【ずっと独身でいるつもり?】原作ネタバレ!共感できる部分とできない部分を解説!

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出典:映画【ずっと独身でいるつもり?】公式HP

映画【ずっと独身でいるつもり?】が2021年11月19日(金)に公開されます。
主演は田中みな実さんで、フリーアナウンサーで、ここ数年女優として大活躍中。
写真集を出したり、多くの女性からもあこがれを持たれています。
さらに、市川実和子さん、松村沙友里さん、徳永えりさんらがそれぞれの葛藤を抱えながら生きる女性として脇を固めています。

田中みな実さん、毒舌って言われるけど昔から好き!

本記事では、【ずっと独身でいるつもり?】の原作ネタバレ、共感できる部分とできない部分について書いていきます。

映画【ずっと独身でいるつもり?】の概要

原作・スタッフ

原作 おかざき真里
監督 ふくだももこ
脚本 坪田文

原作は、雨宮まみさんのエッセイをおかざき真里さんが漫画化した伝説コミックです。
監督は、小説家など幅広い分野で活躍され、この映画が産後初作品となるふくだももこさん。
脚本は、ドラマ『コウノドリ』やアニメなど幅広い作品を手掛けてきた坪田文さんが担当します。

キャスト

ずっと原作キャスト

出典:映画【ずっと独身でいるつもり?】公式HP

  • 36歳独身のライター・本田まみ:田中みな実
  • 過去にまみを尊敬していた・佐藤由紀乃:市川実和子
  • 26歳で無職のパパ活女子・鈴木美穂:松村沙友里
  • 夫に不満を持つ専業主婦・高橋彩佳:徳永えり
  • まみの年下の彼氏・橋田公平:稲葉友
  • 彩佳の夫・祐介:松澤匠
  • まみの配信番組のプロデューサー・五所川原:山口紗弥加
  • まみの配信番組のMC・徳永:藤井隆
  • まみの伯父・士郎:橋爪淳
  • まみの母・恭子:筒井真理子

【ずっと独身でいるつもり?】原作ネタバレ!

ずっと独身原作ネタバレ

出典:映画【ずっと独身でいるつもり?】公式HP

かわいそう?

36歳独身のライター・本田まみ(田中みな実)は孤独死より「1人で生きていくこと」の方が怖い。
大学入学で上京し、東京での生活の方が長くなりつつある。
大おばあちゃんが亡くなり友人と礼服を買ったまみ。母(筒井真理子)に電話すると、「いい人いないの?大地震とかあって頼る人もいなかったらかわいそう」と言われてしまう。味方だと思っていた家族から「かわいそう」と言われたことに血縁ってめんどくさいと思うまみ。
京都の葬儀場に着くと、親戚の子どもたちが増えていた。
同年代の子はみんな結婚して子供もいてしっかりしている。親戚からは「まみちゃんならいつでも結婚できるよ」と気を使われる始末。そこへ、叔父の士郎(橋爪淳)がハーレーに乗って登場する。バツイチ独身で昔からいつも自由な人だ。そんな叔父がまみに「好きなことをなりわいにしてて、自分の足で立っててうらやましいよ」と言ってくれた。叔父のように独身だけど人気者。そんな人になりたいとまみは思った。

互助会か!

「一番寂しい女ってさ、ひとりぼっちの事じゃなくて「ひとり」に耐えられなくて誰とでもすぐくっついちゃう女だよね。」
同窓会で聞こえた言葉。それって私のことか?由紀乃(市川実和子)は思った。
由紀乃は同窓会に参加している。まみとは同級生で久しぶりの再会だ。子供を連れてきている女性もいる。36にもなるとSNSの写真は子供か食べ物に分かれる。「私は断然食べ物派」と言う由紀乃。
彼氏とは別れたが、家で1人でいると死のうかなと思うこともある。彼と行くはずだったドバイ旅行もキャンセルできずにいた。まみに「老後一緒に遊んでー住んでもいいよ」と言うと、「互助会か!」と突っ込まれる。
そこへ大学時代の元カレ・小日向が来る。
久しぶりに会って話す2人。一緒に食事していると楽しいと思う由紀乃。しかし、アレルギーを気にしてナッツをよける由紀乃に「相変わらず神経質だなー変なとこで」と言う小日向。そうだった。小日向の形容詞は全部ネガティブで息が詰まり、自分のことが嫌いになり耐えられず別れたんだった。
そして結局ドバイには1人で行く由紀乃。
すると知り合いのいる東京より、ドバイを満喫している自分に気付く。「ひとり」でも大丈夫なんじゃん。と安心する由紀乃だった。
東京に戻り、同窓会に赤ちゃんを連れて参加していた女性に会う。すると彼女から「同窓会の時話してた互助会に私も入れてよー」と言われる。「結婚してるじゃん」と由紀乃が言うと「孤独死のほとんどが既婚者なんだよ」と彼女は言った。

