映画【キリエのうた】あらすじ・ネタバレ!アイナの歌声と体当たりの演技に称賛の声!

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出典:映画【キリエのうた】公式HP

2023年10月13日(金)に公開された、映画【キリエのうた】。
異例の公開前にライブを行ったり、釜山国際映画祭で上映されたり、大人気グループ元「BISH」のアイナ・ジ・エンドさんが初演技で初主演ということも大きな話題となっています。

アイナの歌がやっぱりすごくて引き込まれる!

アイナの歌だけじゃなく、演技もすごかったらしいよ!

本記事では、映画【キリエのうた】のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。

映画【キリエのうた】の概要

原作・スタッフ・主題歌

原作・監督・脚本 岩井俊二
音楽 小林武史
主題歌 kyrie「キリエ・憐れみの讃歌」
  • 原作・監督・脚本は、【リリイ・シュシュのすべて】など、独自の世界観で観る人を魅了してきた、岩井俊二さんです。
  • 音楽は、ミスチルなどのプロデュースでもおなじみ、小林武史さんが担当しました。
  • 主題歌は、劇中でアイナさんが演じるkyrieの「キリエ・憐れみの讃歌」で、ライブやテレビなどでも歌唱を披露していますが、歌うたびに凄みを増していると監督もコメントされています。

登場人物

キリエ / 路花(るか):アイナ・ジ・エンド
住所不定の路上ミュージシャン。歌うことでしか「声」を出せない。
潮見夏彦:松村北斗(SixTONES)
姿を消したフィアンセを探し続ける青年。
寺石風美:黒木華
傷ついた人々の心に寄り添う小学校の教師。物語の発端に大きく関わる。
⼀条逸子 / イッコ / 真緒里:広瀬すず
キリエのマネージャーを買って出る謎の女。
小塚呼子:大塚愛
キリエの母。
沖津亜美:安藤裕子
児童福祉司。
イワン:矢山花
謎の少女。
広澤楠美:奥菜恵
真緒里の母。
広澤明美:浅田美代子
真緒里の祖母。
横井哲治:石井竜也
楠美の元恋人。
イッコの元恋人:豊原功補
イッコの元恋人のガールフレンド:松本まりか
波田目新平 / ナミダメ:松浦祐也
IT会社社長。
マーク・カレン:ロバート・キャンベル
加寿彦のパートナー。
潮見加寿彦:江口洋介
夏彦の伯父。
潮見真砂美:吉瀬美智子
夏彦の母。
潮見崇:樋口真嗣
夏彦の父。
風琴(ふうきん):村上虹郎
ギタリスト。
松坂珈琲:笠原秀幸
ストリートミュージシャン。
日高山茶花:粗品(霜降り明星)
キーボード奏者。
御手洗礼(みたらい れい):七尾旅人
ストリートミュージシャン。
根岸凡:北村有起哉
音楽プロデューサー。
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映画【キリエのうた】のあらすじ・ネタバレ!

キリエあらすじネタバレ

ここからは、映画【キリエのうた】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

2023年東京・キリエとイッコの再会

歌うことでしか“声”が出せない路上ミュージシャン・キリエ/路花(アイナ・ジ・エンド)は、派手な髪と服の女性謎めいた女性・イッコ/真緒里(広瀬すず)と出会う。

キリエの歌に感動したイッコは、一緒に食事に行きキリエのマネージャーを買って出る。
キリエは家がないためイッコは自分の部屋にも泊めてあげる。
翌朝、キリエが目を覚ますとイッコが朝食を用意してくれていた。
昨日は気づかなかったがイッコは、帯広にいた高校時代に一緒に過ごした真緒里だった。

大学に行ったと思っていた真緒里は、過去も名前も捨てて、もう真緒里という人間はいないと言う。

高校時代、真緒里の母・広澤楠美(奥菜恵)がバーを営んでいて、そこに来ていた客・横井哲治(石井竜也)からプロポーズされ、真緒里の大学に通うお金を出してくれるはずだった。
しかし、横井は突然いなくなりせっかく受かった大学も行けなくなる。
真緒里は帯広に帰らず、過去を捨てイッコとして東京で生きることにした。

イッコはマネージャーとして、キリエを支えてくれた。
路上ライブを手伝い、動画を作ってくれる人を紹介したり、グッズを作っている路上ミュージシャンの松坂珈琲(笠原秀幸)を紹介してくれ、グッズまで作ってくれた。

ある時、風琴(村上虹郎)というギタリストからオーディションしてほしいと言われ、セッションをし、風琴と活動していくことになる。

今までイッコの家と思っていた場所は、イッコの元恋人(豊原功補)の家で、ガールフレンド(松本まりか)まで連れ込んでいた。寝ていたのでイッコは妹のふりをして、荷物をまとめて2人で部屋を出る。

いなくなったイッコ

行くところがなくなったので、イッコの知り合いのIT会社社長の波田目新平 / ナミダメ(松浦祐也)の家に行く2人。
ナミダメは快く迎え入れてくれた。

しかしある時、路上ライブからキリエが帰ると、ナミダメがすごい剣幕で怒っている。
イッコと連絡が取れなくなり、しかも彼女が結婚詐欺の常習犯だと言うのだ。
キリエも仲間じゃないかと疑われ、襲われそうになるが、親友で世話をしてくれたイッコを許してくれるならと受け入れる。
しかし、ナミダメは途中でやめてキリエは部屋を出て行った。

2011年大阪・優しいフミ

小学校の教師のフミ(黒木華)は自分のクラスの男子から、イワン(矢山花)という謎の少女が森にいて、2回ほど遊んだことがあると聞く。

心優しいフミはイワンを探しに行き、連れて帰り世話をした。
持っていたランドセルを見て、イワンが小塚路花という名前で住所が石巻だと分かる。

フミはSNSで検索をすると、「小塚希(キリエ)を探しています」というコメントを見つける。
路花に話しを聞くと、希とは彼女の姉だと分かる。
さらに、姉には「なっちゃん」というフィアンセがいると話す路花。
SNSのコメントをしたのは「なつ」という名前の人だ。

