本記事では朝ドラ「風、薫る」のネタバレ・あらすじ全話を、最終週(130話)まで随時、紹介していきます。
本作は明治のナイチンゲールと呼ばれた大関和(ちか)・鈴木雅(まさ)をモデルに描きます。最強バディの結末はどうなる?
朝ドラ【風、薫る】ネタバレ・あらすじ全話
朝ドラ【風、薫る】のネタバレ・あらすじを全話紹介します。
栃木と東京編
ダブルヒロインの本作ですが、最初は栃木パートと東京パートを同時並行で描いていきます。
りんは地元の栃木で最愛の父との別れ、結婚・出産・家出と激動の展開。一方、直美は東京で貧しい生活を送っていて…。
第1週「翼と刀」
【第1週あらすじ】栃木県の那須で元家老の長女として生まれた一ノ瀬りん(見上愛)。物心ついた頃には父・信右衛門(北村一輝)は再び農業に従事し、母・美津(水野美紀)、妹の安(早坂美海)と家族4人で幸せに暮らしていた。そんなある日、りんの人生を大きく変える出来事が起きて…。一方、東京では身寄りのない大家直美(上坂樹里)が貧しい暮らしを続けていた。
「明治」という激動の時代にトレインドナース (正規に訓練された看護師)の道を切り拓いた二人の女性の物語の幕が開ける。
第1回:明治15年(1882年)、栃木県那須地域の村で一ノ瀬りん(見上愛)は母・美津(水野美紀)、妹・安(早坂美海)、そして、元家老の父・信右衛門(北村一輝)とつつましくも幸せな日々を送っていた。ある日、幼なじみの虎太郎(小林虎之介)から思いもよらない知らせが…。一方、東京では、身寄りがない大家直美(上坂樹里)がマッチ工場で働きながら、なんとか日々の暮らしを立てていたが…。
第2回: 父・信右衛門(北村一輝)に書の手ほどきを受けるりん(見上愛)と安(早坂美海)だが、祭りが楽しみで身が入らない。りんが納屋で探し物をしていると、偶然、父が秘密にしていた刀を見つけてしまう。りんは祭りで虎太郎(小林虎之介)や家族と楽しい時を過ごすが、村には異変が起こり始めていて…。一方、東京の直美(上坂樹里)は、マッチ工場での仕事で失敗が続き、少ない給金に苦しんでいた。そしてある日、直美はある親子と出会う。それはりんの母と妹だった。
第3回: 美津(水野美紀)と安(早坂美海)が縁談を進めるため東京に行っている間に、虎太郎(小林虎之介)の母が感染症の病で倒れ、虎太郎は村で疎外されてしまう。りん(見上愛)は虎太郎を励まそうとするが、うまくいかない。落ち込むりんに、信右衛門(北村一輝)は自らの過去を語りだす。一方、東京の教会では、牧師の吉江(原田泰造)が直美(上坂樹里)を呼び出していた…。
第4回:父・信右衛門(北村一輝)が病に伏し、りん(見上愛)は看病してくれる人を雇おうと家じゅうのお金を集める。一方、見合い話を進めた美津(水野美紀)と安(早坂美海)は東京から栃木に戻ってこようとするが、村が封鎖されてしまい、家に帰ることができない。村境の橋で、美津は一ノ瀬家の元陪臣である中村(小林隆)から夫がコロリにかかったことを聞かされる。
第5回: 安(早坂美海)の縁談がなくなり、美津(水野美紀)も畑へ出て、りん(見上愛)たち一家は厳しい生活を送っていた。そんなある日、りんに見合い話が舞い込む。自分の身の振り方に悩むりんは、ひょんなことから鹿鳴館の華・大山捨松(多部未華子)と出会うことに…。一方、直美(上坂樹里)も捨松と大山巌(高嶋政宏)の結婚披露の記事を読み、アメリカに興味を持ち始めていた…。
第2週「灯(ともしび)の道」
【第2週あらすじ】奥田家に嫁いだりん(見上愛)は、夫の亀吉(三浦貴大)や義母・貞(根岸季衣)とうまくいかない。娘の環を出産した後も状況は変わらない。そんなある夜、酔った亀吉が暴れ出し…。一方、直美(上坂樹里)も仕事を追われ、職探しの日々。そんなある日、偶然ある親子に出会う…。
第6回: 栃木ではりん(見上愛)が美津(水野美紀)に嫁ぐ決意を伝えていた。一方、東京では直美(上坂樹里)が英語の勉強をしながら、給金の安いマッチ工場で働く日々。ある日、直美は盗難事件に巻き込まれてしまう。
