算32作品目。
フェイズ4としては、9作品目に当たる『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』。
アイアンマンに見出されたピーター・パーカーを描いた単独作品3作目となる。
シビル・ウォーから数えると、ノー・ウェイ・ホームで6作目の登場。
前作『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』で、Q・ベックことミステリオに正体を明かされてしまったピーター・パーカー。
世間的にはニューヒーローだったミステリオがスパイダーマンによって倒されたことで、糾弾されてしまい、更なる事態へと発展する様を描く。
本作は、MCUのマルチバースを扱う事により、これまでのスパイダーマン・ユニバースへの扉を開き、これからのスパイダーマン映画に大きな影響を与えるであろう衝撃作品。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』がこれまでのMCUファンに捧げるのであれば、本作『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は、これまでのスパイダーマン映画ファンに捧げる1作となっている。
MCUにおけるスパイダーマンの役割は、この『ノー・ウェイ・ホーム』で終焉を迎えた形となるが…
4作目の製作も進行中とも噂されており、まだまだ物語は終わらない!?
ドクター・ストレンジが本作に登場し、物語としては『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』へと続いていく。

ムーンナイト

2022年3月30日に配信がスタートした、オスカー・アイザック主演のダークヒーローを主人公とした作品『ムーンナイト』。
この他にも、イーサン・ホークがカルト教団の指導者アーサー・ハローを演じます。
ムーンナイトは、エジプトの月の神コンシュと契約を結んだことで誕生したヒーロー。
マーベル初のエジプシャンヒーローになる人物で、これまでとはまた違った雰囲気のダークな存在が特徴。
オスカー・アイザックが演じるのは、マーク・スペクター / スティーヴン・グラントなど、いわゆる多重人格者。
この状況が今後、どのようにマーベルの世界観に影響を及ぼすのか…
新たなヒーローの、オリジンストーリーが描かれる。
現在、『ムーンナイト』は、MCUの世界観でストーリーは展開されているものの、作品同士の繋がりは無いとされる単独作品。
今後の展開に繋がっていき、他のヒーローとの共演はあるのか…
マーベル作品では、スタッフの証言よりもリーク情報の方が信用できると言われるほどに、スタッフは当たり前のように嘘をついているだけに…
今後の展開が気になる作品のひとつです。
ストーリー的には、神話ベースなので、もし今後のMCUに関わるなら、ソーやブラックパンサーなどと同じ世界観である様にも感じますが…果たして再登場はあるのか…

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス

2022年5月4日(水)に劇場公開となった『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を経た物語となっており、ドクター・ストレンジに新たな問題が勃発する。
悪夢にうなされる日々が続くが、実はその悪夢はマルチバースの多次元世界の別の自分の光景だった…
物語に、マルチバースが絡み、ついにその実態が明らかとなります。
マルチバースを行き来できる能力を持つ、アメリカ・チャベス。
そして『ワンダヴィジョン』の出来事を経て、ヴィランとしてドクター・ストレンジと対峙するワンダ・マキシモフ。
これで、フェイズ4の一つの物語、ワンダの苦悩が完結する。
新ヒーロー、アメリカ・チャベスはウォンの元で、魔術師としてのスキルを学ぶ。
再登場はいつになるのか…マルチバースの存在を広く知らしめた作品でした。

Ms.マーベル

2022年6月8日にディズニープラスでの配信がスタートした、ヤングヒーロー作品『Ms.マーベル』。
アベンジャーズに憧れを抱き、思春期を迎える女性、カマラ・カーン。
そんな彼女に特殊能力が身に付き、憧れのスーパーヒーローに育っていく。
新鋭のヒーロー、ミズ・マーベルは、イスラム系のルーツを持つヒーローとして、製作決定の発表がされた時も大きな注目を集めていました。
すでにミズ・マーベルは、再登場することも確定しており、キャプテン・マーベルの続編となる『マーベルズ』に、その姿を表すことになる。
今後のアベンジャーズの次代を担う、ヤングヒーローのオリジンとなる作品。

ソー:ラブ&サンダー

2022年7月8日に日米同時公開となった、MCU初の単独シリーズ4作目の『ソー:ラブ&サンダー』。
久しぶりに物語に絡む登場となった、ナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスター。
物語の白眉はやはり、ジェーンがムジョルニアを手にし、マイティ・ソーになる。
ラストには、5作目に通ずる伏線が張られるなど、ソーの冒険はまだ続く可能性が高そうです。
しかし本作『ソー:ラブ&サンダー』には、ガーディアンズと袂を分けただけで、今後の展開を示唆させる様な描写はありませんでした。
果たして、今後のMCUでどの様に再登場を果たすのか…
詳細は不明です。

