1998年のアカデミー賞で「作品賞」など11部門を受賞した映画『タイタニック』。公開から26年という歳月が経とうとする中で、現在も語り継がれる名作です。主要キャラクターを演じたキャストたちは現在何をしているのでしょうか?
26年という長い歳月が過ぎたにも関わらず、今なお世界中で作品と共に耀き愛されている映画『タイタニック』に出演していたキャストたちの現在のお姿と映画のトリビアなどをご紹介していきます。
- 映画【タイタニック】とは?
- 映画『タイタニック』トリビアや秘話💖
- 「タイタニック」を扱ったストーリーは他にも
- 【タイタニック】キャスト21選
- ジャック・ドーソン役/レオナルド・ディカプリオ
- ローズ・デウィット・ブケイター役/ケイト・ウィンスレット
- キャルドン・ホックリー役/ビリー・ゼイン
- スパイサー・ラブジョイ役/デビッド・ワーナー
- ルース・デウィット・ブケイター役/フランシス・フィッシャー
- ファブリッツィオ・デ・ロッシ役/ダニー・ヌッチ
- トーマス・“トミー”・ライアン役/ジェイソン・ベリー
- トゥルーディ・ボルト役/エイミー・ガイア
- ロック・ロベット役/ビル・パクストン
- Mrs.カルバート役/グロリア・スチュアート
- リジー・カルバート役/スージー・エイミス
- マーガレット・“モリー”・ブラウン役/キャシー・ベイツ
- エドワード・スミス役/バーナード・ヒル
- ブルース・イズメイ役/ジョナサン・ハイド
- トーマス・アンドリュース役/ヴィクター・ガーバー
- ヘンリー・ワイルド役/マーク・リンゼイ・チャップマン
- ウィリアム・マードック役/ユアン・スチュワート
- チャールズ・ライトラー役/ジョニー・フィリップス
- ジョン・ジェイコブ・アスター大佐役/エリック・ブレーデン
- ベンジャミン・グッゲンハイム役/マイケル・エンサイン
- ウォレス・ハートリー役/ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ
- まとめ
映画【タイタニック】とは?
難破船に魅了されたジェームズ・キャメロンが、監督・脚本・製作を手掛け製作費は当時の史上最高額である2億ドルという破格の金額がつぎ込まれて製作され、1997年に公開された映画『タイタニック』(原題: Titanic)。製作費はなんと当初用意されていた1億3500万ドルを大幅に超えてしまったそうです。
制作当時に「ウォーターワールド」(1995年)という海を舞台としたケビン・コスナー主演の映画が興行的に失敗したばかりだったために、この映画「タイタニック」が公開されることになってから、マスコミや批評家たちから興行収入などは期待できないという批評が多数よせられていたそう。
それもそのはず、ストーリーの主軸の内容であるタイタニック号が沈没した事故のストーリーは、それまでにも何度も何度も映画化されたテーマだったせいもあったからだったのです。(タイタニックをテーマにした映画は後程ご紹介していきます。)
確かに「ウォーターワールド」(1995年)は、結果的に第68回アカデミー賞では音響賞にノミネートされたのですが、最低映画作品を決める第16回ゴールデンラズベリー賞では最低助演男優賞をデニス・ホッパーが受賞し、最低作品賞、最低男優賞、最低監督賞などもノミネートされるほど散々な結果でした。
ちなみに、余談ではありますが、映画「ウォーターワールド」ですが、現在ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにあるアトラクションの1つとしても人気の作品です。映画は好き好きかもしれませんが、このショーはカッコよく迫力ありますよ。まだご覧になられことがない方はぜひ。
ウォーターワールド/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ
映画『タイタニック』トリビアや秘話💖
世界興行収入ランキングでもアバターが登場するまでは1位で、その後は2位という高順位をキープしていました。(現在は4位となってしまっていますが・・・)こんなに沢山の映画が世界中で製作されている中でもこんなにも大ヒットを記録した映画「タイタニック」は一度観たら当時の事故の様子がお分かりになるはず。
この後詳細をご紹介していきますが、主人公であるジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)は架空の人物で、ストーリー自体はフィクションです。
でも実はこの映画、実在した人物も多数描かれており、中でも1つのカップルに注目があつまりました。そのカップルについては、US版『カントリーリビング』誌が紹介しております。
本作で監督を務めたジェームズ・キャメロン氏もそのことをもちろん把握しているそうで、カップルの彼らの名前はイジドー・ストラウス(当時67歳)とアイダ・ストラウス(当時63歳)というご夫婦だそうです。
