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映画【パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち】あらすじを徹底解説!

パイレーツ・オブ・カリビアン3

出典元:https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/1100.html

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』を徹底レビュー!
ジョニー・デップ主演の海洋アドベンチャーで、公開は2003年。
2020年時点で、全5作品作られているシリーズの1作目となる。
ディズニーランドのお馴染みのアトラクション『カリブの海賊』から着想を得た映画のあらすじを徹底解説!

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』について

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は2003年に公開した海洋アドベンチャー作品。
公開は2003年で、アメリカは7月に、日本では8月に公開を迎えています。
制作費は、$140,000,000と言われていて、最終的な興行収入は$654,264,015を稼ぎ出し大ヒットを記録。
3部作構想で作られたシリーズ1作目、キャプテン・ジャック・スパロウの活躍を描いた冒険映画。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の作品情報

原題:Pirates of the Caribbean:The Curse of the Black Pearl
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジェイ・ウォルパート
原作:ディズニーランド「カリブの海賊」
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ
公開:2003年8月2日
時間:143分
製作:アメリカ合衆国
公式:https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0403.html

次作

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シリーズまとめ

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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のあらすじ

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出典元:IMDb

ブラックパール号を率いる冷酷な海賊の船長バルボッサが町を襲撃し、総督の娘エリザベスがさらわれる。密かにエリザベスに恋心を抱いていたウィルは、一匹狼の海賊ジャックと手を組み、彼女を救い出すことに。呪いによって生きた屍と化していたバルボッサと船員たちの狙いは、エリザベスが身に付けている黄金のメダル。そしてその最後の持ち主だったウィルこそが、死よりも苦しい地獄のような呪いを解く鍵となる。ブラックパール号を奪われた過去を持つジャックは、復讐として一発の銃弾をバルボッサに撃ち込むが―。

引用元:https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0403.html

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のあらすじを徹底解説!

序章

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出典元:IMDb

18世紀、カリブ海の海上1隻の船。
イギリス軍の船の上、ひとりの女の子が見つける。
彼女はエリザベス・スワン。
船が大破し、その生き残りとみられた男の子の介抱を頼まれる。
彼女の父親は、総督。
するとエリザベスは、男の子が首に下げるネックレスが、海賊のものだと察する。
とっさに隠して、男の子の介抱にいくのだった。

ウィル・ターナーの想い

そこから数年後。
エリザベスも立派な女性となっていた。
ウィル・ターナーは、その後街で鍛冶屋となっている。
二人は本来ならば幼なじみのような関係だ。
しかしエリザベスは街でも有数のいいところのお嬢さん。
ウィルは、どうしてもその関係から抜け出せないでいた。
しかし内に秘める想いは、確実に恋心を抱いているのは確実だったのだ。

ジャック・スパロウ

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小さな船に乗って街へとやってきたジャック・スパロウは、港を物色する。
海賊である彼は、船を強奪しようと考える。
イギリス軍所有のインターセプター号だ。
一方、エリザベスはノリントンからの求婚の話の最中、きつく閉められたコルセットのせいで気を失い海の中へと転落してしまう。
それを目撃したジャック・スパロウは、海へとダイブしエリザベスを助けるのだった。
しかし海賊を敵視している軍やノリントンは、エリザベスを助けたにもかかわらず海賊という理由だけで、ジャック・スパロウを投獄させるのだった…

ブラック・パール号襲来!

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出典元:IMDb

ジャック・スパロウが投獄されて程なくして、街には一隻の海賊船が襲来する。
それがブラック・パール号。
黒い船体が特徴の海賊船だ。
街を襲い、破壊や強奪を繰り返す悪名高いキャプテン・ヘクター・バルボッサ率いる海賊たち。
そんなバルボッサ一味に、エリザベスが拐われてしまう。
最初は身代金目当てだったが、苦し紛れについた嘘が余計に事態を混乱させる。
エリザベスは、ターナー一家のひとりだと名乗るのだった。
バルボッサ一味は、それを聞いてエリザベスを拐って旅立ってしまうのだった。
ジャック・スパロウは、その後脱獄し逃げようと画策する。
一方ウィル・ターナーは、エリザベス救出のためになんとかブラックパール号を追うために奮闘。
ジャックとウィルは、出会い頭では格闘をするも、協力してブラック・パール号を追うことになる。
ジャックは、自分の船であるブラック・パール号を取り返すため。
ウィルは、エリザベスを助けるため。
ふたりの冒険が始まる!

ジャック・スパロウの活躍を描く!?

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出典元:IMDb

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は、ジャック・スパロウの活躍を描いた作品‥
というわけでもありません。
なぜなら、本作において完全なヒーローとなる主人公は、オーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーだからです。
どちらかというと、この映画は、3部作構想の1作目となりこれから展開するであろう世界観の構築と、その根幹となる部分の説明がほとんどとなる作品。
本作で肝となる、いくつかの押さえておくべき部分を解説します。

ウィル・ターナーの存在

まず、この映画において完全な主人公はウィル・ターナーです。
そして、物語の鍵を握るのは「靴ひものビル」ことウィルの父親です。
しかし、ビル・ターナーは本作では登場しません。
アステカの金貨を盗んだ最後の人物として、ビルの名が語られますが、バルボッサ含めジャックにも知られているなのある海賊です。
彼の謎を秘めたまま、物語は進んでいくのですが、海賊の息子としてウィルの背景にある謎が本作では宙吊りのまま進むのでした。
しかしこれが後に続く物語では、鍵になっていくのです。

ジャック・スパロウについて

2003年でなくとも、2020年の現代でもヒーローといえば、MCUにおけるキャプテン・アメリカの様に。
チャランポランに好き勝手していても、最後は絶対に駆けつけてくれるアイアンマンの様に。
絶対的なヒーロー像って、やっぱりたくましい男、って感じは今も昔も変わりがありません。
しかし、この『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウは、その全てのヒーロー像に、まったく持って当てはまらない存在です。
それは、現在においても唯一無二とも言えるヒーローでしょう。
無責任で、何を考えているかもわからない。
ただの悪党の海賊。
ですが、ジャック・スパロウはやるときはやる男。
実はしっかりと仲間を信頼していて、頼れる男、それがキャプテン・ジャック・スパロウ!
そんな背景をしっかり描くための1作目となる本作。

ブラック・パール号とバルボッサ

もうひとつ、最後に描いておくべきなのが、ブラック・パール号とバルボッサでした。
バルボッサとの因縁は、この後にも重要な鍵となるため、絶対に必要な要素でもあったのです。
あまり詳しく書いてしまうと、この後に続く作品のネタバレになってしまうので、あまり明かせませんが…
ふたりの因縁を描く必要性があったということは覚えておくと良いでしょう!
元々は同じ船員だったこと、バルボッサにハメられて、ブラック・パールを追いやられてしまったこと。
などがポイントです。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のあらすじ解説・まとめ

以上、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の解説でした。
まずは1作目ということからも、割と各キャラクターの性格や背景などを辿るものが多く、これといって迫力なシーンは、成功を収めたのちのシリーズと比べると少し弱めな印象の1作目です。
しかしながら、ここを踏まえた上で見ていくと、全てにおいてふに落ちる部分でもあるので、とても重要になることもお忘れなく!
それでは、次回シリーズ2作目の解説もお楽しみに!

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