フミは路花のことをコメントし、3人で会うことになった。

相手は潮見夏彦(松村北斗)という名前の男性で、路花の言っていることが本当だった。
路花の姉と母は、震災の時の津波で行方不明になっている

フミは路花と初めて会った時木の上にずっととどまっていたことを思い出す。
それは、おそらく津波をよけるためだろうと話す夏彦。
フミが住んでいるのは大阪で、夏彦が大阪の大学に受かったと聞いていたため、1人になった路花は大阪行きのトラックに乗ってきたのだった。

2018年帯広・真緒里と夏彦

高校時代、帯広に住んでいた真緒里は、母の結婚相手が大学費用を出してくれるということで、大学受験することになり家庭教師として夏彦がやってきた。真緒里の高校の話になり、路花は僕の妹だから仲良くしてやって欲しいと話す夏彦。それから真緒里は路花に話しかけ、2人は仲良くなった。

2023年東京・再会

キリエは松坂珈琲の主催する野外ライブに出演することになる。
キーボードの日高山茶花(粗品)らと一緒にバンドとして練習を始める。
歌うことが楽しくなっていくキリエ。

ある日、イッコのことで警察から取り調べを受けるキリエ。
警察は、夏彦に連絡し彼が迎えに来た。

今までのことを語りはじめる夏彦。

2010年石巻・希と夏彦の愛

路花は小学生のころ、優しい母・小塚呼子(大塚愛)と大好きな姉の希(きりえ・アイナ2役)と石巻で3人で暮らしていた。

ある日、仙台が実家の夏彦は、友人たちと会った時に希を紹介される。
2人はすぐに意気投合し、希は妊娠する。
希は高校生で夏彦は大学受験を控えていた。

夏彦は希の家に挨拶に行き、母も2人を許した。
そこで初めて夏彦と路花は会った。
そのころの路花はバレエをやっていて踊ったり、みんなの前で歌うような子だった。

東日本大震災

夏彦は宮城の大学に行きたかったが、大阪の大学にしか受からなかった。
久しぶりに電話をする夏彦と希だが、その最中に東日本大震災が起こる。

2人とも大きな揺れの中でお互いの無事を確認しあうが、希は路花が心配だと自転車で学校へ行く。
学校に路花はいなくて、教会にいっているかも?と自転車で向かう希を心配する夏彦。
途中で路花は見つかり、希と路花は抱きしめあう。

しかしそれ以降、希と連絡が取れなくなり、夏彦はずっと彼女を探していた。

ある時、フミから連絡があり、路花を引き取り自分が育てるつもりだった夏彦。
しかし、路花はストリートミュージシャンの御手洗礼(七尾旅人)と歌っているところを警察に止められ、路花はその場から逃げてしまい、それから連絡が取れなくなる。
夏彦もフミも路花と家族関係ではないため、どうすることもできず、路花は施設に引き取られた。

2018年帯広・別れ

高校生になった路花は帯広の牧場で働いている夏彦のことを知り、里親を見つけてもらい帯広に住む。
しかし、里親とはうまくいかず、再会した夏彦の家にばかり出入りしていたら里親に激怒され、児童福祉司の沖津亜美(安藤裕子)たちが夏彦の家に来る。

こうして、またしても夏彦のもとから路花はいなくなった。

2023年東京・夏彦の涙

久しぶりに再会した、路花と夏彦。
夏彦は、2回も路花を手放してしまったことについて、何もできなかった。ごめん。と泣きながら謝った。路花は十分してもらった。と夏彦の背中をさすった。

路上ライブでは、風琴とキリエと一緒に夏彦も1曲参加してギターを弾いた。

キリエが路上で寝ていると、イッコから声をかけられる。
2人で海に行って、並んで寝転がり、キリエはうたを歌った。
イッコはそれを聴きながら涙を流す。

野外ライブに行くとイッコは約束する。
当日、キリエたちの出番の直前に警察が来て、主催者の松坂に近所から苦情が来ているから止めるよう迫った。
それでも警察が来て制止しようとする中、キリエは楽しそうに歌った。

イッコは青い花束を抱えて会場に向かう。
そこへイッコから詐欺にあった男が走って来てイッコをナイフで刺した。
イッコはそれでも起き上がってキリエのもとへ歩いた。

2018年帯広・キリエのうた

高校時代に帯広で、積もった雪の中をイッコとキリエは2人で歩き、神社でお参りし、イッコは大学に受かりますようにと祈った。
キリエに何をお願いしたかイッコが聞くと、お祈りしたとだけ答えた。
その後、雪の上で2人は寝転び、キリエは歌を歌った。
イッコは目をつぶって静かにキリエのうたを聴いた。

アイナの歌声と体当たりの演技に称賛の声!

公開日、朝イチで見に行ってきました!
話は重くて辛いシーンが多かったですが、アイナさん演じるキリエのうたが耳に残っています。
また、松村北斗さんの演技に引き込まれました。
最後に再会した時、夏彦が膝をついて泣きながら謝罪するところが、切なくて泣けました。

アイナさんも初映画で初主演ながら、襲われたり下着姿に場面もあり体当たりで挑んでいたのが伝わりました。
これだけのものを作り上げたら、試写会で号泣するのも分かります。

Twitterでも同じような意見が多く見られました。

3時間という長さですが、歌声も話の内容も濃い物で両方が心に染みる映画でした。
みなさんもぜひスクリーンでアイナさんの歌声を体感してください!

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