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映画【探偵マーロウ】あらすじ・キャスト!名優リーアム・ニーソン出演100本記念作品

2023年6月16日(金)に日本で公開された「探偵マーロウ」。作家レイモンド・チャンドラーが生み出した「探偵フィリップ・マーロウ」を、銀幕デビュー45周年となるリーアム・ニーソンが演じました。この作品が記念すべき出演100本目となるリーアム・ニーソンにとって、フィリップ・マーロウは「ずっと演じてみたかった」と語る念願のキャラクター。長年ファンを魅了し続けてきたフィリップ・マーロウとリーアム・ニーソンの出会いに世界中が熱狂中です。

そこでこの記事では「探偵マーロウ」のあらすじキャストについてご紹介します。

探偵マーロウ

出典:「探偵マーロウ」オフィシャルサイト

映画【探偵マーロウ】作品情報

【探偵マーロウ】基本情報

原題  :Marlowe
制作国 :アメリカ合衆国
監督  :ニール・ジョーダン
脚本  :ウィリアム・モナハン、ニール・ジョーダン
出演者 :リーアム・ニーソン、ダイアン・グルーガー、ジェシカ・ラング、アドウェール・アキノエ=アグバエ
上映時間:109分

予告編からは「永遠のダンディズムの象徴」と言われる探偵マーロウを、リーアム・ニーソンが渋さたっぷりに演じている様子が分かりますね。監督のニール・ジョーダンは作家出身で、本作では脚本も務めています。ニール・ジョーダンとリーアム・ニーソンにとって、本作は4度目のタッグとなりました。

【フィリップ・マーロウ】とは?

「フィリップ・マーロウ」とは、アメリカの小説家レイモンド・チャンドラーが生み出したキャラクター。タフでダンディ、女性にはモテ、どんな時も権力に媚びない。自分の信念に忠実なフィリップ・マーロウの生き方は1930年代に世に出てから長い間多くの人々を魅力し続けてきました。

映画「探偵マーロウ」の原作となったのは、世界的に権威のあるイギリスの文学賞ブッカー賞を受賞したジョン・バンヴィルがベンジャミン・ブラック名義で執筆した「黒い瞳のブロンド」。傑作と名高い、レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」の続編として、本家から正式に認められた作品です。

過去にもフィリップ・マーロウを主人公にした映画は何度も製作され、これまでにハンフリー・ボガートやロバート・ミッチャムなどの名立たる俳優たちがフィリップ・マーロウを演じてきました。

【探偵マーロウ】あらすじ

舞台となるのは1939年のアメリカ・ロサンゼルス。ロスに事務所を構える探偵フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)の元に、見るからに裕福そうなブロンドの美女クレア(ダイアン・クルーガー)が訪ねてきます。彼女の依頼は「失踪したかつての愛人を探して欲しい」というもの。捜査をすすめるマーロウでしたが、映画業界で働くその愛人はひき逃げにより亡くなっていることが分かりました。映画産業が急成長するハリウッドで、マーロウは巨大な闇に飲み込まれていきます。

探偵マーロウ

出典:「探偵マーロウ」オフィシャルサイト

【探偵マーロウ】のキャストは?

フィリップ・マーロウ(演:リーアム・ニーソン)

本作の主人公である探偵フィリップ・マーロウを演じたのはリーアム・ニーソンです。

リーアム・ニーソンは1952年、北アイルランドランド出身。1981年に「エクスカリバー」で映画デビュー。デビュー以降は毎年コンスタントに複数の映画に出演し、本作が出演100作目となります。「シンドラーのリスト」(1992)ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたことも。70歳を超えた今もアクション映画に精力的に出演を続け、「探偵マーロウ」を含めて、すでに2023年に入って3作のリーアム・ニーソン主演映画が日本で公開されています。

クレア・キャヴェンディッシュ(演:ダイアン・クルーガー)

