【スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム】をネタバレ!?あらすじを結末まで徹底解説!

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映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は、2022年1月7日に公開し、すでに200万人の動員を突破し、コロナ禍でもものともせず、大ヒットを記録している作品です。
MCU版スパイダーマンとして、3作目に当たり、ドクター・ストレンジが登場し、過去作からヴィランが集うなど、映画の垣根をぶっ壊した超話題作!
そんな本作を、結末まで完全ネタバレしちゃいます!

映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』について

映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)通算32作品目となり、フェイズ4では9作品目に当たる作品。
主演は、MCU通してスパイダーマンことピーター・パーカーを演じ続けてきたトム・ホランド。
その他、MCUではお馴染みのハッピー・ホーガン演じるジョン・ファヴローもシリーズ通してのレギュtラーメンバーとなる。
その他、スパイダーマンの正体を知るマリサ・トメイ演じるメイおばさん、ピーターの恋人のMJはゼンデイヤ、親友ネッドはジェイコブ・バタロンなど、MCU版スパイダーマンのお馴染みの面々が続投。
MCUからベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場し、ストーリーの鍵を握る。
この映画の製作時点では、本作『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』がMCUにおけるスパイダーマン作品の集大成となっており、大団円を迎える結末にもなっています。
しかし、大ヒットを受けてMCU版スパイダーマンは、更なる展開をみせることも決定しており、まだまだピーター・パーカーの物語は広がりを見せていく予定。
本作のヒットは、コロナ禍における映画産業の非常にポジティブな出来事であり、内容の大きな感動も合わせて、最大のサプライズとなっている作品です。

映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のあらすじをネタバレ!

以下より、映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』の内容を明かすネタバレになります。
まだ未鑑賞の方で、内容を知りたく無い方には推奨しませんのでご了承ください。

世間の敵!

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前作『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』のヴィランであるミステリオによる暴露によって、スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることをバラされてしまう。
そして一気に、マスコミなどから取り囲まれてしまうスパイダーマンとMJ。
ミステリオはアイアンマンに次ぐ、新たなヒーローという認識だったが、それがスパイダーマンによって殺されてしまった事で、あたかも世間の敵という認識にでっち上げられてしまったのだ。
もちろんミステリオの本来の目的は、アイアンマンのテクノロジーを奪うことにあって、本来の敵であった。
しかし、そのミステリオの巧妙な罠によって、スパイダーマンことピーター・パーカーは世間から糾弾の的となってしまう。
そしてその影響は、ピーターだけではなく、ピーターの周りにいる人達にまで及んでしまう。
メイおばさん、MJ、ネッドらも取調べを受けるなど迷惑をかけてしまう結果に。
更には、スパイダーマンの炎上は止まることを知らずに広がり続け、その影響はピーター、ネッド、MJの大学の進学にまで及ぼす。
MIT(マサチューセッツ工科大学)への進学が、このスパイダーマン騒動の渦中にある為、断られてしまうのだった。
この状況の打破を、ピーターはドクター・ストレンジに頼むことにする。
スパイダーマンの正体の記憶を消してもらうため、サンクタム・サンクトラムへと訪れるピーター。

失敗の余波

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サンクトラムで、ドクター・ストレンジに記憶の消去を頼んだピーター。
しかし優柔不断なピーターは、メイおばさん、MJ、ネッド、ハッピーの記憶は残す様に頼みだす。
それが、呪文の最中だったため、ストレンジは呪文の施行を失敗してしまうのだった。
ストレンジはピーターの言動を叱りつつも、助言を行う。
大学側に問い合わせて異議を唱えれば、進学の問題はどうにかなるかもしれないと…
炎上の渦中にあったため、そこまで頭が回らなかったピーターは、改めて、MITの採用担当へ連絡を取ることに。
すると、出張間近で空港に向かっていることが判明し、急いで高速に向かう。
そこでMITの担当者に懇願し、せめてMJとネッドだけは進学できる様にお願いするのだった…
すると、そこに異変が発生する。
触手を付けた何者かが現れるのだった。
2002年から2007年の『スパイダーマン』、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの、別の世界のヴィランたちが、この世界へとやってきてしまう。
ストレンジの呪文で、スパイダーマンの正体を忘れるはずだった行為が、スパイダーマンの正体を知る人物たちをさまざまな世界から呼び寄せてしまったのだ。
すると、ストレンジがすぐさま対応し、魔法を使って触手の男、ドクター・オクタビアスを閉じ込める。
その間、リザードを下水道で見つけてきたストレンジ。
その他にも現れている、もしくは現れるはずだと、スパイダーマンとMJ、ネッドは捕獲作戦を実行する!
呪文の失敗の余波は、この世界にとんでもない危機をもたらす可能性があったのだ。

