映画『ミッション:インポッシブル』シリーズは、現在7作目、8作目が制作中と大人気スパイ・アクション映画として愛され続けています。
しかしこの作品は、1〜3作目まではそこまで評価が高くなかったりと、今では想像もつかない幾つもの逸話が存在するシリーズです。
そんな、知られざる真相を幾つか紹介します。
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズについて
シリーズ1作目は、1996年に公開されたスパイ・アクション映画です。
アメリカで、1966年から放映されたドラマ『スパイ大作戦」を原作にした映画化作品。
主演はトム・クルーズが務め、毎回様々な悪役と世界を股にかけ活躍するアクションが見どころとなる作品。
これまで、6作までが製作され、現在は7作目と8作目を連作にする方向で進んでいます。
各作品は通例として3年おきに公開に至っていて、次回の7作目と8作目だけが連作となるので、間に1年の間隔だけ設けられています。
主人公は、トム・クルーズ演じるイーサン・ハント。
その他、シリーズ通して登場するルーサーはヴィング・レイムスが前作通じて演じている他、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグなどもお馴染みのキャラクターとなっています。
しかし、ジェレミー・レナーは6作目では『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影と被ってしまった為、登場はしませんでした。
その他、レベッカ・ファーガソン演じるエルサもシリーズ5作目よりレギュラー入りし、次回作以降も登場が予定されています。
トム演じるイーサンを中心に、チームのみんなで無理難題を解決していくという内容が受けて、MCUなどに匹敵するフランチャイズとして、映画界に君臨するアクション映画、それが『ミッション:インポッシブル』シリーズです。
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの特徴
トム・クルーズ、ビル20階相当の高さから落下!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』メイキング映像 « 映画ランドNEWS https://t.co/GPki3ITY0u
— 『ミッション:インポッシブル』公式 (@MImovie_jp) December 18, 2018
映画『ミッション:インポッシブル』の特徴としては、トム・クルーズのノースタントでこなすアクション。
その他にも、これまでは各作品において、俊の監督が務めてきた同シリーズですが、近年は、クリストファー・マッカリーが継続して監督に就任しています。
1作目の監督は、ブライアン・デ・パルマ。
2作目は、ジョン・ウー。
3作目は、J・J・エイブラムス。
4作目は、ブラッド・バード。
5、6作目は、クリストファー・マッカリー。
7、8作目も、クリストファー・マッカリーが務めることが決定しています。
なので、各作品描き方は大きく変わっているのも特徴です。
1作目は、よりスパイっぽいスリリングなアクション。
2作目は、ジョン・ウー節炸裂のアクロバティックなアクション。
3作目では、体当たりなアクションが見どころ。
4作目以降は、クリストファー・マッカリーが関わり始めた影響もあり、現在の路線の原点である、トムの超絶ノースタントアクションが見どころです。
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズにまつわる噂の真相
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ここでは、初期のエピソードになりますが、今の大人気シリーズである映画『ミッション:インポッシブル』ではありますが、当初は酷評を浴びていました。
その理由など、この作品にまつわる噂の真相をお届けします。
1.シリーズ1作目は、酷評を受ける
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実はシリーズ1作目に関しては、酷評を浴び、散々な結果となってしまいます。
しかしながら、日本では軒並み評価は高かったので、この話は嘘の様なものに聞こえますが…
『スパイ大作戦』を扱った作品として、老若男女から注目された作品だったのです。
事実、この映画のファン層は若い人だけではなく、広い年齢層から指示を集めています。
最新作を劇場で観ると、やはり観客には、普段映画館に行かなそうな層もみられているのが特徴。
それだけ、原作のドラマ『スパイ大作戦』が愛されていた作品である照明でもあるのです。
しかしこの『ミッション:インポッシブル』は、そのファンの期待を完全に裏切ったものになってしまいました。
悪役として登場したのが、ジョン・ヴォイト演じるジム・フェルプス。
このジム・フェルプスというのが、『スパイ大作戦』を象徴するキャラクターの1人だったのです。
それを悪役にしてしまったこと。
これで、原作ファンからはガッカリされ、酷評を集めてしまいました。
2.2作目で挽回…とは行かず…
続いて、2作目では心機一転を図る為、当時のハリウッドで香港アクションの手法を取り入れ、一時代を築いたジョン・ウーが務めます。
しかし、これでも再び酷評を集める結果になってしまいました。
前作のショックを引きずったまま、2作目で挽回、とはいきませんでした。
アンソニー・ホプキンスをカメオ出演させるなど、手の込んだ演出をしたにもかかわらず、2作目でも酷評に見舞われてしまうのです。
その大きな理由は、結局トム・クルーズひとりの映画だったからです。
『スパイ大作戦』の魅力は、チームで難題を解決していくことにあります。
しかしジョン・ウーが監督を務めてもトム中心のアクションばかりで、結局は原作の魅力を捉え切れていませんでした。
その結果、2作目でも大きな評価を得るには至らなかったのです。
3.3作目でようやく‥?
