アカデミー賞主演女優賞にも輝いた実績がある女優ブリー・ラーソン。
そんな実力派女優の出演作品の中で面白い映画をおすすめ!
ヒーロー映画から、自身の監督作品など、様々なジャンルから選出!
ブリー・ラーソンについて
1989年生まれのアメリカ・カリフォルニア州サクラメント出身の女優です。
キャリアの初期、10代の頃の女優としてスタートさせますが鳴かず飛ばず、2005年にミュージシャンとしてデビューを果たします。
しかしミュージシャンとしても苦しい時期を経験し、一時期はクラブDJなどして生計を建てるなど決して女優として成功を最初からしていたという訳ではありませんでした。
その後ブリー・ラーソンが注目されたのは。日本では2014年に公開された『ショート・ターム』という作品に主演したこと。
『ショート・ターム』の監督は2020年公開の『黒い司法 0%からの奇跡』という作品でも監督しており、主演ではないものの重要な役で再びブリー・ラーソンを起用しています。
『ショート・ターム』で注目を集めたブリー・ラーソンは、その後日本でも衝撃の事件として報道されたフリッツル事件を描いた小説を基に製作された『ルーム』に主演。
事件だけに焦点を当てずに、その後の顛末までを描いたことでこれまでにないドラマを展開し話題になり、その主演を務めたブリー・ラーソンはアカデミー賞を獲得するなど高い評価を獲得しています。
まだ、世界的には無名だった女優がアカデミー賞を獲得したことで大きな話題となっていました。
そこからのキャリアは、名実ともにスター街道にのり女優としても、映画監督にもチャレンジするなど活躍は多岐に渡っています。
今後さらなる活躍が期待されている人気女優のひとりです。
ブリー・ラーソンのプロフィール
出典元:Marvel Studios’ CAPTAIN MARVEL©Marvel Studios 2019
本名:Brie Larson
生年月日:1989年10月1日
出身地:アメリカ・カリフォルニア州サクラメント
職業:女優、映画監督、シンガー・ソングライター
身長:170cm
活動期間:1998年〜
代表作:『ルーム』、『キャプテン・マーベル』
ブリー・ラーソンの魅力
ブリー・ラーソン最大の魅力は、やはり長い下積み期間があるということ。
この長い下積みにより、同世代の俳優立ちには出せない、演技の深みがこの歳で表現できているという点です。
この経験は、決して才能やセンスで補えるものではなく、ブリー・ラーソンだからこそ出せる彼女特有の魅力と言えるもの。
そしてその経験から、ストイックなまでに行う役作りなども注目です。
MCUの『キャプテン・マーベル』を演じる際にもかなりの肉体改造をしており、ストイックさを体現していました。
ブリー・ラーソン出演のおすすめ映画7選
ここからは、ブリー・ラーソン出演作品を紹介します。
やはりメインとなるのは、ブレイク後の出演作品ですが、中にはブレイク前の作品もありますので要チェックです!
ブリー・ラーソンがしっかりキャリアを歩んでいることが分かる、彼女の出演作をご覧ください。
ドン・ジョン
・原題:Don Jon
・監督:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
・公開:2014年3月15日
・時間:90分
どんなセックスをしても満足できなく、ポルノ、いわゆるAVを観てしまう、ポルノ依存症の男の顛末を描いた作品の『ドン・ジョン』。
俳優のジョゼフ・ゴードン=ヴィレットが監督・脚本・主演を務める本作は、ヒロインにスカーレット・ヨハンソンが務めます。
ブリー・ラーソンは、そのポルノ依存症の主人公の妹役を演じています。
存在感あるというほどの役ではありませんが、ブレイク前の姿を確認するには面白い役で出演してる作品です、
寡黙で暗い雰囲気の妹役で、スカーレット・ヨハンソン扮する主人公の彼女を値踏みするなど、ちょいちょい印象的な演技を披露しています。
ルーム
・原題:ROOM
・監督:レニー・エイブラハムソン
・公開:2016年4月8日
・時間:118分
2015年度のアカデミー賞主演女優賞を獲得した作品。
その年は、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を獲得するなど、競合の女優も毛糸・ブランシェットなど錚々たる面々が集うもまだ世界的に名が知られていないブリー・ラーソンが獲得するなど快挙を達成。
一躍ブレイクを果たす結果になった作品です。
物語は、有名な事件を基にした作品で、長いこと監禁されていた女性の物語。
しかも子供を産んでおり、子供と二人で監禁されいる。
しかしこの映画の肝はその事件から如何にして抜け出すか…
