2020年1月24日に、公開されたミュージカル映画『キャッツ』。
アメリカで酷評された前情報の時点で、ひどいと話題になった作品。
果たしてその真意はどうなのか?
みんなの評価や感想をまとめてみました。
映画『キャッツ』の概要
出典元:https://cats-movie.com/
映画『キャッツ』は2020年1月24日に公開した、アメリカのミュージカル映画。
T・S・エリオットの『キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法』をベースに、同名のミュージカル劇を原作にしている映画化作品。
監督は、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を4部門受賞した経験を持つトム・フーパー。
主演は、フランチェスカ・ヘイワードを起用し、新鋭の女優として今後の活躍が期待されるひとり。
その他、テイラー・スウィフトも出演するなど音楽面で素晴らしいキャストが集う。
ジェームズ・コーデン、レベル・ウィルソンなど歌に踊りとコミカルでありながらも、クオリティの高いパフォーマンスがスクリーンいっぱいに華やぐ映像は必見!
その他、ジュディ・デンチ、イドリス・エルバなど名優も集います。
パフォーマンス面でも、テイラー・スウィフトの他に、メインキャストとなるジェニファー・ハドソンが歌う楽曲”メモリー”は、感動を呼ぶ名曲です。
そんな映画『キャッツ』ですが、様々な面で賛否両論となっています。
2020年の幕を開ける話題作として、良くも悪くも注目されている作品です。
映画『キャッツ』の詳細
キャッツについて、詳しい詳細は上記リンク先の記事をご覧ください。
この映画の魅力、さらには吹き替え版に関しても紹介しています。
その他メイキングシーンなども掲載していますので、是非チェックしてみてください。
映画『キャッツ』の評価は?
日本より1ヶ月先に公開を迎えていたアメリカでは、前評判通りに酷評が集まります。
その影響は映画の興行収入に、ダイレクトに反映されています。
そんなアメリカでの評価は、どんなものだったのでしょうか?
上記記事に、そのアメリカでの批評家や一般のレビュアーの意見や感想をまとめています、
映画『キャッツ』に酷評が集まる理由
映画『キャッツ』が酷評を集めていますが、果たしてこの映画の何がいけないのでしょうか?
その酷評の原因となっている、4つの原因を上記記事で解説しています。
単純にこの映画は、ビジュアル面だけで評価が低いだけではないのです。
もちろん、そのビジュアルも低評価となった原因の一つで、アメリカの劇場公開後に差し替えるなど異例の態勢を取ってきた作品でもあります。
しかしその闇は、思いのほか深かったのです。
映画『キャッツ』の感想まとめ
出典元:https://cats-movie.com/
映画『キャッツ』の、感想をまとめます。
映画『キャッツ』を観た人たちは、果たしてどんな感想を抱いているのか…
酷評通りの感想を抱いているのか…
その真意に迫ります。
果たしてこの映画はアリなのか?
この映画『キャッツ』は、はっきりと言ってしまえば…
映画としては、ナシでしょう。
何故ならば、物語としては曖昧な部分が多すぎるのです。
この作品は舞台がベースに作られており、演目としても舞台を中心に観客がいるもの。
ステージの上で演者が、観客に訴えかけるように歌うのが肝となる作品です。
しかし映画で、同じようにする訳にはいきません。
映画で観客に向けて歌うという事は、ずっとカメラ目線にしなければなりません。
それを監督のトム・フーパーは、主人公のヴィクトリアを使って演出しました。
ヴィクトリアに向けて、みんなは歌うのです。
だとしても、それは『キャッツ』という演目を知っている前提の話です。
『キャッツ』を知らないお客さんが大半である映画好きの観客にとって、この映画のどこを理解して物語を見れば良いのでしょうか?
キャラクターの、特に主人公の背景が描かれないのに、結末であなたは独りじゃない、と言われてもそのキャラクターのバックボーンがまるで無い時点で、それがわかりません。
物語としては完全に歪になっている、でも『キャッツ』の演目自体知っている人ならば、それも加味できるのでしょうが…
映画という観点から見ると、それは意味不明すぎるのです。
結論からすると、ミュージカル作品『キャッツ』としてはありなのかも知れませんが、映画としての物語には向かない、と言わざるをえないでしょう。
どのみち映画に寄せて物語として成立させてしまうと、『キャッツ』じゃない、と原作ファンから批判が相次ぐでしょうし、原作に寄せて作った今回は映画ファンからの酷評が相次ぐ、という結果になったのです。
みんなの感想
映画『キャッツ』を実際に鑑賞した人の感想は、どんなものが寄せられているんでしょうか?
果たして、本当に酷評ばかりなのか?
映画鑑賞後に、その評価は覆ったのか…
みんなの、リアルな意見を集めてみました。
観てきた。ミュージカルCATS好きとしての感想は、とても良かった。舞台観てない人にとっては訳わからん映画に違いない。
CATSはストーリーはほぼ無い。主要猫の自己紹介だけの舞台であり映画なのをお忘れなく。
吹替えで観たけど多分英語版のがいい。 pic.twitter.com/7vLzn8new2— にゃお@9y5y3m (@8y4y7w1) January 25, 2020
映画キャッツ。初めて生ミュージカルをロンドンで観たのは大学生の時。社会人になってニューヨークでも観た。日本では観ていないので、映画は観たかった。歌を聴くと、すっかり忘れていた当時の感動が甦って…まさにmemoryな時間でした。
VFX技術、すごいですね~!俳優いなくても作れる~?! pic.twitter.com/CyAsuq2jRl— wa_kawayan (@kawayo3nabe) January 25, 2020
以上が肯定派の感想でした。
しかしこれ、面白いのがミュージカル版キャッツを好きな人ばかりが、満足としている点です。
ミュージカル版をしっかり知っていると、この作品はアリなのかも知れません。
ただ、映画として観てしまうと…
という、いわば否定派の感想を以下より集めました。
『キャッツ』
悪夢を観た。IMAXの悪夢を観た。
歌も踊りも一級品、ハイレベルなパフォーマンスと高精細なCGが織りなす不気味の谷のカーニバル。
カサカサぴちゃぴちゃ不快な効果音と無駄に再現度の高い不衛生なビジュアルに逃げ出したくなるも、終盤は目が慣れてきて頭がバグったかと錯覚した。怪作。 pic.twitter.com/zXWKVOmdLT— touch (@o_kilo_byte) January 24, 2020
あの噂の(悪い意味で)CATSを観てきました。
完全に怖いもの観たさで。
仕事の合間を縫って。
私は2時間何を観させられたのでしょう。
気持ち悪さと違和感が凄かった。
内容もつまらなかった。
ゴキブリ人間も出てくるよ。
もしかしたら新感覚ホラーなのかもしれない。#CATS#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/IKRfp9SxH4— イシコロポケット@映画垢 (@nami_ksi) January 26, 2020
CATS観てきた。
旦那がどうしても観たいっていって他に観たい映画なかったから付き合ったんだけど、わたしは何を見させられたんだ( ˙-˙ )?
音楽もダンスも素晴らしかったけど、前評判散々なのには納得した。
最後まで猫には見えなくて残念すぎた。 pic.twitter.com/YJ3KhcgF6p— いちご (@hime15xoxo) January 25, 2020