2022年1月14日（金）に映画【コンフィデンスマンJP・英雄編】が公開されました！
2018年のドラマから始まり、今回がシリーズ最高傑作と話題です。
ダー子（長澤まさみ）、ボクちゃん（東出昌大）、リチャード（小日向文世）3人の詐欺師が、「オサカナ」という名の獲物から、たくさんの「子猫ちゃん」たちの協力を得て、お宝を巧みにコミカルに騙し取ります。
コンフィデンスマンは痛快だし、泣けるし大好き！
本記事では、映画【コンフィデンスマンJP・英雄編】のネタバレ、阿部寛さんが友情出演したシーンについて書いてきます。
映画【コンフィデンスマンJP・英雄編】について
＼２分でわかる!!コンフィデンスマンJP／
『#コンフィデンスマンJP』のことが気になっている皆さん📢
コンフィデンスマンとは何かがわかるのでぜひ🙌
そして、コンフィデンスマンの世界のことをよーく知っている子猫ちゃん達📢
念のため復習しておいてください🖊ぜひご覧ください😸 pic.twitter.com/G63hADe6Rh
— 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) January 8, 2022
コンフィデンスマンJPシリーズ
2018年4月から4年にわたってこれまで、ドラマ、映画も2本公開されています。
これだけ人気な理由は、愛されるキャラのキャストと、毎回ドキドキさせてラストに大どんでん返しが起きる、痛快なストーリーだと思います。
ドラマはFODプレミアム、映画はU-NEXT
などで配信されていますのでチェックしましょう！
| 2018年4月 | 連続ドラマ 『コンフィデンスマンJP』全10話 |
| 2019年5月 | SPドラマ 『コンフィデンスマンJP・運勢編』 |
| 2019年5月 | 映画 【コンフィデンスマンJP・ロマンス編】 |
| 2020年7月 | 映画 【コンフィデンスマンJP・プリンセス編】 |
スタッフ
| 監督 | 田中亮 |
| 脚本 | 古沢良太 |
監督は、恋愛ドラマから医療ドラマまで幅広く演出を手掛けてきた、田中亮さんです。【コンフィデンスマンJP・ロマンス編】で映画監督デビューし、本作が3作目になります。
脚本は、『リーガルハイ』シリーズや【ミックス】などコメディを多く手掛けている古沢良太さんです。来年の大河ドラマ『どうする家康』の脚本も担当されます。
キャスト
- 美しきコンフィデンスマン・ダー子：長澤まさみ
- 真面目で小心者のコンフィデンスマン・ボクちゃん：東出昌大
- 百戦錬磨のコンフィデンスマン・リチャード：小日向文世
- ダー子ラブの協力者・五十嵐：小手伸也
- ダー子たちの天敵でマフィアのボス・赤星栄介：江口洋介
- フウ家の当主を務める子猫・コックリ：関水渚
- ダー子に弟子入りした子猫・モナコ：織田梨沙
- リチャードを騙したハニートラッパー・波子：広末涼子
- 警視庁捜査二課の刑事・丹波：松重豊
- 伝説のコンフィデンスマン・三代目ツチノコ：角野卓造
- 悪徳芸能プロモーター・ホー・ナムシェン：生瀬勝久
- 悪徳美術商・城ヶ崎善三：石黒賢
- インターポールの捜査官・マルセル真梨邑：瀬戸康史
- スペインの元マフィアで今回の「オサカナ」・ジェラール・ゴンザレス：城田優
- ゴンザレスの内縁の妻・畠山麗奈：生田絵梨花
- 変幻自在の協力者・ちょび髭：赤ペン瀧川
- 奪われた男：梶原善
- 政府官僚：髙嶋政宏
- 謎の女：真木よう子
- 海上自衛官：徳永えり
- バトラー：Michael Keida
- フレディ：ダンテ・カーヴァー
- リカルド：厚切りジェイソン
映画【コンフィデンスマンJP・英雄編】ネタバレ！
ツチノコの称号
インターポールの捜査官・マルセル真梨邑（瀬戸康史）は人質の子供が解放された後、彼が座っていた椅子の上にツチノコの絵のカードを見つける。
孤児院のボナール夫人の絵画を盗んだツチノコは、自分の宝物庫に入り、たくさんある美術品の中にその絵画も飾った。
“英雄”と謳われた詐欺師〈三代目ツチノコ〉（角野卓造）が2年前に死んだ。
その元で腕を磨いた過去を持つダー子（長澤まさみ）、ボクちゃん（東出昌大）、リチャード（小日向文世）。はそれから詐欺をしていない。
ダー子はやりたがるも、ボクちゃんは足を洗うよう勧める。しかし、ダー子の提案で当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる〈ツチノコ〉の称号をかけ、3人が真剣勝負をすることに。勝負の期間は7日間、ルールは無用。最も稼いだ者が勝者だ。
ダー子いわく「ザラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル」だ。
舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市〈マルタ島・ヴァレッタ〉。
狙うは、莫大な財を成し引退したスペイン人の元マフィア・ジェラール・ゴンザレス（城田優）が所有する、幻の古代ギリシャ彫刻〈踊るビーナス〉。
踊るビーナスを狙う3人
3人それぞれ五十嵐（小手伸也）を利用しジェラールに近づく。
ダー子はモナコ（織田梨沙）やちょび髭（赤ペン瀧川）も仲間にする。
五十嵐は政府官僚、ダー子は海上自衛官になりすまし、ジェラールに会う。そして踊るビーナスが盗まれる危険があるため日本大使館で預かると言うダー子。また、踊るビーナスの贋作を依頼する。
