松下奈緒主演ドラマ【夫に間違いありません】のあらすじとネタバレを感想&考察ありで最終回までまとめていきます。原作と結末予想もお届け!伏線回収も交えて遺体取り違え事件の真相を解説!
フジテレビ・関テレ月曜10時【夫に間違いありません】は誤認遺体から起こる衝撃事件を描きます。死んだ夫が生きていた!実話を基に脚本家のおかざきさとこによる完全オリジナル作品。
・朝比聖子(松下奈緒)は逮捕される?
・水死体は紗春の夫!
・紗春(桜井ユキ)の夫を殺した犯人は?
・一樹(安田顕)は自首する?
謎多きストーリーを結末までお届けします。
本記事にはネタバレが含まれています。
【夫に間違いありません】1話ネタバレ・解説・感想
死んだはずの夫の帰還。狂い始める幸せの歯車
あらすじ
朝比聖子(松下奈緒)の目の前から夫・一樹(安田顕)が、ある日こつぜんと姿を消した。
一カ月が経ったある日、聖子の元に警察から1本の電話がかかってくる。川の下流で水死体が発見され、所持品から一樹の免許証が見つかったという。事故による溺死だという遺体は、もはや顔が判別できる状態ではなかったものの、駆けつけた聖子は、ある身体的な特徴から遺体が一樹本人だと確信し「夫に間違いありません」と告げ、ショックのあまりその場で泣き崩れてしまう。
一年後、聖子は長男の栄大(山﨑真斗)と長女の亜季(吉本実由)を育て、同居する義母・いずみ(朝加真由美)の面倒を見ながら、先代から続くおでん屋『あさひおでん』の看板を守り続けていた。そんなある日、店の休憩時間に聖子が遅めの昼食を取ろうとしていると、自宅とつながった店の方から何やら物音が。様子を見に行くと、そこに立っていたのは、死んだはずの一樹だった。
よもや現実とは思えず呆然とする聖子に、一樹は家族を置いて出て行ったことを涙ながらに謝罪。そんな夫に呆れながらも、もう一度家族みんなで暮らせる喜びを噛みしめる聖子だったが、次の瞬間、自分が「遺体の誤認」という大きな間違いを犯したことに気づく。「今すぐ警察へ行こう」と告げた聖子だったが、保険金を受け取ったと知った一樹は…。
そんな中、聖子は同じように行方不明の夫を探す葛原紗春(桜井ユキ)と出会い…。
ネタバレ
・朝比聖子(松下奈緒)は、水死体で発見された遺体のホクロの位置から夫の一樹(安田顕)だと判断してた。
・一樹は借金背負い何もかも嫌になり家出。免許証は失くしていた。
・保険金は5千万入っており、借金は全額支払った。2千万ほど使っている。
一樹は保険金を返すことは不可能だといい聖子に警察に届けることを止める。聖子は受け取った保険金は一括で払うと知る。栄大が有名私立校「秀黎学園」への推薦の話がある。聖子は家族を守るために一樹を死んだままにして生活をすることに。
聖子は栄大の秀黎学園入学のため校長から行方不明者を抱える家族のための講演会の依頼を受ける。そこで、葛原紗春(桜井ユキ)と出会う。
「週刊リーク」の記者天童弥生(宮沢氷魚)は議員九条ゆり(余喜美子)の汚職疑惑を追いかけている。タレコミから聖子の講演会に来ていた。そこで聖子のことを知る。
聖子は一樹のためにとアパートを借り携帯も用意。お金の工面もする。新たな戸籍をネットで手に入れた一樹は荒川亮介となり工場で働くがクビになる。
紗春が聖子の店にやってきた。紗春には6歳の娘、希美(磯村アメリ)がいる。夫は一昨年のクリスマスイブに行方不明に。聖子は、希美が熱を出し夜のバイトをする紗春に代わって希美の看病をする。
その頃、一樹はキャバクラを訪れ瑠美子(白谷みずほ)と会っていた。その店には、九条を追う天童と薩川景虎(大朏岳優)がいる。天童は一樹に違和感を抱く。
瑠美子と一樹は過去に関係があった様子。店を出た後瑠美子は一樹の荷物から「荒川亮介」の名札を見つける。
結末
・聖子は希美から紗春の夫が「HITACHMONKIEYS」のファンだと知る。そして水死体がそのTシャツを着ていたことを思い出す。
・帰宅した聖子を瑠美子が待っていた。「旦那さん生きてますよね、何企んでるんですか」
<2話につづく>
一樹は家庭が嫌になって逃げ出したと告白していますが、そんな夫でも聖子は必死に愛しています。しっかりと夫婦関係が復活したシーンもあり。健気といえば健気ですが、聖子はかなりの良妻賢母と見受けられます。家のことを心配しないでいいと告げると一樹は「聖子がいれば大丈夫」とポツリ。一樹は、自分が頼られていないと思い、そこに虚しさを感じているのではないでしょうか。出会った頃の一樹は微笑ましい男性。聖子が好きになるのも理解できます。その魅力が消え失せてしまった一樹。どうにか聖子のためにもこれから変身して欲しいものです。
栄大の下駄箱にメモが入ってました。嫌がらせですね。人が横になっている気味悪いイラストです。もしや一樹行方不明事件と関係しているのかな?伏線回収がありそうな予感。
2話ネタバレ・解説・感想『夫の生存を知る女。迫る新たな脅威』
あらすじ
「旦那さん、本当は生きてますよね?」――突然現れたキャバクラ嬢の瑠美子(白宮みずほ)の言葉に、思わず息をのむ聖子(松下奈緒)。さらに瑠美子は、行方不明だった当時の一樹(安田顕)と一緒に暮らしていたことを明かし、聖子を困惑させる。
第三者に一樹の死が偽装だと知られたうえに、夫が家族を裏切っていたことを知った聖子は、すぐさま一樹に連絡。しかし一樹は、怒りで興奮する聖子に瑠美子との関係を弁解したうえで、「俺が生きていることは証明できない」と、隠蔽(いんぺい)した真実は瑠美子からバレることはないと聖子をたしなめる。
同じ頃、獣医を目指して難関校の推薦を狙う栄大(山﨑真斗)は、ライバルの藤木(二井景彪)から陰湿な嫌がらせを受けていた。栄大を不登校に追い込んで内申書の評価を下げ、自分が優位に立つことが目的だという。栄大はそのひきょうなやり方を非難するが、藤木は気に留めるどころか、『あさひおでん』のホームページを見ながら何やら画策し始めて…。
一方、警察署で確認した遺体こそが、紗春(桜井ユキ)のいなくなった夫かもしれないという疑念に駆られる聖子は、そうとは知らず、親しげに近づいてくる紗春を避けるように。そんななか、弟の光聖(中村海人)から結婚したい相手がいると報告を受けた聖子。喜びのなか、早速両家の顔合わせが行われることになるが、光聖の恋人・まゆ(松井玲奈)の母親としてやってきた人物は、地元茨城県から選出された国会議員・九条ゆり(余貴美子)で…。
ネタバレ
・瑠美子と一樹は1年前に同棲していた。
・一樹は聖子に問いただされ留美子にはもう会わないと約束する。
・九条ゆりは離婚して眉を育ててきたシングルマザー。
