恋愛映画【マリの話】キャストとあらすじ | ピエール瀧「なぜこの役を自分に?」

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マリの話 場面写真
出典:映画【マリの話】クラウドファンディング・プラットフォーム

映画【マリの話】は、2017年の短編映画『二十代の夏』がフランス・ベルフォール国際映画祭でグランプリ&観客賞を受賞した高野徹監督が手掛ける初の長編作品。
主人公・マリを演じるのは映画【キャメラを止めるな!】の通訳役で知られる女優・成田結美。その他出演者はピエール瀧、松田弘子など。

今回は恋愛映画【マリの話】のキャストやあらすじなどについて。

【マリの話】のキャスト

映画【マリの話】のキャストをまとめてご紹介!

キャスト:成田結美(役:マリ)

キャスト:成田結美、役:マリ…主人公の女性。美しくもミステリアスな魅力をもつ。

主人公の女性・マリを演じるのは、フランス在住の日本人俳優・成田結美さん。フランスで女優業のキャリアをスタートし、2022年の映画『キャメラを止めるな!』の通訳役で注目を集めました。

成田結美さんコメント
『マリの話』を観ながらなぜか自然と涙が溢れていました。
マリの心の葛藤、傷ついてもそれでも誰かを愛し続けたいと思うマリの姿。そんなマリを観て、とても切なくなり、でも思いがけない素敵な出会いに、また胸がほっこりと温かくなり・・・最後にはなんだか魔法にかけられたような気持ちになり、もう一度観たくなりました。
この作品を通して、本当に誰かを愛するってどういうことなんだろう、と考えさせられました。そして女性として強く生き抜いていこうと、マリに背中を押してもらえたような気がします。本作を通して、皆さんにも少しでも元気を与えられたら嬉しいです。

出典:映画【マリの話】クラウドファンディング・プラットフォーム

キャスト:ピエール瀧(役:杉田)

キャスト:ピエール瀧、役:杉田…スランプ中の映画監督。偶然出会った女性・マリに惚れこむ。

スランプに陥っている映画監督の男性・杉田を演じるのは、俳優のピエール瀧さん。
1967年生まれ・56歳のピエール瀧さんは、静岡県出身。ミュージシャン・タレント・俳優・声優として幅広く活躍中。テクノバンド・電気グルーヴのメンバーとしても知られている。近年の出演映画は『進撃の巨人』『日本で一番悪い奴ら』『怒り』『海賊とよばれた男』『虎狼の血』など多数。

ピエール瀧さんコメント
この映画はいくつかのパートで構成されています。自分はそのうちのひとつを担当させていただいたので、実は全貌はわかっていないんです。でも、観客の皆さんの感じ方でいくつもの物語を紡ぎ出せる面白い作品だと脚本を読んで思いました。どうか楽しんで。

出典:映画【マリの話】クラウドファンディング・プラットフォーム

キャスト:松田弘子(役:フミコ)

キャスト:松田弘子、役:フミコ…猫のような奔放さをもつ女性。マリと親しくなり、ユーモラスな恋バナを繰り広げる。

主人公・マリと親しくなる女性・フミコを演じるのは、女優の松田弘子さん。1961年生まれ・62歳の松田弘子さんは青年団で活躍しており、現在は映画やテレビドラマ、舞台など多くの場で活動中。近年の出演作は2021年の映画【ドライブ・マイ・カー】など。

松田弘子さんコメント
夢なのか、日常なのか、夢だとしてだれがだれの夢を見てるのか。『マリの話』を見ていると、いろいろなことがわからなくなります。でも、そのときどきに自由な見方をして良いのだと言われている気がします。出てくる人たちは、一つのことを言いながらどうも別のことを考えてるみたいだし、それが何なのかわかりません。わからないことをわからないまま味わったり、ああなのかこうなのかと思いをめぐらせたり、そういう豊かな時間を過ごさせてくれる作品だと思います。

出典:映画【マリの話】クラウドファンディング・プラットフォーム

その他キャスト

・戎哲史
・パスカル・ボリマーチ
・デルフィーヌ・ラニエル

【マリの話】のあらすじ

舞台は、冬が始まったばかりの海辺の町。
ピエール瀧演じる杉田は、映画監督としてシナリオを執筆中。
しかしスランプに陥っており、悪戦苦闘する日々。

そんなとき、偶然出会ったマリ(成田結美)という女性に心奪われ、「映画に出演してほしい」と声をかける。突然の申し出にマリは戸惑うが、情熱的で憎めない性格の杉田にしだいに恋心を抱くようになる。

映画作りを始める二人。しかし、杉田が突然失踪してしまった。
喪失感にさいなまれるマリは、愛猫を探す女性・フミコ(松田弘子)と出会う。
フミコとの対話を通し自分を見つめ直したマリは、小さくも大きい1歩を踏み出す「ある決心」をすることになる…。
これは、夢と虚構がゆらゆらと入り混じり観客を想像の彼方に駆り立てる、驚きと喜びに満ちた恋愛映画。

【マリの話】注目ポイント

ピエール瀧「なぜこの役を自分に?」

本作で注目したいのは、スランプ中の映画監督・杉田を演じる俳優・ピエール瀧さんです。

ピエール瀧さんが過去に演じてきた役柄を思い返すと、例えば映画【凶悪】での殺人犯や【アウトレイジ 最終章】でのヤクザなど、アウトローな生き方をする破天荒な人物像が強く印象に残っているという人は多いでしょう。

しかしピエール瀧さんが本作にて演じる人物・杉田は、そうした型破りなキャラクター像とは全く違う、独特の色をもっています。
偶然出会った女性・マリに心奪われ、笑顔で酒を酌み交わし、スクリーンの中で終始おだやかな表情を浮かべている杉田。
ピエール瀧さんご自身も、「なぜこの役を自分に依頼したのでしょう?」と監督に聞いてみたいと語っています。
今回、”らしくない”役柄をどんなふうに魅せてくれるのか、そしてマリとの関係性はどうなるのか、その全貌をぜひ劇場にてご覧ください。

【マリの話】スタッフ

監督は高野徹

本作の監督を務めるのは、高野徹さんです。
これまでは濱口竜介監督作品『ドライブ・マイ・カー』や『偶然と想像』の助監督や、短編映画の監督として活動してきた高野徹さん。自分自身で長編映画を手掛けるのは、本作【マリの話】が初になります。

高野徹さんコメント
観客が自由に想像し、楽しんでもらえる映画『マリの話』が完成しました。この映画には、「発見できる喜び」と「あなただけの解釈」、つまり「主体的に映画を見る」という、特別な映画体験が待っていると思います。わかりやすさに甘んじない、チャレンジングな本作の不確かさを支えているのは、俳優さんたちの素晴らしい演技です。是非、劇場で確かめてください!

出典:映画【マリの話】クラウドファンディング・プラットフォーム

その他スタッフ

・脚本:高野徹 丸山昇平
・プロデューサー:高野徹
・撮影:オロール・トゥーロン
・照明:北川喜雄
・録音:松野泉
・整音:松野泉

映画【マリの話】公開日

マリの話】は、2023年12月8日よりシモキタ-エキマエ-シネマ「K2」ほか、全国で順次公開されます!

まとめ

映画【マリの話】は、夢と現実がゆらゆらと入り混じった独特の雰囲気を楽しめる恋愛映画。新たな役柄に挑戦するピエール瀧さんにも注目です。

驚きと喜びに満ちたストーリー、そしてかつてなかった不思議な空気感を、ぜひ劇場にて体感してみてください。

*記事内画像出典:映画【マリの話】クラウドファンディング・プラットフォーム

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