2021年12月3日に公開した『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンで意味深に終わったヴェノムとエディ・ブロック。
彼らは、ノー・ウェイ・ホームではどうなったのか?徹底解説!
MCU版とヴェノムの関係性
2018年に公開した、トム・ハーディーが主演となる『ヴェノム』。
これまで、劇中でスパイダーマン登場などの示唆はなく、果たしてどの世界と共有しているのか…
マルチバースなのか…はっきりしていませんでした。
それが、2021年12月に公開した”ヴェノム”シリーズの最新作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンで、初めて判明しています。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンでは、トム・ハーディ演じるエディ・ブロックとヴェノムが、とあるホテルの一室にいたのです。
そしてそのホテルの部屋で、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のラストとなる、スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであるという報道が映し出されていました。
これが、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンで、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』に登場するのか…
もしかすると、最大のサプライズなのではないか?
という憶測が出ていたのです。
要するに、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でMCU版スパイダーマンとトム・ハーディ演じるエディ・ブロックは、マルチバースによって別世界であること、同じ世界線では無いことが判明していました。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』で、ヴェノムは?
結果的には、肩透かしをくらった事になります…
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でのポストクレジットシーンでは、この『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』に対する最大のフリだったのです。
ネタバレになりますが…
劇中にヴェノムの登場はありませんでした。
登場したのは、再び、ポストクレジットシーン。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストに、MCUの世界にやってきたヴェノムとエディ・ブロック。
2人はMCUの世界にいましたが、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストでは、他の国に行ってます。
その結果、エディ・ブロックはスパイダーマンの戦いに参戦する事なく、その場所から移動せずに蚊帳の外のまま、再び元の世界へと帰って行きました。
要するに壮大なオチに使われたということ。
ヴェノムがスパイダーマンを知っていた事は?
もうひとつ、伏線を回収しきれていない箇所も存在していました。
これは、今後のシリーズで言及されていく可能性は非常に高いと思われます。
それは、ヴェノムがスパイダーマンの存在を知っていたこと。
その理由としては、ヴェノムの元であるシンビオートは、ハイブマインドというものを有しています。
ハイブマインドについて、詳しくはこちらをご覧ください。
要するに、マルチバースの世界のシンビオートの精神も持っているという事になるのです。
非常に複雑化しているように感じますが…
今後はヴェノムシリーズでも、マルチバースが出てくる可能性が、今回の1件でより高まったのでは無いでしょうか?
今回の『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』の大ヒットにより、今後はMCUだけではなく、このスパイダーバースに関しても、大きな展開が予想されます。
想像を超える更なるストーリーに、期待を抱きつつ、次回はバルチャーが登場する『モービウス』へと物語は続きます。