東京ディズニーランドのアトラクションのモデルや基になったディズニー映画をご紹介!ディズニーランドの人気アトラクションとディズニー映画との世界を繋ぐ関係はとっても面白くて深い。
ディズニーファンなら知ってて当たり前な作品もあるでしょう。そして、もしかしたら?ご存知ではないものもあるかも?大人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『ホーンテッド・マンション』、『ジャングルクルーズ』、『ピーターパン』などディズニーランドに行く前に絶対観て欲しい映画作品をアトラクションと共にご紹介。
ディズニーランドのアトラクションと映画の深~い関係
ディズニー映画でもお馴染みとなってしまった「アトラクションの映画化」あるいは、「映画からアトラクション化」ですが・・・。大抵映画の原作といえば小説やマンガ、そして人気TVドラマなどが一般的なのですが、「遊園地の乗り物が原作」というケースは他の映画では考えられない題材が成り立つのは、ディズニーならではですよね。最近では次々と実写化も進んでいますね。
ディズニーリゾートのアトラクションなどの各施設には、バックグラウンドストーリーというものがあります。バックグラウンドストーリーとは、その言葉通りその施設の背景として設定されているストーリーのこと。
このことによって、ただ単に遊園地の乗り物で終わらないストーリー性を持っているのがディズニーリゾートのアトラクションの特徴です。映画の製作にも携わってきたウォルト・ディズニーだからこその演出なのかもしれません。
ご紹介したように、ストーリー性があることによってディズニーリゾートのアトラクションは映画にしやすい題材になるのかもしれませんね。
2003年に公開されたジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」を始めとする「パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ」は、デイズニーランドにある「カリブの海賊」を元にして製作され映画化された映画として知られていたと思いますが、実はこれだけではありません。
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映画シリーズとして大成功した『パイレーツ・オブ・カリビアン』や現在人気となっている実写版『アラジン』だけではなく、これらの映画とアトラクションのように、デイズニーには映画と深く関り、人気のアトラクションとなっているものが沢山あります。ちなみにアトラクションから映画になった作品もあるんですよ。
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そんなデイズニーの人気作品と共にこれまでに映画化されたディズニーリゾートのアトラクションをご紹介!アトラクションと言っても、乗るものだけではなく座って鑑賞するものや、ツアーになっていてガイドさんと巡るものまであります。
大人から子供までが夢中になれる夢と魔法の国デイズニーランドで楽しめる映画と関わりのあるアトラクションをご紹介。アトラクションの数が沢山あるので、3つに分けてご紹介していきます。
デイズニーランドで楽める映画と関わりのあるアトラクション
~基になっている映画~
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ
映画では、シリーズ第1作である『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で、17世紀のカリブ海を舞台に海賊が活躍するという「カリブの海賊」をもとに、映画オリジナルストーリーを展開しており、ジェリー・ブラッカイマー製作らしい大爆発とアクションを詰め込んだ作品になりました。
そのうえ、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウという大人気キャラクターを生み出してシリーズ5作品が作られる大ヒット作となっています。
それまで日本で公開されるハリウッド大作としては、『シザーハンズ』(1990年)『エド・ウッド』(1994年)くらいにしか出演してなかったジョニー・デップの知名度を上げた作品でもあります。
シリーズ第1作の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)の劇中の中では、牢屋の前でカギをくわえる犬をはじめとして、胸骨の中を伝っていく赤いワインなど、アトラクションで見られるシーンが再現されているのをご存知ですか?アトラクションで印象的な楽曲「ヨーホー」を登場人物が歌うシーンも出てきますよ。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを全部ご覧にならずとも、ぜひシリーズ第1作の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』 をご覧になられてから、アトラクションに乗ると何倍も楽しくなるはずです。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007年)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(2011年)