・光聖(中村海人)の親は名古屋にいる。血のつながりはない。
・まゆ(松井玲奈)は妊娠している。
栄聖の婚約顔合わせの場に九条ゆりを追う週刊誌記者の天童弥生(宮沢氷魚)が現れる。ゆりは汚職を全面否定。この時、弥生はゆりから箸を突き刺され指をケガをする。
天童は聖子の前に現れる。聖子は傷口にどうぞと天童にイルカの絆創膏を渡す。天堂はイルカの絆創膏を一樹がしていたことを思い出す。
一樹は交通整理の仕事に就く。給料を聖子に振り込む。子供の写真を聖子から送ってもらう。
紗春(桜井ユキ)はアポなしで聖子の家を訪れる。紗春と聖子は連絡先を交換。希美を預かってほしいと言われ、子供たちの手前断れず預かることに。
希美はヘンゼルとグレーテルの物語も知らず、好きな食べ物は「冷凍のグラタン」だと言う。
一樹は亜季(吉本実由)との約束を忘れていない。それはゲーセンでイルカのぬいぐるみをGETすること。給料の入った一樹はゲーセンでぬいぐるみを取り、自宅に行く。その時、外食をしてきた聖子たちが帰ってきた。あわてて隠れる。
一樹がパチンコをしいるところに留美子が現れる。留美子は聖子が保険金を受け取っていると知っていた。警察に出頭すると言い出す一樹に聖子からお金を奪おうといいだす。聖子たちは保険金でいい思いをしている、一樹に戻る場所はない、と言う留美子。一樹は留美子に言われるがまま聖子に「留美子に脅された。500万円を要求されている」と伝える。
結末
聖子は急いで銀行に行き500万を工面し一樹の部屋に。その姿を藤木(二井景彪)が動画で撮影していた。
一樹は「もうこんなの喜ばないか」と言いながら聖子にイルカのぬいぐるみを渡す。
<つづく>
解説
2話は「ヘンゼルとグレーテル」と「最中」がキーアイテム。「ヘンゼルとグレーテル」の物語を知らない希美にいずみ(朝加真由美)が父親が子どもを捨てた物語だと説明。「悪いお父さんだね」といういずみに対して聖子は「悪くない。きっと後悔してる」と一樹の姿を思い浮かべます。どこまでも一樹を信じている聖子の切ない想いが浮き彫りになっています。そして、ラストでは栄大が亜季にこの父親は「弱い人間」だと指摘。さらに「弱い人間はまた裏切り」と言っています。これこそが一樹の姿。一樹は留美子のいいなりになり、聖子を裏切ったという結末になっています。
最中は紗春が聖子の家に手土産にもってきた物。最中は一樹の大好物。もしかして、紗春は意図的に最中を持ってきたのかと思える流れです。
感想
栄大を陥れようとしている藤木がかなり怖いです。保険金詐欺家族と栄大を罵っていることから、なにやら嗅ぎ付けそう。さらに、天童も九条ゆりを追う中で一樹の存在に気付きそうです。
聖子の弟が養子であったことなども今後詳しく語られていきそうです。それにしても、一樹はかなりのクズ。ただ、幸せそうな聖子たちを見たら自分の居場所がないこと悲観的になったからといのは分かります。聖子があまりにも必死なので一樹には立ち直ってほしいと思うばかり。
男たちは「楽」を求めるという流れがあり。一樹は留美子といて「楽だった」と言い、光聖はまゆといて「楽だから」と言います。聖子は切り盛りをする女性。一樹にプレッシャーを与えていたのかもしれませんね。
3話ネタバレ・あらすじ解説・感想『衝撃のラスト1分!破綻し始めた嘘』
あらすじ
一樹(安田顕)の生存を知った瑠美子(白宮みずほ)を口止めするため、500万円を手に自ら瑠美子のもとへ向かう聖子(松下奈緒)。一樹をなれなれしく“ズッキー”と呼び、挑発的な態度を見せる瑠美子に、聖子は「夫とはもう会ってほしくない」と言い放ち、けん制する。
同じ頃、栄大(山﨑真斗)は学校で藤木(二井景彪)にある動画を見せられていた。それは、聖子が一樹のアパートに入っていく映像で、聖子が不倫をしているのではないかと侮辱された栄大は、思わず藤木の胸ぐらをつかみ、拳を振り上げる。学校に呼び出された聖子は、温厚な栄大がなぜ暴力に訴えるようなことをしたのか理解できない。おどけて本当のことを言おうとしない栄大の様子が気になる聖子。
その頃、イルカのばんそうこうに違和感を持った天童(宮沢氷魚)が聖子の過去を調べ始めて…。
一刻も早く平穏な日常を取り戻したい聖子は、隠蔽(いんぺい)を悟られないよう、できるだけ他者との関わりを避けようと警戒する。そんな聖子に反して、親近感を覚えた紗春(桜井ユキ)が近づいてきて、聖子は心理的に追い詰められていく。するとその直後、部屋にいたはずの亜季(吉本実由)が姿を消し…。
ネタバレ
・藤谷留美子(白宮みずほ)は500万円を受け取ったあと、さらにお金を要求。朝比奈一樹(安田顕)は「店を開く夢をふたりで叶えたい」と瑠美子に言われ拒むことができない。
・栄大(山﨑真斗)は聖子の不倫の悩みを光聖(中村海人)に相談。光聖は聖子に真相を聞く。聖子はアパートの住人は紗春(桜井ユキ)だと噓をつく。
天童弥生(宮沢氷魚)はイルカの絆創膏が気になり聖子の過去を調べる。聖子と光聖の父・貴島正芳は貴島貿易を運営していたがバブル崩壊で転落。正芳は失踪。半年後、母は亡くなり貴島貿易は倒産。聖子と光聖は別々の親類に預けられた。
聖子は亜季(吉本実由)に冷たくしてしまう。その直後、亜季がいなくなる。紗春も一緒に探す。亜季が川に溺れそうになるところを紗春が助ける。
紗春は希美と血がつながらない。希美は夫の連れ子。夫の失踪を知らすことができず「パパは遠くに行っている」と嘘をついていた。希美に嘘をつかないためにも夫をさがしている。
栄大は聖子の不倫を確かめるべくアパートに行く。出てきたのは瑠美子。
瑠美子は1千万を要求してくる。一樹は瑠美子の働くキャバクラに行く。瑠美子は男と店を開く計画をしていた。自分が利用されていると知る。
結末
聖子は一樹が生きていること、保険金のことを打ちあけ警察に行くと栄大と亜季に手紙を書いて家を出る。警察の出向くと電話が鳴る。一樹から。
「瑠美を殺しちゃった」
<つづく>
解説
3話は嘘がテーマ。親子でも嘘をつくということが描かれています。栄大、紗春、聖子、一樹とそれぞれが嘘をついています。さらに、聖子の過去が描かれ、家族愛に恵まれずにいたこと分かりました。家族で幸せになりたいと思っていた聖子ですが、一樹の失踪で台無しに。さらに、自首を決意したのにまたしても一樹が足を引っ張ります。
ラスト1分で衝撃展開です。一樹は今度は殺人犯に。聖子と一樹はさらなる罪を犯してしまいそうです。
感想
