原作の小説にも多くのファンを持ち、世界中で人気の高い映画「ハリー・ポッター」シリーズ。2023年6月にはとしまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンし、日本でもハリー・ポッターの人気が再燃しています。新しくオープンした施設を訪れる前に、「ハリー・ポッター」シリーズをイッキ見したい!という方も多いのではないでしょうか?
多くの作品が作られている「ハリー・ポッター」シリーズですが、見る順番はずばり以下の通りです。
②秘密の部屋
③アズカバンの囚人
④炎のゴブレット
⑤不死鳥の騎士団
⑥謎のプリンス
⑦死の秘宝 PART1
⑧死の秘宝 PART2
この記事では、「ハリー・ポッター」シリーズを見る順番の解説や、各作品のあらすじをご紹介します。
【ハリー・ポッター】シリーズの見る順番は?
【ハリー・ポッター】シリーズ見る順番は公開順!
これまでに「ハリー・ポッター」は8作品が映画化されています。2001年の「ハリー・ポッターと賢者の石」を皮切りに、2011年の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」まで、1年~2年ごとに新作映画が製作されてきた「ハリー・ポッター」シリーズ。
全8作品という壮大な世界観で描かれた「ハリー・ポッター」シリーズですが、見る順番は、ずばり公開順です。「公開順=時系列」となっているため、2001年の「ハリー・ポッターと賢者の石」から順番に見ていくことをおすすめします。公開順は以下の通りです。
・2002年:ハリー・ポッターと秘密の部屋
・2004年:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
・2005年:ハリー・ポッターと炎のゴブレット
・2007年:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
・2009年:ハリー・ポッターと謎のプリンス
・2010年:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
・2011年:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
【ファンタスティック・ビースト】シリーズを見る順番は?
「ハリー・ポッター」シリーズを語る上で欠かせないのが、「ハリー・ポッター」のスピンオフ作品である「ファンタスティック・ビースト」シリーズの存在です。これまで3作品が公開されている「ファンタスティック・ビースト」ですが、一体どのタイミングで「ファンタスティック・ビースト」を見れば良いのでしょうか?
「ファンタスティック・ビースト」も「公開順=時系列」となりますので、「ファンタスティック・ビースト」3作品については公開順に見ることをおすすめします。公開順は以下の通り。
・2018年:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
・2022年:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
【ハリー・ポッター】シリーズの見どころは?
原作は世界中で大人気のベストセラー小説
映画「ハリー・ポッター」シリーズの原作はイギリスの女性作家J.K.ローリングが執筆した同名小説です。1997年に第1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」が発売されて以来(日本では1999年に発売)、発売される度に書店に長蛇の列が出来る人気っぷり。全世界でシリーズ累計4億5千万部を売り上げたヒット作の映像化に、世界中が熱狂しました。
主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフらの成長に涙
主要キャラクターは、1作目から8作目まで同じ俳優が演じており、特に主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフ、ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソン、ロンを演じたルパート・グリントの成長は視聴者を感動させること間違いなしです。2001年の「ハリー・ポッターと賢者の石」では幼い子どもだった3人が、様々な経験をしながら大人へと成長していく姿は、「ハリー・ポッター」シリーズの見どころのひとつだと言えるでしょう。
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【ハリー・ポッター】シリーズ 各作品のあらすじ
1作目:ハリーポッターと賢者の石(2001)
基本情報
監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:マーク・ラドクリフ、デヴィッド・ハイマン、マイケル・バーナサン、ダンカン・ヘンダーソン
公開年:2001年
上映時間:152分
世界興行収入:$1,022,290,019
あらすじ
両親を亡くし、意地悪な親戚の元で肩身の狭い思いをして暮らしていたハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)。ある日、ハリーの元に魔法学校ホグワーツの入学を許可する手紙が届きます。ホグワーツに入学したハリーは、両親が魔法使いだったこと、そして自身が闇の帝王ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の魔法を跳ね返した存在だということを知ります。ハリーは、魔法使いのロン(ルパート・グリント)、人間のハーマイオニー(エマ・ワトソン)と共にグリフィンドール寮に入寮し、魔法の勉強を始めます。
幼い主人公3人がとっても可愛い!これから始まる壮大な物語をうかがわせる始まりに、ワクワクする作品です!