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』(2017年)
実は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが、次回作でシリーズをリブートすることをComicBook.comに認めたそうですよ。どんな感じになるのか楽しみですね。
《参考記事》Pirates of the Caribbean Producer Confirms Next Movie Will Be a “Reboot”
💙「カリブの海賊」
ゲストが乗り込み、静かな入り江を進んでいたボートは突然急降下して、17~18世紀頃の海賊たちが暴れ回るカリブ海にタイムスリップ。街に火を放ち、酒を飲み干す海賊たちとその哀れな末路までを描いた、ウォルトが関わった最後のアトラクションである「カリブの海賊」。
コンピュータ制御によって、音楽や音声にシンクロしながら動くリアルな海賊達を生み出したオーディオ・アニマトロニクスは、何年たっても色あせないクオリティです。
~基になっている映画~
『ホーンテッド・マンション』(2003年)
映画では、エディ・マーフィ演じる不動産屋の一家が、旅行先に向かう途中に不気味な大邸宅に立ち寄ることに・・・。やがて次々と怪現象が一家を襲う!その怪奇現象が起こるわけ、それはその昔、この屋敷にはある事件があり……。
デイズニーのアトラクション映画化第3弾である本作は、一番アトラクションの内容を再現した作品になっています。水晶玉のマダム・レオタ、花嫁の幽霊、歌う胸像など、アトラクション中のゴーストたちがそのまま多数登場します。
どこもかしこもゴーストだらけの中庭を、主人公たちが幽霊馬車に乗って通るシーンは、アトラクションそのまま!エンドクレジット後のマダム・レオタのセリフは、アトラクションの最後に聞けるものと同じなんですよ。ぜひ、一度ご覧になられてみてくださいね。
『ホーンテッド・マンション』(2023年)
『ホーンテッドマンション』(原題:Haunted Mansion)は、2003年の『ホーンテッドマンション』に続く2作目の実写映画化であるリブート作品です。実は、2010年に脚本と製作を務めるギレルモ・デル・トロ監督が、「ホーンテッドマンション」を原作としたリブート作品のプロジェクトを開始しました。しかし、2013年に監督を降板してしまい、長い年月を経て2020年8月に本作を正式に発表。そして、「バッド・ヘアー」のジャスティン・シミエンと「ゴーストバスターズ」のケイティ・ディポルドがそれぞれ監督と脚本を務めています。
ニューオーリンズにある破格の値段の館に引っ越してきた親子が、神父や超常現象の専門家、霊能力者、歴史学者とともに館に住む999人のゴーストたちに立ち向かっていくことになります。その中で、彼らは館に隠された悲劇的な真実や秘密に直面することに・・・。
Disney Story Beyond ホーンテッドマンション 2023
💙「ホーンテッド・マンション」
999人の亡霊が住む大邸宅を巡るライドするアトラクション。天井が伸びる部屋、ゲストを目で追いかける壁画、水晶の中に浮かび上がるマダム・レオタは驚くほどに本物のよう。その他にも、舞踏会で踊るゴースト、墓場で歌う胸像など、演出が見どころ。
お乗りになったことがある方にはお分かりになるかもしれませんが、ラストでゴーストがヒッチハイクして、どのゴーストが乗ってくるも楽しみな点です。
『ジャングルクルーズ』(2021年)
そんな映画「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」を基にして作られた映画が『ジャングル・クルーズ』。
ディズニーランドの人気アトラクション「ジャングル・クルーズ」を実写映画化したアクションアドベンチャー作品です。アマゾンのジャングルの奥深くに「“奇跡の花”を手にした者は永遠の命を手にする」という不老不死の伝説があり、植物博士がこの秘密の“奇跡の花”を求めて危険に満ちたアマゾンへ旅立つ冒険のストーリー。
「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン、「メリー・ポピンズ リターンズ」「イントゥ・ザ・ウッズ」のエミリー・ブラントが主役を演じ、「トレイン・ミッション」「フライト・ゲーム」のジャウム・コレット=セラが監督を務めます。現在Disney+でも配信中。