父が失踪、今度は夫が失踪。聖子の人生はなんとも悲惨。家族で幸せになりたいと口にする聖子に留美子は「あなたが幸せになりたい」と言います。紗春は「母親はこうであるべきなんてない」と言います。聖子の概念を覆す台詞です。夫のため、子供のためと生きる聖子にとって、それは自己満足なのかとも思えるストーリーです。一樹のためと必死だったことが、一樹には重荷だったのでしょう。ただ、失踪はいただけませんね。あまりのも不甲斐ない夫にため息が出てしまう。ただストーリー展開としてはかなり楽しい。一樹のクズっぷりが面白さを増しています。
4話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
家族にうそをつきたくないとすべてを打ち明けるつもりで警察へ向かった朝比聖子(松下奈緒)。しかしその直後、「瑠美(藤谷瑠美子/白宮みずほ)を殺しちゃったんだ」と朝比一樹(安田顕)から連絡を受け、急いでアパートへ向かう。「殺意はなかった。事故だった」と打ち明ける一樹に、聖子は警察に行こうと自首をすすめるが、一樹は「二人で隠し通そう」と懇願。到底許されるはずもない提案に驚きと怒りを覚える聖子だったが、朝比栄大(山﨑真斗)や朝比亜季(吉本実由)が殺人犯の子どもになってしまうと言われ、心の中に迷いが生まれる。
翌日から、テレビやネットでは瑠美子のニュースがたびたび報道される。キャバクラで瑠美子を見かけたことがある天童弥生(宮沢氷魚)は彼女の死に何かが引っかかるようで――。
罪の意識に苛まれながらも、子どもたちが傷つき、家族がバラバラになることを恐れる聖子は、警察の手がいつ一樹に及ぶかと気が気ではない。そんななか、訪れたスーパーで、パートの葛原紗春(桜井ユキ)が子連れのクレーマーと対峙(たいじ)している現場に遭遇した聖子。親のせいで好奇の目にさらされる子どもは気の毒だという紗春の言葉を聞いた聖子は…。
その頃、聖子のことで思い悩む栄大から再び相談を受けた貴島光聖(中村海人)は、とある場所を訪れていた。そこで見覚えのあるものを見つけた光聖は…。
ネタバレ
・聖子は子どものために一樹の罪を隠しとおそうとする。
・栄大はアパートで会った女性が殺された瑠美子だと知り不安にかられる。
・栄大から「お母さんが殺人事件に関わっているかも」と聞いた光聖は、アパートに行く。そこで、一樹のカーディガンを見つける。
光聖の中で聖子の保険金の相談やいずみ(朝加真由美)が一樹を見たという話がつながっていく。一樹が生きていると確信した光聖は聖子を呼び出す。保険金ならどうにかなるから警察にという光聖に聖子は「もう間に合わない」と一樹が瑠美子を殺害したと告げる。
栄大と亜季を殺人犯の子どもにしないためだといわれ、光聖は聖子の味方となる。絶対に隠しとおそうと約束する。
栄大には栄大がたずねた部屋は隣だったと嘘をつく。聖子が行き来している部屋には夫が行方不明の女性が住んでいたと嘘をつき安心させる。
光聖はアパートには行かないように、紗春とは会わないようにと聖子にアドバイス。ところが、いずみは紗春を気に入り勝手に家に招いてしまう。
一方、天童は瑠美子の事件を追う中、一樹の存在が気になり始める。瑠美子には700万円を渡す透明人間がいたと聞く。瑠美子がイルカの絆創膏をしていたこともあり聖子に接触する。
光聖は九条ゆり(余貴美子)と食事。稲代建設の社長も同席。
稲代建設は九条ゆりと組み、不正の取引を行っていた。赤字の稲代建設は常浜銀行から融資をうけ公的事業の入札に成功。常浜銀行は光聖が勤務している。この融資は光聖が行ったもの。「またお願いしたい」という稲代。
ゆりは光聖に架空の法人口座を開設しるよう指示する。
聖子は紗春にもう来ないでほしいと告げる。納得した紗春は、帰り際にいずみから一樹の写真を見せられる。
一樹の手のほくろに気づく。
「噓でしょ」
<つづく>
4話は光聖が大きな存在となってきたストーリー展開です。一樹はただおびえているだけで何の行動もできない姿が描かれています。聖子だけが頼りの一樹は情けないほどみすぼらしい。
一樹のカーディガンは1話で聖子が着ていました。さりげない描写でしたが、ここで伏線回収です。聖子のみならず、光聖のほうも事件に巻きこまれていき、そこに天童の取材が交差して描かれ「どうなるの?」と釘付けになる演出です。
ラストでとうとう紗春が一樹のことに気づき、次回へとつながるお見事な展開です。
5話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
一樹(安田顕)の写真を見た紗春(桜井ユキ)は、一樹の右手の甲にある二つ並んだほくろを見て驚くが、聖子(松下奈緒)の心配をよそに特に怪しむ様子もなく、むしろ、何かと共通点が多い聖子に運命を感じているようだった。さらに数日後、聖子が「もう来ないでほしい」とけん制したにもかかわらず、再び家にやって来た紗春は、突然、店で働かせてほしいと言い出す。聞けば、スーパーのシフトを減らされてしまったという。これ以上紗春に関わりたくない聖子は「人を雇う余裕はない」ときっぱり断るが、夫が加入している生命保険の保険料が支払えそうもないと聞くと、遺体を取り違えた罪悪感から、紗春に週3日のパートを頼むことにする。
ところが、店で働き始めた紗春は、飾ってあった一樹の写真を見て思わぬことを言い出す。一樹が行方不明中だった時期に、立ち飲み屋の前で見かけた男が一樹に似ていたという。聖子は動揺しながらも恐らく別人だと否定するが、一樹に確認すると、どうやら本人で間違いないらしい。聖子は、顔をはっきり認識された以上、絶対に紗春と接触することがないよう、一樹にくぎを刺す。
一方、光聖(中村海人)は、義母である九条(余貴美子)からある相談を持ちかけられる。それは光聖自身の家族を壊しかねないことで…。そんな光聖の前に現れたのは――。
ネタバレ
天童弥生(宮沢氷魚)は、光聖に九条がからんだ隠ぺいの証拠を突きつける。記事にするという天童に光聖はまりとの生活を守るため交換条件を出した。キャバクラ嬢・藤谷瑠美子(白宮みずほ)を殺した犯人を教えるというものだった。
一方、一樹は身を隠すためアパートを出る。
感想
光聖はまりと生まれてくる子どものためにと犯人が一樹だと言ってしまいます。聖子を裏切ったと責めながらも、家族を守ることは聖子との約束。幼き頃のエピソードを交えながら、光聖と聖子の姉弟愛が描かれました。せっかく光聖に幸せが訪れたと思えたのに…。
光聖の苦しみと悲しみがじわりと伝わるラストに胸が痛くなりました。
6話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