シミズと仕事

同窓会でまみはシミズと再会する。
2人でいると他の同級生から「2人ともまだ独身なの?カワイイのになんでだろうね。仕事のしすぎじゃない?」と言われる。シミズは時計を見て「あっ、時間だから帰るわ」と言う。どうしたの?と聞かれ「仕事」と答えるシミズ。
デザイン事務所で働くシミズ。会社に戻るとちょうど食事を注文していたので自分も親子丼を頼む。立食のカフェより親子丼の方が良かった。デザインは夕方に直しが来ることが多い。そんな中週末にライブのチケットを取っている同僚がいた。彼女と行くらしい。シミズも、うすく付き合っている彼氏がいる。3週間前に会ったきりでしかもエッチの途中でシミズが寝てしまったのだ。気づいたら自分1人で寝ていたが、大きなベッドでゆっくり寝られるくらいにしか思わなかった。
そして週末。夕方に直しと新規の新しい仕事が入る。
ライブは諦めると言う彼に、シミズは「仕事が忙しい時ほど遊びをあきらめちゃいけない!」と言い、なんとか仕事を終わらせる。そして彼はシミズの手を取り、2人でライブに行く。彼女はキャンセルしたらしい。2人でライブを楽しみ帰り道でビールを買ってカンパイする。「仕事は楽しいけど恋愛とのトレードオフじゃないと思う」と話すシミズだった。

タケシと結婚?

まみはある日年下の彼氏・タケシ(稲葉友)からプロポーズされる。
「俺働いてるし次男だし、子供産むなら早い方がいいと思う。」と言うその彼の軽さに乗っかろうと思い「うん、いいね!結婚しようか」と答えるまみ。
タケシが「俺金ないよ。」と言うのでまみがタケシの家に入ることに。ブライダルチェックを受けようと提案するまみに「えっ俺?」と自分はやる気がない。
そしてそれぞれの親に挨拶に行く2人。
まみの実家では、母が「式あげるなら少しは貯えあるよ」と言う。しかしお金がないというタケシの言葉を思い出し、「お互い年だし結婚式はあげないから。やりたいことのために貯めておきたいしね」と笑顔で言うまみ。やりたいこともないけど。と心では思っていた。
タケシの実家ではまみのライターという仕事について、タケシの母が「それだけで東京で生活しるの?それだけでやっていけるの?」と聞いてきた。まみはちゃんと生活してるしあんたの息子よりしっかりしてるよ!と心で思った。
家に帰るとタケシが、「子供産まれたら車いるから運転覚えなきゃダメだよ。」とゲームしながら言ってきた。免許取ってすぐに事故ったし、東京は運転しずらいと話してもタケシは聞く耳を持たずとにかく「運転しなきゃダメだ」と言うばかり。まみは結局タケシと別れた。

自分の幸せ

由紀乃とシミズが「結婚解消おめでとう!」とお祝いしてくれた。
別れる時に揉めて、まみは顔にあざができていた。「気を使わせてごめんね。」とまみが謝ると、由紀乃が「あやまんなくていいよ!あんたが考えて決めたことは全部支持する!」と言ってくれた。
そしてまみは話す。
「私は怒ってるんだと思う。久しぶりに会った親戚にいきなり結婚のこと聞かれたり、趣味を言ったらそういうことやってるから結婚できないんだって言われたり、着ている服や聴いてる音楽や、こだわりを見て、こういうのが結婚を遠ざけるとかありがたいアドバイスや、もう若くないから諦めろとか妥協しろとか、今の仕事が一生続けられるのかとか」
「そういうのに、ありがとうございます!自分が一番考えてます!って言えない自分に。」
「言えないよな…」と言う由紀乃。
シミズは「まみって結局その人のことそんなに好きじゃなかったでしょ?」と聞かれる。「母親にも言われた」と答えるまみ。シミズは「親って子供に結婚して欲しいんじゃなくて幸せになって欲しいんだよね」と続けた。
「幸せって何だろうね…」

美味しいものを時々食べること。
好きな本を読むこと。
仕事で小さく「よしっ」って思えること。
夜中に一気にポチポチすること。

「それらを自分の力で手に入れること。」

3人は笑顔でそう話した。

共感できる部分とできない部分を解説!

原作ネタバレいかがでしたか?
同世代の女性として、共感できる部分とできない部分を書いてみます。

共感できる部分

アラサー独身女性には非常に共感できる内容だと思います。

「結婚だけが幸せなの?」
「親戚ほっといてよ。」
「仕事して好きなことして十分楽しいし」

まみのように30歳過ぎて結婚していないと不幸と思われて、家族からも周りからもいろいろ言われてしまうのはうっとおしいと思います。幸せの定義は人それぞれなので、この物語の登場人物の今は仕事をして自由なのが幸せということですね。

共感できない部分

まみも由紀乃もシミズも、
「付き合っていた人のことをそんなに好きじゃなかった」
という部分が気になりました。
これは共感できない人もいるんじゃんないかと思います。
好きじゃないなら付き合わなければいいのに…と思いました。
ただ、3人とも1人でいるのが寂しいという思いがあったので、それは仕方ないと思います。
まみはタケシと結婚しなくてよかったです(笑)

映画では、原作にはない松村沙友里さん演じるパパ活女子や、徳永えりさん演じる主婦も出てくるので、最後には4人の女性それぞれが幸せを見つけてくれるといいなと思います!

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