シンデレラの世界観で展開する、まさかの本格ミステリー作品『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』。
原作は、青柳碧人の赤ずきんシリーズの1作目となる人気小説。
監督は、福田雄一で主演は橋本環奈。
Netflixで2023年9月14日(木)に独占配信がスタートする。
そんな本作のキャストを一覧で紹介すると共に、相関図でも解説していく！
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』について
2023年9月14日にNetflixで配信がスタートする、橋本環奈主演の話題作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は、おとぎ話の設定を巧みに踏襲して展開する本格ミステリーとして人気を獲得する小説の実写映画化作品。
本作は主に、シンデレラの世界観でストーリーが展開していく。
この映画は、2020年8月23日に第1刷が発行されており、2019年8月号の小説推理にて掲載されていた短編作品「ガラスの靴の共犯者」を基にしている作品。
単行本には、他にも3編が掲載されており、そのどれも「ヘンゼルとグレーテル」、「眠れる森の美女」、「マッチ売りの少女」などが題材となり、おとぎ話をベースにさまざまなミステリーが展開していく。
小説を読んでいるだけでも、不思議な感覚になれる名作に数えられる。
そんな本作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は、既に海外でも期待値が上がっていると言われており、橋本環奈のファンタジーの世界観を見事に具現化してみせた手腕は高い評価を獲得する。
この映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』に登場する様々なキャラクターを相関図で紐解くとともに、キャストを一覧で解説していく。
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の作品情報
| 原作 | 青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』 |
| 監督 | 福田雄一 |
| 出演 | 橋本環奈 新木優子 岩田剛典 夏菜 若月佑美 桐谷美玲 ムロツヨシ 加治将樹 長谷川朝晴 犬飼貴丈 山本美月 キムラ緑子 真矢ミキ 佐藤二朗 |
| 配信 | 2023年9月14日（Netflix） |
| 原作公式サイト | https://www.futabasha.co.jp/introduction/aoyagi/ |
| 制作著作 | テレビ朝日企画・製作 |
原作・青柳碧人とは？
原作を手がけるのは、作家・青柳 碧人（あおやぎ あいと）。
ミステリーを得意とし、本作の基となる赤ずきんシリーズは、2冊目の単行本化している。
この他にも、むかし話シリーズなどもある。
ポップな印象を受けがちなシリーズの中でも、本格的な謎解きトリックを駆使したストーリーが人気を集めている。
それと同時に漫画の原作も手がけており、ゲーム配信者の赤髪のともの漫画化企画「あかがみんは脱出できない」などの原作も務めている。
監督・福田雄一とは？
監督は、福田雄一。
古くはテレビマンとして、放送作家などを経験。
その際は、『SMAP×SMAP』、『笑っていいとも!』、『ピカルの定理』など様々なバラエティ番組を手掛けている。
その後、映画やドラマなどにも進出を果たし、高い評価を得ている。
ドラマとしての代表作は、「勇者ヨシヒコシリーズ」や「今日から俺は!!」など。
映画では、自身が原作も務める『大洗にも星はふるなり』でデビューし、話題となっていた。
その後は、『銀魂』、『50回目のファーストキス』など様々な作品を手がけている。
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』あらすじ
赤いずきんを被った少女・赤ずきん(橋本環奈）は、旅の途中、灰だらけの少女・シンデレラ（新木優子）と出会う。
魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらい、舞踏会へ向かったふたりだったが、カボチャの馬車で男をひき殺してしまう。
バレるまいとさっさと死体を隠し、ふたりはお城の舞踏会へ。
シンデレラと王子様（岩田剛典）が恋に落ちたのも束の間、死体が見つかり舞踏会は中断。
絶体絶命のふたりの前に次々と現れるクセだらけの人たちの中に、真犯人の影が…。
赤ずきんは、持ち前の洞察力と図々しさで事件に立ち向かう—!
「美しさこそがすべて」の国で起こった悲劇の真相とは…?