シー・ハルク:ザ・アトーニー

2022年8月18日に、ディズニープラスで配信された『シー・ハルク:ザ・アトーニー』。
ハルクこと、ブルース・バナーの親戚に当たる、ジェニファー・ウォルターズが主人公の物語となる。
『インクレディブル・ハルク』のヴィランであるアボミネーションのティム・ロス、ブルース・バナーのマーク・ラファロが再演する。
弁護士のジェニファー・ウォルターズのオリジンとなる物語で、彼女がハルクになった経緯からヒーローになるまでを描く、MCU初の法廷コメディ。
『ワンダヴィジョン』以来となる1話30分構成で全9話。
主人公のジェニファーは、いわゆる、視聴者に話しかけてくる、第四の壁を突破するキャラクターで、サプライズが満載となった1作。
新ヒーローのシー・ハルク、『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』で、MCUの正史としては初登場となったマット・マードックが、本作でデアデビルとして本格登場を果たす。
おそらく、この物語はフェイズ5の『デアデビル ボーン・アゲイン』(2024年春配信予定)へと続くと思われる。

ブラックパンサー::ワカンダ・フォーエバー

2022年11月11日に公開した『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』。
ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンが逝去した事で、物語に大きな変更点が出てしまった作品。
2023年秋に登場予定のアイアンハートこと、リリ・ウィリアムズが先立って初登場となる。
ブラックパンサーを継ぐ、妹のシュリ…
家族の死を乗り越え、ワカンダの若き国王としての苦悩を描く。
この『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』はフェイズ4の最終作。
次の作品からフェイズ5の幕開けとなります。

フェイズ5

作品タイトル(●=ディズニープラス配信作品 公開日
アントマン&ワスプ:クワントゥマニア 2023年2月17日
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3 2023年5月5日
シークレット・インベーション 2023年6月21日
ロキ シーズン2 2023年10月6日
マーベルズ 2023年11月10日
●エコー 2023年11月29日
●アイアン・ハート 2023年秋
アガサ:カヴン・オブ・カオス 2023年冬
●デアデビル:ボーン・アゲイン 2024年春
キャプテン・アメリカ/ニュー・ワールド・オーダー 2024年5月3日
サンダーボルツ 2024年7月26日
ブレイド 2024年9月6日

フェイズ5の特徴

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で幕を開ける、MCUフェイズ5。
フェイズ4では、エンドゲーム後の既存キャラのその後や、新ヒーロー、そしてマルチバースの概念を定義づけを行なっています。
それを経て、フェイズ5では遂に”マルチバース・サーガ”全体を通してのヴィランとなる征服者カーンが本格登場。
カーンは、在り続ける者という名で、フェイズ4の『ロキ』で初登場を果たしますが、フェイズ5で登場する征服者カーンとは別の人間。
いわゆる、マルチバースの別の同一人物となる。
そのカーンの動向は、『ロキ シーズン2』でまた新しく動き出すものと見られる。
そして、フェイズ4でも度々登場していたヴァレンティーナの動向の終着地店とされる『サンダーボルツ』も注目です。
フェイズ5では物語が大きく動き出すのか…
より注目度も高まりつつある。

アントマン&ワスプ:クアントマニア

フェイズ5の幕開けとなり、2023年最初のMCU映画『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』
2023年2月17日に劇場公開を迎えています。
征服者カーンの野望が、エンドクレジットシーンで登場し、『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』に繋がるストーリーの発端となる出来事が描かれます。
今回は、オリジナルのキャストはほぼ続投。
大きくなったキャシー・ラングは、エンドゲームとは変わり、キャスリン・ニュートンが新たに加わり、またパワーアップした面々が登場する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3

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フェイズ2で初めて登場した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の通算3作目にして、完結編となるシリーズ3作目。
ガーディアンズも遂に世代交代が行われる…
長い旅路の終焉はこれまで明らかにされなかった、ロケット・ラクーンの過去が明らかになる。
ラストにはスターロードの再登場のみ示唆されています。
ガーディアンズのチームの絆に、感動と笑いを同時に味わえる拍手喝采を贈りたい、見事な最終作!
フェイズ4〜6では新たなヒーローが描かれる反面、ワンダなど役割を終える最期もこの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』では描かれています。