第7回: りん(見上愛)は、美津(水野美紀)、安(早坂美海)、中村(小林隆)らに見守られ、運送業を営む奥田亀吉(三浦貴大)のもとへと嫁ぐ。りんは夫の亀吉と義母の貞(根岸季衣)と関係を築くため、懸命に奥田家に尽くすが…。一方、直美(上坂樹里)は新しいマッチ工場で働きながら英語の勉強を続けていた。
第8回: りん(見上愛)は娘の環(宮島るか)を懸命に育てていたが、ある夜、酔った夫の亀吉(三浦貴大)と口論になり、自宅が火事になってしまう。亀吉は妻子を置いて母と逃げて…。一方、アメリカに憧れている直美(上坂樹里)は、教会の炊き出しに向かう途中で、偶然、大山捨松(多部未華子)に出会う。捨松はなぜか不満そうで…。
第9回: りん(見上愛)と環(宮島るか)は信勝(斉藤陽一郎)を頼って東京へと向かう。一方、教会で直美(上坂樹里)を見守ってきた宣教師のメアリー(アニャ・フロリス)が日本を離れることになった。直美は一緒に連れて行ってほしいと頼む。だがメアリーは宣教に行くので、逃げる目的の直美は断られる。この回で、風車が風に運ばれたことをきっけにりんと直美が出会う。
第10回: りん(見上愛)と環(宮島るか)は、直美(上坂樹里)の案内で炊き出しに連れていってもらうことに。りんは疲れ果ててしまった環を直美に預けて、仕事を探し続けるが、仕事は見つからない…。行き場を失い途方にくれていると、清水卯三郎(坂東彌十郎)がりんに声をかけ、ソサエティ(社会)について教えてくれる。
東京編
りんと直美ともに東京で過ごす東京編が第2週途中からスタート。りんは夫との離婚、直美は結婚詐欺師に振り回され、苦しいストーリー展開ですが…。捨松(多部未華子)との出会いでトレインドナースの道が開けます。
第3週「春一番のきざし」
【第3週あらすじ】りん(見上愛)は卯三郎(坂東彌十郎)の店「瑞穂屋」で働くことに。ある日、外国人の客の対応に困っていたりんを、常連客の島田健次郎(佐野晶哉)が助けてくれる。りんも接客のため、英語の勉強を始める。そんな折、美津(水野美紀)と安(早坂美海)もりんを頼って上京し、家族4人での暮らしが始まる。一方、直美(上坂樹里)は身分を偽って捨松(多部未華子)に近づき、鹿鳴館で働く。
第11回: 吉江(原田泰造)や直美(上坂樹里)が案じる中、りん(見上愛)は環(宮島るか)を連れて、卯三郎(坂東彌十郎)の店「瑞穂屋」を訪ねる。結婚相手を見つけてほしいと頼んでいたはずが、卯三郎からは思わぬ答えが返ってきて…。そんなある日、瑞穂屋に謎の青年(佐野晶哉)がやってくる。
第12回: シマケン(佐野晶哉)に外国人客の対応を助けてもらったりん(見上愛)は、自分も少しでも瑞穂屋の役に立ちたいと、英語の勉強を始める。直美(上坂樹里)は吉江(原田泰造)からりんの暮らしが落ち着いたことを聞く。そしてある作戦を思い立ち、メアリー(アニャ・フロリス)からドレスを借りて、鹿鳴館に向かう。
第13回: 身分を偽り、鹿鳴館の給仕になった直美(上坂樹里)。得意の英語を生かして働きながら、結婚相手を探すが、捨松(多部未華子)の鹿鳴館への思いも知ることに。そんなある日、鹿鳴館に海軍中尉の小日向(藤原季節)がやってくる。一方のりんは、瑞穂屋での仕事を懸命にこなし、卯三郎(坂東彌十郎)から初給金をもらうことになった。
第14回:ある夜、美津(水野美紀)と安(早坂美海)が、りん(見上愛)の家に突然押しかけてきて、東京での家族4人暮らしが始まる。その上、美津はりんの働く店が心配だと、卯三郎(坂東彌十郎)に話を聞きに瑞穂屋にやってきてしまい…。一方の直美(上坂樹里)は、小日向(藤原季節)と鹿鳴館の外で会うことになり、交際を申し込まれる。