~基になっているアトラクション~
💙「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」
ディズニーランドのアドベンチャーランドにある「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」は、開園当初からあるご長寿アトラクション。陽気なスキッパー(船長)が面白いトークを繰り広げながら、32人乗りのクルーズ船でジャングルの中を進んでゲストと共に冒険の旅へ。2014年9月8日にリニューアルオープンしています。
ゲストは行く先々で、危険な動物やかわいい動物、ちょっと不思議な生き物など、さまさまな生き物に遭遇することに・・・。その途中では、滝の裏側に潜入したり、神秘的な洞窟で不思議な体験をしたりと、水辺ならではのジャングルクルーズの冒険が楽しめます。
2014年に全面リニューアルされたこのアトラクションですが、外観やボートのデザインはもちろんなのですが、夜はホタルが出現したり、『ライオン・キング』のBGMが追加されたりと、様々な演出が加わって楽しさ倍増。親子三世代で楽しめるアトラクションです。
💙「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ!”」
魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
💙「スティッチ・エンカウンター」
「スティッチ・エンカウンター (Stitch Encounter)」では、CGで再現されたスティッチとゲストが会話をしながら楽しむ参加型ショーのアトラクション。身長制限もないので、ご家族そろって楽しめるアトラクションですよ。
~基になっている映画~
『リロ・アンド・スティッチ』シリーズ
「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ!”」、「スティッチ・エンカウンター」という二つのアトラクションの元になっているのが、皆様ご存知であろう『リロ・アンド・スティッチ』。
「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ!”」は、ディズニー映画『リロ・アンド・スティッチ』に登場するスティッチが主人公として登場、歌を披露する演出となっています。
日本での公開は2003年3月、劇中音楽にはエルヴィス・プレスリーの楽曲が使用されているというハワイらしいキャラクターとして世界中で大人気の映画『リロ・アンド・スティッチ』。
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ハワイのカウアイ島に住む少女リロは、両親を亡くし、姉のナニと二人暮しでした。友達のいないリロのためにナニは犬を飼うことにするのですが、保護施設でリロが選んだのは犬ではなく、ジャンバ博士の遺伝子実験によって生み出されたエイリアンの試作品626号であるスティッチだった・・・・・・。
『リロ・アンド・スティッチ』はテレビシリーズなどもあったりして、いくつかのシリーズになっています。全部ご覧になられるのもいいですし、まだご覧になられらことがない方は、とりあえず『リロ・アンド・スティッチ』(2002年)がおススメです。
💙「スイスファミリー・ツリーハウス」
【公式】スイスファミリー・ツリーハウス|東京ディズニーランド
~基になっている映画~
『スイスファミリーロビンソン』(1960年)
『スイスファミリーロビンソン』(Swiss Family Robinson)は、1960年のアメリカ映画。ディズニーのアドベンチャー映画で、スイスのヨハン・ダビット・ウィースによる児童文学作品『スイスのロビンソン』を原作としています。
ロビンソン一家が乗っていた船が難破してしまい、無人島へ流れ着きます。一家は団結してサバイバル生活を始めるのですが・・・。
スイスから新天地ニューギニアをめざしていたはずの、ロビンソン一家が、猛獣や珍しい動物、植物が豊かでありながらも文明からまったく切りはなされた熱帯の無人島で、家族は励ましあいながら力強く生きぬいていく様子が描かれています。そんな彼らの島にある日、海賊が島を訪れ戦うことに…。
古い作品ではありますが、ストーリーの中では船の部品やらを使って大きな木の上に、キッチンや寝室、居間、子供部屋などがある素敵な家を建てます。そのロビンソン一家の住んでいた木の家(ツリー・ハウス)がデイズニーランドに再現されています。アトラクションの行列に並び疲れたお子様にはピッタリの遊び場所かも。
スイスファミリー・ロビンソン|ブルーレイ・DVD・デジタル配信
~基になったアトラクション~
💙「カントリーベア・シアター」
