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映画『Mr.ノーバディ』キャスト・評価・あらすじ!これは、さえないオヤジ版『ジョン・ウイック』だ!

6月11日(金)より、映画『Mr.ノーバディ』が全国の劇場で公開予定です。
『ジョン・ウイック』シリーズの脚本家と制作陣が再び手を組み、ロシア出身のイリヤ・ナイシュラー監督がメガホンをとった本作品。
家庭でも仕事でもさえない中年男性が、実は最強だった!
今回の記事では、映画『Mr.ノーバディ』のキャスト、評価、あらすじ、注目ポイントについて紹介します。
世の中でくすぶっている中年オヤジのみなさん。
この記事を見たら、映画館へ行きたくなりますよ♪
それでは、ご覧ください!

映画『Mr.ノーバディ』を評価する声が続々!

6月11日(金)より公開の映画『Mr.ノーバディ』。
本作品のIMDb(インターネット・ムービーデータベース)の評価は、10点中7.4点と高いものです。映画評論家レビューまとめサイト・ロッテントマトでも10点中7点と評価が高いんです!

実際に、こんな期待の声が上がっていますよ♪


そんなこと言われたら、ビールを片手に映画鑑賞してしまいたくなるじゃないですか!
(いけません。)

ちなみに、私はサッポロ派です。
(・・・すみません。)

話を戻すと、とにかく男は黙ってサッポロビール的な映画なんです。

また、こんな声も。


お宝発見的な映画ということですね♪

そして、こんな声も!


こんな声も!

なんだか、観たくなってきませんか?

映画『Mr.ノーバディ』予告編・作品情報

映画『Mr.ノーバディ』の予告編・作品情報はこちらです。
まずは、予告編をどうぞ。

作品情報はこちらです。

監督: イリヤ・ナイシュラー
制作: デビット・リーチ、ボブ・オデンカーク他
制作総指揮: デレク・コルスタッド、トビー・マグワイア他
キャスト:

ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、クリストファー・ロイド、マイケル・アイアンサイド

制作年: 2020年
制作国: アメリカ
配給: 東宝東和

制作総指揮にトビー・マグワイアの名が!

映画『Mr.ノーバディ』の制作総指揮を見ると、なんと、あのトビー・マグワイアの名が!
最近は、映画に出演してないみたいですが、映画の制作業もやっていたんですね。
こんな噂もあるとか。

イリヤ・ナイシュラー監督について

イリヤ・ナイシュラー監督

出典:SPICE

本作『Mr.ノーバディ』の監督を務めたのは、ロシア出身のイリヤ・ナイシュラ―です。
彼のキャリアは、2008年にインディーズロックバンドBiting Elbowsのギター&ボーカルとしてデビューすることから始まります。
ある時、彼がバンドのミュージックビデオで撮った1人称視点(FPS)の映像がネット上で評判に。
映像を見たプロデューサーの進めにより、1人称視点の長編映画化を構想します。
そして、クラウドファンディングで資金を集め、映画『ハードコア』(2016年)の脚本・監督を務めることに。
公開されると、全米で初登場6位になるなど、たちまち新感覚の映画として話題になります。

こちらが、一人称視点のMVの一つ『TheStampede』。
映像も音楽もとてもいいですねー♪

あらすじ

映画『Mr.ノーバディ』のあらすじはこちらです。
さえない中年男性が、心の中にふつふつと沸き起こる自分と世間への怒りを爆発させます。

郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っているハッチは、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男だった。そんなハッチの家にある日、強盗が押し入る。暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまう。あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていくハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。
(引用元:映画.com)

映画『Mr.ノーバディ』キャスト

ここでは、映画『Mr.ノーバディ』の主なキャストを紹介します。
あのレジェンド俳優達も出演してるんです♪

ボブ・オデンカーク/ハッチ・マンセル役

ボブ・オデンカーク

出典:映画『Mr.ノーバディ』公式ツイッター

主人公ハッチを演じるのは、ボブ・オデンカークです。
アメリカの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』を経て、脚本家・放送作家・監督・役者と幅広い才能を発揮。
『ブレイキング・バッド』(2009年~2013年)などのドラマ作品の他、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(2017年)、『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(2019年)などの映画作品に出演しています。
今作『Mr.ノーバディ』の主役を務めるために、2年間のトレーニングを積んでいたのだとか。


ストイックですねー!
ミスターストイックといえば、元K1選手の小比類巻貴之選手です。
現役時代は2年間毎日、腕立て1000回・壁やサンドバックを2時間蹴り続けたという逸話もあります。
・・・すみません。話がそれました。
ボブ・オデンカークのミスターストイックっぷりは、それほどスゴイってことを言いたかったんです!