光聖(中村海人)からの交換条件に天童(宮沢氷魚)は、新たなスクープを予感する。そこで、光聖は犯人の名前を口にする。
一方、店で天童の名刺を見つけたことがきっかけで、光聖の言葉がうそだと気づいた栄大(山﨑真斗)。聖子(松下奈緒)や光聖が口裏を合わせて隠す“秘密”に嫌な予感がぬぐえない栄大は、自らの目で真実を確かめようと再び一樹(安田顕)のアパートへ向かう。しかし、そこには先客がいて…。
弟が窮地に陥っていることなど知る由もない聖子は、結婚祝いのパーティーをドタキャンして以来、連絡がとれない光聖のことを心配していた。何やら元気がない栄大の様子も気がかりだったが、一樹の容姿を知られて以来、紗春(桜井ユキ)の動向にもより一層注意しなければならず、気が休まることのない聖子。そんななか、天童が再び店に現れて、聖子はある衝撃の事実を告げられる。
ネタバレ
・光聖はキャバ嬢を殺したのは一樹だと告げる。
・光聖から一樹が生きていると聞いた天童はアパートに。栄大はそこで一樹が生きていると察する。
・聖子は天童から事件のことをネットニュースで流すと言われ動転する。
天童は一樹のネタではなく、光聖と九条のネタをネットニュースに流す。タレコミがあったのだ。報道されると警察が動きだし光聖は逮捕される。
聖子は光聖が自分を裏切ったことに衝撃を受ける。紗春が店に来たが「今日は休む、あなたは友達じゃない」と冷たく突き放す。しかし、紗春のしんみりした態度に心を入れ替えふたりで食事をする。
週刊誌にタレコミをしたのは、まゆ(松井玲奈)。母のゆりと光聖の罪を暴露して、光聖とともにやり直したいと願っていた。光聖はやり直せないと言い張っていたが心が揺れる。
聖子は光聖が自分との約束を守り、家族(まゆと子ども)を守り抜いたと気づく。光聖と面会し「約束を守ったんだね」と光聖を許すと告げる。
一樹のネタを報道すべく証拠探しをする天童は、水死体に一樹と同じホクロがあると気づく。紗春に接近し「俺と手を組もう」と言い出す。
聖子はその場に出くわす。
<続く>
解説
水死体は紗春の夫で一樹が生きていると確信した天童が動きだしました。天童は一樹を捜しています。聖子は一樹に連絡をするも繋がりません。一樹は工場で働いています。携帯のスイッチをオンにして聖子から連絡が来ていたことを知ります。クリスマスイブについての紗春の嘘がどう動いていくのかがポイントでしょう。
光聖は自分を責めていますが、まゆの光聖への愛情は本物。まゆの力で光聖は立ち直ると思われる展開です。
感想
光聖が逮捕されたのはかなりの衝撃でした。聖子と光聖の絆は深く、今回の件でさらに絆は深くなったと感じました。まゆが本気で光聖を思っていたと分かり安心。
紗春がかなり怪しいです。やっぱり、夫を殺しているとしか思えない!どうなるこれから!
見逃せないストーリー。ますます面白くなってきました。
7話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
人を犯した夫をかくまうため、本来なら余計な人付き合いを避けたいはずの聖子(松下奈緒)が、なぜ知り合ったばかりの紗春(桜井ユキ)を店で働かせているのか――。その理由に、ある一つの可能性を見いだした天童(宮沢氷魚)は、キャバ嬢殺害事件の真相という第二のスクープを世に出すべく、紗春から一樹(安田顕)の情報を得ようと画策する。
ところが、紗春の夫・幸雄(今里真)がすでに死亡している可能性を示唆しようと、天童が「あなたの旦那さんが1年前に死んだことを知っている」と意味深な言葉を投げかけると、紗春は突然、怒りをあらわに。勝手に夫を死んだことにするなと激高し、天童を敵視する。その様子を見ていた聖子は初めて見る紗春の姿に驚きながらも、秘密を知られずにすんだと安堵(あんど)。しかしこの一件以来、紗春はどこか様子がおかしい。
一方、子どもたちを守るためにも何とかして天童の行く手を阻みたい聖子は、一樹の生存を裏付ける証拠を残さないよう、「もう連絡を取り合うのはやめよう」と一樹にメッセージを送る。警察や記者から追われる身となり、そのうえ聖子からも「一人で逃げ切って」と突き放された一樹は、孤独を感じて追い詰められていく。
そんな一樹の行方を追う天童は、紗春の豹変(ひょうへん)した態度が気にかかり、紗春と幸雄のことを調べ始める。かつて紗春が夫と娘と3人で暮らしていた社宅を訪ねた天童は、夫婦をよく知る人物に接触。すると、紗春の思わぬ行動が明らかになり…。
ネタバレ
・一樹(安田顕)が殺人犯かと疑う栄大(山﨑真斗)は光聖(中村海人)と面会。
・天童(宮沢氷魚)によって紗春(桜井ユキ)と夫の幸雄(今里真)の馴れ初めが判明。幸雄は「生田フーズ」勤務の営業マン。前妻と離婚後、スナックで紗春と知り合い再婚した。
天童は紗春が暮らしていた社宅の隣人である結城夫妻(守山龍之介、畦田ひとみ)から話を聞く。
・夫の結城圭介は幸雄の後輩でクリスマスには幸雄と出張の予定だった。
・クリスマスイブの日、レンタカーを借りるために幸雄の免許証を預かる。
・幸雄が行方不明後、紗春は携帯番号を変えている。結城は連絡がとれずに免許証を返せなかった。→幸雄の免許証を天童が預かる。
・紗春はバスケチーム「常陸モンキーズ」の熱狂的ファン。試合に負けると人が変わる。
一樹は酔ってチンピラに絡まれる。この時、過去がよみがえり紗春のことを思い出す。聖子から連絡を絶たれていたが、電話をする。
幸雄が行方不明になった当日。酔った一樹は幸雄の服を汚してしまう。
幸雄はクリーニング代を貰うために一樹の免許証を預かると取り上げる。そこに、車で紗春が幸雄を迎えにくる。
一樹から事の一部始終を聞いた聖子は、紗春の嘘を確信する。
・栄大は光聖に諭され真相を追及するのをやめる。
・天童は紗春の情報を集めていく。事件の2か月前に春雄の生命保険を増額しようとしていたと分かる。
事件全容
事件当日、モンキーズが試合に負けた。紗春は荒れ狂って部屋をごちゃごちゃに。
その後、幸雄を迎えに行く。幸雄を車に乗せた紗春は「パンクをした」と嘘を言って幸雄を外に連れ出した。橋に立ち言葉巧みに幸雄を前のめりにさせて足を持ち上げ川に突き落とした。
結末
テレビで水死体が発見された川で溺死体が発見されたと報道される。紗春はそれを見て警察に。しかし、その死体は女性。そこに聖子が現れる。
聖子「紗春さんのしたことは誰にも言わない」
<続く>
感想・解説
7話は水死体の事件真相が明らかになりました。やっぱり紗春が殺してました!一樹の免許証の謎も解けました。紗春の裏の顔は相当怖いです。天童も警戒しています。紗春はお金が欲しくて幸雄を狙い結婚した可能性もあります。最初から「いつ殺そうか」と計画していたかもしれません。