「ウエスタンランド」にあるシアタータイプのアトラクションで、愉快な18頭のクマたちによる、カントリーミュージックの演奏会を楽しむことができる「カントリーベア・シアター」。ディズニーランドがオープンした1983年から今に至るまで、クマの楽しいショーが味わえるシアター系のアトラクションです。
ちなみに、日光東照宮と言えば「見ざる言わざる聞かざる」で有名な「三猿」がいるのですが、ここには「三熊」があるんですよ。入り口付近にある柱を気を付けてみてくださいね。
耳、口、目を手で覆っている3匹のクマさんの姿が!このことわざ、国によってちょっと違う用で、「見るな、聞くな、言うな」の順番で使われている国が多いようで、ここのクマさんもその順番なんですよ。行かれたらぜひチェックしてみてくださいね。
【公式】カントリーベア・シアター – 東京ディズニーリゾート
『カントリー・ベアーズ』(2002年)
そんなディズニーランドの人気アトラクションをモチーフにしたファミリー映画である『カントリーベアーズ』。人間の家族と暮らす子グマのベアリーが、憧れのバンド、カントリー・ベアーズと共に音楽と友情に満ち溢れた冒険を繰り広げる様子を描くストーリー。
主人公ベアリーの声を務めるのは『A.I.』の名子役ハーレイ・ジョエル・オスメント。その他にもエルトン・ジョン、ボニー・レイット、ウィリー・ネルソン、そして『シカゴ』のクィーン・ラティファなど、有名ラッパーやミュージシャンがゲスト出演をしているところも見どころですよ。
💙「トム・ソーヤー島いかだ」
ウエスタンランドにある大きな河、アメリカ河。アメリカ河を丸太でできたトムソーヤ島いかだで渡ると、トムソーヤ島へ着きます。トムソーヤ島いかだは、アメリカ河を渡る手段であり、所要時間約1分30秒から3分ほど。
トムソーヤ島いかだから見る、アメリカ河・景色・白くて大きな蒸気船マークトウェイン号、ゲストが力を合わせてこぐビーバープラザーズのカヌーなど間近で見ることが出来、また違った角度からデイズニーランドを見られるかも。
トムソーヤ島いかだは、約55名乗船することが出来ます。車いすの方も2名まで乗ることができるのですが、赤ちゃんはベビーカーに乗ったままは乗車出来ないため抱っこして乗ってくださいね。乗り場には、探検のアイテムのひとつであるトムソーヤ島の地図が置いてあり、その地図を持ってぜひトムソーヤ島へ探検に出かけてくださいね。
~元になっている映画~
『トム・ソーヤーの大冒険』(1973年)
マーク・トゥエインの名作「トム・ソーヤの冒険」を、ハリウッドの人気子役ジョナサン・テイラー・トーマスとブラッド・レンフロー主演で映画化した本作。
「ビルとテッドの地獄旅行」のピーター・ヒューイット監督がメガホンを取る。ミシシッピー川沿いの小さな町。いたずら好きのトム・ソーヤーと宿無しハックは大親友。ある夜、彼らは墓場で恐ろしい殺人事件を目撃してしまう。恐怖のあまり慌ててその場を立ち去った彼らだったが……。
💙「スプラッシュ・マウンテン」
丸太のボートでスリル満点の旅へ!丸太ボートでディズニー映画『南部の唄』の世界をめぐっていくと、突然目の前に落差16mの滝が!ボートはその滝つぼめがけ、最大傾斜45度のダイブ!!その決定的瞬間をスプラッシュダウン・フォトで手に入れることができます。
クリッターカントリーの人気アトラクション「スプラッシュマウンテン」。クリッターカントリーに足を踏み入れると、ディズニー作品ではあまり見かけないウサギやキツネ、クマなどのキャラクターが出迎えてくれますよね。
そして、公式動画を見てもお分かりになると思いますが、「スプラッシュマウンテン」には元気になるような明るいテーマミュージックが流れています。実はこれらのキャラクターや音楽は、ある作品からとったものなのをご存知ですか?
あの軽快な曲は、古いディズニー映画『南部の唄(うた)』(1946年)の主題曲です。曲名は「Zip-a-Dee-Doo-Dah(ジッパ・ディー・ドゥー・ダー)」という名前の曲ですが、1947年アカデミー賞の歌曲賞を受賞している曲なんですよ。
~基になっている映画~
『南部の唄』(1946年)
ディズニーが映画化した『南部の唄』ですが、ジョーエル・チャンドラー・ハリス著の『リーマスおじさん』シリーズという作品で、1880年に刊行されました。都会から南部の農場へ移住してきた白人の少年ジョニーと、農場で下働きとして働く黒人のリーマスおじさんとの交流を、ディズニーお得意の実写&アニメーションで描いた感動作です。
実は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、『南部の唄』は公開当時からNAACP(全米黒人向上協会)等に厳しく批判され、結局1986年に公開と販売を中止して現在に至った廃盤になった幻の作品のストーリーですが・・・。
遠い地から田舎の村へ引っ越してきた主人公の男の子は、お話上手な村の人気者であるリーマスおじさんと出会う。おじさんが聞かせてくれるお話は、お調子者でずる賢いうさぎどんと、くまどん、きつねどんが繰り広げるおかしな争いのこと。チカピンヒル(後のスプラッシュマウンテンとなる山)に住む動物たちの話は主人公に大きな影響を与えていく。というストーリー。