突然姿を消した愛人を探してもらうため、マーロウの元を訪れた美女クレア・キャヴェンディッシュを演じたのはダイアン・クルーガーです。

ダイアン・クルーガーは1976年、ドイツ生まれ。ブラッド・ピット、エリック・バナ主演の「トロイ」(2004)でハリウッド進出し、現在はハリウッドとヨーロッパの両方で活躍しています。日本では「イングロリアス・バスターズ」(2009)への出演で知名度をあげました。

ドロシー・クインキャノン(演:ジェシカ・ラング)

ハリウッドの大女優で、クレアの母親のドロシー・クインキャノンを演じたのは、ジェシカ・ラングです。

ジェシカ・ラングは1949年、アメリカ出身。「キング・コング」(1976)でハリウッドデビューしたジェシカ・ラングは、その後「トッツィー」(1982)ではアカデミー賞助演女優賞を、「ブルースカイ」(1994)ではアカデミー賞主演女優賞を受賞し、演技派女優として活躍してきました。「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」(1995)では、リーアム・ニーソンとも共演。2016年に出演した演劇「夜への長い旅路」では、トニー賞演劇主演女優賞を受賞しています。

ルー・ヘンドリックス(演:アラン・カミング)

ハリウッドでその名を知らぬものはないという裏稼業のボス、ルー・ヘンドリックスを演じたのはアラン・カミングです。

アラン・カミングは1965年、スコットランド出身。アラン・カミングはミュージカル出身の俳優で、ミュージカル「キャバレー」(1998)では、トニー賞主演男優賞の他、数々の賞を受賞しています。日本では「チョコレート・ドーナツ」)(2012)で主人公を演じたことで有名です。バイセクシャルであることを公表しており、LGBTの権利を守る運動にも参加しています。

セドリック(演:アドウェール・アキノエ=アグバエ)

ルー・ヘンドリックスの専属運転手セドリックを演じたのはアドウェール・アキノエ=アグバエです。

アドウェール・アキノエ=アグバエは1967年、イギリス出身。「ボーン・アイデンティティー」(2002)や「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013)などヒット作に出演し、「スーサイド・スクワッド」(2016)でキラー・クロックを演じたことで一躍有名になりました。テレビドラマへの出演も多く、映画、ドラマとマルチに活躍しています。

ニコ・ピーターソン(演:フランソワ・アルノー)

突然姿を消したクレアの愛人ニコ・ピーターソンを演じたのはフランソワ・アルノーです。

フランソワ・アルノーは1985年生まれ、カナダ出身。まだ映画出演は多くありませんが、「マイ・マザー」(2009)や、「結婚まで1%」(2017)などに出演しています。アメリカのテレビドラマシリーズ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」で主要人物を演じ、一躍有名になりました。

リン・ピーターソン(演:ダニエラ・メルシオール)

失踪したニコ・ピーターソンの妹リン・ピーターソンを演じたのはダニエラ・メルシオールです。

ダニエラ・メルシオールは1996年生まれ、ポルトガル出身。「ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結」(2021)や、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3」(2023)など、ヒット作への出演で、近年注目の女優です。

バーニー・オールズ(演:コルム・ミー二イ)

マーロウの元同僚の刑事バーニー・オールズを演じたのはコルム・ミー二イです。

コルム・ミー二イは1953年生まれ、アイルランド出身。テレビドラマシリーズ「スタートレック」への出演で有名です。アイルランドでの活動が中心ですが、ハリウッド作品「ダイ・ハード2」(1990)、「コン・エアー」(1997)などにも出演しています。

2023年6月16日(金)公開!観客の反応は?

2023年6月16日(金)に公開されたばかりの「探偵マーロウ」ですが、SNSでは鑑賞した人たちのレビューが続々投稿されています。

・リーアム・ニーソンのマーロウが渋くて洒落てた!

・リーアム・ニーソン目当てで観に来たけど、ストーリーに引き込まれた。

など、とても期待が持てる内容ばかり。東京では上映館が6館と少ないですが、是非劇場に足を運んでみてくださいね。

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