サスペンスストーリーに視点がいきがちですが、親子愛もしっかりと鑑賞。光聖から聖子を守ろうと思うなら知らないふりをしろと言われた栄大。思い悩みながらも聖子に問うことをやめ、さらに、ネットに掲載されているキャバ嬢殺しである一樹の似顔絵を消します。聖子を思う栄大が素直過ぎていい子過ぎて胸がつまるシーンになっています。
8話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
紗春(桜井ユキ)が夫の幸雄(今里真)を殺害したと気づいた聖子(松下奈緒)は「絶対誰にも言わない」と紗春に約束。これで紗春は自分たちの前から姿を消すだろうと思っていた。
天童(宮沢氷魚)は、先輩の那須(安井順平)から政治家の闇献金というスクープ記事を書いたことで、新聞社に返り咲くというかねてからの野望を実現させるチャンスを得る。そのためにはもう一発、世間をあっと言わせるようなスクープが必要だという。そこで、天童は一樹(安田顕)が犯したキャバクラ嬢殺人事件の真相をスクープにしょう紗春に再び接触。
紗春は、借金の返済が滞っているうえにスナックのママからも部屋代を請求され、金の工面に頭を悩ませていた。幸雄の保険金さえ手に入ればと思っていた矢先、店に現れた天童から幸雄殺しについて言及される。動揺したまま帰宅した紗春だったが、聖子の義母・いずみ(朝加真由美)が「一樹を見た」と言っていたことを思い出す。一樹には幸雄と同じように右手の甲に二つ並んだホクロがあったことから紗春は聖子の嘘に気付く。
ネタバレ
栄大(山﨑真斗)の学校では藤木(二井景彪)がナイフを持ち暴るのを栄大が止める。藤木は栄大に父親がリストラされ私立高校への進学は無理でヤケを起こしたこと、家庭内は荒んでいることを打ち明ける。
紗春は天童と手を組むことにする。一樹が生きている証拠を渡せば自分の殺人は隠し通してくれると思ってのことだ。天童は一樹が生きている証拠を得るために、一樹の電話番号を知るために携帯の契約書を見つけるように言う。そこで、紗春は再び聖子の店を手伝い始める。
いずみは一樹と会っていた。お金が必要な一樹はいずみが通うデイケアセンターでお金を貰っていたのだ。お金が必要ないずみは、紗春に「お金を貸して」と頼む。
いずみの話から紗春は一樹がいずみに会っていると察する。
紗春は家を物色するために、聖子を外出させる。家の中をあさるも契約書が見つからない。
聖子は紗春の動きを怪しく思う。サランラップに隠しておいた契約書を燃やす。
結末
発表会当日。
一樹がいずみに会いにくるという情報を紗春から得た天童は会場に潜り込む。
一方、聖子はいずみがお金を欲しがったこと、紗春がいずみと会っていたから、一樹がいずみ会ってお金を貰っていたと気づく。一樹に連絡するが携帯は繋がらず、発表会会場に急ぐ。
会場には一樹がいた。
裏から逃げてとこっそりと告げる。暗かった会場が一気に明るくなる。
一樹を見つけた天童が写真を撮ろうとすると、いずみが天童の手にかみつく。一樹は逃げる。
そこに紗春がやってきた。
感想・解説
8話は聖子、紗春、天童、一樹の全員が集合したラストの発表会のシーンが手に汗にぎるハラハラ展開でした。一樹が捕まる?どうなる?と画面に釘付け。結局、天童は写真を撮ることができませんでした。
いずみは「母なら子供を守らないと、悪い奴は徹底的にやっつける」と考えて生きてきた女性。例え忘れていくことがあっても、一樹への愛は忘れてはいません。嚙みつかれた天童の手の痛みは母の愛の証でしょう。一樹はどうしようもないけど、親からしたら唯一無二の存在なのだと感じました。朝加真由美さんの演技が良き。
栄大は藤木の「見て見ぬふりをするのは罪だ」という言葉が頭から離れない様子。光聖のアドバイスがあり知らないふりをしていた栄大でしたが、もしかしたら、一樹の存在を確かめ、最終的に自首をすすめるのでは。親から子への愛があるように子から親への愛もあります。栄大の動向にも注目していきたいところですね。
9話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
いずみ(朝加真由美)のとっさの行動で、なんとか一樹(安田顕)を逃がすことができたものの、天童(宮沢氷魚)に生きている一樹の姿を見られてしまい、焦る聖子(松下奈緒)。さらに、紗春(桜井ユキ)が天童と手を組んでいることを知った聖子は、2人の動きを封じるため、ある行動に出る。
天童は、紗春に呼び出され「証拠探しから手を引く」と告げられる。聖子から店に来ることを拒否される。一樹が生きていることを証明すれば、欲しかった保険金が手に入るかもしれないのに、なぜだ?紗春の決断に天童は違和感を覚える。
いずみの言動からも、いよいよ一樹が生きていることを確信し始めた栄大(山﨑真斗)は、聖子のスマホを見ようとする。パスワードがわからず見ることができない。
しばらくして、公園で遊んでいた亜季(吉本実由)が希美(磯村アメリ)を連れて帰ってくる。紗春が仕事で希美はひとりで遊んでいたという。希美を家に招いた聖子のもとに天童が現れる。
ネタバレ
・一樹を逃した一件でいずみは体調を崩し入院。手を怪我した天童は聖子から治療費を貰う。
・一樹はラブホテルを利用している。
紗春が天童から手を引いたのは、聖子と手を組んだから。聖子は天童は信用できないと光聖を裏切ったことを明かす。天童が紗春のことをスクープする可能性は大きい。さらに、一樹が掴まったら紗春の犯行がバレる。聖子は夫殺しのことは黙っていることを条件に紗春に天童から手を引かせた。そして、聖子は紗春と縁を切る。
聖子は天童の編集部にクレームを入れる。天童の執拗な追いかけ取材でいずみが入院したというもの。このクレームで天童は一樹を捜すのを禁止される。
天童は紗春が勤めるスナックのママ・澄子(クノ真季子)から紗春の過去を聞く。紗春は結婚前に子どもを堕ろしている。「紗春は子どもを好きじゃない」という澄子。さらに、前の保育園で希美の虐待がバレて転園させた情報を得る。虐待の記事を扱っていた天童は希美が虐待されていると確信する。
聖子と天童は一樹のことで言い争う。その時、希美がおもらしをする。それは虐待されている子どもの特徴のひとつ。天童は希美が虐待されていると聖子に伝える。
希美を家に送る聖子は、希美の背中に火傷の痕を見つける。
児童相談所に匿名で紗春の虐待を通報。
亜希は店の前で一樹を見る。「お父さんの幽霊がいた」という亜希に栄大は「誰にも話すな」と口止めをする。
結末