イジドーは、おそらくアメリカを訪れたことのある方であれば一度は目にしたことがあるであろう大手アメリカ百貨店であるメイシーズの経営者で、ご夫婦は「最後までお互いを愛し続けた」そうです。
救助ボートに本来なら最初の方に乗れるはずのイシドールさんは、『すべての女性と子供に逃げられるチャンスがあることが分かるまで、救命ボートには乗らない』と言ったそうで、彼らの曾孫でシュトラウス家の歴史家で教授のポール・カーツマン氏は CountryLiving.com に語ったそうですよ。なんて正義感のある心の優しい方だったんでしょう。
《参考記事》※詳細をお知りになりたい方は、下記よりご覧ください。
Titanic’s True Love Story: Isidor and Ida Straus
そして、6月18日から消息不明となってしまい数日後に残骸が見つかり、タイタニック号探索ツアーの潜水艇「タイタン」が、船の圧壊により5人の乗員乗客が全員死亡したということがニュースにもなりましたね。海底約3200メートルに眠る本作にも登場する豪華客船「タイタニック号」の船体をまじかで観られるというツアーだということで話題になりました。
The wife of Stockton Rush, the pilot of the missing Titanic tour submarine, is actually the great-great-granddaughter of two first-class passengers who died on the Titanic, according to records.
A fictionalized version of the couple is even featured in the movie “Titanic” pic.twitter.com/Eg4begLgO4
— Daily Loud (@DailyLoud) June 22, 2023
実は、このお亡くなりになってしまった1人で、操縦士でありツアー運営会社「オーシャンゲート・エクスペディションズ社」のCEOストックトン・ラッシュさんの妻であるウェンディ・ラッシュは、1912年に沈没したタイタニック号の犠牲者のジドー・ストラウスの妻であるアイダの曾孫娘であることが発覚したそうです。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。
Submersible Pilot’s Spouse Is Descended From a Famous Titanic Couple
精密な再現力に脱帽!!
タイタニックの船体や、その内装、調度品、シャンデリア、沈没する際に棚から大量に落ちるお皿、フォークやナイフなどに至るまで、ジェームスキャメロン監督が長い間の収集した沢山の資料や図面設計図を元にして、精密に再現されています。
このお皿の模様、映画をご覧になった方であれば見覚えがあるのでは?そして、船の沈没を完璧に再現するために、実物大のタイタニックを作り撮影したそうですよ。ご興味のある方はこちらも載せている動画をご覧になられてみてくださいね。
セリーヌの歌うアノ名曲秘話
そして何といっても映画『タイタニック』のストーリーをエモらせるのが歌姫セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「My Heart Will Go On」。映画をご覧になられたことがない方でも子ののメロディを耳にしたことはあるのではないでしょうか?
アカデミー賞でも歌曲賞を受賞したこの主題歌「My Heart Will Go On」ですが、1997年のアカデミー歌曲賞を受賞以外にも、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップ歌手、Best Song Written Specifically for a Motion Picture or Televisionを総なめにし、1998年のゴールデングローブ賞も受賞しています。
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アメリカを代表するフィルム・コンポーザーであるジェームズ・ホーナーが本作の音楽を担っていたのですが、エンド・クレジットに劇中で使った音楽が再び流れるのは嫌だという考えでした。しかし、ジェームズ・キャメロン監督は、映画に主題歌を作ることを反対しており、内緒でジェニングスに作詞を依頼し、セリーヌ・ディオンに歌を依頼。
そんな秘密裏に作っていた曲をデモで流したところ、キャメロン監督が気に入って、本作のエンディングにセリーヌ歌った曲を使うことにしました。実は、これ以降キャメロン監督は映画『アバター』でもテーマ曲を元にしてフルボーカルのテーマ曲を作るという作風を取り入れる事となったのです。
残念ながら、このジェームズ・ホーナーですが飛行機事故により2015年6月22日急逝してしまっております。
Biography – ジェームズ・ホーナー|James Horner
ローズのヌードの絵はあの人が書いた?
