【とんび】原作ネタバレ!作者・重松清の実話と言われる理由とは?

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出典:映画【とんび】公式HP

映画【とんび】が2022年4月8日(金)に公開されます。
主演は、ドラマ『DCU』でも主演を務めた阿部寛さんです。
また、アーティストでありながら俳優として躍進している北村匠海さんが息子役で共演します。
他にも、薬師丸ひろ子さん、杏さん、安田顕さん、大島優子さん、麻生久美子さんなど豪華キャストが脇を固めています。

キャスト豪華すぎだし絶対泣けそう…

本記事では、【とんび】の原作ネタバレ、作者・重松清さんの実話と言われる理由について書いていきます。

映画【とんび】の概要

原作・スタッフ

原作 重松清
監督 瀬々敬久
脚本 港岳彦
  • 原作は、重松清さんの親子の絆を描いた大ベストセラー小説です。
  • 監督は、昨年阿部さんとの初タッグが話題となった【護られなかった者たちへ】のメガホンを取った瀬々敬久さん。
  • 脚本は、【あゝ、荒野 】などの人間模様を描く作品に携わってきた、港岳彦さんが担当します。

キャスト

とんび原作キャスト

出典:映画【とんび】公式HP

  • 不器用ながら家族を愛する男・市川安男(ヤス):阿部寛
  • ヤスと美佐子の息子・市川旭(アキラ):北村匠海
  • アキラの妻・由美:杏
  • ヤスの幼なじみ・照雲:安田顕
  • 照雲の妻・幸恵:大島優子
  • ヤスの同僚・広沢:濱田岳
  • ヤスの得意先の社長・尾藤: 宇梶剛士
  • ヤスの上司・萩本課長:尾美としのり
  • ヤスの同僚・葛原:吉岡睦雄
  • トクさん: 宇野祥平
  • たえ子の娘・泰子:木竜麻生
  • アキラと由美の息子・健介:井之脇海
  • アキラと由美の娘・美月:田辺桃子
  • ヤスの義理の弟・島野昭之:田中哲司
  • アキラと由美の勤める出版社の編集長:豊原功補
  • アキラと由美の勤める出版社の守衛:嶋田久作
  • アキラの取材先の職人・村田:村上淳
  • 照雲の父でヤスにとっても父のような存在・海雲:麿赤兒
  • ヤスの妻でアキラの母・市川美佐子:麻生久美子
  • ヤスの姉がわりで小料理屋の女将・たえ子:薬師丸ひろ子

【とんび】原作ネタバレ!

ヤスさんの祝杯 ネタバレ

昭和37年の夏の終わり、28歳のヤス(阿部寛)は人生最高の幸せに包まれていた。
最愛の妻・美佐子(麻生久美子)が妊娠したのだ。
さらに酒を断も絶ち、仕事も真面目にしていた。上司の萩本課長(尾美としのり)も親になると人は変わるもんだと驚くほどだった。
仕事帰りに、小料理屋「夕なぎ」に寄る。
ヤスの姉がわりで女将のたえ子(薬師丸ひろ子)は、40歳で30歳ごろに結婚したが離婚して、実家に戻り母と暮らし店を切り盛りしている。
子供の名前は男の子なら小林旭からとって「旭」女の子なら吉永小百合から取って「小百合」と決めていた。それをたえ子に話すと「あんたらしいね」と笑った。
美佐子のことが大好きだがなかなか恥ずかしくて何も言えないヤス。
美佐子もそれを分かっていてお互いを大切に思っている。
おなかの大きくなった10月ごろ、薬師院に向かう2人。
そこには、幼なじみの照雲(安田顕)と妻の幸恵(大島優子)、そして照雲の父・海雲(麿赤兒)がいる。
ヤスは幼いころ母が亡くなり、実の父が自分を叔父夫婦に預けてからそのまま叔父たちの元で育った。いつしか、悩んだ時は海雲に相談するようになり、父のような存在となっていた。
墓参りの帰り、美佐子が産気づき、彼女は元気な男の子を産んだ。
名前はもちろん旭(アキラ)と名付けた。
「とんび」と「鷹」の長い旅路が始まった。