そして天敵の赤星（江口洋介）も、「連中はこの島にいる必ず見つけだせ！」と息を巻いてマルタ島に来る。
ボクちゃんは美術商として、ジェラールの妻・畠山麗奈（生田絵梨花）に近づきジェラール家に潜りこんでいた。ボクちゃんは街の中で、謎の女（真木よう子）に道を尋ねられるも、「子猫ちゃんだろ？」と言って去っていく。
ジェラードの元には、すでにマルセルと部下のフレディ（ダンテ・カーヴァー）とリカルド（厚切りジェイソン）や、警視庁捜査二課の刑事・丹波（松重豊）が来ていた。マルセルはツチノコを、丹波はダー子たち3人を捕まえることが目的だ。
勝者はリチャード？
翌日、麗奈とボクちゃんが町で誘拐される。
犯人は麗奈と引き換えに踊るビーナスを渡すよう迫る。しかし、麗奈が心臓発作で倒れ病院で意識不明となる。純粋に泣くボクちゃんを見てマルセルはボクちゃんを抱きしめ「君が仲間を救うんだ、本当の英雄になれ」と言った。
リチャードは波子（広末涼子）と一緒にラーメン屋を開き、そこで手伝ってくれそうな男たち（聞き込みをしていたフレディと丹波）を集め、麗奈とボクちゃんを誘拐。そして、ジェラードから踊るビーナスを受け取り逃げる。
その後、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人は再会し、踊るビーナスを見せ、「勝負に勝ったのは私だ」と言うリチャード。そこで警察に取り囲まれる3人。ボクちゃんが踊るビーナスをマルセルに渡す。
留置所の中で、リチャードがボクちゃんはダー子に足を洗わせたかったと伝える。ボクちゃんはダー子に「君を普通の女の子にした。僕がずっとそばにいるよ」と言い泣きながら2人は抱き合う。
それを見て涙する丹波。
逮捕と本当のツチノコ
マルセルは、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人を銃で脅して外に出し殺そうとする。
しかし、そこへ丹波たち警察が来る。総額50億の詐欺容疑で3人に逮捕状が発行され逮捕。丹波は、赤星に土下座をし被害届を出すように懇願し、その願いは通ったのだ。そして、本物の政府官僚（髙嶋政宏）と海上自衛官（徳永えり）と大使も来て、3人は船で連行される。ダー子は「ボクちゃんリチャードありがとう」と泣きながら言った。
すると、マルセルの「撤収！」という声で、みんなが制服を脱ぎだし、建物の中身も片付けられた。マルセルはインターポールの捜査官ではなくツチノコだったのだ。
そして宝物庫に行き、踊るビーナスを飾り喜ぶマルセル。
大逆転
数か月後
マルセルがプールで豪遊していると、ビーナス像を持ったジェラードの画像をリカルドが発見する。そして宝物庫に行くと、今まで集めた美術品もビーナス像もすべてなくなり、ツチノコのカードがあった。ジェラードの家に行くと、そこはもぬけのからで贋作のビーナス像を見つけ、発狂するマルセル。
ダー子は4代目ツチノコを名乗る者がいたら、退治すると3代目ツチノコと約束していた。
4か月前、ボナール夫人の絵画が盗まれたのを知り、ダー子のもとに来るコックリ（関水渚）。
フウ家の当主である自分があの絵画を贈ったため、あんな事件が起きたと悲しんでいた。それを知り、マルセルがツチノコの名を語って盗んだ分かったダー子は「オサカナ」をマルセルに決定。
マルセルにジェラールの踊るビーナス像を狙わせることにする。ジェラードも麗奈もボナール夫人に助けられた恩があるため、作戦に協力することに。
赤星にも50億を返すことを条件に協力を依頼。
警察が3人を逮捕する時にいた大使は、赤星が特殊メイクで演じていた。
ダー子たちはフェイクの宝物庫を作り、そちらに焦ったマルセルが向かうよう仕込み、彼の持っていたお宝をすべて手に入れた。そして本当の宝物庫にはボナール夫人から奪った絵画だけを残していた、それを見てほっとするマルセルのもとにボクちゃんに道を尋ねた女が来る。彼女が本当のインターポールの捜査官・マルセル真梨邑だった。
ツチノコを語った男は本物のマルセルに逮捕された。
子猫ちゃんばかり
東京では、持ち帰ったお宝を置き、祝杯をあげるダー子たち。
今回も本当に騙されたボクちゃんが文句を言い、刑事たちは、また追ってくると言う。そこへ丹波が登場しお茶を出す。刑事の丹波はダー子の弟子だったのだ。
そして次の「オサカナ」は、ホー・ナムシェン（生瀬勝久）で彼にダー子たちが演じる、2.5次元ミュージカルを見せ、「これはヒットします！」と勧める丹波だった。
黒幕は誰？
黒幕は、瀬戸康史さん演じるマルセル真梨邑でしたね！
一緒に行った友人は彼が怪しいと思っていたようですが、筆者は「撤収！」という部分まで、まったく気づきませんでした。
完全に騙されました(笑)
そして、彼と真木よう子さん演じる本物のマルセル以外はほとんどが、子猫ちゃんなのにも驚きました。警察官から偽のオサカナまで、どんどん壮大になっています。
まさか松重さんまでとは…最後のお茶を出すシーンは最高でした！
阿部寛が友情出演、そのシーンとは？
ダー子が最初の方で「オサカナ」の写真を見て探しているシーンで、なんと阿部寛さんの写真がありました。ダー子は「気に入らない！」と言ってその写真を叩きつけていました。
エンドロールでは、役名もなく、特に記載がありませんでした。
阿部寛…「？？？」
なんで阿部さんなんだろう？と考えた結果、
『ドラゴン桜』で共演した友情出演という予想にたどり着きました(笑)
今回も展開についていくのが大変でしたが、最後にとてもスッキリしました！