という物語ではありません。
むしろ肝となるのは、監禁場所を抜け出した後、彼女らの人生にもフォーカスをしている点です。
この振り幅の大きさを描き、ブリー・ラーソンの演技も大きな称賛を浴びたのでした。
フリー・ファイヤー
・原題:Free Fire
・監督:ベン・ウィートリー
・公開:2017年4月29日
・時間:90分
巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮を務める本作『フリー・ファイヤー』は、クライムアクションとして、とても秀逸な作品です。
アクション映画というと、ド派手に動いて大きなアクションがベースですがこの作品は動きが少なく、とても緊張感を持った攻防戦をベースに展開されるコメディベースの物語になります。
ブリー・ラーソン主演で、その他にはキリアン・マーフィーなど名優も集い、往年のタランティーノ作品を彷彿させるクライム・アクションです。
キングコング: 髑髏島の巨神
・原題:Kong: Skull Island
・監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
・公開:2017年3月25日
・時間:118分
ゴジラとキングコングを戦わせる為に発足した、ハリウッド版怪獣映画シリーズである、モンスターバースシリーズの第2作品目となる『キングコング: 髑髏島の巨神』。
ブリー・ラーソンは主演を務め、盟友であるサミュエル・L・ジャクソンも出演。
さらに日本では、MIYAVIも端役ながら存在感ある役柄を冒頭に演じており、多方面から注目を集めていた作品です。
その他でも、男性版の主人公にトム・ヒドルストンが務めマーベル映画さながらの豪華キャストが超巨大なモンスター達相手に奮闘するアクション巨編の一幕となる物語。
キャプテン・マーベル
・原題:Captain Marvel
・監督: アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
・公開:2019年3月15日
・時間:124分
ブリー・ラーソンが抜擢となったのは、MCUの大詰めとなるフェイズ3で最後に登場する新ヒーロー、『キャプテン・マーベル』。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のエンドクレジットで登場が示唆され、待望の単独作が公開されていました。
そんなキャプテン・マーベルを演じるのにブリー・ラーソンは、激しいトレーニングを敢行し肉体改造に励み凄まじい役作りをして撮影に臨んでいました。
さらには、猫アレルギーにもかかわらず、大きな鍵を握るグースと共演するなど、女優魂を見せつける演技を披露。
その甲斐あって、『キャプテン・マーベル』は大ヒットを記録し続編製作も進んでいます。
ユニコーン・ストア
・原題:Unicorn Store
・監督:ブリー・ラーソン
・公開:2019年4月5日
・時間:91分
ブリー・ラーソンは、映画監督にも乗り出しています。
過去には短編映画を撮ったことはありましたが、長編は本作がデビューとなります。
この作品はNetflixで公開されている映画で、主演も務める。
そして公私ともに仲の良い盟友、サミュエル・L・ジャクソンも出演し、ふたりの絆の深さを感じさせています。
物語は、主人公キットの子供ころの夢であるユニコーンを飼いたいという夢をベースに、突如として現れる謎の商人から「あなたが大人として認められればユニコーンを授ける」という言葉を信じこれまでの自分を戒め成長していくという作品。
少し取っ掛かりが難しいながらも、ブリー・ラーソンの才能を感じられる映画です。
黒い司法 0%からの奇跡
・原題:Just Mercy
・監督:デスティン・ダニエル・クレットン
・公開:2020年2月28日
・時間:137分
2020年2月現在、ブリー・ラーソンの最新作となる『黒い司法 0%からの奇跡』。
主演ではないものの、ブレイクのきっかけとなる『ショート・ターム』の監督が手がける作品で、胸熱な逆転劇が期待の伝記映画です。
ブリー・ラーソンは主演ではないものの、重要な役割を担っています。
主演は、マイケル・B・ジョーダン。
その他にはジェイミー・フォックス。
物語は、黒人というだけで濡れ衣を着せられただけでなく死刑判決まで出されるなど最悪な人種差別の扱いを受けた男性をひとりの弁護士がその判決を覆すべく奮闘する様を描いた作品。
ブリー・ラーソン出演映画はU-NEXTなどで視聴またはレンタルが可能。
※本ページの情報は2020年1月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。