シークレット・インベージョン

2023年6月21日にディズニープラスで配信される、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーを主人公とした単独作品『シークレット・インベージョン』。
スクラル人が実はすでに地球に暗躍し、侵略を進めていた。
それをニック・フューリーと『キャプテン・マーベル』で初登場となったベン・メンデルスゾーン演じるスクラル人のタロスたちが相対していく。
D23 EXPO 2022にて、初となる予告編が公開となっています。
ローディのドン・チードル、マリア・ヒルのコビー・スマルダース、『ブラックパンサー』で活躍したFBI捜査官のエヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマンら、MCUでお馴染みの面々が再登場を果たす模様。
そして注目の新キャストに、『ゲーム・オブ・スローンズ』からエミリア・クラークが初参戦!
この『シークレット・インベージョン』は、おそらくフェイズ6で配信されるであろう、『アーマー・ウォーズ』に直結する作品とも言われています。
ニック・フューリーは、フェイズ3の『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』以来の登場となるだけに、フェイズ4の間に彼が何をしていたのか…
気になる展開が盛り沢山となる。

フェイズ5の最新情報

ディズニーの祭典「D23 EXPO 2022」にて新しく投下された情報を一気にまとめていきます。
また新たに個別の詳細情報が出た時点で、この項目は再編集しますので、ご了承ください。

ロキ シーズン2

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のエンドクレジットシーンにて、劇中のとあるシーンが初公開となった。
クアントマニアと同一人物かは不明だが、ロキのシーズン2にて征服者カーンとマルチバースに関する物語が大きく前進するものと見られる。
配信は、2023年10月6日に配信がスタート。

ザ・マーベルズ

ブリー・ラーソン主演の『キャプテン・マーベル』の続編となる本作は、2022年6月に配信が開始された『ミズ・マーベル』の最終話ミッド・クレジットシーンの直後から始まる物語となる。
さらには前作の『キャプテン・マーベル』で、アイドルだった猫のグースも再登場を果たすことが明らかにされました。
『キャプテン・マーベル』は、もとよりキャロル・ダンヴァースをブリー・ラーソン、モニカ・ランボーのテヨナ・パリス、カマラ・カーンのイマン・ヴェラーニら、フェイズ4で登場した2人なども集結する女性ヒーローたちの活躍が描かれる。
その他では、ゾウイ・アシュトンがヴィラン、さらには『パラサイト-半地下の家族-』、『梨泰院クラス』のパク・ソジュンがハリウッドデビューを果たす事でも話題です。

エコー

2022年のホリデーシーズンのドラマ、『ホークアイ』で初登場となったマヤ・ロペス。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』に直結する物語と見られ、キングピンやデアデビルも登場する。
ディズニープラスのマーベルの配信ドラマとしては、初となるシーズン一挙配信が発表された。
配信は2023年11月29日。

デアデビル:ボーン・アゲイン

NETFLIXからディズニープラスに移籍して、新たに展開するデアデビル。
すでに『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でマット・マードックが。
『ホークアイ』では、キングピンが登場済み。
さらに、マット・マードックは『シー・ハルク:ザ・アトーニー』でコスチューム姿が披露される予定。
Netflix版は、同じMCUの世界で描かれていたものの、製作はマーベル・スタジオでは無く(正確には、マーベル・テレヴィジョン/ABCスタジオ)、 ポジション的にはスピンオフという立場でした。
しかし今回、ついに権利がディズニー側に戻ってきたことで、改めてマーベル・スタジオが製作に取り掛かる。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、MCU史上最長となる全18話構成となることが発表されています。
興味深いのは、これはシーズン4ではないということ。
だからと言って、Netflix版と全く異なるものでもない。
彼らのオリジンはNETFLIX版を踏襲しつつも、MCUの新たなデアデビルといったところか…
撮影は2023年開始。
順調に進めば2024年春に、ディズニープラスで配信。

