7月2日(金)よりAmazonプライムビデオ限定で映画『トゥモロー・ウォー』が独占配信されています。本来は、2020年の12月に劇場公開予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でAmazonのみでの配信に。
10分に一度は何かが起こる、タイムスリープSFアクション映画『トゥモロー・ウォー』。
今回は映画『トゥモロー・ウォー』の作品概要、あらすじネタバレ、注目シーンをピックアップします!
映画『トゥモロー・ウォー』予告編・作品概要
まずは、映画『トゥモロー・ウォー』の予告編・作品概要をどうぞ!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ジュラシック・ワールド」シリーズのクリス・プラットが主演を務め、地球を脅かすエイリアンと人類の戦いを描いたSFアクション。ある日、2051年からのタイムトラベラーが現代に突然現れ、人類は30年後に未知の生物と戦争になり、やがて敗北するという衝撃の事実を告げる。人類が生き残るための唯一の希望は、現代から民間人と兵士を未来に送り込み、戦いに参加することだという。その1人として選ばれた、元軍人で高校教師のダン・フォレスターは、まだ幼い娘のために世界を救うことを決意。優秀な科学者や疎遠になっていた父親とともに、地球の運命を変えるべく立ち上がる。共演にテレビドラマ「CHUCK チャック」のイボンヌ・ストラホフスキー、「セッション」のJ・K・シモンズ。監督は「レゴバットマン ザ・ムービー」のクリス・マッケイ。Amazon Prime Videoで2021年7月2日から配信。
(引用元:映画.com)
映画『トゥモロー・ウォー』あらすじネタバレ
ここからは、映画『トゥモロー・ウォー』のあらすじをネタバレ付きで紹介します!
主人公ダン・フォレスターの家族の未来を、世界の未来を救うための戦いの始まりです。
生物教師ダン・フォレスターと家族の目にする未来の事実
2022年12月クリスマス。
元軍人で現在は高校の生物教師をしているダン・フォレスター(クリス・プラット)は、妻のエミィ(ベティ・ギルピン)と幼い9歳の娘ミューリ(ライアン・キエラ・アームストロング)と3人暮らし。家では、盛大なパーティーが行われています。
テレビでは、激しい温暖化のために冬に開催されているサッカーワールドカップが流れています。
試合が白熱する中、突然、テレビの中の競技場に青い光が。
その青い光の中から、2051年の未来から来たタイムトラベラーが現れます。
「私たちは、30年後の未来から来ました。未来の人類は11ヶ月後、地球上から消え去る運命です。でも、みなさんの協力があれば助かる。私たちとともにエイリアンと戦って!みなさんが希望です」
ダンたち家族は、驚きを隠せませんでした。
各国の軍隊がエイリアンホワイトスパイクとの戦闘のため、未来へ徴兵
翌年。
サッカー場で起きた出来事は、ダン一家だけでなく世界中にも衝撃を与えていました。
各国は、エイリアン・ホワイトスパイクとの戦闘のために軍隊を派兵することに。
最初に派兵されたのは、1000人。派兵された軍人は半数と制限され、残りの半数は民間人です。
はじめの7日間の派兵の中で生き残った人はわずかばかり。
週当たり数千名を派兵しますが、未来の人口は50万人をきるという状況に陥ります。生還率は2%。各地で反戦運動が沸き起こる始末です。
ダンは依然として、高校の授業を続けていますが、生徒達は疑問を抱えています。
生徒の一人が言いいます。
「人類は滅亡を迎えるのよ。」
「授業なんて全部意味がない。成績も進学も無意味!」
その訴えに、ダンは答えます。
「今こそ世界に必要なのは科学なんだ。科学は大切だ。しっかり学べ!」
その時、ダンにも軍の地方支部から声が掛かります。
軍の地方支部へ出向くダン。徴兵が決定。
軍の地方支部を訪れるダン。
突然、徴兵検査を受けることになります。
(検査は特殊です。体を縛り付けられ、がんじがらめにされたりします。)
いくつかの質問を受けたあとダンは、正式に兵士として採用されることになり、腕に特殊な未来の転送ベルトをはめられます。
転送ベルトは、任務を完了したら外れますが、任務を遂行できなかったり逃げたりしたら処刑という条件付きです。
そして、徴兵訓練に参加することになるのです。
徴兵検査を終えたダンは、妻のエミィと娘のミューリに徴兵のことを告げます。
ダン「パパは1週間出張へ行く」
ミューリ「戦争へ行くの?」
ダン「・・。ああ、そうだ。でも、必ず戻る」
徴兵訓練へ参加するダン。そして、突然戦地へ。
