2027年のNHK大河ドラマは【逆賊の幕臣】(ぎゃくぞくのばくしん)を放送します。
主演は松坂桃李。脚本は安達奈緒子が担当。
主人公は明治新政府に「逆賊」とされ、処刑されてしまった幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)。
今回はドラマ【逆賊の幕臣】のキャスト・登場人物・相関図・見どころ・スタッフ・放送日を紹介します。
【逆賊の幕臣】のキャスト・登場人物一覧
大河ドラマ【逆賊の幕臣】の主なキャスト・登場人物について紹介していきます。
松坂桃李(役:小栗忠順)※キャスト発表第1弾
:松坂桃李(まつざか とおり)1988年〈昭和63年〉10月17日生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。トップコート所属。妻は女優の戸田恵梨香。2009年、初主演ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビュー。 以降、多数の映画・ドラマに出演し活躍。NHKでは『梅ちゃん先生』『軍師官兵衛』『わろてんか』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『今ここにある危機とぼくの好感度について』などに出演。
:小栗忠順(おぐり ただまさ)…“勝海舟のライバル”と言われた男。日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才で、幕臣(幕府の長である征夷大将軍を直接の主君として仕える武士)。
- 文政10(1827)年、江戸・神田駿河台生まれ。
- 2500石の名門旗本で、天才的なエリート官僚。
- 隅田川の花見でも花や酒には目もくれず治水について語り続け、周囲をあきれさせるようなオタク気質。
- 万延元(1860)年、遣米使節として渡米し、西洋文明を体感。
- 帰国後、勘定奉行や外国奉行、軍艦奉行など幕府の重職を歴任。
- 軍制改革や近代的工場(造船・製鉄所)の建設、日本初の株式会社設立などさまざまな改革を推進する。
- 武士でありながら経済に明るいので、何度も勘定奉行(幕府財政の運営などをする役職)を務める。
- 空気を読まず上司に直言しては辞職し、辞めては呼び戻されること70回という伝説もある。
- 晩年、東征軍(後の新政府軍)との徹底抗戦を唱えて罷免 ( ひめん ) される。
- 1868年(慶応4年)閏4月6日、群馬県高崎市倉渕町の烏川水沼河原で斬首された。享年42歳。取り調べも無く処刑されたといわれる。
- 「逆賊」として新政府軍により処刑された小栗だが、現在、処刑された場所のそばに建つ慰霊碑には“罪なくしてここに斬らる”と書かれている。
【小栗忠順への評価】「竜馬がゆく」などの歴史小説家・司馬遼太郎が小栗忠順のことを勝海舟と並べて「明治の父」と呼びました。また、元総理で早稲田大学創立者・大隈重信(1838~1922)は、「明治の近代化はほとんど小栗上野介(忠順)の構想の模倣に過ぎない」と語り、慶應義塾の創設者・福沢諭吉(1835~1901)も「 鞠躬尽瘁(きっきゅうじんすい)(国のために命をかけて尽くすこと)の人」と小栗をたたえています。
大沢たかお(役:勝海舟)※キャスト発表第2弾
:大沢たかお(おおさわ たかお)…1968年生まれ。東京都出身。コアインターナショナル所属。主演ドラマ「JIN-仁-」(TBS)シリーズが大ヒット。『キングダム 大将軍の帰還』の演技で第48回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞を受賞。大河ドラマは『花の乱』足利義材 役。 『花燃ゆ』楫取素彦(小田村伊之助) 役に続き、3作目。