家族三人 ネタバレ

アキラ(成長後は北村匠海)が産まれて、破天荒なヤスは優しくなった。
美佐子もヤスとアキラを優しく包みこんでくれる。
家族3人で海に出かけると、得意先の社長・尾藤(宇梶剛士)からカメラを借りてたくさん写真を撮った。幸せすぎるほど、いつまで続くか分からない不安に駆られ、涙しながらファインダーをのぞくヤス。
アキラは「やーしゃん、やーしゃん」とヤスのことを呼ぶようになった。

暗転 ネタバレ

昭和41年の夏。アキラは3歳になった。
日曜の朝から「動物園に行きたい」とぐずるアキラだが、雨だから行けなかった。
くずるアキラを叱ったことで美佐子と言い合いになり、ヤスは仕事に行くことにした。
そして、美佐子とアキラもついていくことに。
しかし、仕事をしているヤスのところにタオルを持って走ってきたアキラ。タオルが積み荷に引っ掛かり荷物が崩れて落ちてきた。
美佐子はアキラを助けて亡くなった。
アキラはお母さんがいなくなり、しょっちゅうおねしょをするようになった。
しかしヤスは自分の胸をゲンコツで叩きながら、美佐子はここにいると自分に言い聞かせた。

海に降る雪 ネタバレ

美佐子が亡くなってから、たえ子、照雲と幸恵夫婦は特に子供ができなかったので、アキラを自分の子のようにかわいがってくれた。

アキラはもうすぐ1年生になる。
「夕なぎ」の常連客がお金を出し合って学習机を買ってくれた。
アキラに美佐子が亡くなった理由を話すべきか悩むヤス。
照雲に相談するも、アキラが自分を責める可能性もあると言われ、結局言い出せない。

ある日、保育園でお母さんの絵を描くことになり、美佐子の写真を持っていくアキラ。
しかし他の子供たちは写真を持っていなかったため、先生がみんなにアキラの母が亡くなっていることを説明する。すると写真をみんなが見せてと言い出し近寄ってきて、いたずらっ子のミチロウが奪い取りそれを取り合いになり写真が破れる。アキラとミチロウは喧嘩になりミチロウにはたんこぶができてしまった。
アキラは自分だけ母親がいない事が辛くて寂しがっていると考えるヤス。
その日は、薬師院に泊りに行くことにする。
照雲と海雲にどうしたらいいか相談すると海雲が突然、海に行くと言い出す。
アキラも起こして連れていく。
海には雪が降っていた。
寒いと言うアキラを抱っこするヤス。アキラの背中に海雲と照雲の手を当てた。
「どうじゃ。こうすると温いじゃろ。お前には母ちゃんがおらん代わりに背中を温めてくれるひとがぎょうさんおるんじゃ。のうアキラ…」
そう海雲が言うと、アキラではなくヤスが泣いていた。
海に雪は積もらない。
「お前は海になれ。アキラがなんぼ寂しくても悲しくてもそれを受け入れる海にならんといかん」
海雲はそう言って笑った。

ふたばの季節 ネタバレ

アキラは小学5年生。ヤスは39歳になっていた。
野球に興味を持ったアキラは、練習に励んでいた。
ヤスは野球の上手い照雲にコーチを頼み、アキラを特訓してもらうことに。
しかしちょっと照雲にアキラを盗られた気がして嫉妬する。
アキラがカーブの練習のやりすぎで、肘が少し痛いと言っていたので、照雲にやめさせるよう言うが、恥ずかしくて本当の理由は言えないヤス。
そしてアキラが楽しみにしていた試合前日、病院に運ばれたと連絡が入る。
肘が炎症していたのだ。
試合に出られなくなり、一緒にいた照雲はひたすらヤスに謝る。
しかしヤスは照雲に殴りかかった。そこへアキラが来て「やめてお父さん!」と止める。
アキラは照雲の家へ行き、ヤスは「夕なぎ」でたえ子に愚痴をこぼす。
ヤスは明日試合のアキラのために、カツを揚げるだけにして仕込んでいた。
そこへ照雲から電話がくる。
すき焼きを一緒に食べようと言うのだ。アキラが「お父さんが好きだからすき焼きにしたい」と言ったと聞く。
アキラのやさしさに胸が熱くなり涙するヤス。
たえ子と一緒に自宅のカツを持って薬師院に行きみんなで食事をした。

