見上愛×上坂樹里ダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第6週・第29話が7日、放送されました。
偶然シマケン(佐野晶哉)に出会ったりん(見上愛)は、シマケンの仕事と夢を知ることになる。
一方、多江(生田絵梨花)は縁談に悩んでいたが、ある夜、異変が起きて…
【風、薫る】29話あらすじネタバレ
環(英茉)へのお土産を探していたりん(見上愛)は偶然シマケン(佐野晶哉)と出会い、シマケンの今の仕事と夢を知ることに。
シマケンが「東京明光新報」と書かれた建物から出てきたのを目撃したりんは、「あっ新聞記者!」と予想。しかしシマケンは「違う」と言う。 その後、飲食店に入って話す2人。
シマケンは「活字拾い」と職業の答えを説明。「文選、活字工とも言う」と説明。当時の新聞印刷には欠かせない仕事で、りんは「シマケンさんにぴったりのお仕事です」という。
しかしシマケンは「それは残念かな。この仕事がやりたいわけじゃないから」と言う。シマケンは小説家を志望していると明かす。だから「何者でもない」と吐露。りんは「一年後は分かんない。読んでみたいです。シマケンさんの小説」と背中を押す。
シマケンとともに家に戻ると、シマケンは美津(水野美紀)や安(早坂美海)から大歓迎される。りんがかえって来たよりも嬉しそうだ。何者なんだ?と不思議がるりん。
一方、直美(上坂樹里)は以前住んでいた長屋を訪れ、大家さんや住民から歓迎される。
実家に帰った多江(生田絵梨花)は、父の患者がよろけながら帰っていくのを見る。 その後、両親と対面した多江に、父は「お前はいっとき医者になろうとしたぐらいだから」などと話している。多江の夢は医者だったのだ。母親も「おととし、女も試験を受けられるとなって焦りました。猛勉強を始めて…。でも受からなくて良かった」などと言う。女性が医師になることは珍しく、結婚相手も恵まれないので反対している様子。
父は見合いの日取りが決まったと告げるが、多江は先ほどの患者について説明し「脚気では?」と言う。しかし、父は「あれは疝気(せんき)だ。お前が心配することじゃない」と一蹴。
養成所にて。多江は脈をはかる実習なのに、ボーっとしていて心ここにあらず。
多江が嫁入りすると聞いたりんは「お嫁さんより婿取る女主人」が似合うなどと言ってしまう。
多江の回想。多江は父に「医者になりたい」と告げたが、父が「無理だ」「子供はどうする?産んだ子に継いでもらわないと」と言われてしまう。
夕食時、りんは次の日曜にみんなで懇親会をしたいと提案。すると多江は拒否した。なぜなら養成所をやめるから。直後、タエが倒れてしまう。
翌日。念のため医師に診てもらった多江は発熱と喉の痛みくらいだった。多江はバーンズの寝室でゆっくり寝て、生徒たちが看護する。その間、バーンズは松井(玄理)と寝泊まりすることになった。
ラスト。りんが眠る多江の手を優しく触る…。(つづく)
【風、薫る】29話の解説 シマケンの職業「活字拾い」とは?
活字拾い(文選、活字工)とは活版印刷において活字を拾い、組み版にすることを専門とする職人のこと。
原稿に従って活字を順に拾い、文選箱に納める仕事です。この作業は熟練工の独擅場だったようです。
東京都新宿区の文化施設「市谷の杜 本と活字館」ではかつての印刷工場の風景を一部再現した「印刷所」があります。
かつての印刷工場の風景を一部再現した「印刷所」。文字の原図から活字の「母型」を彫り、鋳造し、活字を拾って版を組み、印刷・製本するまでの一連の設備や作業を見ることができます。
市谷の杜 本と活字館
活字の棚(ウマ)がずらりと並ぶ「印刷所」では、毎日、職人が活字を拾い、印刷機を回します。今ではなかなか見られない活版印刷の作業風景です。
↑上記の職人が活字を拾い…の部分が「活字拾い」のお仕事ですね。
かつての印刷所について興味がある方は訪れてみてもいいかもしれませんね。
【風、薫る】29話の感想
親に進路を反対された強いストレスもあったのでしょう。多江さんが、とうとう倒れてしまいました。
女性の権利も弱い時代。親には逆らえないのかもしれないですが、なんとかしてほしいですね。
気になるのは…。多江が父の患者を観察して「脚気では?」と指摘していた場面。
もしかして父が誤診したかも。そこから突破口が開かれる?
…なんて安易に伏線では?と考えてしまいますが、どうでしょうね。
父の頑固さ、娘の意見への軽視を描いた場面だったのかもしれないです。
【風、薫る】29話 出演者・スタッフ
出演者 【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,生田絵梨花,菊池亜希子,中井友望,木越明,原嶋凛,早坂美海,玄理,エマ・ハワード,伊勢志摩,春海四方,丸山礼,松金よね子,広岡由里子,水野美紀原作・脚本【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる音楽【音楽】野見祐二