:勝海舟(かつ かいしゅう)/ 主人公・小栗と最も対極にいながら最も理解し合ったライバル。ハッタリ屋の貧乏旗本から幕末の英雄になった人物。…「幕臣」とは名ばかりな無役の貧乏旗本出身。苦労しながら蘭学を身に着け、今に名高い「咸臨(かんりん)丸」艦長として太平洋横断を成し遂げる。しかしそれは小栗たちが率いる幕府初の遣米使節団に随行してのことだった。叩(たた)き上げならではの大胆さでハッタリをかまし、西郷隆盛ら英傑とも交わりつつ幕府内で浮き沈みを繰り返す。最後には「江戸無血開城の英雄」として名を残す。エリートの小栗とは圧倒的な身分の差があったが、「開明派」同士で時に手を組み、西洋列強の脅威に立ち向かう。だが、やがてその道は大きく分かれる。
小栗を支えた家族とメンターたち ※キャスト発表第3弾
北村有起哉(役:小栗忠高)
:北村有起哉(きたむら ゆきや)…1974年生まれ。東京都出身。TOM company所属。大河ドラマへの出演は5作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第44作「義経」(2005年)…五足役
- 第50作「江〜姫たちの戦国〜」(2011年)…豊臣秀次役
- 第52作「八重の桜」(2013年)…秋月悌次郎役
- 第57作「西郷どん」(2018年)…大山格之助役
:小栗忠高(ただたか)…忠順(ただまさ)の父。江戸幕府の「文政(ぶんせい)の三傑(さんけつ)」と称えられ、外交や経済にたけた敏腕旗本・中川忠英(ただてる)の四男として生まれる。家督を継がない身ゆえ、中川家と付き合いのあった小栗家の婿養子となった。小栗家は、徳川家の中でも古参の家臣として「又一」の名を代々継承する旗本の名家。その誉(ほま)れを絶やさぬよう、忠高は温厚かつ実直に当主の務めを果たす。跡取りの忠順には、儒学者の安積艮斎(あさかごんさい)に学ばせ、「型から外れるな」と教育する。しかしその心の内には、中川の父より受け継いだある思いを秘めていた。
鈴木京香(役:くに)
:鈴木京香(すずき きょうか)…1968年生まれ。 宮城県出身。Vanda(ヴァンダ)所属。「第28回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞、「第42回ブルーリボン賞」主演女優賞など受賞多数。大河ドラマへの出演は7作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第28作「翔ぶが如く」(1990年)…和宮役
- 第32作「炎立つ」(1993〜1994年)…菜香役
- 第39作「葵 徳川三代」(2000年)…細川ガラシャ役
- 第43作「新選組!」(2004年)…お梅役
- 第55作「真田丸」(2016年)…北政所役
- 第61作「鎌倉殿の13人」(2022年)…丹後局役
:くに…忠順の母。小栗家十一代当主・忠高の妻。小栗家に生まれ育った家付き娘として、家を守る意識が誰よりも強い。婿養子の忠高が地味で穏やかな一方、くには歯に衣着せぬ物言いで家内を取りしきる。先祖が神君家康公(しんくんいえやすこう)に「またお前が一番槍(やり)か」とほめられ賜った「又一」の名の重みについて、毎年変わらぬ熱量で忠順や家臣たちに話して聞かせる。強く明るくたくましく、小栗家の太陽のような存在。やがて戊辰(ぼしん)戦争が始まり、隠遁(いんとん)先の上州(じょうしゅう)に忠順を狙う追っ手が迫る時、この母が最後まで家を守り抜く。
上白石萌音(役:みち)
:上白石萌音(かみしらいし もね)…1998年生まれ。鹿児島県出身。東宝芸能所属。、第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、芸能界へ。NHKでは連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、「令和元年版 怪談牡丹燈籠Beauty&Fear」などに出演。大河ドラマ出演は4作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第50作「江〜姫たちの戦国〜」(2011年)…徳川和子役