2作目:ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年)
基本情報
監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:デヴィッド・ハイマン
公開年:2002年
上映時間:161分
世界興行収入:$879,928,511
あらすじ
ホグワーツでの1年目を終え、2年生になったハリー。友達のロンとハーマイオニーと充実した学校生活を送っていました。夏休みになり親戚の家に戻っていたハリーの元に、妖精ドビーが現れ、「ホグワーツに戻ってはいけない」と忠告します。忠告を無視してホグワーツに戻ったハリーでしたが、新学期を迎えたホグワーツでは奇妙なことが起こり始めます。
ハリーたちが部屋を探す様子をどきどきしながら楽しめる作品です。1作目に続き老若男女楽しめるファンタジー作品に仕上がっています。
3作目:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)
基本情報
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:デヴィッド・ハイマン、クリス・コロンバス、マーク・ラドクリフ
公開年:2004年
上映時間:142分
世界興行収入:$797,568,607
あらすじ
ホグワーツ3年生になったハリー。ある日、魔法界の要注意人物シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)がアズカバン刑務所を抜け出し、ハリーの命を狙っているという噂を耳にします。ホグワーツには、アズカバンの看守であり、人間の魂を吸い取るディメンターが常駐することに。自分の命を狙っているだけでなく、シリウス・ブラックが両親を裏切ったという過去を知ったハリーは復讐を誓います。
これまであまり分からなかったハリーの生い立ちに迫る作品。この作品から物語のラストに向けてストーリーが動き始めます。
4作目:ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年)
基本情報
監督:マイク・ニューウェル
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:デヴィッド・ハイマン
公開年:2005年
上映時間:157分
世界興行収入:$896,730,264
あらすじ
ヴォルデモートが動きだし、ダークな色が濃くなる本作。このあたりから少し大人向けの内容に変化していきます。
5作目:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年)
基本情報
監督:デヴィット・イェーツ
脚本:マイケル・ゴールデンバーグ
製作:デヴィッド・ハイマン、デヴィッド・バロン
公開年:2007年
上映時間:138分
世界興行収入:$942,201,710
あらすじ
ホグワーツ5年生となったハリー。ハリーがヴォルデモートの復活を警告するも、魔法界の人々はそれを信じようとしません。それどころか、魔法省はホグワーツの管理を強化。これに反発したハリーは、ロンやハーマイオニーと共に「ダンブルドア軍団」を結成します。そして闇の魔術に対する防衛術を学び、ヴォルデモートとの戦いに備えるのでした。
シリーズが始まった頃は小さい子どもだったハリーたちが逞しく成長し、自分たちの力で悪に立ち向かっていこうとする本作。ハリーたちが頼もしく感じると同時に、仲間が犠牲になるなど見ていて苦しい内容も多くなっていきます。
6作目:ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009年)
基本情報
監督:デヴィット・イェーツ
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:デヴィッド・ハイマン、デヴィッド・バロン
公開年:2009年
上映時間:153分
世界興行収入:$934,483,039
あらすじ
ヴォルデモート復活の噂が広まり、魔法省もついにそれを認めることとなりました。ハリーとダンブルドア(マイケル・ガンボン)は、ヴォルデモートの不死の秘密を探るべく、ヴォルデモートの過去を知る人物であるホラス・スラグホーン(ジム・ブルーベント)を教授としてホグワーツに招きます。スラグホーンによって、ヴォルデモートが魂を分割させ「分霊箱」に保管することで生きながらえていることを知ったハリーは、「分霊箱」の破壊を試みます。
ヴォルデモートの過去に迫る作品。徐々に終盤に近付いていると感じさせる内容です。一方でハリーたちの恋愛模様も色濃く描かれる本作。3人の人間関係がどのようになっていくのか目が離せません!
7作目:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年)
基本情報
監督:デヴィット・イェーツ
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:デヴィッド・ハイマン、デヴィッド・バロン、J・K・ローリング
公開年:2010年
上映時間:146分
世界興行収入:$977,070,383
あらすじ
ヴォルデモートの復活により力を強めたデス・イーター(死喰い人)によって占領されるホグワーツや魔法省。日に日に強くなっていく闇の力に、ハリー、ロン、ハーマイオニーは「分霊箱」を探す旅に出がけます。しかし、過酷な旅の中で3人の友情にも変化が現れていました。そんな中、3人は死から逃れられるという「死の秘宝」と呼ばれる伝説を耳にします。
ホグワーツに入学以来、力を合わせて困難を乗り越えてきた3人が仲間割れをしてしまう様子に胸が痛くなります。闇の勢力の力の強さに暗雲が立ち込める本作ですが、最終作に向けてイッキにストーリーが進みます。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年)
基本情報
監督:デヴィット・イェーツ
脚本:スティーブ・クローヴス
製作:デヴィッド・ハイマン、デヴィッド・バロン、J・K・ローリング
公開年:2011年
上映時間:130分
世界興行収入:$1,342,359,942
あらすじ
10年かけて製作されてきたハリー・ポッターシリーズもついに終着点。大人になったハリーたちの活躍も見どころですが、1作目から出演しているその他のキャラクターの活躍にも胸が熱くなります。
【ハリー・ポッター】新キャストでドラマ化が決定!
2023年4月に製作と配給を行ったワーナー・ブラザーズより、「ハリー・ポッター」がドラマ化されることが発表されました。原作の7作品(「ハリー・ポッターと死の秘宝」は映画だと2作品に分かれていますが、原作では1冊)をベースに、1作品を1シーズンとして約10年間に渡って製作するとのこと。キャストも映画から一新し、まったく新しい「ハリー・ポッター」シリーズとして生まれ変わるようです。
ワーナー・ブラザーズが運営する動画配信サービス「Max」で配信される予定ですが、まだ撮影も始まっておらず、配信時期は未定です。壮大な新シリーズの始動に世界中が注目を集めている「ハリー・ポッター」のドラマ化計画。新しい情報が楽しみですね。