コニー・ニールセン/ハッチの妻ベッカ・マンセル役

コニー・ニールセン

出典:映画.com

主人公ハッチの妻ベッカ役は、コニー・ニールセンです。
『デス・クルーズ 欲望の嵐』(1993年)で、ハリウッドに進出。『ディアボロス 悪魔の扉』(1997年)、リドリー・スコット監督の『グラディエーター』(2000年)などの作品に出演しています。近年は、『ワンダーウーマン』(2017年)、『ワンダーウーマン 1984』(2020)でヒロインの母ヒッポリタ女王役を演じました。

クリストファー・ロイド/デビッド・マンセル役

クリストファー・ロイド

出典:映画.com

デビッド・マンセル役を演じるのは、クリストファー・ロイドです。
ミロス・フォアマン監督の『カッコーの巣の上で』(1975年)で映画俳優としてのキャリアをスタートさせ、ロバート・ゼメキス監督の『ロジャー・ラビット』(1988年)やバリー・ソネンフェルド監督の『アダムズファミリー』(1991年)、『アダムズファミリー2』(1993年)などの作品で、個性的な役柄を演じています。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作のドク役は、あまりにも有名ですね♪

RZA/ハリー・マンセル役

RZA

出典:映画.com

ハリー・マンセルを演じるのはRZAです。
ヒップホップグループ・ウータンクランのリーダーであり、映画プロデューサー・俳優として活躍しています。
ジム・ジャームッシュ監督の『ゴースト・ドッグ』(1999年)で俳優デビューし、同監督の『コーヒー&シガレッツ』(2003年)、自身が監督した『アイアン・フィスト』(2012年)などの作品に出演。クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』(2003年)、サミュエル・Lジャクソン制作総指揮の『アフロサムライ』シリーズでは、映画音楽を担当しています。
音楽家であるイリヤ・ナイシュラー監督が同じく音楽家のRZAを起用したのも面白いところですね。

マイケル・アイアンサイド/エディ・ウイリアムズ役

マイケル・アイアンサンド

出典:映画.com

エディ・ウイリアムズ役を演じるのは、マイケル・アイアンサンドです。
デビット・クローネンバーグ監督の『スキャナーズ』(1981年)やポール・バーホーベン監督『トータルリコール』(1990年)、スターシップ・トゥルーパーズ(1998年)他、数々の作品に出演しているベテラン俳優です。


今回は、悪役なんでしょうか?それとも?

映画『Mr.ノーバディ』の注目ポイントについて考える♪

本作『Mr.ノーバディ』は、映画『ジョン・ウイック』シリーズの制作デビッド・リーチと脚本家デレク・コルスタッドが再タッグを組んだ作品です。
デレク・コルスタッドは、映画『ジョン・ウイック』シリーズで3作の脚本を担当していますが、今後公開する4、5では、脚本を担当しないとのこと。
少し残念な気もしますが、再タッグを組む本作では、どこかに『ジョン・ウイック』と似たところを感じ取ることができるのでしょうか?

ここでは、映画『Mr.ノーバディ』の『ジョン・ウイック』シリーズとの共通点や異なる点、監督のイリヤ・ナイシュラー監督の作風、本作と類似した作品について取り上げてみたいと思います!

『Mr.ノーバディ』の主人公ハッチとジョン・ウイックの共通点や異なる点は?

本作『Mr.ノーバディ』の主人公ハッチは、うだつの上がらない普通の中年男です。
対して、映画『ジョン・ウイック』の主人公ジョン・ウイックは、ほとんどの人が知っている伝説の殺し屋。
この2人には、共通点があります。それは、ある事件をきっかけに大爆発するところ。
『Mr.ノーバディ』のハッチは、バスの中でチンピラに絡まれたことがきっかけで、溜まっていた感情が大爆発。
一方のジョン・ウイックは、愛する妻が亡くなり、その妻が残してくれた犬をチンピラに殺されたことにより、大爆発。
チンピラが主人公の怖さを知らずに、痛い目にあうというパターンも同じです。
(あーあ!悪い相手を挑発しちゃったなー!というパターン。)