- 第57作「西郷どん」(2018年)…西郷 清役
- 第60作「青天を衝(つ)け」(2021年)…篤君(天璋院)役
:みち…忠順の妻。播磨国(はりまのくに)林田(はやしだ)藩の八代藩主、建部政醇(たけべ まさあつ)の娘として江戸に生まれ育つ。珍しい物や道具を好む父の影響か、その形や寸法、由緒などを記録し、家計の帳簿をみずから好んでつけ、量距尺(りょうきょしゃく)と呼ばれる物差しを持ち歩く、今で言うオタク。親同士の取り決めで小栗家に嫁ぐが、同じく記録魔で道具好きの忠順とすっかり意気投合。人の顔色が読めず、感情表現の苦手な夫のよき相談役となっていく。気位の高い義母・くににも物おじせず、さっぱりした性格だが、なかなか子供には恵まれず、妻としてひそかに思い悩む。
岡部たかし(役:井伊直弼)
:岡部たかし(おかべ たかし)…1972年生まれ。和歌山県出身。クリオネ所属。NHKでは連続テレビ小説「ひよっこ」「ブギウギ」「虎に翼」「ばけばけ」、土曜ドラマ「17才の帝国」、夜ドラ「あなたのブツが、ここに」、「軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜」「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」などに出演。大河ドラマ出演は6作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第49作「龍馬伝」(2010年)
- 第52作「八重の桜」(2013年)
- 第55作「真田丸」(2016年)…大井政吉役
- 第57作「西郷どん」(2018年)…林玖十郎役
- 第60作「青天を衝(つ)け」(2021年)…大倉喜八郎役
:井伊直弼…忠順の上司。彦根藩十一代藩主、井伊直中(なおなか)の十四男として誕生。跡継ぎの〈予備〉として生きる自身の屋敷を「埋木舎(うもれぎのや)」と名付け、禅、和歌や国学、居合に兵学、茶の湯など文武諸芸を磨いた。36歳で急転直下、十三代藩主に就任。幕政に意見できる「溜間詰(たまりのまづめ)」大名の筆頭となった。ペリー来航時には、大名の多くが鎖国を主張するなかで富国強兵のための開国を主張する。交易拒絶の攘夷(じょうい)派の勢いが増すなかで大老に就任すると、朝廷の許可を得ずにアメリカとの通商条約を締結。小栗忠順を遣米使節に抜擢(ばってき)する。
中村雅俊(役:安積艮斎)
:中村雅俊(なかむら まさとし)…1951年生まれ。宮城県出身。ノースプロダクション所属。74年、ドラマ「われら青春!」で俳優デビュー。NHKでは、連続テレビ小説「おしん」「半分、青い。」、木曜時代劇「風の峠~銀漢の賦~」などに出演。4Kドラマ「おもかげ」では主人公・竹脇正一を演じた。大河ドラマ出演は6作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第15作「花神」(1977年)…高杉晋作役
- 第19作「おんな太閤記」(1981年)…豊臣秀長役
- 第23作「春の波濤」(1985年)…川上音二郎役
- 第27作「春日局」(1989年)…徳川秀忠役
- 第42作「武蔵 MUSASHI」(2003年)…真田幸村役
:安積艮斎…忠順の儒学の師。陸奥国郡山にある安積国造(あさかくにつこ)神社の三男として生まれるが、若くして江戸に学び、儒学者として私塾を構える。縁あって小栗忠高と交流を深め、息子の忠順も艮斎に学んだ。ペリー来航より5年も前、西洋列強による侵略の危険性を説いた「洋外紀略(ようがいきりゃく)」を著し、その先見性に惹(ひ)かれて吉田松陰など若き知識人が塾に殺到。やがて幕府の昌平坂(しょうへいざか)学問所の教授に抜擢(ばってき)され、当代随一の学者となる。ペリー来航時には、漢文で書かれたアメリカの国書翻訳も担当。気さくで柔和な人柄だが、過去にある古傷を抱えている。