『ミッション:インポッシブル』が、ようやく上向きになり始めたのが3作目。
この3作目が、全てにおいてターニングポイントになります。
監督は、J・J・エイブラムス。
そう、スターウォーズを指揮していた監督です。
彼は、この『ミッション:インポッシブル』の3作目を手掛けたことで、大きな評価を集めてキャリアを伸ばしていったのです。
この3作目が大きな評価を集めた、大きな要因としては、原作を踏襲したこと。
トム・クルーズ演じるイーサンを中心にしたものではなく、『スパイ大作戦』の様にチームを組ませたことでした。
特にサイモン・ペッグが演じるベンジーと通話を繋いで、ナビを頼むシーンなどはとても白熱し、印象てな場面です。
このJ・J・エイブラムスが施した旧作へのオマージュが、高評価を獲得。
続く4作目も、J・J・エイブラムスが製作にまわり、クレジットされていないながらも、クリストファー・マッカリーが助言したことなどが影響し、大絶賛を浴びています。
この4作目以降は、『ミッション:インポッシブル』はとても評価を集めていて、今に続く大人気シリーズとなるのでした。
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作について
Summer 2021 and Summer 2022 pic.twitter.com/V6SNvZx2La
— Tom Cruise (@TomCruise) January 15, 2019
ここで、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作である7、8作目の新情報をお届けします。
イタリアで撮影を行なっていることが報じられていた『ミッション:インポッシブル』に、現在新たな動きがいくつか報じられているところです。
撮影は中断中!
『ミッション:インポッシブル』の最新作は、2020年の始めにイタリアで撮影がスタートと報じられていました。
しかし例の如く、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、撮影が中断。
無期延期となってしまっています。
現在は、初夏、もしくは夏の間に撮影再開の目処で計画を立て直ししていることが明らかに。
しかし、また第2波の影響も危惧されているので、そもそもの撮影スケジュールを組みなおし、別の場所で行う可能性も示唆されていました。
そうなると、脚本にもテコ入れが必要となる為、相応の作業のし直しが必要とのこと。
しかしこのまま、コロナ禍が静まり始める様であれば、予定通り夏には再開の目処が立つのでは…とみられています。
ニコラス・ホルト降板!
『ミッション:インポッシブル』新作、『X-MEN』ニコラス・ホルトが降板https://t.co/ROjevuujA9
コロナ禍の撮影延期によるスケジュールの都合。悪役を演じる予定だった。#ミッションインポッシブル #ニコラスホルト
— THE RIVER (@the_river_jp) May 21, 2020
この活動自粛期間によるスケジュール遅れの影響で、新作にキャスティングされていたニコラス・ホルトが降板してしまうという事態に発展。
ニコラス・ホルトは悪役を演じることが明らかになっており、新作において目玉ともなるキャスティングの1人でした。
しかし、次回出演作の撮影時期が迫っており、遅らすことができない為仕方なく『ミッション:インポッシブル』が降板という形に。
この形の降板は、おそらく今後もっと増えるだろうと予想されていますが、その先駆けとなってしまったニコラス・ホルトの降板です。
ちなみに、代役としてイーサイ・モラレスが起用されています。
ニコラス・ホルトは『ミッション:インポッシブル』の新作において準備中とのことだったので、撮影中だったのかは定かではありませんが、もしそうであるのであれば、全て新たに再撮影などの立て直しが施されることに。
イーサイ・モラレスは、ここ近年はドラマなどに多く出演しているベテラン俳優です。
出演作は、「オザークへようこそ」など。
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズにまつわる噂の真相まとめ
出典元:https://twitter.com/MImovie_jp/status/1018699000961044481?s=20
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズは、これまで、今の様に順風満帆というわけではありませんでした。
開始当初のプロジェクトでは、酷評を受けていたのです。
もしかしたら、最初に毎回監督を変えていた理由は模索していたのかもしれません。
事実、定着してからは、クリストファー・マッカリーが続投し続けています。
ちなみに、クリストファー・マッカリーは、現在では映画監督のイメージも定着していますが、最初は脚本家としてハリウッドで活躍していた人物です。
そんな映画『ミッション:インポッシブル』の最新作となる7作目は2021年11月19日、8作目は2022年11月4日に公開が予定されています。
しかしまだ、今回の延期次第ではさらなる延期なども十分に考えられるでしょう。
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