捕獲大作戦

ピーターは、スパイダーマンに引き寄せられてしまったヴィランたちを回収する。
その結果、ドクター・オクタビアス、エレクトロ、グリーンゴブリン、サンドマン、リザード、の5人を集めた。
この5人は、スパイダーマンによって倒された人物たち。
元の世界に帰って待つのは、死。
するとピーターは、そこに疑問を持ってしまう。
彼らと話をすると、彼らもスパイダーマンの敵となる前は普通の人間であり、良心を持っていた。
そこでストレンジと完全に意見が食い違い、ピーターはこのまま返すのは良くないと判断をする。
その結果、ストレンジと対峙しピーターは、自身の思いを優先。
ストレンジの持つスリングリングを奪い取り、ミラー次元へと閉じ込め、ヴィランズたちを救うべく、ピーターは動き出し始める。
彼らにもたらしているヴィランの能力から解き放ち、それまでの本来の人間へと戻すことに力を尽くすことに…

暴走

ピーターは、メイおばさん、ヴィランズと共にハッピーの家に向かう。
ハッピーの自宅にはトニー・スタークの遺産があり、スターク・インダストリーのテクノロジーを扱うことが可能だった。
それを以前にハッピーの家に訪れた時に見ていたピーターは、その機械を使ってまずは、ドクター・オクタビアスの触手のAIによる支配を解く装置を開発。
MITを目指すだけあって、トニーに影響を受けた才覚を発揮するピーター。
すると、ドクター・オクタビアスはそれまで凶暴だった性格が一転、本来のオットー・オクタビアスの人格を取り戻すことに成功する。
そして、他の面々の能力や人格も戻そうとするも…
この特殊な力に魅了されていたエレクトロと、グリーンゴブリンが暴走する。
エレクトロはアーク・リアクターを、グリーンゴブリンと共に逃走。
他のサンドマンとリザードも逃亡を図る。
この騒動の中、ついに最悪な状況へと陥ってしまう。
メイおばさんが、グリーンゴブリンの爆発に巻き込まれてしまうのだった。
メイおばさんの最後の言葉は、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」。
この言葉は、過去シリーズでも同様にピーターに告げられていた言葉である。
深く悲しみに暮れる、ピーター・パーカーだった…

スパイダーマンとスパイダーマンとスパイダーマン

ネッドは、悲しみに暮れ1人でいるピーターを心配し、ストレンジのスリング・リングでピーターを探す。
ピーター・パーカーを強く思い、スリング・リングでピーターへと繋がるポータルを発生させる。
しかしそこに現れた男は、ピーターでは無かった。
いや、正確に言うなれば、ネッドたちが知るピーター・パーカーではなかったのだ。
そう、ドクター・オクタビアスたちの世界のピーター・パーカー(2002年~2007年の『スパイダーマン』)だった。
そしてもう1人のピーター・パーカーも現れる。
彼はエレクトロの世界のピーター・パーカー(『アメイジング・スパイダーマン』)である。
そしてようやく、ネッドやMJの知るピーターの元へと訪れると、悲しみを共有する。
他の2人のピーターも、悲しみを経験している。
1人のピーター(ピーター2)は、親代わりのベンおじさんを失っている。
もう1人のピーター(ピーター3)は、愛しのグウェンを失っていた。
彼らの悲しみを知った、ピーター・パーカーは、本来の目的であるヴィランズたちを本来の姿に戻して、元の世界に帰ってもらうための計画の実行を決意する。
最終決戦の場所は、改装中の自由の女神。
3人のスパイダーマンは、ヴィランズたちとの対決を決行する!