第15回: 直美(上坂樹里)のうそが捨松(多部未華子)に見抜かれるが、捨松からは炊き出しの手伝いを頼まれる。そこには知られざる捨松の思いがあった。一方、美津(水野美紀)の力で、ご近所のマツ(丸山礼)たちに家の片づけを手伝ってもらうなど、りん(見上愛)の暮らしも軌道に乗り始めていた。そんなある日、直美は小日向(藤原季節)にお付き合いお受けすると伝える。
第4週「私たちのソサイエティ」
【第4週あらすじ】直美(上坂樹里)が捨松(多部未華子)の炊き出しを手伝うため貧民街に向かうと、同じ場所で吉江(原田泰造)とりん(見上愛)も炊き出しに来ていた。気まずい空気が漂う中、男の子が体調不良に。直美とりんが迷わず男の子を助けようとする。捨松は、行動できる2人を見初め、トレインドナースにならないか?と声をかける。りんは興味を持つが、美津(水野美紀)は大反対。そんなある日、事件が起こる。
第16回: 直美(上坂樹里)が捨松(多部未華子)たちと炊き出しに向かうと、偶然、同じ場所で吉江(原田泰造)とりん(見上愛)も炊き出しに来ていた。そんな中、炊き出しを食べた一人の男の子が突然体調を崩す。感染症を疑い誰も助けようとしない中、りんと直美はとっさに子どもに駆け寄る。その二人の姿を見た捨松は、ある提案をするため自宅に呼び寄せる。
第17回: りん(見上愛)は美津(水野美紀)に、捨松(多部未華子)からトレインドナースにならないかと勧誘されたことを話す。しかし、美津は看護の仕事に理解がなく、大反対される。そんな中、環(宮島るか)が高熱を出し、りんは、ただ見守ることしかできない自分にもどかしさを感じていた。一方の直美(上坂樹里)は、吉江(原田泰造)の元を訪れていた。
第18回: トレインドナースの誘いについて悩むりん(見上愛)は、偶然シマケン(佐野晶哉)に出会い、相談に乗ってもらう。シマケンは自分の過去の体験を話し、りんの本当の気持ちを問いかける。少し気持ちが整理できたりんが帰宅すると、大きな事件が起きて…。一方の直美は、小日向(藤原季節)の別の姿を目撃してしまい、小日向を問い詰める。
第19回: 娘の環(宮島るか)を取り戻すために栃木へ向かったりん(見上愛)は、虎太郎(小林虎之介)と再会する。虎太郎は、奥田の店は相変わらず繁盛しているが、亀吉(三浦貴大)は酒を飲んでは暴れているとりんに話す。心配する虎太郎に、りんは奥田家には一人で行くと告げる。りんは、久しぶりに亀吉と貞(根岸季衣)に向き合い、離縁の意思を伝えるが…。
第20回: 環(宮島るか)を無事に取り戻したりん(見上愛)は、久しぶりに虎太郎(小林虎之介)一家や、中村(小林隆)と楽しい夜を過ごした後、東京へ帰ってきた。改めて、りんは美津(水野美紀)に、環を育てるためにトレインドナースになる決意を伝えるが、美津は、一ノ瀬家の娘ならと、横浜の老舗の造り酒屋からりんに縁談が来ていると告げるが、実はりんの覚悟を試しただけだった。美津は「勝ち戦になさい」と背中を押す。りんと直美は、ついに看護婦養成所へ…。
看護婦養成所編
第5週からは舞台が梅岡看護婦養成所になります。りんや直美たちが「トレインドナース」(職業看護婦)になるために学んでいきます。
第5週「集いし者たち」
【第5週あらすじ】看護婦養成所に入学したのはりん(見上愛)、直美(上坂樹里)、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)、ゆき(中井友望)、しのぶ(木越明) トメ(原嶋凛)たちのたった7人だった…。
第21回: 看護婦養成所に一期生として集まったのは、りん(見上愛)・直美(上坂樹里)に加え、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)、ゆき(中井友望)、しのぶ(木越明)、トメ(原嶋凛)の7人。年齢も個性も異なる7人の寮生活が始まるが…。
第22回: 学校生活が始まるが、看護の先生はまだスコットランドから到着しない。その代わり、「ナイチンゲールの著書を理解するまで読むように」と書かれた先生からの手紙と洋書が先に届く。英語の得意な直美(上坂樹里)と多江(生田絵梨花)が中心となって2班に分かれて翻訳作業を進めるが…。