ダンは、他の一般市民とともに施設に集められ、徴兵訓練を受けることに。
そこで、ダンは同じチームになったチャーリー(サム・リチャードソン)と意気投合します。
2人は、今回の派兵の素朴な疑問をぶつけあいます。
チャーリー「招集された人間は、40歳以上だろ?」
ダン「そうだ。俺らは転送先の2051年には死んでるはずだ」
(40歳以上の人が派兵されているのは、未来への存在の矛盾を回避するための方法だったのです。)
意気投合した彼ら。
ところが話している最中に突然、未来への転送装置・ジャンプリンクが作動します。全く予期しない出来事です。
市民達は、訳もわからず未来へ転送されることに。
派遣期間は7日間。
徴兵後の生死の判断は、派兵された人たちの腕にはめられる転送バンドです。
生きていたら直ちに現代へ戻され、任務終了。死んでいたらそのまま戻れません。
エイリアンとの戦いの戦地へ!そして、エイリアンの攻撃の先には。。
未来へ転送されるダンとその他派兵された市民達。そこは、戦争の真っ只中です。
負傷者も多数出ている模様。
あまりにもひどい状況に眉をひそめるダンとその他の派兵市民達。
考える暇もなく、事態は進んでいきます。
所々で聞こえるエイリアンの声。未来の兵士達は食い尽くされています。
とんでもない状況の中、ダンの元に通信装置で連絡が入ります。
声の主は、ロミオ・コマンド(イボンヌ・ストラホフスキー)です。
「街を制圧したエイリアンを爆撃で一掃する。ダン、あなたは現地の施設にいる研究員を助けてほしい」
ダンは、仲間達とともに未来の研究員の救援に向かいます。
しかし、全員エイリアンに殺されていました。
施設の中で、エイリアンを探すダンと仲間達。
そこに、エイリアンの一斉攻撃が待っていました。
大量のエイリアンが彼らを襲います。
次々と殺されていく仲間達。
同時に、軍が彼らを援護するために爆撃を開始します。
爆撃とともに意識を失うダン。。
病院で目覚めるダン。そして、彼に課されたある任務
ダンは病院の医療室で目覚めます。仲間のチャーリーも一緒です。
そこは、2051年の未来のドミニカ共和国・前方作戦基地。
ほとんどの仲間達が死んでしまっています。
主に生き残ったのは、ダン、チャーリー、余命いくばくもない徴兵3回目のドリアン(エドウィン・ホッジ)です。
司令官に呼ばれるダン。そこには、司令官ロミオ・コマンドが待っていました。
(彼女は、エイリアンを絶滅させるための薬を研究しています。)
互いの自己紹介のあと、ロミオはダンをエイリアンの致死薬開発現場へ案内します。
そこにはメスのエイリアンがいました。
ロミオはメスを眠らせ致死薬の効果を試していたのです。
ロミオは、ダンにある任務を伝えます。
「エイリアンを絶滅させる致死薬が開発できたら、過去に持ち帰って大量生産してほしい。このエイリアンとの戦いを無かったことにしてほしい」
(現在、ダンがいる2051年の未来の人類もあと少しで消え去ってしまうので、時間がないのです。)
任務を理解するダンですが、その時、メスを取り戻しに来たエイリアンの総攻撃に合います。
研究所から脱出するダンとロミオ。
しかし、逃げている途中にロミオは、大きな傷を負ってしまいます。
動けないロミオ。
ダンはロミオを守ろうとしますが、エイリアンがすぐそこに迫ってきています。
海の中に落ちていくロミオ。
落ちていくロミオの手をつかむダン。
しかし、彼の腕にはめられた転送バンドはあと数秒で2023年(過去)への帰還時間となっていたのでした。
海に落ちていくロミオを救おうと手を伸ばすダン。
転送時間はあとわずか。
ロミオの手が離れていく。。
ダンは、過去へ転送されてしまいました。
再び過去に戻るダン。エイリアン誕生の秘密を探る旅と最終決戦!
2023年の過去に戻り目覚めるダン。
手には、ロミオに渡された致死薬を握りしめています。
そばにいた兵士に、「薬を大量生産して未来へ送ってくれ!」と伝えるも、兵士は言います。
「もう未来へはいけない。転送装置が作動しなくなった。。」
家に帰るダン。
妻のエミィと娘のミューリが待っていてくれます。
致死薬を持っているのに、未来へ薬を送り込むことができなくなってしまったと悩むダン。
妻のエミィは、ダンにあるヒントを出します。
「はじめに人類にエイリアンが現れたのはいつ?」
「2048年のロシア北部だ」
ダンは火山に詳しい自分の教え子の知恵を借り、エイリアンが現れる時代以前のロシア氷河にエイリアン誕生の謎を解く秘密があると断定します。
ダンは、チャーリーとドリアン、そして長い間疎遠だったダンの父(J・Kシモンズ)の協力を得て、ロシアの氷河に出かけることになるのです。
彼らがそこで見たものとは?