ピーターの決断

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スパイダーマンズは、苦戦を強いられるもチームワークで乗り切り、見事にヴィランズたちを元に戻し始める。
ネッドが開いたポータルが、ストレンジのいた場所に開き帰還する。
そして、ストレンジは本来の世界に戻そうとする。
しかしそこで立ちはだかったのは、グリーンゴブリンだった。
ピーターは、グリーンゴブリンに復讐を果たそうとする…
そこで彼を止めたのは、ピーター2。
グリーンゴブリンの正体であるノーマン・オズボーンは、ピーター2の親友の父親だ。
ピーターは、ピーター3から受け取った薬で、ついにグリーンゴブリンの人格を消滅させることに成功。
そして、全てのヴィランズたちへの任務が終わると、ピーターはストレンジの前に立つ。
そこでピーターは、今回の出来事の反省と決意を新たに、全ての人からスパイダーマンの正体がピーター・パーカーである記憶を消去して欲しいとストレンジに頼む。
ピーターは、それぞれのピーター、MJとネッドに別れを言う。
ネッドとMJには、また必ず会いに行くと言う約束をして、世界からピーター・パーカーの記憶がなくなったのだった。

本来のスパイダーマンへ

全てを終えた世界。
ピーターは、ネッドとMJの元に行く。
しかし、彼らとの関係は以前とは異なる。
約束した関係の修復は行わず、ピーターは1人でいる選択をする。
メイおばさんのお墓では、ハッピーと出くわす。
しかし世界からピーターの記憶が無いため、ハッピーはピーターのことは知らない。
でも2人でメイおばさんを追悼し想いを馳せる。
ピーターは、新たに一人暮らしをして、新生活を始めていた。
そこでは改めて、親愛なる隣人として、かつてのトニー・スターク誂えのスーツではなく、手作りをしたスパイダーマンスーツに身を包み、街の平和を守る活動を続けるのだった。
この光景は、今までのスパイダーマンと同様に、1人で戦う本来のスパイダーマンの姿である…

ミッド・クレジットシーン

『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のポストクレジットシーンについて、詳しくは別記事にて詳細を解説しています。
そちらをご覧ください。
皆が気になっていた、ヴェノムがどうなったのか…
それが、ポストクレジットシーンにて明らかになっています。

まとめ

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以上、簡単ではありましたが、掻い摘んで『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のあらすじを結末まで解説してきました。
正直、筆者は記事を書くのに海外サイトでネタバレをしていたこともあり、皆さんほどの感動はしませんでした。
映画を初めて観る時点で、ピーター・パーカーの集結、メイおばさんの死、最後は手作りスーツで活動するスパイダーマン、という事実を知った状態で観ています。
結局、アメリカとの公開日が1ヶ月近くも空いてるので、これはもう仕方ありません。
次回は、是非とも日米同時公開をして頂きたいところです。
さて、そんな個人的感想は置いといて、本作『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は今後の映画において、これまでのセオリーというものは無くなったことが新たなセオリーになったのかもしれません。
今まで、あり得なかった他作品のスパイダーマンが登場した事実、これは今後の映画界に大きなエポックメイキングをもたらしたのでは無いでしょうか?
マルチバースを、この様に表現してしまう大胆さ…
スパイダーマンの世界は、更なる広がりを見せ、様々な可能性があることでしょう。
そして、今後の展開として…
ついにMCUの世界に、シンビオートが残されていること。
今後のトム・ホランド版スパイダーマンで、待望のシンビオートが登場するのか…
新たなヴェノムとなるのか…
それともまた異なるヴィランが現れるのか…
スパイダーマンの物語はまだまだ、終わりを見せることはない様です。

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