第23回: 直美(上坂樹里)も多江(生田絵梨花)も、ナイチンゲールの著書の中に何度も出てくる単語の訳し方に頭を抱えてしまう。りん(見上愛)は、協力し合ってはどうかと提案するが…。一方、美津(水野美紀)は瑞穂屋を訪れ、卯三郎(坂東彌十郎)に自分を雇ってほしいと願い出る。
第24回: それぞれの日曜日を過ごす生徒たち。直美(上坂樹里)は捨松(多部未華子)に翻訳の相談をするため、大山家を訪れる。一方のりん(見上愛)も環(英茉)と訪れた瑞穂屋で偶然シマケン(佐野晶哉)に会い、翻訳の相談をしていた。まもなく寮の門限の時間は近づいて…。
第25回: 門限に遅れたりん(見上愛)と直美(上坂樹里)は、罰として寮内の清掃を命じられる。途中で直美は掃除をやめてしまい、その姿を見たりんは直美の胸の内を聞き出すことに。そして、いよいよ翻訳の発表の日がやってきた。 りんたちは看護婦にとって最も基本となるのは「観察」だと訳して、無事に翻訳に成功する。
第6週「天泣(てんきゅう)の教室」
【第6週あらすじ】看護指導の教師、バーンズが来日。りんたちは授業内容に驚かされる。そんな中、多江(生田絵梨花)の縁談が進み…。
第26回: 看護指導の教師、バーンズ(エマ・ハワード)がスコットランドからやってきた。直美(上坂樹里)と多江(生田絵梨花)が通訳をしながらすぐに授業が始まるが、内容は想定外のことばかり。りん(見上愛)は質問をしてみるが…。
第27回: 髪型を洋髪に変えさせられた生徒たちは、エプロンを作るように言われる。多江(生田絵梨花)がバーンズ(エマ・ハワード)に不満をぶつけるが、バーンズは動じない。訪れた休日に、りん(見上愛)は直美(上坂樹里)、トメ(原嶋凛)を誘って町に出かけると、不思議な音が聞こえてきて…。
第28回: コレラの感染者を看護する模擬授業が行われる。りん(見上愛)は過去を思い出すが、その様子を見たバーンズ(エマ・ハワード)は、りんに厳しいひと言を言い放つ。授業の後、直美(上坂樹里)と話す中で、りんは看護について改めて考え、翌日の授業に臨む。
第29回: 環(英茉)へのお土産を探していたりん(見上愛)は偶然シマケン(佐野晶哉)と出会い、シマケンの今の仕事と夢を知ることに。一方、多江(生田絵梨花)の実家では縁談が進み、多江は悩む日々が続いていた。そんなある夜、異変が起きて…。
第30回: 高熱で倒れ、声が出ない多江(生田絵梨花)。心配したりん(見上愛)や直美(上坂樹里)たちが看護のために次々と部屋に押しかけるが、なかなかうまくいかない。バーンズ(エマ・ハワード)は、皆に課題を思い出すよう命じる。そんな中、多江の父(吉岡睦雄)が学校にやってきた。多江は父に「看護婦になります」と宣言する。
帝都医大病院 病院実習編(看護婦見習い編)
第7週から舞台は病院実習に。りんと直美たちは看護婦見習いとして帝都医大病院で実習へ。まだ看護婦が知られていない日本では邪険に扱われてしまい…。
第7週「届かぬ声」
【第7週あらすじ】りんや直美たちは病院での実習に入るが、院長の多田や看病婦らの目は冷ややか。そんな中、りんは担当患者の園部との関係に悩み…。
第31回: りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たちは、いよいよ病院での実習に入る。しかし、院長の多田(筒井道隆)や看病婦らの目線は冷ややか…。りんは手術を終えた園部(野添義弘)の担当になるが、なかなかコミュニケーションが取れない。
第32回:りん(見上愛)は、相変わらず園部(野添義弘)に心を開いてもらえず、外科医の今井(古川雄大)に、園部の様子を伝えるが、医師たちも取り合ってくれない。気落ちしたりんが中庭へ行くと、万作(飯尾和樹)がいて…。時を同じくして、シマケン(佐野晶哉)もある悩みを抱えていた。