『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』

今回明らかになったのは出演者情報。
当然、主演はサム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキー。
驚きの展開を見せたのは、ティム・ブレイク・ネルソンが演じたサミュエル・スターンズの再登場。
なんと、ティム・ブレイク・ネルソンが出演したのは、『インクレディブル・ハルク』(2008)。
ここで、ブルース・バナーの相談相手として登場。
ミスター・ブルーというハンドルネームを使っていました。
実はこのサミュエル・スターンズというキャラクターも、原作ではリーダーというヴィランなのです。
彼はハルクで登場したことからも推測ができますが…
ハルク化するヴィランです。
もしかすると、ブルースかジェニファーの再登場も…
撮影開始は、2023年春頃と明らかになり、フェイズ5でも終盤に位置する作品です。

フェイズ6

作品タイトル(●=ディズニープラス配信作品 公開日
デッドプール3(仮題) 2024年11月8日
作品タイトル未定 2024年秋
作品タイトル未定 2024年秋
作品タイトル未定 2024年冬
作品タイトル未定 2024年冬
ファンタスティック・フォー 2025年2月14日
作品タイトル未定 2025年春
アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ 2025年5月2日
作品タイトル未定 2025年7月25日
作品タイトル未定 2025年11月7日
作品タイトル未定 2026年2月13日
アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ 2026年5月1日

フェイズ6の特徴

フェイズ6では、まだ3作品のみの発表にとどまっています。
しかし、その3作品はフェイズ6の開幕と閉幕の鍵となる3作品です。
『ファンタスティック・フォー』は、MCUでは初のリメイクとなる作品です。
過去には、20世紀フォックスで3度映画化になっているシリーズ。
『ドクター・ストレンジ/MoM』で登場していたリード・リチャーズをジョン・クラシンスキーがそのまま演じるのか、大きな注目です。
そして、ついに明らかとなったアベンジャーズの5作目と6作目の発表です。
このマルチバース・サーガでは、全てのストーリーラインの完結作としてクライマックスに登場です。
全てのヒーロー達が集結するのか…
果たしてどんな物語が待つのか、期待が高まるばかりです。

アーマー・ウォーズ

x.com

「D23 EXPO 2022」では、前回のサンディエゴコミコンでは発表されなかった『アーマー・ウォーズ』が正式に製作段階であることも明らかにされました。
ドン・チードルが、ジェームズ・ローディを再演し、トニー・スタークのテクノロジーが悪人に渡ったら?
という展開を描く。
この『アーマー・ウォーズ』は、先に挙げたニック・フューリーの『シークレット・インベージョン』を経た物語となることが明らかとなっています。
新しいロゴが発表され、”ARMOR WARS”のOの部分がアーク・リアクターの様に光っているロゴになっていて、これがストーリー展開をまさに示唆しているような雰囲気です。
現在『アーマー・ウォーズ』は、フェイズ5なのかフェイズ6なのか、配信時期も明らかにされていません。
果たして、どんな展開になっていくのか…
『アーマー・ウォーズ』に関して、新たな最新情報が投下されました。
これまで、『アーマー・ウォーズ』はディズニープラスでの配信ドラマとして発表されていた作品です。
しかし、正式に劇場公開作品として舵を切り直したことが明らかにされました。
脚本などの制作準備の段階で、この物語なら、長編映画の方が適しているとの判断が下されたとのこと。
現段階では、公開時期などは未だ未定。
おそらく、これから制作に入ることからフェイズ6に組み込むことが予想される。

デッドプール3作目

ライアン・レイノルズのYouTubeチャンネルで、改めて『デッドプール3作目』への、大きな布石が投じられました。
これにより、『デッドプール3作目』の製作が本格的に開始となっている事が明らかに。
この動画の内容では、次のデッドプールへのネタが思いつかないとぼやくライアン・レイノルズ。
しかし1つだけ、確かなアイデアがあると言う。
それが、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン役への再演。
と言うわけで、『デッドプール3作目』はウルヴァリンが登場し、MCU版X-MENへの伏線が貼られる可能性も高いと見られる。
アベンジャーズにX-MENも加わるのか…
大きな注目が注がれる超話題作になるかもしれない。

マルチバース・サーガ全作品一覧(★は劇場公開作)

  1. ワンダヴィジョン(フェイズ4開幕)

  2. ファルコン&ウィンター・ソルジャー

  3. ブラック・ウィドウ★

  4. ロキ

  5. シャンチー/テン・リングスの伝説★

  6. エターナルズ★

  7. ホークアイ

  8. スパイダーマンノーウェイホーム★

  9. ムーンナイト

  10. ドクター・ストレンジ/マルチバース★

  11. ミズ・マーベル

  12. ソー/ラブ&サンダー★

  13. シー・ハルク/ザ・アトーニー

  14. ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー★(フェイズ4終幕)