2010年に『アバター』が登場するまで史上最高の興行収入を記録していたジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』が、ヒロインのケイト・ウィンスレットのヌードスケッチで再び話題になったとアメリカでは一時期ニュースになりました。
レオナルド・ディカプリオ演じるジャックが、恋人となったローズ(ケイト・ウィンスレット)を描いた鉛筆スケッチには、1912年4月14日の日付が記されており、「 ハート・オブ・ザ・オーシャン」と呼ばれる青いダイヤモンドのネックレスを身に着けたヌード姿のローズが描かれていました。
実は、この絵ですがジェームズ・キャメロン監督が水着を着ている絵を描いたそうですよ。これも驚きですが、2011 年にこのデッサンはオークションにかけられて最終販売価格は未公開でしたが、最高落札価格は 16,000 ドルで購入されたそうです。本日のレートで日本円にして2,299,360 円になるそうです。凄いですよね~。
Titanic Memorabilia to Hit Auction Block
Grab your tissues and get ready to re-experience this timeless love story.
Don’t miss #Titantic NOW PLAYING in theatres for a limited time. pic.twitter.com/XHSNPBXYF8
— Titanic (@TitanicMovie) February 12, 2023
「タイタニック」を扱ったストーリーは他にも
1★「Saved From The Titanic」 (1912年・アメリカ)
2★「夜と氷の中で – In Nacht und Eis」 (1912年・ドイツ)
3★「La Hantise (英: The Obsession)(1912年・フランス)
4★「Titanic」 (1915年・イタリア)
5★「タイタニック」(原題:East Side, West Side」(別題: Titanic、1927年・アメリカ)
6★「アトランチック – Atlantic 」(独題: Atlantik、1929年・イギリス)
7★「カヴァルケード(大帝国行進曲) – Cavalcade」(1933年・アメリカ)
8★「歴史は夜作られる」(原題:History Is Made at Night」(1937年・アメリカ)
9★「タイタニック」(原題:Titanic)(1943年・ドイツ)
10★「タイタニックの最期」Titanic (1953年・アメリカ)
※第26回アカデミー賞では脚本賞と美術監督賞(白黒)の2部門にノミネートされ、脚本賞を受賞しています。
11★「SOSタイタニック/忘れえぬ夜 – A Night to Remember」(1958年、イギリス)
※第16回ゴールデングローブ賞で外国映画賞を受賞した作品です。
12★「不沈のモリー・ブラウン – The Unsinkable Molly Brown」(1964)
13★「失われた航海 – S.O.S. Titanic」(1979年、イギリス・アメリカ)
14★「レイズ・ザ・タイタニック – Raise the Titanic」(1980年、アメリカ・イギリス)
15★「バンデットQ – Time Bandits」(1981年・イギリス)
16★「タイタニック 真実の姿 – Titanica」(ビデオ題: タイタニック 深海に沈む真実、1992年、「ザ・タイタニック – Titanic」(1996年・アメリカ)
17★「タイタニック – Titanic」 (1997年、アメリカ)
※タイタニック号の沈没と共に描かれたラブストーリーとして、1997年のアカデミー作品賞を受賞作品している本作。おそらく多くの方が「タイタニック」というとこの作品を思い描くと思います。
18★「Saved from the Titanic」(1912年・アメリカ)
19★「レイズ・ザ・タイタニック」(原題: Raise the Titanic!)(1980年・アメリカ・イギリス)
20★「The Chambermaid on the Titanic」 (1997年・フランス)
21★「親指タイタニック – Thumbtanic」 (1999年・アメリカ)
22★「La leggenda del Titanic」 (英題: The Legend of the Titanic)
(1999年、イタリア・アメリカ・スペイン)
23★「Titanic – La leggenda continua 」(英題: Titanic: The Legend Goes On)(2000年・イタリア)
24★「ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密」(2003年・アメリカ)
25★「Tentacolino」(英題: In Search of The Titanic)(2004年、イタリア)
26★「タイタニック2012 – Titanic II」(2010年・アメリカ)
27★「The Last Signals」(2010年・アメリカ)
28★「Saving The Titanic」(2012年、 アイルランド、ドイツ)