第33回:園部(野添義弘)の再手術は成功したものの、りん(見上愛)は担当を外されてしまう。自分の看護には何が足りなかったのかと悩んでいると、直美(上坂樹里)から園部の退院を知らされる。その後、バーンズ先生(エマ・ハワード)はりんの悩みを聞いて見返りを求めることを「欲深い」と指摘する。一方、シマケン(佐野晶哉)は友人の槇村(林裕太)に編集部へ原稿の持ち込みを薦められるがトライできない。
第34回:直美(上坂樹里)が藤田(坂口涼太郎)に伝えた提案が通り、丸山(若林時英)の治療は順調に進み始める。一方で、気持ちが晴れないまま帰宅したりん(見上愛)は、偶然シマケン(佐野晶哉)と再会する。一ノ瀬家にすっかりなじんでいるシマケンは、美津(水野美紀)が作ったカレーライスを一緒に食べる。辛くて、まずくて、みんなで笑った。
第35回:和泉侯爵家の千佳子(仲間由紀恵)の入院が決まり、病院内にただならぬ緊張感が走る。千佳子の手術を成功させようと病院中で準備をするが、次々と担当の看病婦が交代させられる…。そんな中、りん (見上愛)と直美(上坂樹里)が多田(筒井道隆)、今井(古川雄大)らに呼び出される。
第8週「夕映え」
【第8週あらすじ】りんは千佳子の看護を任されるが、千佳子はりんを受け入れようとしない。一方、直美も担当患者の丸山から痛いひと言を言われ…。
第36回:りん(見上愛)は千佳子(仲間由紀恵)の看護を任されることになる。しかし、千佳子はりんを受け入れようとせず、冷たい態度を取り続ける。どう接すればいいのか悩んだりんは、直美(上坂樹里)、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)たちに相談し、千佳子と向き合うためのヒントを得るのだが…。
第37回:りん(見上愛)は、乳がんを患う千佳子(仲間由紀恵)の気持ちに寄り添おうとするが、突き放されてしまう。同じ頃、直美(上坂樹里)も担当患者の丸山(若林時英)から痛いひと言を言われてしまう。りんと直美は二人で悩みを分かち合うが、解決策は見つからず…。
第38回:千佳子(仲間由紀恵)の病室に、主治医の今井(古川雄大)、黒川(平埜生成)、藤田(坂口涼太郎)が訪れ、夫・元彦(谷田歩)の前で病状について話そうとする。千佳子の僅かな表情の変化に気付いたりんは…。一方、瑞穂屋には槇村(林裕太)と兄の宗一(上杉柊平)、シマケン(佐野晶哉)が現れ、そこに安(早坂美海)もやって来て…。
第39回:りん(見上愛)は医局を訪ね、千佳子(仲間由紀恵)の主治医・今井(古川雄大)にある相談をする。一方、直美(上坂樹里)はりんに頼まれた買い物の帰りに、思わぬところで寛太(藤原季節)と再会する。寛太は直美の母かもしれない「夕凪」探しに協力することに。
第40話:千佳子(仲間由紀恵)から本心を打ち明けられたりん(見上愛)は、どうすべきか悩み、バーンズ(エマ・ハワード)と直美(上坂樹里)に相談する。思い切って千佳子の夫・元彦(谷田歩)を呼び出したりんは、元彦が父の知り合いだったという意外な事実を知る。りんは言葉を選んで元彦に、千佳子の苦しみを伝える。夫の気持ちを知った千佳子は手術を受ける決心をした。一方で、一ノ瀬家では、シマケン(佐野晶哉)が美津(水野美紀)と安(早坂美海)にうれしい報告をしに訪れていた。
第9週「看病婦とアメ」
【第9週あらすじ】りん(見上愛)は、千佳子(仲間由紀恵)の手術に立ち会う。そこで今井(古川雄大)、黒川(平埜生成)の手術介助を手際よく行う看病婦のフユ(猫背椿)の姿が心に残り…。
第41回(5月25日):りん(見上愛)は、千佳子(仲間由紀恵)の手術の前日、千佳子の病室で、一晩を過ごすことにする。迎えた手術当日、医師の今井(古川雄大)の手術介助を手際よく行う看病婦のフユ(猫背椿)の姿を見て、りんは心動かされ、千佳子からは思わぬ感謝の言葉をかけられる。りんは看護婦になりたいと改めて思うのだった。