小栗を子どものころから知り尽くした仲間たち ※キャスト発表第4弾
青木崇高(役:栗本鋤雲)
:青木崇高(あおき むねたか)…1980年生まれ。大阪府出身。スターダストプロモーション所属。映画、テレビドラマを中心に幅広く活動。NHKのドラマでは「繋がれた明日」、連続テレビ小説「ちりとてちん」、「真珠湾からの帰還」、「はつ恋」、「小野田さんと、雪男を探した男」、「ちかえもん」、「サギデカ」、「3000万」など多数出演。大河ドラマ出演は5作目となる。
<大河ドラマ出演歴>
- 第49作「龍馬伝」(2010年)…後藤象二郎役
- 第51作「平清盛」(2012年)…鬼若→弁慶役
- 第57作「西郷どん」(2018年)…島津久光役
- 第61作「鎌倉殿の13人」(2022年)…木曽義仲役
:栗本鋤雲(くりもと・じょうん)…生涯を通じた小栗の盟友。幕府医官・喜多村家の三男。大らかで好奇心旺盛、「おばけ」と呼ばれるほど文武に長けた秀才で、5歳下の幼なじみである小栗はいつも彼に勝てない。やがて奥詰(おくづめ)医師の栗本家の婿養子となるが、漢方医ながら軍艦操練所入りを希望したことで蝦夷地へ左遷される。そこで宣教師のカションと交友を深め、蝦夷地の開拓事業に尽力した。その功を認められて江戸に戻され、目付(めつけ)(幕臣の監視役)に抜擢(ばってき)。フランス公使の通訳となったカションと再会し、小栗と共に対仏外交の最前線に立つ。
高橋光臣(役:駒井朝温)
:高橋光臣(たかはし みつおみ)…1982年生まれ。大阪府出身。スターダストプロモーション所属。モデル活動を経て2005年に俳優デビューし、初主演の特撮ドラマ「轟轟戦隊ボウケンジャー」で注目を集める。NHKでは連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、大河ドラマ3作のほか「神谷玄次郎捕物控」スペシャル時代劇「眠狂四郎」など、時代劇から現代劇まで幅広く演じている。大河ドラマ出演は4作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第49作「龍馬伝」(2010年)…山脇重吉役
- 第57作「西郷どん」(2018年)…有村俊斎(海江田信義)役
- 第63作「光る君へ」(2024年)…藤原義懐役
:駒井朝温(こまい・ともあつ)…小栗の誠実で頼りになる幼なじみ。小栗より3歳上の幼なじみで、温和かつ誠実な人柄の旗本仲間。ひと足早く目付(めつけ)に昇進し、小栗の上役となる。遣米使節団に抜擢された小栗には子どもがおらず、何かあった時のために養子を取らねばならなかったが、そこで頼られたのが駒井家。駒井は次男の忠道(ただみち)を小栗家の後継ぎとして送り出すことで、命がけの渡航に出る小栗を支えた。大老・井伊直弼の暗殺「桜田門外の変」では吟味役(ぎんみやく)として事件を裁く。小栗の帰国後、同じ時期に勘定奉行を務めるなど、度々同僚となる。
宮野真守(役:滝川具挙)
:宮野真守(みやの まもる)…1983年生まれ。埼玉県出身、研音所属。声優、歌手、俳優として活躍。NHKでは「大奥season2」、連続テレビ小説「らんまん」などに出演。※大河ドラマ初出演
:滝川具挙(たきがわ・ともたか)…直情型で武断派の熱き幼なじみ。小栗家の屋敷の真隣に住んでいた幼なじみの旗本。若いころは茶目(ちゃめ)っけのあるムードメーカーだったが、外国奉行、神奈川奉行、京都町奉行と順調に出世し、大目付(おおめつけ)にまで上り詰める。攘夷(じょうい)の嵐が吹き荒れる京都で、町の治安維持のために奮闘。徳川幕府に絶対的価値を置く滝川は、徳川慶喜が大政奉還をした時も朝廷に政権を返すことに猛反対し、薩摩藩の江戸での挑発行為にも、薩摩討伐を強硬に主張した武断派であった。戊辰(ぼしん)戦争では、小栗と同じく新政府軍への徹底抗戦を主張する。