秘すれば、花 ネタバレ

アキラは6年生になり、もうすぐ卒業する。
そんな中、たえ子に子供がいるという噂が流れる。
誰かがたえ子が店で「もう一生会わないつもりでしたから」と泣きながら電話しているのを見たのだ。
ヤスが自分で聞こうと「夕なぎ」に行くと、逆にアキラのことを言われる。
「僕のお母さん事故で亡くなったけど、どんな事故やったん?教えて」と言いに来たのだ。
たえ子は何も言わなかったらアキラは怒って帰ってしまった。
「でもな、もう通用せんよ。ごまかしは」
そうたえ子はしっかりした口調で言った。
そして、自分に子供がいることが噂になっていると聞き、そのことを話し始める。

農家の嫁として嫁いだたえ子は、産んだ子が女の子だったことで、後継ぎを期待する義両親からひどい仕打ちをされてきた。産んだだけで育てさせてももらえなかった。
ある日、畑仕事中に叔父から「あんた1人産んだけん、今すぐ男の子出てくるやろ」と言われ家を出る決意をする。娘の泰子は3歳だったが連れていくことは許されなかった。
元夫は新しいお嫁さんをもらい、その奥さんから泰子は元気に育っています。という手紙が来た。

「秘すれば花なんよ…」何でも言えばいいってもんじゃない。
少し前に泰子が結婚するから会いたいと言っていると元夫から手紙が来た。しかし返事を書かずにいたら電話もあった。しかしたえ子は会うのを断った。

卒業式まで1週間。アキラは照雲や幸恵にも母の死の真相を聞こうとしていた。
もう隠せないと覚悟を決めたヤス。
しかし、アキラと一緒に風呂に入り話ながら嘘をついてしまう。
「お父さんを助けてくれたんじゃ。お母さんは」
ヤスはアキラにひたすら謝った。そして言えたことで肩の荷が下りた気がしていた。

翌日、泰子(木竜麻生)と父がヤスを訪ねてくる。
たえ子にどうしても会いたいと言う泰子をヤスは「夕なぎ」に連れて行った。
いつものように対応するたえ子だが、一緒に来たのが泰子だとすぐに分かった。
結局お互い名乗らず、泰子は店を出て、会えてよかったとヤスにお礼を言う泰子だった。

あれからヤスとアキラは気まずかったが卒業式の日が来た。
たえ子と照雲と幸恵と一緒に行くヤス。
友達と一緒に昇降口から出てきたアキラは、まっすぐヤスの胸に飛び込んできた。
ヤスはアキラをしっかり抱きしめた。

ゲンコツ ネタバレ

中学2年生になったアキラは反抗期を迎え、ヤスとの会話は減っていた。
それでも野球は続け毎日休みなく練習している。
そんな中、入院している海雲がもう長くないことを聞かされる。
アキラにお見舞いに来て欲しいと照雲から頼まれる。
ヤスがそれをアキラに伝えるも、「練習が休めない」と言ってお見舞いに行こうとしない。
言い合いになり、ヤスがゲンコツをテーブルにたたきつけ、アキラは部屋のドアを大きい音で閉めるという流れで会話が終わることが増えた。

ヤスは仕事中にアキラの学校に寄ってみると、練習中のアキラが後輩にケツバットをしていた。
アキラを呼び注意するが、家に帰るとみんなやってるじ自分もやられてきたと文句を言われた。
「卑怯じゃと思わんのか?」
「そげんカッコイイこと言うとったら、俺ら、ケツ叩かれた分大損じゃが」
アキラがそう言うと、ヤスはアキラの顔をゲンコツで殴ってしまう。
後日、後悔していることを照雲に打ち明けた。