・天童は薩川(大朏岳優)と編集部に内緒で一樹を捜している。
・聖子の家に警察が訪れる。「瑠美子殺害事件について…」
・紗春の家に児童相談所の職員が訪れる。
・栄大は聖子のスマホを開くことができた。一樹とのやりとりを見つける。
解説
9話は紗春の裏の顔が明らかになってきました。借金でお金が欲しくて夫を殺し保険金を貰うために希美を養育しています。希美に愛情のかけらはありません。お金のためなら何でもするというのが紗春の本来の姿でしょう。
いずみが育てているオリーブの木を父親に例えています。虫がつきやすいオリーブは虫がつかないようにしなければいけません。腐ったら「家庭崩壊」という例えがあります。最後にオリーブの鉢が割れたことから一樹の存在が崩れてしまったのだろうと思える演出になっています。
感想
一樹がどこまでもクズでどうしょうもなない男です。いずみが入院してお金がなくて聖子にすがる。連絡が取れなくて家の周りをウロウロ。そこを亜季が見てしまうというとんでも展開。
そもそも女に現を抜かし蒸発した時点で離婚すべき男。天童も聖子に離婚すべきだと言ってます。なのに、聖子は「家族だから」と頑なです。聖子の家族への執着は過去のことがあるからでしょうが、それだけじゃないでしょう。聖子は一樹への愛情が失せていないのだと思います。
一方、栄大は藤木にカツアゲされるところを助けてもらい一気に仲良くなります。一樹が浮気をして蒸発したことを知っていました。そのことを誰にも言わずにいたけど藤木に打ち明けます。この時から栄大は一樹に対して憎悪を感じているようにも思えます。真実を突き止めようと動き出した栄大は、最終的に聖子に離婚するように言いそうな予感がします。
聖子が下す判断は?いよいよ結末に近くなってきました。衝撃展開が待ち受けていそう。
10話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
一樹(安田顕)を見た亜季(吉本実由)に口止めをした栄大(山﨑真斗)はあることを決意する。聖子(松下奈緒)は栄大の様子がいつもと違うことに胸騒ぎを覚える。
突然、児童相談所の訪問を受けた紗春(桜井ユキ)は、聖子が通報したと気付き『週刊リーク』編集部へ。聖子に反撃するため天童(宮沢氷魚)の手を借りようと考えたのだ。だが、あいにく天童は不在。すると、デスクに置かれた藤谷瑠美子殺害事件の資料が紗春の目に留まる。何げなくファイルの中身を見た紗春は……。
その頃、天童は栄大に呼び出されファミレスにいた。
栄大「お母さんたちのこと、記事にするんですか?」
ネタバレ
・栄大に天童は犯罪者の子供になる覚悟があるかと告げる。栄大は推薦入学を断り一樹と会う覚悟を決める。
・一樹は聖子に縁を切りたいのなら5千万円を渡せと言い出す。
光聖(中村海人)が出所。来月出産予定のまゆ(松井玲奈)は、光聖のことを認めず、罪を犯しても悪びれない九条ゆり(余貴美子)と縁を切る。
聖子はまゆから光聖に秋田での就職口があるが聖子と離れることを躊躇い迷っていると聞く。聖子は光聖を冷たく突き放す。
光聖は背を向ける聖子に「俺はずっと姉ちゃんの味方だから」と叫ぶ。
紗春はファイル資料から一樹が瑠美子を殺害したと気づく。このネタを餌にして聖子から金を貰おうとする。そのため、証拠となる一樹を捜すことに。
亜季(吉本実由)に近づき一樹の生存を確認。この時、GPSを栄大の自転車につけるようにうまく誘導する。
藤本(二井景彪)が親の離婚で転校することに。栄大は藤木から事件を起こしたときのナイフを貰いポケットに入れる。
天童は一樹の件が9割は確実だというのに記事にしていない。新聞社の元先輩の那須(安井順平)は珍しく慎重になる天童に「今月中に結果をだせ」と迫る。
テレビでキャバ嬢事件が報道される。それを見た聖子は気を失い病院に運ばれる。
栄大は聖子のスマホを持っている。一聖子のふりをして一樹と連絡をとり、公園で待ち合わせをする。
薩川景虎(大朏岳優)は一樹の潜伏するラブホテルを見つける。一樹は薩川にバレたと気づき逃げる。
結末
・精密検査の結果がでる。聖子は妊娠3か月。
・一樹が待つ公園の高台に栄大が行く。「お父さん」
・紗春はGPSで栄大を尾行。一樹と栄大が会っているのを動画撮影。
解説
10話は栄大の存在がクローズアップされたストーリーです。
栄大が真実と向き合う覚悟を決めました。栄大の背中を押したのは天童であり、仲良くなった藤木です。一樹に会うために公園に向かう栄大が自転車をこぐときに「あー」と叫びます。迷いを捨て走り出す心情が描きだされたシーンになっています。
天童は栄大に会ったことで記事にするのを迷っています。栄大に覚悟を決めるように言いながらも、覚悟を決められていないのは自分だと思います。スクープのためなら何でもする天童の変化に注目です。
感想
またしても衝撃展開!聖子がまさかの妊娠です。聖子と一樹のラブシーンがここで伏線回収されました。
入院中のいずみ(朝加真由美)が聖子に告げる「子どもは誰にも頼れないと分かったら自分がしっかりする」が印象的。栄大の成長に気づかされる台詞です。
紗春は相当の悪ですね。金への執着が凄すぎ!聖子を恐喝するのは明らか。桜井ユキさんと松下奈緒さんの対峙シーンに期待しています。
一番、胸に刺さったシーンは聖子と光聖の別れの場面。光聖のためを思い無理矢理に突き放した聖子。光聖に見えないように涙をぬぐいます。光聖の叫びに涙…。
11話ネタバレ・解説・感想
あらすじ
栄大(山﨑真斗)が現れ驚く一樹(安田顕)は栄大に背を向ける。栄大は家族のために自首を促す。
翌朝、聖子(松下奈緒)はスマホがないことに気付く。栄大が一樹と会った高台に忘れてきたのだ。栄大は言いだせずにいると紗春(桜井ユキ)がスマホを持って現れる。紗春は遠くでふたりを見ていただけといい、撮影した動画を見せる。動画には一樹と対峙する栄大が。聖子を追いつめた紗春は驚きの要求を突きつける。
手天童(宮沢氷魚)は一樹の生存が確認できる証拠を手に入れていた。『死んだはずの男がキャバ嬢殺人事件の犯人』記事にすればスクープは必至だ。しかし、聖子や紗春を追ううち、天童の中にはある迷いが生じ始めていた。
ネタバレ
・紗春は一樹が生きていることをバラさない代わりに5千万円を要求する。
・天童は薩川景虎(大朏岳優)が撮ってきた写真から一樹の携帯番号を知ることができた。一樹に自首をすすめるが電話は切られてしまう。
・聖子は妊娠していることは秘密にしている。栄大に一樹とのことを問われるが答えずにいると栄大は暴れ引きこもる。