エイリアンから未来を救う戦いが始まります!
映画『トゥモロー・ウォー』の注目シーンをピックアップ!
ここでは映画『トゥモロー・ウォー』の注目シーンをピックアップします。
気になった役者さんやセリフなどを取り上げたいと思いますよ♪
ダン・フォレスターの娘ミューリのけなげな姿に、ウルッとさせられる
映画に登場する主人公ダン・フォレスター(クリス・プラット)の9歳の娘、ミューリ・フォレスターのけなげな姿にウルッとさせられます。
ミューリは、父のダンがとにかく好きです。そして、どんなときも彼を応援してくれます。私も小さな子供を持つ親として、ぐっとくるシーンでした。
そんなミューリは、父・ダンの背中を見て科学の勉強をしているのですが、ダンが娘に向けて言う「みんなが尻込みすることに挑戦するんだ!」というセリフが心に残ります。
このセリフ、あるシーンで再び登場することになるのですが、どこに出てくるのか注目してみてください!のちのち染みてくる言葉です。
このミューリを演じる女の子、ライアン・キエラ・アームストロングという役者さんです。
この投稿をInstagramで見る
現在公開中の映画『ブラック・ウィドウ』でもヤングアントニア役として出演しています。
今後、スティーブンキング原作、ドリュー・バリモア主演で映画化された『炎の少女チャーリー』(1984年)のリメイク版への主演も決まっている注目の俳優なんです!
彼女がどんどんキャリアを積んで賞をもらえる日は、そう遠くないのでは?と感じました。
スティーヴン・キング『ファイアスターター』が再映画化!『炎の少女チャーリー』として過去に映画化された小説がリメイクされる。『ビューティフル・マインド』脚本や『ニューヨーク 冬物語』のアキヴァ・ゴールズマンが監督 https://t.co/8k4wKXlyOH #HIHOnews
— 映画秘宝 (@eigahiho) April 28, 2017
氷河で震えるシーンは、演技じゃなくてガチ?
ダンの一行が、ロシアの氷河へ趣きエイリアンの元を探しに行くシーン。
J・Kシモンズ演じる父親(ジェームズ・フォレスター)が寒さでガタガタと震えています。
これ、演技のように見えて本当に寒くて震えていてるんじゃないか?と思ったのは、私だけでしょうか?私は監督が、寒さでブルブル震えているJ・Kシモンズの姿を見て、演技として使っちゃったんじゃないか?と推測します。
この撮影、かなり過酷だったとか。
トゥモローウォー見たけど、J・K・シモンズがカッコよすぎてそれだけで満足。話も意外な展開があったりして最後まで全く飽きずに楽しめた。 pic.twitter.com/8SmWUTcPE8
— EZA (@wug_ezaeza) July 25, 2021
出来事が起こる年がいまいちわからない??
映画『トゥモロー・ウォー』は、2051年の未来にタイムスリップして人類を救う話です。
物語の始まりは、2022年12月のクリスマス。
ダンが家族でサッカーのワールドカップを観ているときに、サッカー場に未来のタイムスリーパーが現れ、「私たちは30年後の2051年から来た」といいますが、2022年から30年後とするならば、30年後は2052年のはず。。
エイリアンとの戦争についてニュースで語られるシーンで、キャスターが12ヶ月前のあの言葉が全てを変えました」と言っています。
キャスターが言う12ヶ月前は、ダンの家で起こったサッカー場に未来のタイムスリーパーが現れた2022年の12月を指しているとすると、キャスターが語っている年は2023年の12月。
その年にダンが生物学の授業で生徒に、「未来の人類は敗北するんでしょ?」と言われたときに答えるセリフ、「2051年までまだ30年もある」ですが、2023年の30年後は2053年のはず。。
ちゃんと追っていくと、時代の設定がわからなくなります。
私の計算がおかしいのでしょうか??間違ってたらすみません。
誰か教えてください!
変なことを書いてしまいましたが、そんなことを考えなくても単純に楽しめる作品となっているので、おすすめです!
失礼しました。
まとめ
映画『映画『トゥモロー・ウォー』の作品概要、あらすじネタバレ、注目シーンをピックアップしました。この映画で描かれているのは、家族愛、未来への責任、市民の団結力です。
アメリカでは、配信4日間で241万人の視聴世帯数を達成したという本作品。
同じくクリス・プラット主演で、続編の構想も練られているとのことです!
まだ観ていない方も視聴することをお勧めします。
そこには、感動の体験が待っていますよ♪