芝大輔・モグライダー(役:朝比奈昌広)
:芝大輔(しば だいすけ)… 1983年生まれ、愛媛県出身。お笑いコンビ・モグライダーのツッコミ兼ネタ作り担当。M-1グランプリ2021、2023で決勝進出。テレビではバラエティー番組や情報番組を中心に出演。俳優として、映画「赤羽骨子のボディガード」、ドラマ「さよならマエストロ」「オクトー」「問題物件」「放送局占拠」などに出演。活動の幅を拡げている。※大河ドラマ初出演
:朝比奈昌広(あさひな・まさひろ)…ちょっと皮肉屋の幼なじみ。小栗と駒井・滝川らと共に青春時代を過ごした旗本仲間。12代・家慶(いえよし)から13代・家定まで、将軍の側近くに仕える小姓を務めたせいか、失礼のない立ち居振る舞いが身についているのはもちろん、将軍のそばで見聞きした職務上の機密は守るというガードの固さも求められるため、万事につけて如才がない。自分が損をしそうになるとするっと身をかわす器用さがあるが、仕事はきっちりこなすため、長崎奉行や外国奉行、勘定奉行など要職を歴任。特に外交畑で活躍する。
荒川良々(役:三野村利左衛門)
:荒川良々(あらかわ よしよし)…1974年生まれ。佐賀県出身。大人計画所属。1998年に劇団・大人計画に入団し、舞台のほか映画やテレビドラマへも出演。NHKでは連続テレビ小説「あまちゃん」、「大岡越前」、大河ドラマ「義経」「いだてん~東京オリムピック噺~」、「タリオ 復讐代行の2人」に出演。大河ドラマ出演は3作目。
<大河ドラマ出演歴>
- 第44作「義経」…大日坊春慶役
- 第58作「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」…今松役
:三野村利左衛門(みのむら・りざえもん)…小栗家奉公人から三井の大番頭に。庄内藩士の家系に生まれるが、父が浪人となり諸国を放浪。流れついた江戸で小栗家の奉公人となる。読み書きが不自由ながら頭の回転は早く、6歳下の忠順から「リザ」と呼び慕われた。やがて砂糖商の家の婿養子となり小栗家を出ていくと、苦労のすえ両替商に転身。開国による両替業務で才覚を表し、幕府御用達の三井組(みついぐみ)の大番頭となる。勘定奉行となった小栗の財政政策を民間の立場から支えるが、討幕の勢いが増す中、商人として生き残りをかけた苦渋の決断を迫られていく。
江戸城で出会う人々 ※キャスト発表第5弾
宅麻伸(役:徳川家慶)
:宅麻伸(たくま・しん)
<大河ドラマ出演歴> 8作目
- 第19作『おんな太閤記』・・・石田三成役
- 第21作『徳川家康』・・・松平信康役
- 第25作『独眼竜政宗』・・・徳川家光役
- 第35作『秀吉』・・・浅井長政役
- 第38作『元禄繚乱』・・・上杉綱憲役
- 第45作『功名が辻』・・・若宮喜助役
- 第62作『どうする家康』・・・前田利家役
:徳川家慶(とくがわ・いえよし) …「そうせい」とほほ笑みつつも大胆に采配を振るう 江戸幕府12代将軍。長年君臨した父・家斉(いえなり)の死後、賄賂政治で乱れた幕府を建て直す必要に迫られ、綱紀粛正や倹約を重んじる天保の改革を行うも世の反発を抑えきれず失敗。いたって温厚な性格で何事も受け入れる「そうせい様」と陰口をたたかれることもあったが、20代の若く聡明な阿部正弘を老中首座に抜擢(ばってき)し、諸大名との協調体制へと切り替える大胆さがあった。外国船の脅威が見え隠れするなか、徳川の威光を改めて世に示そうと一大イベント「御鹿狩(おししがり)」を半世紀ぶりに敢行する。
ふかわりょう(役:徳川家定)
:ふかわりょう ※大河ドラマ初出演