第42回(5月26日):千佳子の手術が成功したことを受け、病院の意向で、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たち見習い生が、フユ(猫背椿)ら看病婦に看護を教えることとなった。そんなある日、男性が重傷を負って運ばれ、緊急手術が行われることに。今井(古川雄大)と黒川(平埜生成)の指示で、りんと直美は手術介助に入ることになる。
第43回(5月27日):りん(見上愛)は個室の患者を多く受け持つようになり、忙しい日々。ゆき(中井友望)とトメ(原嶋凛)は、患者の小野田(宮地雅子)の食欲がない様子が気になっていて…。そんな中、りんと直美(上坂樹里)は、手術介助を学ばせてほしいとフユ(猫背椿)に再び頼み込むが、フユの家の事情が明らかになり…。
第44回(5月28日):足を悪くしているフユの夫・康介(じろう)の看護のため、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)はフユの家に通うようになる。だが、康介の言動に気になるところがあり…。その頃、団子屋ではシマケン(佐野晶哉)が、槇村(林裕太)の兄・宗一(上杉柊平)と安(早坂美海)を引き合わせていた。
第45回(5月29日):ある日、直美(上坂樹里)は吉江(原田泰造)の教会で寛太(藤原季節)と会う。母親と思われる人物「夕凪」についての話を聞いた直美は…。一方、病院ではフユ(猫背椿)がりん(見上愛)に、手術介助を教えてもいいと言いだす。少しずつ看病婦と見習い生の関係が変わりだして…。
第10週「疾風に勁草(けいそう)を」
【第10週あらすじ】小野田(宮地雅子)の容態が悪化し、ゆき(中井友望)が看病に当たる。そんな彼女の姿が、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)らは心配で…
第46回(6月1日月曜):小野田(宮地雅子)の容態は回復の見込みが立たず、ゆき(中井友望)とトメ(原嶋凛)は担当医の坂田(金井勇太)から家族への連絡を促される。必死に看病にあたるゆきの姿が、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)らは心配で…
第47回(6月2日火曜):小野田(宮地雅子)の死をきっかけに、ゆき(中井友望)は深い悲しみから実習を休む日々が続いていた。気持ちの整理がつかないゆきを前に、バーンズ(エマ・ハワード)は、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)らを集めて授業を行う。
第48回(6月3日水曜):丸山(若林時英)の退院が決まるも、退院後に住む家がないと知った直美(上坂樹里)は吉江(原田泰造)のもとを訪ねる。一方、休日に自宅に帰ったりん(見上愛)は、安(早坂美海)から意外な話を聞いて…。
第49回(6月4日木曜):りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は、次の実習先である内科へと向かう。着任早々、服毒自殺を図った男女が搬送され対応に追われる。直美は、一命を取り留めた女郎の夕凪(村上穂乃佳)の存在が気になり…。
第50回(6月5日金曜):直美(上坂樹里)が夕凪(村上穂乃佳)を看護していると、女郎屋の権田(梅垣義明)が現れ、夕凪を力づくで連れ戻そうとする。その時ヨシ(明星真由美)が病室に現れて…。りん(見上愛)は夕凪を救う手立てを考えるが…。
第11週「凪(なぎ)にそよぐ」
【第11週あらすじ】りん(見上愛)は、夕凪(村上穂乃佳)を救いたい一心で新聞社を訪ねる。一方、直美(上坂樹里)は夕凪の看病を続けていた…。
第51回(6月8日月曜):りん(見上愛)は、夕凪(村上穂乃佳)を救いたい一心で新聞社を訪ねるが、編集長の綿貫(小松和重)から、意外な提案をされ戸惑う。一方、直美(上坂樹里)は夕凪に寄り添い、献身的に看病を続けていた。ある日、新聞を開くとそこにはある記事が掲載されていた。夕凪を助けるためにできることは何か、りんと直美は探し続ける。