29★「Titanic (2012 miniseries) 」(2012年、イギリス・ハンガリー・カナダ)
30★「Titanic: Blood and Steel」(2012年、アイルランド)
31★「シン・タイタニック」(2022年、アメリカ)
※2023年2月10日には、『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が2週間限定で日本で公開されています。
タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターのオフィシャルサイト
【タイタニック】キャスト21選
それでは、本作に登場するキャストの方々の今昔をご紹介していきます。キャストの数がかなり多いため全ての方をご紹介することは出来ないので主要キャストなどをご紹介していきます。
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ジャック・ドーソン役/レオナルド・ディカプリオ
画家として成功することを志して、世界中を旅する若者。ローズと出会い恋に落ちていく。
レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ(Leonardo Wilhelm DiCaprio )
1974年11月11日 生まれ
アメリカ出身
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14歳から芸能のお仕事をしている彼は、本作によって一躍スターダムへと昇ることになります。『ボーイズ・ライフ』『ロミオ+ジュリエット』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『アビエイター』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『インセプション』『J・エドガー』『華麗なるギャツビー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ドント・ルック・アップ』などに出演しています。
ローズ・デウィット・ブケイター役/ケイト・ウィンスレット
本作のヒロインで、1996年から84年前の若きローズ。家が破産寸前のため母に言われるがままに政略結婚を強要されることに。
ケイト・ウィンスレット, CBE(Kate Winslet, CBE)
1975年10月5日生まれ
イギリス出身
Kate Winslet wins Best Actress in a Limited Series or Television Movie! This is her 5th Globe for her delineation of a small town detective in Mare of Easttown.#GoldenGlobes #MareOfEasttown pic.twitter.com/sSQznCRlF6
— Kate Winslet Lately! (@winsletlately) January 10, 2022
第81回アカデミー賞では『愛を読むひと』で主演女優賞を受賞し、7度のアカデミー賞ノミネート経験を持つ実力派女優として知られているケイト・ウインスレット。1994年にヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞した『乙女の祈り』で映画デビュー。
『いつか晴れた日に』『ハムレット』『アイリス』『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』『エターナル・サンシャイン』『ネバーランド』『リトル・チルドレン』『ホリデイ』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『コンテイジョン』『ダイバージェント』シリーズ『スティーブ・ジョブズ』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ドラマ『ミルドレッド・ピアース 幸せの代償』などに出演しています。
キャルドン・ホックリー役/ビリー・ゼイン
ローズの婚約者。アメリカの大富豪の御曹司。
ビリー・ゼイン(Billy Zane)
1966年2月24日生まれ
アメリカ・シカゴ出身
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LAに移住した三週間後には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の端役をえんじることになったビリー・ゼイン。「ニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」「ヘルブレイザー」「ヘル・フィールド ナチスの戦城」「ザ・バルジ ナチスvs連合軍、最後の決戦」「グレート・ウォー」「ザ・ボーイズ (シーズン1)」「山猫は眠らない7 狙撃手の血統」「ブルー・ワールド・オーダー」「デッド・カーム/戦慄の航海」「メンフィス・ベル」「デーモン・ナイト」ななどに出演しています。
スパイサー・ラブジョイ役/デビッド・ワーナー
デビッド・ワーナー(David Warner)
1941年7月29日~2022年7月24日
イギリス/マンチェスター出身