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』のキャスト一覧・相関図
今作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』では最も注目は、やはり橋本環奈の赤ずきんである。
可愛さはもちろんの事、御伽噺の世界がそのまま映像化したかの様な表現力は世界からも注目の的なのだ。
そんな赤ずきんを中心に、複数の容疑者から見事にトリックを明かしていく様は必見だ！
その他、物語に関わる重要なキャストらを一覧でまとめていく！
赤ずきん/演：橋本環奈
主人公の赤ずきんを演じるのは橋本環奈。
福田雄一監督とは馴染みであり、『今日から俺は!!』などにも出演。
ここ最近の出演作では、8月18日に公開する『春に散る』でヒロイン・広岡佳菜子役を演じる。
赤ずきんは、旅の途中で魔法使いと出会い、靴を汚されてしまう。
そんな折、シンデレラと出会い舞踏会に参加する…
しかしその道中で…
まさかの出来事が発生する…
好奇心旺盛な赤ずきん。
彼女の旅には、とんでもない出来事ばかり起きるのだ！
シンデレラ/演：新木優子
新木優子は、赤ずきんと出会い、共に舞踏会へと参加するシンデレラを演じる。
2004年に小学生でスカウトされ、芸能界入りを果たす。
その後は、モデルを中心に活動し、女優として注目され始めたのは、2016年ごろ。
2021年には、大ヒット韓国ドラマの「梨泰院クラス」の日本版リメイク作品『六本木クラス』にヒロインの1人として出演。
映画では、2022年の『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』などに出演。
ジルベール王子/演：岩田剛典
舞踏会のホストを務めるジルベール王子を演じるのは、岩田剛典。
クランプのダンサーとしてキャリアをスタートさせ、大学在学中に三代目J Soul Brothersのパフォーマーオーディションに合格し芸能界入りを果たす。
その後、2014年にはEXILEのメンバーにもなり、今では俳優としても人気を確固たるものにする。
本作の監督、福田雄一や主演の橋本環奈とは、『新解釈・三國志』で仕事を共にする。
磐石のキャスト陣とともに、今作でも文字通り輝きを放つ王子役を担う。
王様/演：佐藤二郎
「おじさん」とは？
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) August 15, 2023
俺、駄洒落。若い女性スタッフ、ビー玉のような目。「何だキミその蔑んだ目は！もっとちょうだい！」。これが、おじさんです(違)。NHKラジオ第一。夏の特番。ゲストはキャイ～ン天野氏とトレエン斎藤氏。お盆で晩酌するおじさん達よ(俺含む)、今夜だよ。https://t.co/Fzp7T08DjZ
王子様の妃を探すための舞踏会を開いた、主催となる王様。
演じるのは、福田組常連の佐藤二郎。
福田雄一作品には、なくてはならない存在で、数々のドラマや映画でも出演を重ねている。
しかしコメディ路線を主戦場としながらも、しっかり舞台ばたけ出身の俳優として、シリアスな作品にも登場を果たす。
さらには、映画監督としてもデビューしており、長く関わる舞台作品の映画化『はるヲうるひと』では、監督としても手腕を振るう。
イザベラ/演：真矢ミキ
シンデレラの継母イザベラを演じるのは、真矢ミキ。
宝塚出身の女優で、『踊る大捜査線』でブレイクを果たした女優。
しかし実は真矢ミキは、宝塚退団後に不遇の時を過ごしている。
宝塚退団後、所属していた事務所から戦力外通告を受けていた。
そこから、這い上がるように『踊る大捜査線』を受け、見事に復活を遂げた。
現在では、大河ドラマ『どうする家康』など、あらゆる作品になくてはならない女優として確固たる地位を築く。
アンヌ/演：夏菜
シンデレラの義理の姉のアンヌを演じるのは、夏菜。
本作の撮影が楽しかったとSNSで明かし、今回は意地悪な役柄を務める。
そんな夏菜は、2000年代はじめ頃に、スカウトにより芸能界入りを果たす。
所属する学校が芸能活動が禁止だったため、再三に渡りスカウトを断っていたという。
ある時、気分が変わりやりたくなったと言い、学校を転校してスカウトを受けることになる。
しかしその後はなかなかブレイクには至らず…
本人は渋々ではあるが、周りの勧めでショートカットにして、心機一転で望んだオーディションで無名ながらもヒロインに抜擢された。
それが、2011年の映画『GANTZ』。
それ以降は、夏菜の存在は広く知れ渡っていった。
マルゴー/演：若月祐美
シンデレラのもう1人の義理の姉、マルゴーを演じるのは元乃木坂46の若月祐美。
福田雄一作品『今日から俺は!!』では、印象的な役を演じ、常連組に名を連ねる若手女優の1人。
前作の『ブラックナイトパレード』にも出演。
これ以外にも、ホラー映画『シグナル100』では、橋本環奈とも福田組以外で共演を果たしている。
魔法使いバーバラ/演：キムラ緑子
シンデレラ達の洋服をドレスに変える、魔法使いバーバラを演じるキムラ緑子。
彼女が使う魔法は、1晩のみ効力を発揮するという、謎解きに重要な部分を担う。
そんな魔法使いを演じるキムラ緑子は、2000年ごろまでは主に部隊を主戦場に女優として活躍。
テレビなど映像に入ったのは、2000年代に入ってから。
初期の印象的な役といえば、『池袋ウエストゲートパーク』で、1話のみの出演だったが、高橋一生演じる森永和範の母として登場していた。
それ以降、近所のおばさんなどの身近な役から貴婦人まで、振り幅の広い演技を魅せ、各方面で活躍を続けている。
魔法使いテクラ/演：桐谷美玲
桐谷美玲が演じる魔法使いテクラは、一般的なシンデレラには登場しないキャラクターとなる。
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の中でもキーアイテムとなる、ガラスの靴の設定を司る重要なキャラクター。
ドレスや馬車は、魔法使いバーバラが０時までという制限がつくが、このガラスの靴だけは7日7晩そのままである。
そして、重要なポイントでもある、最初に足を入れた者にしか合わない靴になるということ。
これが、物語の巧みなトリックにも使われる…
テクラを演じる桐谷美玲は、実はここ最近あまり露出をしておらず、久しぶりの大きな作品とも言える。
結婚後を機に、家庭に入っており、主婦業や子育てを中心にしている。
2023年に入って、再び活動を再開させている印象だ。
今回の監督、福田雄一とは『女子ーズ』などに出演している。
まとめ
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は、映画でも原作通りに本格ミステリー展開となるのか…
福田雄一監督の手腕も機になるポイントだ。
今作では、福田組常連はある程度予想はつくが、新木優子は初めての参加となる。
それによってどんな作用が働くのか…化学反応に期待だ。
そして本作の主題歌も、おとぎの世界を音楽に落とし込んだ様なグループ、＜SEKAI NO OWARI＞が担当する。
劇場映画並みのクオリティでお届けするNetflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』。
豪華なキャストに大胆不敵なミステリーな物語、今から配信が楽しみである。
Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は、2023年9月14日（木）よりNetflixにて世界独占配信がスタートする。
原作との相違点は？
- 配信開始後に、掲載予定。