:徳川家定(とくがわ・いえさだ)・・・江戸幕府13代将軍。暗愚(あんぐ)と呼ばれた孤独な将軍、その秘めたる本音は…。 ペリー来航直後の大混乱期において、父・家慶の急死により将軍に就任。しかし病弱で内向的な家定は、周囲から「将軍の器にあらず」と噂(うわさ)され、お飾りとして扱われ続ける。さらに子がなかったことから、本人の意思とは無関係に次期将軍をめぐる対立が激化。孤独な家定に寄り添ったのが、不遇の時代を長く過ごした彦根藩主・井伊直弼(なおすけ)であった。国内外の問題が山積(さんせき)し政争がエスカレートする中、家定はのちの家茂(いえもち)を継嗣(けいし)と定め、井伊を電撃的に大老に任命する。
神尾楓珠(役:徳川家茂)
:神尾楓珠(かみお・ふうじゅ) ※大河ドラマ初出演
:徳川家茂(とくがわ・いえもち) ・・・ 江戸幕府14代将軍。時代に翻弄(ほんろう)された悲劇の将軍。将軍後継者争いにおいて一橋慶喜(よしのぶ)の対抗馬となり、本人たちをよそに熾烈(しれつ)な政争が繰り広げられた結果、13歳で将軍となる。攘夷(じょうい)テロが横行し幕府の権威が失墜したため、孝明天皇の妹である和宮(かずのみや)と政略結婚するが、開国を進めざるをえない幕府と鎖国に戻したい朝廷の思惑はどんどんずれていく。ついには朝廷の求めに逆らえず229年ぶりの将軍上洛(じょうらく)を敢行。将軍後見職となった慶喜とともに京都で人質状態となる。小栗ら江戸の幕臣たちは、将軍奪還のための実力行使を計画する。
岩田剛典(役:阿部正弘)
:岩田剛典(いわた・たかのり) ※大河ドラマ初出演
:阿部正弘(あべ・まさひろ)・・・老中。幕府の「終わりの始まり」を託された若き宰相。飢饉(ききん)や異国船の来航があいつぐ中、数えで27という若さで幕政のトップ・老中首座に躍(おど)り出た備後(びんご)福山藩主。阿部は薩摩の島津斉彬(なりあきら)ら有力大名とも気脈を通じ、海防に長(た)けた水戸の徳川斉昭を相談役とするなど、幕府内外と連携しながら国難を乗り切ろうとする。事前に入手した情報どおりにペリーが来航すると、国内のパニックをいかに抑えて戦を避けるか、待ったなしの状態に。「皆の声を聞く」という新しい手法で幕政に風穴を開けるが、それは幕府崩壊の序曲でもあった。
北村一輝(役:鳥居耀蔵)
:北村一輝(きたむら・かずき)
<大河ドラマ出演歴> 4作目
- 第40作『北条時宗』・・・平頼綱役
- 第48作 『天地人』・・・上杉景勝役
- 第64作『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』・・・本居宣長役
:鳥居耀蔵(とりい・ようぞう) ・・・南町奉行。幕府の儒者・林述斎(じゅっさい)を父に持ち、家康の無二の忠臣として討ち死にした鳥居元忠(もとただ)の分家の養子となる。徳川家に忠義を尽くすことを誇りとして出世。初登城した若き小栗は、そんな鳥居の背中に憧れを抱く。天保の改革では南町奉行として市中を厳しく取り締まり、幕府に有害とみれば決して手段を選ばないため無慈悲な「妖怪」と呼ばれる。徳川の秩序を揺るがすものとして西洋の思想を警戒し、小栗の師で儒学者でありながら西洋事情に精通する安積艮斎ら開明派を目の敵(かたき)にする。
柄本明(役:徳川斉昭)
:柄本明(えもと・あきら)
<大河ドラマ出演歴> 6作目
- 第29作『太平記』・・・高師直役
- 第34作『八代将軍吉宗』・・・徳川宗直役
- 第38作『元禄繚乱』・・・進藤源四郎役
- 第45作『功名が辻』・・・豊臣秀吉役
- 第57作『西郷どん』・・・龍佐民役