『オーメン』『戦争のはらわた』『エアポート’80』『タイム・アフター・タイム』『トロン』『2つの頭脳を持つ男』『スタートレック』シリーズ『マウス・オブ・マッドネス』『スクリーム2』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』『メリー・ポピンズ リターンズ』などに出演しています。
ルース・デウィット・ブケイター役/フランシス・フィッシャー
ローズの母。裕福な上流階級を装うが実際の家計は火の車であり、破産の危機から脱出するため、ローズにキャルドン・ホックリーとの結婚を強要。
#TBT The amazing Frances Fisher as Rose’s mother. https://t.co/D8TLM5y1Mt pic.twitter.com/xwo6nRkwEL
— Titanic (@TitanicMovie) May 25, 2017
フランシス・フィッシャー(Frances Fisher)
1952年5月11日生まれ
イギリス出身
「シザーズ・カップ」「FARGO/ファーゴ」「AWAKE/アウェイク」「黄金のアデーレ 名画の帰還」「ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?」などに出演。その他にも「ER緊急救命室」「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」といった人気作品にも多数ゲスト出演しています。
ファブリッツィオ・デ・ロッシ役/ダニー・ヌッチ
ジャックの友人でイタリア人。一緒にタイタニックの3等船室の切符を手に入れ乗船する。
ダニー・ヌッチ(Danny Nucci)
1968年9月15日生まれ
オーストリア出身
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「9-1-1:LA救命最前線 (シーズン2.3)」ゲスト出演、「フォスター家の事情 (シーズン1~3)」「ARROW/アロー」ゲスト出演「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」(シーズン10)2012~2013TV「The Booth ~欲望を喰う男」(シーズン2)「CSI:マイアミ10 ザ・ファイナル」「NCIS:LA ~極秘潜入捜査班 (シーズン3)」「CSI:11 科学捜査班」「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き」「ワールド・トレード・センター」など数々のドラマや映画に出演しています。
トーマス・“トミー”・ライアン役/ジェイソン・ベリー
アイルランド人の3等客。
ジェイソン・ベリー(Jason Berry)
1972年12月14日生まれ
アイルランド アルテイン出身
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「チェイシング・レジェンド」(2010年)では監督としても活躍しています。
トゥルーディ・ボルト役/エイミー・ガイア
ローズの身の回りの世話をする若いメイド。傾くタイタニックの甲板から滑り落ちていった。
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1970年生まれ
ミシガン州セントジョセフ出身
「ニューヨークのイギリス人」「銀の舌」などに出演し、「La vida inesperada」 (2013)が最後の映画出演とされていたのですが、その後2018年に女優さんに復帰されたようで、「The Girl in the Straw Hat」「Good Grief 」「Whiskey Kills the Hunger」などに出演しているようです。
ロック・ロベット役/ビル・パクストン
タイタニックの調査隊のリーダーで、ダイヤモンドの「碧洋のハート」を見つけることを目的としていた。
ビル・パクストン(Bill Paxton)
1955年5月17日~2017年2月25日
テキサス州・フォートワース出身
「クレイジー・ママ」で俳優デビュー。『ストリート・オブ・ファイヤー』『エイリアン2』『プレデター2』『トゥルーライズ』『アポロ13』『ツイスター』『U-571』『サンダーバード』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ザ・サークル』ドラマ『ビッグ・ラブ』『エージェント・オブ・シールド』などに出演しています。
Mrs.カルバート役/グロリア・スチュアート
年老いてからのローズ
グロリア・スチュアート(Gloria Stuart)
1910年7月4日~2010年9月26日
カリフォルニア州サンタモニカ出身
おばあちゃんの姿のローズを演じたのはグロリア・スチュアート。グラマーなブロンド美女として人気を博しました。1940年代以降は女優業よりも芸術に興味を持つようになり、デコパージュなどを制作。画家としても活躍して、展覧会を開いたこともあるそうです。俳優のための組合である映画俳優組合(Screen Actors Guild)の設立にも尽力しました。
87歳の時に、本作映画『タイタニック』で、101歳になった主人公のローズを演じて、アカデミー助演女優賞にもノミネートされました(アカデミー賞の演技部門の最年長ノミネート記録を持つそう)。残念ながら、2010年9月26日に肺がんのため、100歳でお亡くなりになっています。 2010年7月には映画芸術科学アカデミーから100歳を記念して名誉賞が贈られました。