第52回(6月9日火曜):新聞記事の影響で、セツ(村上穂乃佳)の病室には励ましのお見舞いの品が次々と届くようになる。一方、新聞を読んだ権田(梅垣義明)が病室に現れ、セツを無理やり連れ戻そうとするが、りん(見上愛)、直美(上坂樹里)の機転でなんとか事なきを得る。
第53回(6月10日水曜):シマケン(佐野晶哉)が書いた新聞記事の第二弾は、多くの人々の心を動かした。回復に向かうセツ(村上穂乃佳)に、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は安心する一方、気持ちは複雑で…。そんなある日、シマケンが病院にやってきて、りんに「セツに会わせてほしい」と頼み込む。
第54回(6月11日木曜):りん(見上愛)と直美(上坂樹里)の献身的な看護で、セツ(村上穂乃佳)の体調は回復していった。ある日、再び権田(梅垣義明)がやってくるが、権田の様子はどこか変わっていて…。一方、院長の多田(筒井道隆)はある計画を進めていた。
第55回(6月12日金曜):シマケン(佐野晶哉)への感謝を込めて、りん(見上愛)の家で食事会が開かれる。直美(上坂樹里)と槇村(林裕太)もやってきて、和やかな時間を過ごしていたが、突然、槇村(林裕太)がある行動に出て皆を驚かす…。一方、病院では院長の多田(筒井道隆)と渡辺(森田甘路)とバーンズ(エマ・ハワード)が話していて…。
朝ドラ【風、薫る】のモデル
モデルは明治のナイチンゲール
『風、薫る』は、明治のナイチンゲールと呼ばれる2人をモデルにしています。明治時代に看護の世界に飛び込んだ大関和(おおぜきちか)さんと鈴木雅(すずきまさ)さんという2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、バディドラマです。
女性は専業主婦が当たり前で、職業が確立されていなかった時代。当時、病人のお世話をすることは命を引き換えにお金を得る、嫌厭(けんえん)される職業だったといいます。
コレラや赤痢などの伝染病で命を落とす人が後を絶たない中、シングルマザーとして東京に上京した大関和は、専門的な知識を身に付けた看護婦(看護師)になることを決意。 看護婦養成所の1期生として入学し、卒業後は帝国大学医科大学第一医院でトレインドナースになります。
一方、看護婦養成所で同じ1期生でシングルマザーだった鈴木雅。日本で初めての個人経営の派出看護婦会を設立し、看護婦が病院や病人のいる家庭に行ける体制を整えました。大関和も加わっており、日清戦争後にかけて規模は拡大。 2人は防疫活動でも大きな成果を残し、看護婦(現・看護師)という職業の確立に大きく貢献しました。
2026年の朝ドラ『風、薫る』のモデルは、看護婦という職業の礎を築いた大関和と鈴木雅。しかし、ノンフィクションではなく、あくまでフィクション作品。実在の人物をモチーフとするものの、激動の時代を生きた二人のナースとその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成。登人物名や団体名などを一部改称したフィクションです。原案はあるものの、原作はありません。
朝ドラといえばヒロインの結婚は気になるところ。今回はモデルがいるので、予測は可能。 大関和は離婚、鈴木雅は夫と死別し、二人ともシングルマザーになります。和をモデルにしたりんは史実を踏襲するようです。しかし雅をモデルにした直美はオリジナル要素が強く、みなしご設定で、結婚・出産もしないで看護婦養成所に入ります。
大関和の略歴
【氏名】大関 和(おおぜき ちか)【生年月日】1858年5月23日〈安政5年4月11日〉【没年月日】1932年〈昭和7年〉5月22日
- 1876年5月:父・増虎が50歳で死去。