:徳川斉昭(とくがわ・なりあき)…御三家・水戸藩の9代藩主。幕政をかき乱す台風の目。隠居後も「御老公」と敬愛された。一見愛想のよい好々爺(こうこうや)だが、「烈公(れっこう)」の異名にふさわしい老獪(ろうかい)な策士である。若き老中・阿部の信頼を得て幕府の海防政策に関わる一方、朝廷や雄藩とも連携し、息子の慶喜(よしのぶ)を将軍後継とするべく立ち回る。日本が開国を迫られると「攘夷(じょうい)」を強く主張し、開国派の井伊直弼(なおすけ)と対立して立場を追われることに。小栗は、斉昭に心酔するあまり過激な行動に出る水戸藩出身者らと関わり、攘夷派の心を知ることになる。
小栗忠順の家とライバル・勝海舟の家にゆかりのある皆さん ※キャスト発表第6弾
瀧内公美(役:たみ)
:瀧内公美(たきうち・くみ)
<大河ドラマ出演歴> 2作目
第63作「光る君へ」…源明子役
:たみ・・・ 勝海舟の妻。夫に負けない胆力を持つ賢夫人、勝家のゴッドマザー。江戸神田の商家の娘として生まれるが、深川で芸者をしていた頃に勝と出会って結婚。無役(むやく)で貧乏暮らしの勝を賢妻として支える。同じ帯を何年も使い、家屋の板を薪代わりに割って煮炊きするような暮らしにもめげないたくましい女性。出世後、男のみならず女にもモテた勝には愛人が大勢いたが、たみは江戸の屋敷で彼女らとともに暮らし、どの子供も分け隔てなく育てる。勝を慕う人々を大事にするたみは、勝家をおおらかに取り仕切るゴッドマザーのような存在になっていく。
齋藤潤(役:小栗忠道/悌次郎)
:齋藤潤(さいとう・じゅん) ※大河ドラマ初出演
:小栗忠道(おぐり・ただみち)[悌次郎(ていじろう)] ・・・ 思い込んだら一直線、父の背中を追う新時代の申し子。 小栗家の養子。 小栗の幼なじみである駒井朝温(ともあつ)の次男として生まれる。やや思い込みの激しい一途な性格だが、責任感が強く真面目である。小栗が遣米使節に選ばれた時、万が一帰れなかった場合の跡取りが必要になり、小栗家の養女・鉞(よき)の許嫁(いいなずけ)として養子となる。やがて小栗が開いた横浜仏語伝習所の第一期生となってフランス式の兵学、軍事教練を修め、徳川慶喜とフランス公使の会談で通訳を務めるまでに。幕府が崩壊した後は、父と知行(ちぎょう)地・上州(じょうしゅう)権田村(ごんだむら)に隠遁(いんとん)し新たな生活を始めるが……。
飯尾和樹(役:建部政醇)
: 飯尾和樹(いいお・かずき)
<大河ドラマ出演歴> 2作目
- 第56作「おんな城主 直虎」・・・商人役
:建部政醇(たけべ・まさあつ)・・・この父にしてこの娘あり!小栗の妻みちの父。播磨国(はりまのくに)林田(はやしだ)藩の八代藩主。神田明神のそばに江戸屋敷があり、ほど近い小栗家と行き来があった。少年時代の小栗が建部家を訪れ、国家について堂々論じあったという逸話も残る。建部は将軍への献上品なども取り扱う「奏者(そうじゃ)番」を務めたこともあり、珍しい品や道具を集めている。娘のみちも品々の由緒や金銭の記録をつけるといった趣味を持ち、オタク気質を受け継いだ。建部にとって、理屈っぽくて道具や数字が好きな記録魔・小栗は、娘の結婚相手としてうってつけであった。
草川拓弥(役:荒川祐蔵)
:草川拓弥(くさかわ・たくや)
<大河ドラマ出演歴> 3作目
- 第48作「天地人」・・・泉沢久秀の次男・又二郎役
- 第51作「平清盛」・・・平宗盛(少年期)役
:荒川祐蔵(あらかわ・ゆうぞう) ・・・小栗の従者。粗野ながら実は切れ者。常陸国(ひたちのくに)出身、放浪のすえに縁あって小栗の従者となった。言動が荒々しく一見すると粗野ではあるものの、決して強い者に媚(こ)びないだけで、実は勘が良く頭が切れる。彼の素質を直感的に見抜いた小栗は、いつも祐蔵をそばに置くようになり、さらには遣米使節団にも随行させる。故郷・水戸でくすぶる尊王攘夷(じょうい)運動と小栗が進める近代化との狭間(はざま)で、祐蔵自身の価値観も揺さぶられていく。やがて小栗が上州権田村に隠遁(いんとん)する際も、祐蔵は主人と運命を共にすることになる。
ANI(役:武笠祐左衛門)
: ANI(あに) ※大河ドラマ初出演