リジー・カルバート役/スージー・エイミス
ローズ(ミセス・カルバート)の孫娘。ローズの身の回りを世話している。
スージー・エイミス(Suzy Amis)
1962年1月5日生まれ
オクラハマ州オクラハマ出身
実はスージー・エイミスですが、本作映画『タイタニック』出演時に監督のジェームズ・キャメロンと知り合って、2000年に結婚して3人のお子さんがいらっしゃいます。ご結婚されてから女優をやめてしまっています。
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マーガレット・“モリー”・ブラウン役/キャシー・ベイツ
タイタニックの1等船客の1人で、新興成金(不沈のモリー・ブラウンとして知られる実在の人物)
She portrayed everyone’s favorite, the fearless and audacious Unsinkable Molly Brown! Happy Birthday @MsKathyBates! pic.twitter.com/Zqq0HJ0D
— Titanic (@TitanicMovie) June 28, 2012
キャシー・ベイツ(Kathy Bates)
1948年6月28日生まれ
テネシー州・メンフィス出身
ニー賞の演劇主演女優賞にもノミネートされたことがあるキャシー・ベイツ。1990年公開の『ミザリー』で作中小説『ミザリー』の文字通り熱「狂」的なファンを演じてアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しています。テレビシリーズ『シックス・フィート・アンダー』にゲスト出演し、5エピソードで監督も手がけています。
映画『迷子の大人たち』『パーフェクト・カップル』『ウォーターボーイ』『アニー』『アバウト・シュミット』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『バレンタインデー』『ミッドナイト・イン・パリ』『ビリーブ 未来への大逆転』『リチャード・ジュエル』に出演。ドラマ好きの方なら『ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所』『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズなどに出演しているのでご存じの方も多いのでは?
エドワード・スミス役/バーナード・ヒル
タイタニック号の船長。(乗船していた実在の人物)
バーナード・ヒル(Bernard Hill)
1944年12月17日生まれ
イギリス/マンチェスター出身
本作『タイタニック』のエドワード・スミス船長役や、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのセオデン王で知られています。
ブルース・イズメイ役/ジョナサン・ハイド
タイタニック号を建造した海運企業ホワイト・スターライン社の社長。
(乗船していた実在の人物)
ジョナサン・ハイド(Jonathan Hyde)
1947年5月21日生まれ
オーストラリア出身
2016年にはNHKスペシャルドラマ『ドラマ 東京裁判』でウィリアム・ウェブ判事役で主演したジョナサン・ハイド。「ジュマンジ」「アナコンダ」「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」「レジェンド・オブ・アロー/ロビン・フッドの娘」「ザ・スナイパー」「クリムゾン・ピーク」「シャーロック・ホームズの冒険「第37話 瀕死の探偵」」「ストレイン 沈黙のエクリプス」「英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件」などの人気映画やドラマ出演しています。
トーマス・アンドリュース役/ヴィクター・ガーバー
タイタニック号の設計主任。定員に満たないうちにボートを出してしまう乗組員を注意したりする心優しい人物。ローズが心を許している人物。(乗船していた実在の人物)
ヴィクター・ガーバー(Victor Joseph Garber)
1949年3月16日生まれ
カナダ・オンタリオ州出身
9歳の頃から舞台に立っているヴィクター・ガーバー。2012年には自身がゲイであることを公表しました。『めぐり逢えたら』『アニー』『キューティ・ブロンド』『アルゴ』
『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』ドラマ『エイリアス』『弁護士イーライのふしぎな日常』『THE FLASH/フラッシュ』『レジェンド・オブ・トゥモロー』など映画にも海外ドラマにも多数出演しています。
ヘンリー・ワイルド役/マーク・リンゼイ・チャップマン
タイタニック号の航海士長で、甲板部では船長に次ぐナンバー2。救命ボートを呼び戻そうと笛を吹き続けた人物。その後これがローズが助かるきっかけとなる。(乗船していた実在の人物)
マーク・リンゼイ・チャップマン(Mark Lindsay Chapman)
1954年9月8日生まれ
イギリス出身
