2023年5月、第76回カンヌ国際映画祭が開催され、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が世界初公開された。
レジェンドであるハリソン・フォードが、代々演じ続けてきた映画史に残るヒーローの通算5作品目の劇場公開作品だ。
前作の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が2008年に公開し、15年ぶりの新作映画となる。
そして…ロッテントマトなどでは、早速レビューが書き込まれている。
歴史に残る名作の最新作の評価はどうなのか‥?
様々な賛否両論となるレビューが書き込まれている。
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、最後の秘宝を探す冒険!
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、2023年6月10日に、日米同時公開となるアドベンチャー映画。
これまで勤めてきたスティーヴン・スピルバーグは監督を退き、今回は『ウルヴァリン:SAMURAI』や『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールドが務める。
注目のキャストとしては、ドラマ『Fleabag フリーバッグ』のフィービー・ウォーラー=ブリッジがヒロインとして登場。
この他にも、ヴィランにマッツ・ミケルセンがキャスティングされており、少なからず前作クリスタル・スカルの様な事態にはなりにくそうであると、注目を集め話題となっている。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』作品情報
- 原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny
- 監督:ジェームズ・マンゴールド
- 脚本:ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース、ジェームズ・マンゴールド
- 出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マッツ・ミケルセン、トーマス・クレッチマン、ボイド・ホルブルック、シャウネット・レネー・ウィルソン、トビー・ジョーンズ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス
- 時間:142分
- 公開: 2023年6月30日
- 前作:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年)
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』最速レビューが到着!
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が初公開された、カンヌ国際映画祭は、言うなれば新作映画の展示会となる場所である。
各映画会社や、マスコミに販促してもらう為に披露する、映画の品評会となる場。
そして早速各映画レビューサイトには、映画を鑑賞した人の批評が公開されている。
今回は、主にアメリカの大手レビューサイトのロッテントマトを中心に各映画サイトの評価も掲載していく!
ロッテントマトのレビューをチェック!
2023年5月22日時点で、30件のレビューが寄せられ、評価は50%を推移。
評価は、ふたつに割れている。
TIME誌のサイトに書かれているレビューでは、悪い意味で古き良き時代の映画を演出し、テクノロジーの効果がイマイチであると、微妙な評価が下されていた。
冒頭シーンでは、ハリソン・フォードにテクノロジーで若くして、回想シーンを描いた。
色々と解釈がされているが、そもそも『インディー・ジョーンズ』は、3作目の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』で、インディアナ・ジョーンズの若い頃は、リバー・フェニックスが演じていたのだ。
だからと言って、リバー・フェニックスをテクノロジーで描くとかではなく、他の俳優にせず、そこでハリソン・フォードにした違和感がある。
テクノロジーの使い方に違和感があった。
しかしながら、兎にも角にもハリソン・フォードの映画だったと評価されていた。
絶対的な存在、マッツ・ミケルセン
中でも、最も否定的な意見が少なく、肯定的な評価が多かったのが、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の悪役となるマッツ・ミケルセンだ。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、3作目の最後の聖戦以来となるナチスが悪役。
インディ・ジョーンズの懐かしさを、体験できるものとなっている。
しかしこれが目新しさが無い原因となっており、いい意味でも悪い意味でもノスタルジーに浸れるはずだ。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はどんな物語?
物語の鍵は、どうやらタイムトラベルらしい。
4作目のクリスタル・スカルは、ラストが完全にSFな展開になり、それが酷評の原因を作ってしまった。
果たして今回の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はどうなるのか…
未だ評価は五分五分の状態だ。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、2023年6月30日に日米同時公開を迎える。