ついに海雲の容態が急変したと連絡が入る。
アキラは、「今までお見舞いに行かなくてごめんなさい」と言い、後悔していた。
ヤスとアキラが病院に向かう。
そしてアキラは亡くなる前に海雲の手を握ることができた。

カウントダウン ネタバレ

アキラは高校生になり、東京の大学に行きたいと言い出す。
アキラと離れたくないため、なかなか進路の話を聞こうとしないヤス。
しかし、最終的には許し、アキラは早稲田大学に合格し東京に行くことになった。
アキラが東京に行く当日の朝、ヤスはトイレから出てこなかった。
「元気で頑張るけん。親父も元気で…」
そう言って、新幹線の時間があるのでアキラはそのまま出かけて行った。
アキラがいなくなった後手紙を見つけるヤス。

そこには家の中のどこに何があるのかなど、細かく書いてあった。
また、最後はこう書いてあった。
元気でいてください。ぼくもがんばります。夏には帰りますから。東京に行かせてくれてありがとうございました。

もくもく ネタバレ

アキラが東京に行ってから2年。
アキラは正月と夏にはいつも帰省していた。
ある日、アキラから電話があり、出版社でバイトしていると聞き、怒るヤス。
法学部に行ったのだから司法試験を受け、弁護士になっていずれはこっちに戻ってくれると期待していたのだ。
その年の正月はバイトでアキラが初めて帰省できなかった。
ヤスはアキラの編集部で作っている「シティ・ビート」という雑誌を買ってみた。
内容は今風でさっぱり分からない。
アキラから新年の挨拶の電話があり、自分の記事も載っていると聞き、喜んだヤスはたえ子や照雲たちの分も雑誌を買い込んだ。
それからは毎月「シティ・ビート」を購入した。
アキラは卒業後、出版社の社員となった。
東京はアキラの町だからと大学の卒業式にも行かなかった。

ヤスさんの上京 ネタバレ

東京には、ヤスの実の父親も住んでいる。
現在の息子から連絡があり、父がヤスに会いたがっていると言われ、自分の会社の東京便のトラックで向かうことにする。
病院に着くと、息子が待っていた。
病室に入ると父は眠っていた。
その手を見て自分の手とそっくりなことに気付いたヤス。
泣きながら「わしを生まれさせてくれてありがとうございました」と姿勢を正して言った。
息子には引き止められたが、そのまま帰ることにしたヤス。
「目を覚ましたらよろしゅう伝えてくれや。安男は元気にやっとります。息子を一丁前に育てて今から楽隠居ですわ。いうて」

ヤスはそう言い残し、今度はアキラの職場に向かった。
あいにくアキラはおらず、編集長(豊原功補)が対応してくれた。
「彼には持って生まれたひとなつっこさがあるんですよね。」
そう言う編集長にアキラはみんなに育てられたと生い立ちを話すヤス。
入社試験の作文があり、見せてもらえることになる。
タイトルは「父の嘘」で原稿用紙5枚分あった。

自分には母がいないが、父から小学校卒業前に自分を助けるために亡くなったと聞いた。
大学2年の時、照雲から手紙が届き、その中には海雲からの遺言があった。
本当は母は自分を助けるために亡くなったこと。
嘘をついた父を許して欲しい。
その手紙を読んで涙が止まらなかったこと。
自分は母が亡くなったことで、「父のせいだ。」と思ったことはない。
僕に恨みを抱かせなかった父を誇りに思う。
ほんとうに大切な真実は父と過ごしてきた日々にあったのかもしれない。

ヤスはこれを読んで、優しいアキラに会えたと号泣した。

由美さん ネタバレ

アキラが26歳、ヤスは54歳になった。
ある日、アキラから週末に帰るから布団を1組買っておいてほしいと連絡がある。
「坂本由美っていうんだ…結婚しようと思ってる」
ヤスは布団を用意し、金曜には大掃除をした。
そして週末、アキラと由美(杏)が家に来た。
由美がアキラよりだいぶ年上なのに驚くヤス。
由美は離婚していて子供もいるという事実に頭が回らない。