天童は記事を公にするには紗春が夫を殺し希美を虐待していることを証明してからだと考える。そのために聖子の証言が必要だ。聖子に虐待されている子どもは声をあげることができないと説明。家族を巻き込むなと聖子を説得する。
紗春は大家であるママから今週中に出ていくよう言われる。児童相談所が訪れる。家賃を払っていないことを指摘される。このままでは警察と連携することになると言われ焦った紗春は聖子にしつこく金の要求をする。
聖子は家を売ろうと考えるがいずみ(朝加真由美)の反対もあり思いとどまる。そんな中、希美が「助けて」と聖子のもとに。
聖子は天童に希美を警察に保護してもらったと嘘をつく。希美に「必ず守る」と約束し家に帰していた。「証言する」「その前にやりたいことがあるから待ってほしい」と聖子。天童は聖子を信じる。
聖子は一樹と会う。保険金の残高2千万を渡すから縁を切ると告げ、さらに「紗春を殺して」と迫る。聖子の計画は、お金を渡すと紗春を呼びだし紗春を大橋から突き落とすというもの。一樹は承諾する。
結末
・天童は聖子の嘘に気付く。薩川が紗春の虐待の証拠を掴んだ。天童「急がないと大変なことになる」
・紗春はタクシーに乗る。
・聖子は一樹に通帳と印鑑を渡すために車を走らせる。
解説
11話は聖子の覚悟と紗春の焦りを描いています。一樹と縁を切る覚悟を決めた聖子はこれまでにない表情。強さというか善を捨てたというか。家族を守るために紗春殺しまで計画。ここまで聖子を変えてしまったのは一樹です。一樹を愛しすぎたことが聖子にとっての不幸だったのかもしれません。家に飾ってある亜季が描いた「家族の絵」から家族が笑い会っている微笑ましい過去場面を織り込む演出が悲しさを誘っています。
ラストに薩川が紗春の虐待の証拠が分かったと言っています。それは何かは次回に判明すると予想される展開です。
感想
冒頭で栄大が一樹に「死んでないんだよ」と泣き叫ぶシーンが圧巻。一樹にナイフまで向ける栄大。自分がしでかしたことじゃなく親によって巻き込まれてしまった運命。子は親を選べない。亜季にはいいお兄ちゃんであり、聖子の前ではいい子どもであった栄大の背負うものは大きすぎますね。聖子は真実を告げるべきか。親としての覚悟もまた難しいところです。
天童はただのゴシップ記事ではなく真実を告げる記事を書こうと考えています。虐待を追いかけてきた天童は、虐待されていても言えない子どもを救おうという熱い思いがあります。そんな天童の味方が薩川。いい相棒です。この二人のサブストーリーがあったら楽しそうなんて思ってます。
最終回(12話)ネタバレ・解説・感想
あらすじ
仕事を終えた紗春(桜井ユキ)を呼び出した聖子(松下奈緒)は、覚悟を決め、一樹(安田顕)とともに、かつて紗春が夫を突き落とした橋へと向かう。
天童(宮沢氷魚)は、聖子の嘘の真意を確かめるため「あさひおでん」に向かおうとする。しかしその矢先、紗春が隠してきた最後の秘密を知る。その頃、すでに橋の上に到着した聖子は、計画を確実に実行するため、ある細工をしていた。
ネタバレ
紗春の秘密
薩川(大朏岳優)が掴んだ紗春(桜井ユキ)の秘密は、幸雄(今里真)がDVだというもの。常陸モンキーズが負けると大暴れする。希美(磯村アメリ)には手を挙げないものの怯える希美をいつも守っていたのが紗春だった。
クリスマスイブの日、幸雄は大暴れ。紗春に暴力を振う。希美が防犯ベルを鳴らすと怒りの矛先を希美に。この時、電気ストーブが倒れ希美は背中にやけどをする。病院に連れていくのを止められる。紗春の精神はギリギリ。幸雄を車に乗せ大橋から突き落とした。
紗春は希美に愛情を注ぎ生きていた。
聖子の犯罪
希美は聖子に「ママを守って」と告げていた。聖子はこの時、虐待をしていたのが幸雄だと知る。お金がない紗春のために保険金を用意すると覚悟を決めた。
・天童に頼みこみ幸雄の免許証を貰う。
・一樹を大橋に連れ出す。妊娠を告げると堕ろせと言われる。
・一樹を突き落とそうとする。
・一樹は「お前が犯罪者になるな」と自ら川に飛び込んだ。
・一樹の死体には幸雄の免許証がある。紗春「夫に間違いありません」と証言する。
紗春は「夫を殺した」と自首をする。希美に嘘をつきたくはないという愛情からのもの。紗春の自供は一樹の死体に対して。一樹と幸雄の死体が入れ替わっていることは証拠もなく秘密のまま。
施設にいる希美を引き取り、聖子が育てることにする。
光聖(中村海人)に男の子が生まれる。
いずみ(朝加真由美)は退院。聖子はおでん屋を運営。
栄大(山﨑真斗)は引きこもりをやめて学校に通っている。推薦で進学する決意も。聖子は栄大の部屋を掃除する。そこで一樹からの手紙を見つける。
一樹は自分のしでかしたことを告白し「お母さんは悪くない。お母さんを家族を守ってくれ」と綴っていた。それは、死ぬ前に記した手紙だった。
証拠がないがすべてを知る天童は、聖子に問う。「家族を守るために犯罪を犯すのは聖女か悪女か」聖子は答えず。いつか必ずすべてを打ち明けるという。
18年後、聖子は自首。保険金は全額返済した。
【完】
解説
衝撃的な結末を迎えた最終回。紗春が悪女になっていましたが、本当は希美を心から愛していたというものです。一樹は最後に家族のために死に、栄大は一樹の遺言通り聖子を守る覚悟を決めています。最終的に聖子は保険金を受け取った罪を認めています。黙っていればバレずにすんだこと。それでも自首をした。それが聖子の家族への愛。真実を明かすことが愛情だということでしょう。
ラストに9話のキーアイテムになったオリーブの木がうつります。鉢が割れたオリーブは新しい鉢で育っています。大黒柱の一樹はいなくなったけど、今度は栄大が家族を支えるオリーブなのだと思える演出です。
感想
最後回まで紗春にすっかり騙されていました。演出、脚本、演技、すべてが成せる業。圧巻です。
聖子は一樹との子を出産したと思われます。18年後に自首をしたのは、子どもの成長を待ってのことでしょう。栄大も亜季ももう成人過ぎた大人になっています。大きくなったふたりの姿を見たかったな。
聖子と紗春が聖女か悪女か、それは個々で違うでしょう。個人的にどちらも正解だと思っています。人間というものは、多かれ少なかれ、悪と善の部分をもっています。聖子も紗春も同様。家族のためにと生きる姿は聖女でもあり。人を殺すことは悪女でもあり。その点は、揺るがない事実だとも思います。
聖子も紗春も男運が悪すぎです。この物語の根源は、一樹と幸雄というクズ夫が根源。そんな男を愛したふたりの女の物語だと感じました。
【夫に間違いありません】考察全話まとめ
水死体は紗春の夫!あ殺した犯人は?