- 同年:和は渡辺豊綱(わたなべとよつな)(1838‐1925)と結婚。
- 1877年:長男・六郎を出産。
- 1880年:長女・シンを出産。
- 豊綱と妾(しょう)の関係が清算されなかったことが理由で、離婚に至る。
- 1881年:和は上京し、英語習得のために正美英学塾に通う。
- 1886年11月:植村正久牧師の勧めにより、桜井女学校附属看護婦養成所に入学。第一期生(6名)の一人となり、鈴木雅と出会う。
- 1888年10月26日:看護婦養成所を卒業。
- 和は帝国大学医科大学第一医院(現東大病院)外科の看病婦取締(看護婦長)となる。
- 1890年には退職し、年末、新潟県の高田女学校舎監兼伝道師として同校へ赴任。
- 1891年に開院した知命堂病院の初代看護長に就任。
- 1896年夏:和は東京に戻り、東京看護婦会講習所講師となる。
- 1899年6月:著書『派出看護婦心得』を刊行。
- 1901(明治34)年:43才のころ、 「東京看護婦会」を辞職。箱根湯本に引きこもるが、鈴木雅から「東京看護婦会」の経営を引き継ぎ、東京看護婦会会頭に就任。
- 1908年:著書『実地看護法』を刊行。
- 1909年11月3日:大関看護婦会を設立し、大関看護婦講習所を開所。
- 明治44年(1911):大日本看護婦協会 東京組合長に就任。
- 晩年は、脳溢血で不随の2年間を病床で過ごし、昭和7年(1932年)5月22日に死去(享年75歳)
*大関和(ちか)をモチーフにした一ノ瀬りん役は、見上愛さんが演じます。
鈴木雅の略歴
【氏名】鈴木 雅(すずき まさ)【生年月日】1858年2月9日〈安政4年12月26日〉 【没年月日】 1940年〈昭和15年〉6月11日
- 1878年:雅は鈴木良光と結婚。
- 鈴木良光は西南戦争(1877年1月 – 同年9月)にて大阪鎮台歩兵第9連隊第2大隊大隊長を勤めた。
- 1878‐1879年ごろ:雅は、第9連隊の京都分隊伏見連隊長として勤めた夫とともに京都で新婚時代を過ごす。
- 1880年:良光が戸山学校教官となり上京。
- 1881年:仙台鎮台第2軍管第4師管後備軍司令官拝命により仙台へ移ったと思われる。
- 1883年:良光がこの仙台にて病死。
- 雅はシングルマザーとなり、二人の子を抱えて上京。
- 1886年:桜井女学校附属看護婦養成所に1期生として入学。大関和と出会い、アグネス・ヴェッチから看護学を学ぶ。
- 帝国大学医科大学附属第一医院における内科の看護婦取締役(看護婦長)を務める。
- 1891年:東京本郷に慈善看護婦会 (のちの東京看護婦会) を創設。派出看護婦会を設立して在宅の病人の看護のための看護派出事業を行った。
- 1896年:東京看護婦講習所を開いて派出看護婦の養成に貢献。
- 1901年(明治34年):雅が44才のころ、 「東京看護婦会」の経営を大関和に引き継ぎ、息子・良一とともに隠居暮らしを始める。事実上の引退。
- 1922(大正11)年:雅が65才のころ、東京・小石川から京都・稲荷山に転居。大関和と永遠の別れとなる。
- 1940(昭和15)年:82才で他界(死因は不明)。
*鈴木雅(まさ)をモチーフにした大家直美役は、上坂樹里さんが演じます。
【番組名】連続テレビ小説『風、薫る』
【放送日】毎週月~土曜 前 8 時00 分(NHK総合)※土曜は一週間の振り返り(全26週130回)
【出演】見上愛 上坂樹里 /佐野晶哉 小林虎之介 早坂美海 藤原季節 三浦貴大 内田慈 丸山礼 小倉史也 /根岸季衣 小林隆 髙嶋政宏 片岡鶴太郎 /多部未華子 原田泰造 水野美紀 坂東彌十郎 北村一輝 ほか
【原案】 田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』 【脚本】吉澤智子 【音楽】 野見祐二 【主題歌】 Mrs. GREEN APPLE 「風と町」 【語り】 研ナオコ