今度は、2人の違い。
それは、2つの作中に出てくるセリフでも明らかです。

映画『ジョン・ウイック』でジョンの車を盗み、犬を殺したチンピラが言うセリフ。
(チンピラ)「盗んだのは、なにものでもないやつ(nobody)の車だろ?」
(チンピラの父)「そのなにものでもない男は、ジョン・ウイックだ。」

映画『Mr.ノーバディ』で警察が主人公ハッチに言うセリフ。
(警察)「アンタなにものなの?」
(ハッチ)「おれか?なにものでもない(nobody)」

有名な男と無名な男。
愛するものを失いひたすら孤独な男と、守るべき家族がいる男。
2人の対照的な境遇を比較してみるのも面白いです。
(今後、ジョン・ウイックに愛すべき人は現れるのでしょうか?もし現れたら、作風も変わっていくんでしょうねー。)

ところで、今回の作品、実は『ジョン・ウイック』のようにシリーズ化しようとしているのでは?と個人的に予想しています。
もしシリーズ化するとしたら、新たな敵の出現が必要となります。
予告編では、「昔は、悪党を相手にしていた」と告白していることもあり、過去にやられた相手が彼に復讐しに来るという設定で、次回作を作れないこともないような気がするんですが、どうでしょうか?

イリヤ・ナイシュラー監督とジョン・ウイックの製作陣の化学反応が起こる?

本作『Mr.ノーバディ』を監督するイリヤ・ナイシュラー監督のデビュー作『ハードコア』は、一人称視点で話が進んでいく珍しい作品でした。主人公がどんな顔をしているのかもわからない。主人公の素性もよくわからない。なぜ、組織に追われるのか?身体をサイボーグ化されたのか?もわからないまま、スリリングに展開していきます。

映画『ハードコア』場面写真

出典:映画『ハードコア』公式ツイッター

この作品、戦闘シーンがかなり激しいです。
ガラスの破片を武器にしたり、ペンチを武器にしたり、頭や身体の一部が吹っ飛んだり、見ていて痛いというシーンが多々あります。(ちなみにジョン・ウイックは鉛筆を武器にしてました。)
そして、とにかく銃を撃ちまくりです。
これは、ジョン・ウイックシリーズの戦闘シーンとも共通するものがある気がします。
本作、『Mr.ノーバディ』にも、そのようなアイデアが登場するんでしょうか?
『ジョン・ウイック』の製作陣と『ハードコア』の監督の化学反応。期待してしまいます♪

『Mr.ノーバディ』のように普通の人が爆発してしまう映画を取り上げます!

映画『Mr.ノーバディ』は、普通の男がある事件をきっかけに爆発してしまう映画です。ここでは、そんな男達が出てくる映画をいくつか取り上げたいと思います。

【サム・ペキンパー監督『わらの犬』(1971年)】
普段は気の弱い数学者が、あることをきっかけに爆発してしまいます!
昔1度観たのですが、改めて観たいと思い探したところ、Amazonプライムビデオ、UーNEXTにも、近くのビデオ店にもリメイク版しかない!
あああー!サムペキンパー版が、ものすごく観たくなってくるじゃないですか!

【ジョエル・シュマッカ―監督『フォーリング・ダウン』(1993年)】

なにやら事情を抱えた中年男が爆発します。(というか、常にキレてます。)
度々テレビでも放送されるので、要チェックですね。

【マーティン・キャンベル監督『ザ・フォーリナー/復讐者(2017年)』】
ジャッキーが復讐の鬼と化します。あのジャッキーに笑いがないなんて!気になります。

【ニマ・ヌリザデ監督『エージェント・ウルトラ』(2015年)】

コンビニ店員のダメ男が、実はCIAだったという映画。

まとめ

6月11日(金)公開予定の映画『Mr.ノーバディ』のキャスト、評価、あらすじ、注目ポイントについて紹介してきました。
『ジョン・ウイック』シリーズの製作陣が新たに挑む、痛快ハードボイルドアクション映画『Mr.ノーバディ』。アクションシーンはもちろんのこと、クリストファー・ロイドなどレジェンド俳優も出演するので、どんな演技をするのかにも注目してみましょう!『ジョン・ウイック』を観てから、2つの作品を比較してみるのもいいかもしれませんね♪

6月11日(土)から公開の『Mr.ノーバディ』。
ぜひ、劇場で鬱々とした気分を発散しちゃってください!

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