1話の冒頭で橋の上から何者かが男を突き落とすシーンが描かれました。この時、川に落ちたのが一樹と思われた男であり、紗春の夫で間違いないでしょう。
警察は事故処理していますが、確実に殺人事件です。現在の時点で犯人候補は紗春が有力。
・一樹は免許証を飲み屋で失くしたと言っている。→紗春がこっそりと盗んだ。
・紗春は聖子に「うまく隠せばいい。バレなきゃいい」と意味深発言。
・聖子が間違えて遺体確認したことを知っている。→自分が殺しているから分かることでは。
・目的は保険金。夫の遺体がなければ保険金が下りないことから聖子に接近。
以上、1話放送後の考察となります。次いで2話放送後に更新します。
紗春(桜井ユキ)が犯人!
紗春はネグレクトの可能性大!
・希美はヘンゼルとグレーテルを知らない→絵本の読み聞かせをしていない。
・希美の好きな食べ物は「冷凍のグラタン」→料理を作っていないのでは。
・希美が写真があるかと問うと「あっかな」とそっけない返事→家族写真や希美の写真を撮っていない。
・希美とふたりで歩くときはセッセと前を歩く。→手を繋ぐという親子関係がない。
希美はどこかビクビクしている風にも見えるし、もしかしたら、紗春が父を殺したと知っているかも?この先の展開にご注目!
3話で紗春は希美が3歳の時に夫と結婚したと判明。本当の親子じゃないことから悩むこともあると話しています。やけに聖子に親しげなのが気になります。探りを入れているとも考えられます。
4話で光聖が「死体がなければ紗春が保険金を受け取れない」と言っています。さらりとしたセリフでしたが、これ大きなポイントだと思われます!やはり、紗春は保険金が欲しいことから夫探しに躍起になっていると考えられます。
7話で紗春が夫を殺したことが明らかになりました。
天童が扱った虐待事件に伏線回収はある?
天童は7年前に虐待事件を掲載してクビになっています。虐待をしていたと書かれた母親が「記事のせいで家庭崩壊した」と遺書をのこして自殺を図ったせい。
虐待に対してかなりの怒りを見せていた天童。
7年前なので紗春のことではないと思いますが、紗春が虐待をしていた場合、天童が見抜くのではないかと考察中。どこかで何らかの形で伏線回収がありそうです。
9話で天童が紗春の虐待に気づきました。取材経験がいかされているという展開です。
一樹の免許証の謎を解明
5話にて。紗春のアリバイが崩れました。夫がいなくなったクリスマスイブの日。紗春は飲み屋で一樹と出会っています。聖子にどこにも行っていないと言ったのは噓。この時、紗春は財布を盗んだ。
その財布を夫が持ち出していた。そうとは知らずに紗春は夫を殺した。
死体から一樹の免許証が出てきたのでしょう。
7話で紗春ではなく、春雄が免許証を持ち去ったことが判明しました。
一樹(安田顕)は逮捕される!?
殺人まで犯し防犯カメラ映像が公になり、行き場のない一樹。逃げることに疲れて自首をするかもしれません。或いは、天童によって生きていることがバレて逮捕されるかも。
いずれにしても、一樹の逮捕は免れることはなく、ここから、紗春のことや生命保険のことがボロボロと漏れてしまうと考察中。一樹の逮捕は物語を左右させる大きなポイントです。
聖子(松下奈緒)の最終決断
家族を守るために必死の聖子。妊娠した聖子は守るべき家族が増えました。そんな聖子の最終決断を考察中。
紗春と手を組む。
・紗春が一樹を事故に見せかけて殺害。
・一樹の死体を紗春が夫だと証言。
・紗春は保険金を受け取る。
ただ、天童がどう出るかが問題。成功の確率は低いかもしれない…。
そもそも聖子は悪人じゃないので「家族を守るため」真実を公にするかもしれません。それが一番の正解かも!?
一樹が自殺?
いよいよ最終回が迫っています。11話から考えられるのは、一樹の自殺説。
紗春を殺そうといわれ承諾していましたが、一樹が自ら飛び降りるのではないか。栄大からも死んでほしいと懇願されていた一樹。逃げ回るにも限界があります。
家族を守るため、一樹が選ぶのは「本当に死ぬこと」ではないでしょうか。
最終回で一樹は予想どおり、自ら死を選びました。
【夫に間違いありません】原作と元ネタ・脚本家は?
【夫に間違いありません】には小説や漫画など原作はありません。完全なるオリジナル作品ですが、元ネタは存在しています。過去に実際に起こった遺体誤認の事件です。警察が水難事故での遺体を家族に引き渡したあとに本人が生存していたことが判明しました。警察が謝罪会見を開き公になった事件です。
本作はこの事件に着想し描いたドラマです。生きていたという事実は同じですが、他部分は全くの別物と捉えてよいでしょう。脚本を担当するのは脚本家のおかざきさとこさんです。
【夫に間違いありません】最終回はどうなる?結末予想
原作のない本作。最終回、結末はどうなるのでしょうか。ここでは最終回結末がどうなるのかを予想します。
死体で発見された男の身元が判明し、一樹が生存していることは最終的に公になると思われます。これを暴くのが週刊誌記者の天童でしょう。
ただし、警察は殺人とは扱わず、紗春はこれで保険金を得ることができるはずです。聖子は保険金を一括で払うために紗春からお金を借るかもしくは貰って返済するのではないでしょうか。
一樹はかなりのクズ夫ですが、聖子の愛で改心。ふたりでおでん屋を切り盛りというなんてハッピーエンドもありかなと思います。
登場人物紹介
朝比聖子(演:松下奈緒)
葛原紗春(演:桜井ユキ)
天童弥生(演:宮沢氷魚)
朝比一樹(演:安田顕)
貴島光聖(演:中村海人)
九条まゆ(演:松井玲奈)
九条ゆり(演:余喜美子)
朝比栄大(演:山﨑真斗)
朝比亜季(演:吉本実由)
藤谷瑠美子(演:白宮みずほ)
山上仁(演:前川泰之)
朝比いずみ(演:朝加真由美)
【夫に間違いありません】親子愛に注目!
【夫に間違いありません】はサスペンスドラマではありますが、母としての生き方愛情にもポイントを置いたストーリーです。聖子がどう生き、どう子どもを守っていくかが見どころにもなっています。
考察ストーリーとともにどこまで相手を信じられるか、愛情をそそげるのか。親として、女として、松下奈緒さんが演じる聖子の生き方に注目していきましょう。
本記事は【夫に間違いありません】のネタバレとあらすじ、感想と考察を最終回までお届けします。
【脚本】おかざきさとこ
【音楽】桶狭間ありさ
【プロデューサー】近藤匡、柴原祐一
【演出】国本雅広、安里麻里、保坂昭一
【制作協力】ダブ
【制作著作】カンテレ
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