『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、2021年12月3日に劇場公開を迎えたマーベルコミックス原作のアクション映画です。
ソニーが権利を有するスパイダーマンの世界観を描いた「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の2作品目となる作品です。
前作『ヴェノム』(2018年)の待望の続編となる本作の、キャラクターと演じるキャストについて、詳しく解説していきます!
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』について
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、前作『ヴェノム』(2018年)の続編となる作品。
前作のポストクレジットシーンで登場していたクレタス・キャサディをウディ・ハレルソンがそのまま演じ、ヴェノムの脅威となるストーリーです。
ウディ・ハレルソンの他にも、ナオミ・ハリスが演じるシュリークも登場します。
その他、前作でもお馴染みのミシェル・ウィリアムズなども続投するほか、悪キャラクターたちの魅力もたっぷりと描かれる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』です。
監督を務めたのは、アンディ・サーキス。
知る人ぞ知る名優で、近年では監督業にも力を入れており、おそらく本作の大ヒットで、引く手数多な人気監督の仲間入りを果たすとも言われています。
アンディ・サーキスは、モーションアクターとしても一級品で、数々の人気クリーチャーの動きを担当。
2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』やスターウォーズではスノークなど。
そんなアンディ・サーキスが見事に演出する『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、日本でも大ヒットが見込まれている話題作です。
さらに詳しい情報はこちらを!
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』について、さらに詳しく深掘りしたい方には、下記リンク先の記事をご覧ください。
後半には重大なネタバレも!?
●『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストにあの男ついに登場!?
登場キャラクター紹介(ヴィラン編)
ここからは、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』に登場する各キャラクターたちを紹介!
主人公のエディ・ブロックをヴィランの欄に入れているのは、スパイダーマンの世界ではヴィランに該当するため。
悪役をも超越するスーパーヴィランである事をご了承ください。
エディ・ブロック/ヴェノム
吹き替え版声優:諏訪部順一(エディ・ブロック)/中村獅童(ヴェノム)
本作の主人公である、エディ・ブロック。
敏腕記者である一方で、地球外生命体のシンビオートのヴェノムを体に宿す。
”We Are Venom”というように、共生している。
2人は息のあった相棒。
本作では、そんな2人の関係性にも新たな発展となる異なる側面が描かれる。
トム・ハーディ
エディ・ブロックを演じるのは、トム・ハーディ。
言わずと知れた人気俳優。
世界的に知れ渡ったのは、渡辺謙と共演した『インセプション』。
ヴェノムではコミカルでチャーミングな表情を見せ、より一層世界的人気を獲得している稀代の名俳優の1人。
クレタス・キャサディ/カーネイジ
吹き替え版声優:内田直哉(クレタス)/片岡愛之助(カーネイジ)
本作のメインヴィランとなるカーネイジになるクレタス・キャサディ。
エディ・ブロックに噛みついたことでヴェノムの素であるシンビオートが体内に入りカーネイジへと覚醒する。
言うなれば、ヴェノムの子供ともいうべき存在。
しかし宿主であるクレタスの凶悪性がゆえ、ヴェノムですら奴はヤバいと言われる。
ウディ・ハレルソン
クレタス・キャサディを演じるのは、ウディ・ハレルソン。
1980年代から活躍をする俳優で、1996年に出演した『ラリー・フリント』ではアカデミー賞にノミネートするなど評価を得る。
その一面、父親が殺し屋だったという生い立ちからなのか、たびたび問題行動を起こすことでも知られる。
しかしそれを拭い去るほどの魅力あふれる演技力で、出演作は今現在も引く手数多である人気俳優の1人。
フランシス・バリソン/シュリーク
吹き替え版声優:早見沙織
シュリークは、奇声を発しそれが音波攻撃となる女性キャラクター。
カーネイジとは、幼い頃に出会っており結ばれていた関係。
しかしその凶悪性を基に、離れ離れに。
シュリークとクレタスの関係性がこの物語の鍵を握る重要な存在です。
ナオミ・ハリス
演じたのは、ナオミ・ハリス。
近年、映画界でも存在感を高めている注目女優です。
その名が世界的にしれたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で初登場したティア・ダルマ役。
最近では、007シリーズのマネーペニー役で脚光を集めています。
登場キャラクター紹介(その他の人物たち)
ここからは、戦いには参加しないものの、物語を彩る重要なサブキャラクターたちを紹介していきます。
もしかするとこの中から、次回作に繋がる重要な存在も登場するかも??
アン・ウェイング
吹き替え版声優:中川翔子
今作では、衝撃の展開を迎える、エディの元恋人のアン。
前作ではレディ・ヴェノムとなり、大きなサプライズとなった人気キャラクター。
ヴェノムの存在を知っており、エディのお目付役を頼むなど、ヴェノムからも全幅の信頼を勝ち取っている。
ミシェル・ウィリアムズ
1990年代から活躍すル、ベテラン女優の1人ですが、脚光を集めたのは遅咲きとも言える2010年代に入ってから。
『マリリン 7日間の恋』でマリリン・モンロー役を務め、世界的に評価を高め2016年の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 では絶賛の演技を披露する。
その後は、様々な大作映画から注目作品にまで出演する、人気女優の1人です。
ダン・ルイス
吹き替え版声優:桐本拓哉
アンの夫。
もちろんエディとヴェノムからは嫌われているものの、前作ではシンビオートの弱点を突き止めた事で2人からは嫌いながらも信頼されている。
邪険に扱われながらもアンの事を任せるという面では信頼が厚い。
リード・スコット
ヴェノムのコミカルな面を一層強くしているおとぼけ的なキャラを演じるのは、リード・スコット。
日本で知られるのは、この『ヴェノム』シリーズでのダン役ですが、アメリカではTVドラマに映画などで幅広く俳優活動をしている苦労人です。
主にコメディ俳優として、広く知れ渡る人物。
パトリック・マリガン刑事
吹き替え版声優:森川智之
シュリークと因縁がある、勘の鋭い刑事、マリガン。
囚人護送の最中、その囚人であるシュリークの音波にやられて難聴になってしまう。
しかし本作での活躍がきっかけとなり、今後の展開次第では非常に重要な存在になる可能性が描かれていました。
原作ではトキシンというキャラクター。
その伏線は、本作で貼られたので次回作以降に描かれるのか要注目なキャラクターです。
スティーブン・グレアム
イギリス人ながら、早くからアメリカで活動していた俳優、スティーブン・グレアム。
そのきっかけとなったのは、ブラッド・ピットも出演していた『スナッチ』。
ギャング映画などで多くキャスティングされるほか、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ではスクラム役を務めるなど、幅広く活躍する。
チェン
吹き替え版声優:田村聖子
ヴェノムとエディがよく通うコンビニの店主、チェン。
ヴェノムが店のピンチを救ったことで、その存在を知る数少ない人物。
要するに、ヴェノムとエディがアンの次に信頼する人物の1人とも言える。
今作では、彼女に関する衝撃の事実も明らかに。
とはいえ2人が信頼を寄せる理由も描かれる、ある意味で近所のお母さん的存在。
ペギー・ルー
エディとヴェノムの存在を知る、数少ない味方の1人、チャンを演じるのはペギー・ルー。
中国系の良心を持つアメリカ人で、テキサス育ち。
才色兼備を体現しており、俳優業の他にもコロラド大学で薬学の博士号を持つ。
薬剤師としての経歴も併せ持つ、アジアンルーツの女優です。