:武笠祐左衛門(むかさ・ゆうざえもん)…小栗家の家老格。小栗の父・忠高の頃より小栗家に仕える。2500石の旗本家の内情を隅々まで把握し、用心深く、堅実に切り盛りする実務家。「又一の一番槍」の誉(ほまれ)を一身に背負う、家付き娘の小栗の母・くにの思いを肌身で感じてきたのも彼である。相次ぐ物価高で台所は火の車だが、厳格でいながら誠実なたたずまいでこの家に安心感を与えている。小栗の渡米で当主不在となる間も留守宅を任された。やがて小栗が上州権田村へ隠遁(いんとん)する時も、武笠は江戸に残って屋敷を守り続ける。
甲本雅裕(役:佐藤藤七)
:甲本雅裕(こうもと・まさひろ) <大河ドラマ出演歴> 5作目 第38作「元禄繚乱」・・・唐津縫之助役 第42作「武蔵_MUSASHI」・・・植田良平役 第43作「新選組!」・・・松原忠司役 第62作「どうする家康」・・・夏目広次役
:佐藤藤七(さとう・とうしち)・・・村が何より大事な小栗家領地の名主(なぬし) 。大飢饉(ききん)や疫病(えきびょう)による米の不作、博徒(ばくと)の横行に荒れる村の立て直しに頭を悩ませつつ、小栗家へ年貢を納める。したたかで人間くさく、正直すぎるきらいも。小栗の父・忠高のことは柔和(にゅうわ)で好ましく思っているが、息子の忠順は朴念仁(ぼくねんじん)で捉えどころがなく、やや苦手。そんな忠順から突然「遣米使節団に随行せよ」と命じられ、面食らう。54歳でまさかの渡米。年寄りの捨て駒扱いではないかと懐疑的だったが、行動を共にするにつれて忠順に信頼を寄せていく。
【逆賊の幕臣】の相関図
のちほど更新します。
【逆賊の幕臣】の見どころ
見どころは主演・松坂桃李さん。映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞するなど、演技力を評価されている松坂さんの演技には注目です。
主人公・小栗忠順のことはあまり知られていないですが、幕末の動乱期に幕府の近代化を推進した幕臣で、日本の近代化に貢献した人物とのこと。どれほどの活躍だったのか、物語を通してその歩みを知れることは大きな見どころですね。
また本作は、幕末が舞台ですが、幕末の日本と現代の日本はよく似ている状況だったそうです。幕末の日本はグローバル経済に巻き込まれ、 関税率の交渉に悩まされ、物価高と格差が人々の生活を直撃。フェイクも含めた情報が拡散されて、誰もが世相を批評するようになり、社会の分断が深刻化しました。更に災害やテロの脅威があり、大国のパワーゲームによる戦争の危機がすぐそこに……。
幕末は明日どうなるかわからない不確実な時代でした。そんな中、小栗は国の独立と社会の安定を守ろうと、近代化政策を推し進めました。
現代は長年の景気低迷、物価上昇、SNSやネット社会の闇、中国や北朝鮮やロシアとの戦争の危機、トランプ関税など…問題山積み。閉塞感漂う現代日本にも学びになるかも?
また、筆者個人的には、敗者の物語という点も楽しみ。豊臣側の主人公が徳川方に敗れる「真田丸」とかも好きだったのです。歴史は勝者が作るものでとよく言いますが、小栗は新政府によって闇に葬られてしまったわけですね。そんな敗者にスポットをあてるのはとても良いです。滅びの美学ではないですが、逆賊の幕臣として処刑されてしまう彼の最期をどのように描いていくのか、注目したいところです。
【逆賊の幕臣】のスタッフ
- 【作】安達奈緒子(『透明なゆりかご』『サギデカ』『連続テレビ小説 おかえりモネ』『お別れホスピタル』他)
- 【制作統括】勝田夏子(『連続テレビ小説 梅ちゃん先生』『軍師官兵衛』『今ここにある危機とぼくの好感度について』他)、深川貴志
- 【プロデューサー】大越大士、 南野彩子、 藤原敬久(展開・プロモーション)
- 【演出】西村武五郎、末永創、川上剛、田中諭、 ほか
【逆賊の幕臣】はいつから放送?
大河ドラマ「逆賊の幕臣」は2027年1月スタートです。