2007年にチャップマンを主人公にレノン暗殺事件を描いた映画『チャプター27』でジョン・レノンを演じたマーク・リンゼイ・チャップマン。「ダラス」「スワンプシング」「デイズ・オブ・アワ・ライブス」「ザ・ヤング・アンド・ザ・レストレス」などに出演しています。
ウィリアム・マードック役/ユアン・スチュワート
タイタニック号の1等航海士。タイタニック号が氷山に衝突した時に当直の上級士官として船を指揮していた。(乗船していた実在の人物)
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ユアン・スチュワート(Ewan Stewart)
1957年10月8日生まれ
イギリス/スコットランド グラスゴー出身
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チャールズ・ライトラー役/ジョニー・フィリップス
タイタニック号の2等航海士。(乗船していた実在の人物)
ジョニー・フィリップス(Jonny Phillips)
1963年9月5日生まれ
イギリス ロンドン出身
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「アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-」「イラク戦争へのカウントダウン ~英メディアが描いた10日間~」「ネオナチへの潜入/あるジャーナリストの闘い」「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 2 バルセロナ編/ソンム編」などに出演しています。
ジョン・ジェイコブ・アスター大佐役/エリック・ブレーデン
1等船客で船内で1番の大富豪。不動産の売買で富を拡大させる。妻をボートに乗せた後、船内に残り最期を迎える。(乗船していた実在の人物)
エリック・ブレーデン(Eric Braeden)
1941年4月3生まれ
ドイツ出身
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1966年~1968年にアメリカABC放送から2シーズンが放映された、戦争アクションテレビドラマ『ラット・パトロール』のハンス・ディートリッヒ大尉役で知られているエリック・ブレーデン。「ママと恋に落ちるまで(シーズン4)」「アンビュランス」「スペース・エイリアン」「ワンダーウーマン」(1975年)「サイボーグ危機一発/ミサイル大爆発!核兵器売ります」「コンバット!(1962 – 1964)」「ラット・パトロール」「スパイ大作戦(1966 – 1967)」「地球爆破作戦(1970)」などに出演しています。
ベンジャミン・グッゲンハイム役/マイケル・エンサイン
1等船客。先祖代々続く鉱山業の実業家。沈没時救命具を着用することを勧められるも、「紳士たるもの死ぬ時も品格を失いたくない」と述べ、わざわざ夜会服に着替えブランデーを飲みながら最期を迎える。
マイケル・エンサイン(Michael Ensign)
1944年2月13日生まれ
アリゾナ州・サフォード出身
「CSI:科学捜査班」「プロビデンス 」「ゴーストバスターズ」「スタートレック:エンタープライズ」「犯罪捜査官ネイビーファイル JAG」「名探偵モンク」「コールドケース 迷宮事件簿」「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」「ザ・デツアー」「特攻野郎Aチーム」「美女と野獣」(1987)「冒険野郎マクガイバー 」(1987, 1989)「ダイナスティ」 (1988)など沢山の作品に出演しています。
ウォレス・ハートリー役/ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ
タイタニックの楽指団のバンドマスター兼ヴァイオリニスト。仲間とともに、船が沈没していく中で、沈没寸前まで賛美歌『主よ御許に近づかん』を演奏しました。
ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ(Jonathan Evans-Jones)
イギリス マウンテン・アッシュ サウス・ウェールズ出身
「Save Angel Hope」(2007年)「インクレディブル・ハルク」 (2008)「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」 (2015)などに出演しています。作中でバイオリンを奏でていますが、彼はバイリニストでもあるため、本当に弾いているそうですよ。残念ながら、彼の詳細や最近の画像は見つからず・・。
まとめ
いかがでしたか?映画が公開されてから今年で26年という歳月が過ぎようとしています。そのため残念ながら、お亡くなりになってしまっているキャストの方も多数いらっしゃいます。
現在の画像がなくご紹介出来ない方々もいらっしゃることをご理解くださいませ。世界的大ヒットを記録し、今なお語り継がれる名作である映画「タイタニック」に出演していた主だったキャストを紹介し現在の様子などについてまとめてみました。
26年という歳月が経過している今だからこそ、一度ご覧になられた方もまた違った目線でご覧になられるのもいいかもしれませんし、まだご覧になられたことがない方は、ぜひ休日にご覧になられてみてはいかがでしょう。
最後までご覧くださりありがとうございました。