「夕なぎ」を貸し切りにしてもらい2人と行く。後から照雲と幸恵も来る予定だ。
由美には3歳の健介という息子がいて、アキラも一緒に住んでいてすでにパパと呼ばれている。
離婚理由は相手が嫌いになったと由美はきっぱり言った。
「健介の父親は俺だ」と言うアキラ。
しかしヤスは、離婚相手の両親が孫に会えていないことを思うとすんなり賛成できなかった。
「明日また来る。」とアキラが言ってと由美が帰ろうとすると、照雲と幸恵が来た。
照雲は「なぁヤス。こげなオナゴでいいのか?」と言う。
アキラにも「年上のコブツキにたぶらかされて、大学まで行って何を勉強したんや」と言った。
アキラは「やめてよ。そんな言い方するの頼むからやめてよ…」とこぶしをにぎり肩を震わせる。
するとヤスが照雲につかみかかって怒鳴った。
「なめとるんか!クソ坊主!」
「ヤスは文句ないんか…」
「言いたいことはなんぼでもあるわい!ほいでもアキラの選んだオナゴじゃ!アキラに惚れてくれとるオナゴじゃ!アキラの女房はわしの娘じゃ!」
そう言うと「ヤッちゃんよう言った!」とたえ子が言う。幸恵も拍手をした。
照雲の芝居だったのだ。
翌日薬師院に行き、美佐子の墓参りをしてアキラの結婚を報告した。
ヤスが「次来るときは健介くんも連れてこんといけんど。おもちゃ買って待っとるけん」と由美に言うと、由美はうつむいて肩を震わせた。

ふるさと ネタバレ

ヤスの職場は不況のあおりを受け、プラットフォームの従業員を減らすことになる。
ヤスは東京支店で指導をしてほしいと頼まれる。元同僚の萩本の依頼だった。
翌日、東京出張で詳しい話を聞くことになり、本社に行った後、アキラの家に行く。
そして健介とお風呂に入りながら、東京に来たらこんな風に毎日健介とお風呂に入ることができると考える。
アキラが帰り、「赤ちゃんができた」と報告される。
「親父の初孫だよ」
と言われるも「わしの初孫は健介じゃ」と言い返す。
それを聞き涙する由美。
アキラは東京で一緒に住むことを提案するも、ヤスはそれを断った。
健介の寝顔を見て、この子は幸せなんだと感じる。
そして備後に戻ったヤスは会社を辞め、代わりに若手たちは残ることができた。
ヤスは「夕なぎ」の後を継ぐと決めた。

夏になり、アキラたちが帰省してくる。
ヤス、アキラの家族と、たえ子、照雲、幸恵とみんなで海に行く。
健介が「貝殻を拾った」と言って走ってくる。
みんなが笑っていた。
ヤスだけ泣いた。笑いたいから泣いた。
家族に囲まれたふるさとの海でいつまでも泣き続けた。

作者・重松清の実話と言われる理由とは?

とんび実話

出典:映画【とんび】公式HP

この作品が、作者・重松清さんの実話だという噂があります。
実際に彼のプロフィールを調べてみると、アキラと多数の共通点がありました。

重松清…岡山県出身。(アキラは広島だが同じ中国地方)
1981年、山口県立山口高等学校卒業後、18歳で上京
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業
出版社に勤務した後、田村章など多数のペンネームを持つフリーライターとして独立し、ドラマ・映画のノベライズや雑誌記者、ゴーストライターなど、多くを手がけた。

18歳で上京し早稲田を卒業し出版社に勤務って…

アキラと全く同じじゃん!

お父さんがヤスのような人だったかは分かりませんが、実際に経験していないと、ここまで細かくそれぞれの感情を描くのは難しいのかもしれませんね。
筆者は原作読んで、ドラマも見て、泣きました。
映画館でも泣きたいと思います。

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