この映画は人間ドラマを主軸としており、リーマスおじさんのお話のシーンにのみアトラクションの元となるアニメが登場。チャンスがあったらご覧になられてみてくださいね。
💙「ピーターパン空の旅」
お子さまが小さくてもこの乗り物でしたら大丈夫ですよ。空に舞い上がるところも楽しいですね。ぜひ映画や本でストーリーを教えてあげてからこちらを訪れてみてくださいね。
~基になった映画~
『ピーターパン』(1953年)
ウォルト・ディズニーが1953年に製作したテクニカラー色彩の長編漫画映画である『ピーターパン』(1953年)。『ピーター・パン』(Peter Pan)は、1953年2月5日にアメリカ合衆国で公開された、日本での公開は1955年でした。その後、日本語版による初公開が1963年に公開されて、1984年には新吹き込みによる新しい日本語版で公開された作品です。
原作はジェームス・マシュー・バリーの戯曲『大人になりたくないピーターパン』。それをウォルト・ディズニーが1939年にアニメ化の権利を入手して制作を開始したのですが、第二次世界大戦の影響で1949年まで棚上げとなってしまいます。その後、製作が再開されたのは1950年に再び制作をスタートしました。
ロンドン郊外に住むダーリング家の3姉弟の姉娘ウェンディは大人になるのがいやでしょうがなかった。そんなある夜、ウェンディたちの部屋におとぎばなしのピーター・パンがしのびこみ、いつまでも子供でいられる“ないない島”へ連れて行ってやろうといいます。
おとぎ話のピーター・パンが妖精ティンカー・ベルと共に現れ、ウェンディと二人の弟、マイケルとジョンは、空を飛べる魔法の粉を振りかけられて、いつまでも子供のままでいられる’ネバーランド’へと旅立つことに・・・・。
デイズニーランドにあるアトラクション「ピーターパン空の旅」では、ストーリーの中に入りまるで空から本の中に飛び込んだように感じられます。こちらもぜひストーリーを知ってからアトラクションを訪れることをお勧めします。
『ティンカーベル』(2008年)
「ピーター・パン」に登場する妖精ティンカー・ベルを主人公にしたCGアニメーション作品です。ネバーランドにある妖精の谷“ピクシー・ホロウ”で生まれたティンカー・ベル。ティンカー・ベル誕生の秘密が明かされるファンタジーストーリーです。
キャッチコピーは、「それは、世界で一番有名な妖精の、誰も知らない秘密の物語…」。本作が大人気だったことから、続編の製作が決定しています。
実写版『ピーター・パン&ウェンディ』(2023年)
《2024年4月28日(金)よりディズニープラスで配信》
2023年に公開された実写版『リトル・マーメイド』では、主人公のアリエルをアフリカ系のハリー・ベイリーが演じることで話題になりました。そして、実写版『ピーター・パン&ウェンディ』では、ティンカー・ベル役にヤラ・シャヒディが抜擢されました。
当初白人のキャストが決まっていたのですが、ティンカー・ベル役を有色人種の俳優が演じるということについてSNSではキャスティングに対する議論が巻き起こり、賛否両論の意見が出て物議を巻き起こしました。
※ちなみに『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015年)は、ピーターパンが登場しますが、デイズニーの作品ではありませんので、お間違えのないように。
まとめ
1💙「カリブの海賊」(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)
2💙「ホーンテッド・マンション」(『ホーンテッド・マンション』)
3💙「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」(「ジャングルクルーズ」)
4💙「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ!”」(『リロ・アンド・スティッチ』シリーズ)
5💙「スティッチ・エンカウンター」(『リロ・アンド・スティッチ』シリーズ)
6💙「スイスファミリー・ツリーハウス」(『スイスファミリーロビンソン』)
7💙「カントリーベア・シアター」(「カントリー・ベアーズ 」)
8💙「トム・ソーヤー島いかだ」(「トム・ソーヤーの大冒険」)
9💙「スプラッシュ・マウンテン」(『南部の唄』)
10💙「ピーターパン空の旅」(『ピーターパン』、実写版『ピーター・パン&ウェンディ』)
いかがでしたか?
39作品のうちパート1として映画12作品ををご紹介しました。映画の世界観が忠実に再現されているアトラクションと基になった映画が満載です。ぜひ映画やアニメのデイズニー作品をご覧になられてからデイズニーランドを訪れることをおすすめします。きっと楽しさが倍増するはずですよ。