  15. アントマン&ワスプ:クワントゥマニア★(フェイズ5開幕)

  16. シークレット・インベーション

  17. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3★

  18. ロキシーズン2

  19. エコー

  20. ザ・マーベルズ★

  21. アイアンハート

  22. アガサ・カヴン・オブ・カオス

  23. デアデビル ボーン・アゲイン

  24. キャプテン・アメリカ/ニュー・ワールド・オーダー★

  25. サンダーボルツ★

  26. ブレイド★
  27. デッドプール3(仮タイトル)

  28. ファンタスティック・フォー★

  29. 2024年秋(タイトル未定)

  30. 2024年秋(タイトル未定)

  31. 2024年冬(タイトル未定)

  32. 2024年冬(タイトル未定)

  33. 2025年春(タイトル未定)

  34. 2025年春(タイトル未定)

  35. 2025年夏(タイトル未定)

  36. 2025年夏(タイトル未定)

  37. アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ★(フェイズ6終幕)
ついにその全貌が明らかとなった、フェイズ4以降の作品群達。
”マルチバース・サーガ”と名付けられた、このMCU第2章とも言える新たなストーリー。
”インフィニティ・サーガ”となるフェイズ1からフェイズ3ではそれぞれの節目にアベンジャーズという、ヒーロー集結の物語が展開されていったのが特徴の一つでした。
しかし今回の”マルチバース・サーガ”では、ラストにのみアベンジャーズが2作公開される予定で、ここのクライマックスに向けてそれぞれのストーリーが展開していくという大きな渦が、中心の核に向けて集まっていく様な形に。
新たに…
ブレイドの公開日時が、大幅に変更されました。
その影響で、前後の作品も大きく動き、フェイズ5からフェイズ6への切り替えが、どこに設定されるのか、再び不透明な状況に…
しかしデッドプールの3作目が遂にベールを脱ぎ、改めてMCUの中に組み込まれることも判明しています。
アベンジャーズで集結するマルチバース・サーガに、どんな結末が待っているのか…
マルチバースで、前代未聞の展開へと期待される。

MCU最新情報

ついに明らかとなった、フェイズ6までの展開。
フェイズ4からフェイズ6を”マルチバース・サーガ”となる。
概ね、ここに掲載した未公開の作品はほぼ、上記へと移しましたがまだ公開日が未定のままの作品もいくつか存在します。
そんな最新情報を中心にまとめていきます。

公開日未定の作品

作品タイトル 媒体
MCU版X-MEN 劇場公開作品
アーマー・ウォーズ ディズニープラス
ワカンダストーリー(タイトル不明) ディズニープラス
ワンダーマン(仮) ディズニープラス

前回更新時はSDCC2022で発表にあった情報を主に掲載しましたが、この中には衝撃的な展開も。
アニメや季節的なハロウィンスペシャルやクリスマス時期のホリデースペシャルなどのMCU作品は、このフェイズという括りの中には含まれないという…
MCUを題材にしたスピンオフ的なポジションとなる模様。
さらに、気になるところはX-MENシリーズのMCU合流です。
旧20世紀FOX作品では、いち早く『ファンタスティック・フォー』が発表されていましたが、デッドプールやX-MENは未だ未発表のまま。
MCUでの製作が決定しているのみで、その後の具体的な計画は明らかになっていません。
しかしこの後、D23というディズニーのイベントにて、マーベルもまた新たな発表があると言われているので、しばらくすると、更なる新情報が明らかになる可能性が高そうです。
それがフェイズ7への突入の計画なのか…
もしくはフェイズ6の未発表作品なのか…
また明らかになり次第更新します。

フェイズ5やフェイズ6について

やはり”マルチバース・サーガ”で最大級に気になるのは、このシリーズの完結編となるアベンジャーズの2作。
『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』。
SDCCの後に報じられた情報として、5作目である『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』の監督に、『シャン・チー/テンリングスの伝説』の監督、デスティン・ダニエル・クレットンが就任したとの一報が出ました。
5作目と6作目の公開期間が非常に短いことから、おそらくこの二つの作品の撮影は、続けて撮られると予想。
仮に多くの出演者たちが、2作品共に出演する場合ではありますが。
この他にも、新たな最新情報が出た場合は、ここでまとめますので乞うご期待!

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